港町が好きで、旅の途中で港があると思わず足を止めてしまいます。

港といってもヨットが浮かぶようなそれではなくて、漁船が係留されている港です。

ヨットが浮かぶ方は港というよりハーバーと言った方がイメージが近いですね。
私が好きなのは生活感を感じられる港です。魚臭い匂いが残る港です。
そうです、漁港が好きなのです。

戦場のような賑わいの早朝は、お邪魔にならぬよう注意しながらどんな魚が水揚げされてるか眺めるのも好きだし、その賑わいが嘘のようにひっそりとなる昼過ぎに釣り竿担いでお邪魔するのも好きです。


オーストラリア・パースのフィッシャーマンズワーフのように、食事が目的で人が集まるような所も嫌いではないですが、海産物を食すことが主たる目的ですから「美味しい魚介類が食べられれば別に海っぺたで無くたっていいじゃん」と思います。


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上の写真はマーシャル諸島でのワンカットです。

夕暮れ時の、自分ではなかなか味のある良いカットが撮れたと思ってるのですが、どんなもんでしょうか(欲を言えば後の車をどかしたかった)。

こんな場所は港と呼ぶのはふさわしくありませんね。波止場、というのが正解でしょう。

こんな場所、日本ではなかなか見つけられなくなってきてます。

本当はこんな所でビール飲みながら釣り糸を垂れ、夕陽を待つのが一番好きなのです。