私は子供の頃から、どちらかといえば犬派です。
中学生の時に友人に誘われて伝書鳩を飼った際に、野良猫に大切なハトを何羽か殺され、以来、完全に犬派になりました。4fd2ad87.jpg


ところがここ最近、「ネコも良いかも…」と感じるようになってます。
あの、勝手気ままさが犬の従順さよりも気軽で良いな、と思うのです。
従順なのは嬉しい限りですが、それが重荷に感じられる時もあるのです。

この岩合光昭氏の『旅行けばネコ』(新潮文庫)を見てると、つくずくネコの気ままさが伝わってきて、ネコには旅人の原点があるかもしれない、などど思えてきます。

実際、日本を出ると犬よりネコに会う方が多いように感じます。
フィリピンやインドネシアあたりでは犬の方が多いように思えますが、彼らの殆どは皮膚病を患っていたり、下手をすると狂犬病だったりと、やたらと近づけません。
ひどいのになると吠えて威嚇してくる犬もいます。

そんな時、外国のネコは日本のネコと同様に機嫌が良ければゴロニャンしてくるから可愛いものです。

色んな島に行きました。
モルジブ、エルニド、テニアン&サイパン、そしてモアルボアルにコスメル。
思い返すに全ての地でネコに会った記憶はありますが、犬にあった記憶はモアルボアルとテニアンだけです。

この著書(写真集です)を読んでると、何処に行っても順応出来るのがネコなのだと思えてきます。



ちなみに友人が飼っているネコです。↓

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↑モデル=カイくん(出演料ナシ!)




この態度、まさにネコの本領発揮です!