tsuitou


先週木曜日の夜に被災地入りしました。金曜日は雨、そして土曜日は雪と、生憎の天候で作業はまったくはかどりませんでした。
ようやっと晴れた日曜日。午前中にまだ残るガレキの撤去をしその日の午後、招かれて追悼式典に参列してきました。
あれから一年、被災した人々にとってはきっとアッという間の一年だったに違いありません。人々の顔には笑顔が戻ってきてはいますが、あの日を思い出せば笑顔は一瞬にして消えてしまいます。この日も会場はすすり泣きであふれました。

gareki2
ガレキの中からは、色がとんでしまった記念写真や手作りの洋服を着た小さなキューピー人形などが出てきました。
写真に写る4人はみな笑顔です。泥にまみれたキューピー人形は、小さな女の子の宝物だったのかもしれません。

人は必ず何かを失っていきます。それは仕事だったり、肉親だったり、お金だったりするのですが、消失が続くことはあっても大抵一つずつ失っていきます。
しかし、被災地の方々は全てを一度に、一瞬にして失ってしまいました。
ガレキを撤去しながら、写真に写る人やキューピー人形の持ち主のことを考えていました。写真や人形は失ってしまったわけですが、せめて笑顔で生きていて欲しいと願います。