新宿でも銀座でも、メインストリートを歩くのが嫌いです。ゴミゴミ、ジメジメした裏通りの方が性に合ってるのです(ゴキブリとナメクジは嫌いですが)。
なので観光地なども人が集まる中心地より、その裏手の方に興味を持ってしまうのです。先の京都散策時も人がワラワラ集まってるメイン通りを避けて、こんなところを歩いてました。

hosomichi2

なんか、こっちの方が京都らしいっていうか、風情があって良いと思うんですよね。どうでしょうか?

だいたいからして京都の街って細い道が縦横に走ってます。これで火事なんて事になれば、消防車が入れなくて大変だろうと思うのですが、これだけ古い街並みが残ってるんですからよほど住人が気を遣ってるんでしょうな。
調べたら過去には二度も大火を出してるようですが、それがかえってこの街の景観を残すことになったのかもしれません。

hosomichi1

こんな細い路地もありました。
ちょっと向こうまで抜けてみたかったのだけど、急いでいた(伏見稲荷に向かってた)ので断念(>_<);。向こうに抜けたらどんな風景が広がっているのでしょう?

この前日、やはり細道をクネクネと歩きながら宿屋に戻ってました。そしたらこんな表札を発見!

BlogPaint

女性の名前だけがズラリと。
どんなお家なのかというと……。

hosomichi3a

てっきり置屋さんかと思ったのですが、どうやらスナックらしい。エッ? どうしてかって? 玄関右端にある門灯に「すなっく玖見子」と書いてあるからです。

それにしてもこれは、入り辛いゾ! 酔った勢いで「よっしゃぁ!二件目突入!」って、いくら酒が入っててもココに入る勇気は出ないゾ! 


京都はスナックですら“一見さんお断り”なのかもしれません。

hosomichi5