さてさてキューバ与太話第3弾です。

キューバへの直行便が無いのでアメリカ経由が一番近いのですが、アメリカがキューバと断絶状態なんで、もしもアメリカから行くとするといったんメキシコに行ってからキューバ入りすることになります。当然、帰りも同じコースをたどるわけですが、アメリカ入国時に「キューバに行って来た!」などと自慢してはいけません。入国を拒否されます=帰国出来なくなります。
入国審査官によっては、そんな堅いこと言われずにすんなり入国して日本に戻ることも出来るようですが、よけいな火の粉は立てない方が無難ですね。
キューバ自体は別にアメリカを嫌ってるわけじゃないのですが、今は観光で国の財政を潤そうとしてますから、その辺は旅行者のためを思ってくれて、キューバでは入出国の際にパスポートにスタンプを押しません(この件についてはもっと書くことがあるので後日、詳報を)。

アメリカ経由で行けば時間的には1日分得をするのですが、2度のトランジットが面倒だったのとカナダもちょっと観てみたかったので、カナダのトロント経由で行きました。

で、そのトロントでのことです。
キューバ料理にすっかり辟易してしまっていたわたしは、帰路のトロントでステーキとサーモンの寿司が旨いと評判の日本料理店に入りました。日本でもおなじみのお店のトロント支店です。

そしたら・・・・・・・。

otesito

“おてしと” ってなんですかぁ~?

紅花さん、いくら海外支店っていってもちょっと恥ずかしくないッスか?



エ~ット、今回もそんなことが主題ではありません

今回はキューバの観光をメインに考えていたので、結構な距離の移動もあったために極力荷物を軽くしようと努めました。ということで一番の重量物を置いていくことにしました。そう、ダイビング機材です。
ダイビングも数本しか潜る予定ではなかったし、出来ればレギュレータとマスクだけを持参し、BCDとフィン、ウェットスーツはレンタルにしたかったのですが、なにせトイレットペーパーも万が一に備えて持参した方が良いというほど物資の無い国ですから、行ってから自分にフィットしたものが無かった、いや、それ以前にそのものが無かった、ではシャレになりません。考えに考えた末、結局ウェットスーツとフィンを置いていくことにしました。
これだけでも随分と軽く、コンパクトになります。

ダイビングをしたのはキューバの西のピナル・デル・リオという田舎町のそのまた南の外れの海っぺた。ぽつねんと1軒だけある宿泊施設・マリア・ラ・ゴルダです。
到着するなり翌日の予約と共にスーツとフィンのレンタルをお願いしました。各種機材は揃ってましたが、案の定、フィンはペラペラのプラスチック・フィン。スーツはスプリング(半袖&半ズボン)。
ところがスタッフ達は全員フル・スーツなんですね。しかもそちらもペラペラのフルスーツの上からスプリングを重ね着してる。

な~んか嫌な予感がしたんですよね。

最終の4本目を潜った後で理由が判りました。
カリブの海はとっても綺麗でしたが、この時期はクラゲも多いようでして・・・・・。










 

ude


どこからか漂ってきたクラゲの触手にやられてしまいました。
3月マクタン島のウンバチイソギンチャクに続いて今年二度目の災難です(号泣)。
海中に漂うクラゲなんて、本体ならまだしも触手なんて見えません。