移動時間がほんの1時間足らずの場所でも、行ったことの無い場所に出向くのはちょっとした旅気分です。

先週、横浜に出向きました。
「馬車道駅」なんてお洒落な名前の駅を降りて赤レンガ倉庫へと向かいました。

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(馬車道駅構内)


赤レンガ倉庫は、なんだか綺麗すぎてちょっと拍子抜け。赤レンガで出来ていても重厚感が感じられません。
地域としては歴史があっても(今年、横浜開港150周年です)、建物自体は新しいのではないでしょうか。
何となく街全体が軽いです。小樽の倉庫街の方が歴史を感じます。


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(赤レンガ倉庫)




daeea5e1赤レンガ倉庫へ行ったのは、私の大学時代の友人の公演があったからです。

かなり著名な舞踏家&演出家の作品にもかかわらず、その作品自体は大したことはありませんでした。
有名な方々の踊りも年相応のものでしかなく、作品もパンフレットに書かれていたテーマをお客に伝えるには演出不足でした。個々の演出は面白かったですが……。

そんな作品ではありましたが、公演後半から私は涙が止まらなくなりました。

実年齢を超えた友人の踊りに感動したのです。
彼の息子も一緒に出演していたのも、私には感動でした。
親子で一緒に何かを表現出来るというのは、とても素晴らしいことです。

作品からは伝わらなかった「大きな波が襲ってきても、一つひとつ越えていこう」という作品本来のテーマが、私の友人の生き様の方に現れていました。

『(前文省略)やらなきゃいけない事は山ほどあるのに、手を出す勇気(エネルギー)が………。
言い訳は自責に。一から一からまた始めよう…
(略)』


送ってきたパンフレットに添え書きされていた彼の言葉です。

あんなに頑張ってる奴にこんな言葉を書かれると、自分が恥ずかしくなります。

久しぶりに自分の人生を見つめ直す事が出来た、素晴らしい小旅行(踊り)でした。