さて先週、「ちょいとそこまで」の軽いノリでサイパンに行って来たのですが、帰路はちっとも「ちょいと」のノリではなく、まさにオーバーでもなく足下はフラフラ、息も絶え絶えの帰国となってしまいました(泣)。

食べ物に当たってしまったのです。
ダイビングの全行程を終えての事だったのでまだ良かったのですが、帰国前夜半からゲーゲー&ピーピー状態で、疲れから猛烈な睡魔に襲われ眠るのですが、眠りに落ちる寸前でトイレに駆け込む有様だったのです。
これは辛いですよ~。まさに拷問ともいえるものです。ウツラウツラと5分もしないうちに猛烈な腹痛と吐き気に襲われるので、眠ることもままならないんですから。眠らせてくれそうで、眠らせてくれない・・・。これを拷問といわずして何といいましょう。

でも不思議なことに男と女は身体の作りが異なるためか、食中りの発病時間がズレるみたいですね。これもまた、助かりました。
もしもタイミングが一緒だったらトイレ独禁法違反だと、間違いなく夫婦喧嘩も同時に勃発していたことでしょう。私がウンウン唸ってるときに、かみさんはスースー寝息を立ててました。
発病がかみさんの方が早かったようで、私がトイレを占領した時には枕が転がってました。翌朝聞くところによると、どうやらベッドとトイレの往復が面倒になって、トイレで寝ていたようです。


今回のダイビングはちょっとしたメモリアル・ダイブでもあったのですが、このアクシデントも加わって、忘れられないダイビングになったことは間違いありません。

memorial


今回のダイビングで通算300本を数えました。
コッペパンのような文字はナマコです。約40数匹のナマコを集めてきて祝って貰いました。
文字がビミョーにズレているのは、ナマコが動くからです。ジッとしているようで彼らは結構な早さで動くのです。この写真を撮った約30分ほど後にココに戻ってきた時には、すでに文字は綺麗サッパリ消えていました。
出来れば食中りもこのナマコくらいのスピードで去ってくれれば嬉しかったのですが、今朝のわたしはまだ完全に復調していません(泣)。

ナマコくん達は、波打ち際に書いた文字よりはちょっと長く残っていてくれますが、それでも去って行ってしまいます。メモリーなんてものはそんなものなんだな、と認識を新たにしたのでした。
ナマコくん、お騒がせしましたm(_ _)m