最近、電車の中で本を読む人が増えてきているような気がする。
喜ばしいことだと思う。

通勤電車の中で立派なサラリーマンが漫画を読んでいたり、はたまた周囲の視線も気付かずに夢中でゲームに興じている姿を見ると、悲しくなる。

かくいう私もさすがにゲームはしなかったものの、電車の中でマンガを読んでいた時期があった。
今でもマンガは好きで読みはするけど、電車の中で読みふけるほどでの存在では無くなった。



先日、送られてきた会報誌のコラムを読んでいて驚いた。
日本ではかなりの数の地方でイルカが食用として捕獲されていたのだそうだ。

その筆者も子どもの頃は良く食べていて、“あの味が懐かしい”ような記述までされていた。

正直、ショックだった。
イルカを食べる、という行為にではない。私の無知さがショックだったのだ。

考えてみれば私が子どもの頃に、野良犬を殺して食べている人がいたのだから、海辺で生活する人々がイルカを食べても何の不思議もないのに、あんなに可愛いのだから、ほ乳類だから、とイルカを食べることは有り得ないと思っていた自分が浅はかだった。

2年ほど前に日経新聞のコラムに反論を書いたけど、今読み返せば無知で浅はかブロガーの、馬鹿な戯言だ。

読み返すに恥ずかしさがあふれかえる。
日経新聞社さん、お許しのほどを。バカな自分への戒めとしてその記事は削除せず残しておきます。

今ではイルカを食用にすることは無いと思いたいけど、今だに捕鯨が公然と行われているのはどういうことか。
前々から変だな…と思っていたが、どうやら研究のためというのは建前だけらしい。

「研究のため」と称して私たちの税金が捕鯨に8億円も投下されているらしいが、無益な殺生は止めて貰いたい。

目を覆いたくなるような映像だけれど、以下に映像を埋め込みます。
残虐シーンが苦手な方はご覧になられないよう。

でも、こういう事が行われていた(過去形であって欲しい)事実は知っておかなくてはならないと思うのだ。

だから、本はたくさん読んだ方が良いのだ、という今日の結論。