manta

たとえばとても美しい女性がヌードでいらっしゃったとします。
当然ですが「オォッ!」となりますわな、男性なら。
ところが10分もすればその存在は無に等しいような、単なるオブジェと化してくるんですね。
(この時間に関しては非常に個人差が大きいと思われます。オレは3日くらい大丈夫だよ、なんて人もいるでしょう。)

昨年、石垣島にこのオニイトマキエイことマンタに会いに行きました。
既報の通り、あいにく会えなかったのですが、その前に行ったときはバンバン登場してくれたのです。

いやぁ、初めてお会いしたときは「オォッ!」どころじゃありませんでした。
心臓はバックン、バックンするし呼吸するのも忘れちゃうほどでした。
美しいヌードの女性と鉢合わせしたしたってこれほど感動はしないと思うんですよね。

ところが、その後にゾロゾロと登場されますとだんだん醒めてきちゃうんです。
突然に登場してくれるからこそ感動が倍増するんで、次から次へとひっきりなしに登場されるとちょっと芸でもしてみせてよ、なんて勝手なこと言ったりしちゃうんですね。

マンタにしてみれば自分たちのクリーニング・ステーションにいっつも泡ボコボコさせて居座られてとっても迷惑でしょうに、こんな身勝手なこと言われたら怒りますわな。

それでもまた会いたくなるんですよ、コイツに。
今年の夏は昨年のリベンジの予定です。

そうそう。
ご存じの方は知っている、ご存じない方は知らないことですが(当たり前)、マンタっておちんちんあるんですよ。
オスだけですけど(これも当たり前。メスにあるわけない!)

魚って雌が卵生んだ後に雄が精子を振りまいて受精させるのが普通ですが、マンタは交尾します。

ですから上の写真のように頭上を通過されると雌か雄かすぐに判ります。

ちなみに先日書きましたサメもそうです。しかもサメはおちんちん2本も持ってます!
どっちか調子悪かったら別の方を・・・とか使い分けてるのでしょうか?
ちょっと羨ましいかも