ダイビングを知らない人のためにちょっと説明しておきますと、ダイビングではそのダイバーの経験を問うときに「始めて何年ですか?」…とはあまり聞きません。
「何本ですか?」と問います。

この“何本”とはダイビングで使用するタンクの本数のことで、今までに何本タンクを使用したか…と聞くわけです。443342fb.jpg


何年ダイビングをやっているか、ということは陸上での時間も含まれることなので、水中での滞在時間数を聞くために「何本ですか?」と聞くわけですね。
必要なのは水中での経験時間数だからです。

先日、自分のログ(ダイビング記録)を調べてみました。

ライセンスを取得した1999年は7本潜っていました。この中にはライセンス取得時の実習分も含まれています。

永年の夢だったダイビングのライセンス取得だったにもかかわらず、その翌年にはたった4本しか潜っていません。
思い返すにそれは、ライセンス取得直後で勝手が分からなかったことと仲間もいなかったためでしょう。

その後はというと、
2001年14本、2002年29本、2003年30本、2004年34本と着実に年間ダイビング本数は増えていき、2005年は20本そして昨年は25本と少し落ち着いてきました。

とは言っても水温は最低でも25度以上、気温は26度以上でないと潜りたくない私のようなナンチャッテ・リゾートダイバーにとって、このペースはかなりの本数を潜っている方だと思います。

冬でもドライスーツで伊豆でも何処でもジャンジャン潜ってしまうようなダイバーの方でしたら年間50本以上潜っている方もいらっしゃるでしょうね。
私にはサイパンあたりに移住しない限り不可能です。

通算ダイビング時間も調べ直してみました。

142時間を超えていました。ということは、

142÷24=5.9

約6日間を水中で過ごしたことになります。
海中での私は、ついさっき生まれたばかりの赤ちゃんみたいなものなのです。

海中での小学校を卒業することは無理でしょうが、せめて保育園に入園くらいはしたいと思います。

でも、それまで生きていられるかなぁ。