先日の成人の日(9日)のことなんですが、近所を歩いていると私の前方から真っ黒なリトリバーが飼い主に連れられて(飼い主を引き連れて?)歩いてきました。
私は犬が好きなので、彼を見ながら歩いていると、その真っ黒クンが足を止めて彼方を見つめたのです。その視線がやけに遠くに注がれているので、私は真っ黒クンが何を見つめているのかと振り返り、彼が見つめる先を見渡しました。

その先に見えたのは商店街の町並みと買い物客たち、そこに紛れるように数人の晴れ着を着た成人式帰りとおぼわしき女性の集団。
真っ黒クンはまだ先の方を凝視してます。

そして数分すると………。

「キャ~! クロちゃ~~ん」。

そうなのです。その晴れ着の女性の一人が真っ黒クンと知り合いだったのです。彼は遠くにいた彼女が分かったんですね。
想像するに、きっとふだんとはまったく異なるヘアスタイルにそして厚化粧、加えて衣装まで見たこともなかろうに、真っ黒クンは彼女を認識したのです。あの時、風はどっちから吹いてたろう? 臭いで分かったのでしょうかね?

pigmy

久々の海ネタです。

今年は辰年なので、何人かの人への年賀状はピグミーシーホースを使いました(このカットではないですが)。
ほんとはタツノオトシゴを使いたかったのですが、あまり良いカットが無くて………。

私もご多分に漏れずこの数年でガクンと視力が(体力も)落ちました。
だから、こんなちっちゃな奴を自力で見つけるのはほぼ不可能です。ガイドさんに「ホラ、ここに居ますよ」と示されても、しばらく「????????」状態で、更にピンポイントで指さされてようやっと認識出来る有様なのです。
だからカメラの方もピント設定オートにしてるのに、肝心の被写体が何処にいるのかヨ~ワカラン状態なので、ときどき何を撮ろうとしたのか不明きわまりないカットが出てきます。
クロちゃんのような目を持ちたいなぁ。


そうそう。そのクロちゃんと晴れ着女性のその後。

クロちゃんは猛烈に喜んで主を引きづり彼女の元へ一目散。そのまま彼女に飛びつきました。晴れ着、大丈夫だったでしょうか? ちょっと心配になったタカラガイでした。