先週末、地元の小学校の運動会に行って来ました。538ff068.jpg

路上駐車や自転車の駐輪場への誘導が仕事のボランティア・パトロール隊として、です。

天気が心配されたのですが、何とか持ちこたえてくれました。

自分の子供が出場するわけでは無いのですが、サッカーの教え子が何人もいるので厳密には部外者な私ですが、それなりに楽しめます。
自分の子供でなくとも、顔見知りの子が頑張っている姿は、観ていてとても微笑ましいものです。

学校の外でのパトロールだったので外から眺めているだけでしたが、何だか父兄の数が少なく感じました。
思わず「最近は家族総出で運動会を見に来るような事はないのかなぁ?」と言ったら、同伴パトロール隊員が教えてくれました。
決して家族が来ないのでは無くて、子供の数が減っているからなのだそうです。

1学年2クラスで1組約30数人しかいないのだそうです。参観父兄の数が少なく感じるわけです。



大学生の時に小学校の運動会に出場してくれとお願いされた事があります。
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北海道の牧場でバイトしていた時の話なんですが、「出場でなくて出席でしょ?」と聞き返したら、生徒の数が全学年合わせても14人しかいない(当時)ので、子供たちだけでは運動会にならないから大人も参加するのだそうです。

「でも、何でわたしが?」と問うと、大人も本気で出てくるので例年負け続けている私がバイトする地区から、若い私に白羽の矢が当たったそうなのです。

小学校の運動会といっても、殆ど各地区ごとの競争みたいになっちゃうので、子供以上に大人がマジになってました。
子供に対して親としてのメンツが立たない以上に、一人の人間として熱くなってました。

子供以上に大人の方が熱くなっちゃう運動会ってのも、それはそれで結構楽しかったです。



話は地元の運動会に戻ります。

棒倒しとか騎馬戦とか格闘技系の演目がプログラムに記載されていません。
どうして無くなったかは想像に堅くないですが、私なんかは自分をアピールできる唯一と言っていい競技だったので、もしも今の運動会に出ろ、と言われたら仮病で休むかもしれないなぁ。
出ても良いかな、と思ったのは紅白リレーくらいです。

運動会というより、まるでお遊戯会のようでした。