
昨夜の飲み会、「ちょっと軽くネ」なんて始まったのに、けっきょく午前様になってしまった。いつもの事だけど。
フラリと行き当たりばったりで入ったお店は、アルバイトのお姉ちゃん達はみんな可愛かったけど給仕は最低だった。せっかく美味しい魚を食べさせてくれたのに残念だったなぁ。もう行かない!
値段もけっこう高いのにあの気の利かないサービスでも満席だったのは、魚が新鮮だからか、はたまたお姉ちゃん達が可愛いからか。
テーブルまでご覧のごとくサカナ持ってきてくれて、選ぶと調理方法を聞かれた。ホウボウの塩焼きをお願いした。
ホウボウやカレイは煮付けも美味しいけど、基本的にワタシは塩焼きの方が好きだ。焼き鳥もタレより塩だし。

さっきのホウボウがこんなお姿になって出てきた。皆でホジホジつまみながらお酒をいただいた。
ホウボウって釣り上げると泣くんだよね。キュ~、キュ~って。なんかこんな姿になっちゃって可哀相。でもおいしく食べちゃったけど。
その席で、
「タカラガイさん、海に潜って魚を見て、食べたいなんて思ったりしないの?」と聞かれた。
ウ~ン、思えば食べたいと思う事ってあんまりないような気がする。丸々と太った伊勢エビなんかを見つけると、思わず捕まえて食べたくなることもあるけど(やってはいけません)、海底でホウボウなんかに会ったら写真撮ることに夢中になっちゃって、こんな皿に載った姿は想像できん。
むかし石垣島の居酒屋で、ハリセンボン(アバサー)の唐揚げを食したときはあまりの美味しさに驚いた。その後しばらく、海中で見かけるとその味を思い出すことはあった。
牧場に放牧されてるウシを見てヨダレ垂らす人がいないように、ダイビング中にサカナ見て食欲わいてくるダイバーもいないだろうと思うのだ。
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