昨夜、雪が降ったためにサッカーの試合も練習も中止になりました。

気温も上がって天気も良いし、することも無いので近所で催されている 『梅まつり』 にカメラ担いで行って来ました。043d9afc.jpg



山登りを始めた頃、新緑の美しさを覚えました。

その頃から桜も日本一美しい花だと感じるようになりました。

それまでは山登りも目的は頂上に立つことだったし、花見に行ってもまさに「花よりダンゴ」でした。
わたしの場合はダンゴでは無くサケ、ですが(;^_^A

でも、最近はつくづくサクラは綺麗だなぁ、と思います。

パッと咲いてすぐに散ってしまうあの儚さ潔さが、実に日本的で素晴らしいと感じます。

しかし、正直言って梅の花には特別な感情は湧かなかったです。
綺麗ではあるのですけどね、確かに。701431d0.jpg


春がそこまで来ているなぁ、とは思いましたが、地面に残る雪を見れば明らかにまだ冬なわけで………。

寒さ故か安さ故か、会場では1杯100円の甘酒などをすする方や300円のラーメンやうどんを食べる人の姿も多く見られました。

私も100円也の甘酒をいただきました。







梅にもいっぱい種類があるんですね、知りませんでした。
単に白いか紅いか、だけかと思っていたら花びらが八重だったりして…。

中でもちょっと意外というか、初めて見たのが黄色の梅です。


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コウバイ(紅梅)、ハクバイ(白梅)、オウバイ(黄梅)…となるかと思ったら、ろうばいというのだそうです。蝋梅と書くようです。

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この梅まつり、最近はずいぶん派手になってきていました。
路上のバザーのみならず、駅前ではラップ・ダンサーの競演があったり、マーチング・バンドもやって来ていました。

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この催しの実行委員に私の知人がいるので、このような事を書くと申し訳ないのですが、正直言ってこのダンスやマーチング・バンドが梅の祭りとどう関係するのか私には解りませんでした。

若い人にも梅を愛でて欲しいというのでしょうか? 
それこそ花よりダンゴ…だと思うのです。

でも商店街としては、そのダンゴが売れることが一番大切ですもんね。

2月24日(日曜)まで開催されているようです。
場所は小田急線・梅丘駅北口から徒歩3分ほどにある羽根木公園です。

アッ! ちなみに梅丘、という地名はこの梅林から付いたのではありません。
この地の豪邸にあった蔵の紋が梅だったのが地名の由来だそうです。

この公園の梅林はかれこれ30年前ほどから植樹されたものです。つまり、梅丘に梅の木が少ないのはおかしい、と云うことで植樹されたのです。

花よりダンゴ(売上)、由来よりこじつけ(税金)、です。

そしてカメラマンには、花よりモデルさん…でした。

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