中学で3年間、高校3年間、そして大学で4年間。都合10年間(浪人時代入れればそれ以上)も英語の勉強をしていながら満足に英会話が出来ないというのはどういうワケか?

趣味と実益を兼ねて、いま南の国にプロモーションを仕掛けている。残念ながら今回の企画はどうやら通らなかったようだけれど、悔しいのは自分の語学力の低さだ。
何とか自分の意志や考えを伝える程度の会話力は備わっているけれど、流石に仕事となると私のレベルではおぼつかない。ちょっと早口で話されるとサッパリ聞き取れないし。

小学生の英語の授業を増やすとかどうとか言われているけれど、ほかの科目を削ってまで英語の授業を増やす必要など無い。
私のように10年以上も英語授業に付き合って(しかも私は成績優秀な方だった)、それでも英語で満足なコミュニケーションが取れないというのは、教え方が下手か間違っていたのだと、なぜ気がつかないのか?

笑い話じゃないけれど、英語圏なら2歳の子供だって英語でおねだりしてるじゃないか。しかし何も英語ドップリの生活をする必要も無いのだ。勿論その方が修得は早いだろうけど。
毎日ボールを蹴っている子供がメキメキとサッカー技術を上達させるけど、だからといって朝から晩までボールを蹴ってるわけじゃない。少しで良いから英語、しかも会話で接するようにすれば良いだけだと思うのだ。

深夜まで辞書に首っ丈にならざるを得ないような勉強をさせるより、1日30分でも英語で話す機会を与えてくれていたら、わたしの南の国へのプロモーションも上手くいって、今頃は短パン&Tシャツ姿で商談をしていられたに違いない。
それより企画そのものが悪かった、ってコトは今日のテーマでは不問ということにしておこう………(涙)。