何度も書いてることですが、私は海外でのダイビングは基本的にリピートしません。サイパンは除きますよ。なにせあそこは伊豆の雲見あたりに行くより手軽なんですから。

リピートしたい、また潜ってみたいところはいくつかあるのですが、根が欲張りなので「もっと素晴らしいところはないかいな」と新たな土地に行ってしまうのです。
ところがココ、レンベだけはこれで3度もリピートしてしまいました。

海の底には樹木や葉っぱがそこらにあるし、海面だって生活廃棄物が浮いてます。
宿泊施設だってそれなりにリゾート風ですが、白い砂浜も無いしプールは一応あるけど誰も泳がないし、モルジブあたりと比べたら点数なんて付けようがない施設です。
それでも海の中はメッチャ面白いしスタッフはとってもフレンドリーで気配りも素晴らしいので、とうとうこれで3度目です。

fairly

なので今回はスラウェシ島北東部のレンベと中央西部のマナドの異なった海両方を潜ってきました。そっちのトリップの話しはこのブログじゃなくてウェッブの方にアップしようかな、と思案中です。

レンベの面白さはその魚種の豊富さと多さにつきます。
写真のヘアリーフロッグフィッシュはまさにレンベの看板魚でしょう。バンガイカーディナルフィッシュ(↓)を代表格とする人もいるでしょうが、私はやっぱりこの奇怪な魚に軍配を揚げます。
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バンガイカーディナルフィッシュは確かに可愛らしいけど、このヘアリーフロッグフィッシュに比べたら……。どうです?
海底に堆積したゴミ溜めのようなところにこんなのがいるんですよ!

上の写真のヘアリー君は体長2㎝ほどです。顔の前の指示棒の太さと比較してください。こんなちっちゃなゴミ毛玉のような奴をゴミ溜めのような所から見つけだすガイドさんの目にも驚きです。



今回はこんなマクロな海と、ブナケン島のガンガン流れるドリフトダイビングの両方を満喫しようと、贅沢なトリップを企てたのでした。
ところがそのブナケン島では………。続きはいつか。今日は時間も無いのでここまで!

さあ、昼飯食ったら仕事だ! 仕事!(いっぱい溜まっちゃてるのです、当然ですが