anemonefish

写真はオレンジフィンアネモネフィッシュの幼魚とツーバンデッドアネモネフィッシュの成魚です。
南の海ではクマノミの仲間を良く見かけます。良く見かけはするのですが、これがまた結構な種類があって、「なんだ、そいつには会ったことあるよ」と思っても、実は違った個体だったりするのです。
このクマノミも、最初は普通のクマノミかと思ったらどうも違うような気がして、バリアリーフアネモネフィッシュかとも思ったのですがどうやらツーバンデッドアネモネフィッシュのようです。
オレンジフィンアネモネフィッシュの幼魚の方は体長約1cmほど。可愛いでしょ~(^^)

で、一方コチラ(↓)が良く見かけるクマノミさんです。

kumanomi2

画像に注釈加えましたが、このクマノミ夫婦はただ今抱卵中でして、イソギンチャクの裏側にビッシリとタマゴを産み付けていました。
ガイドさんがそのタマゴの上に小さな貝殻を落とすと「コラ!何てことすんねん!」とばかり、ピャッ!と拾い上げて住みかの外に捨てに行くんですね。
「コリャおもろいゾ!」と何度かやらせたのですが、その度にこのクマノミさんはピャッ!と口にくわえて拾い上げて捨てるんです。
いつかは嫌になって止めるか怒り出すんじゃなかろうか、と思ったのですが何度やっても健気にピャッと拾い上げます。
これぞまさに親としての鏡です。ちょこっと動画も撮りましたのでご覧ください。一瞬ですので瞬きしてると見逃します(笑)。

もしかしたら彼らの暇つぶしに私たちが利用されていたのかもしれません・・・・。