先週、東京郊外の都市まで出向きました。
駅に降り立つと東京より1?2度気温も低く感じました。

目的の場所まで、行きはタクシーに乗りました。
同行者がいましたが私が先に乗り込んだので当然、運転手さんの後に座ることになりました。
行き先を告げ走り出すと………。

臭うのです。

ちょうど電車の座席に座った目の前に、購入して1度も洗った事の無いようなジーンズを履いた若者が立ったときのような……。
そうです、汗と体臭が入り交じりすえたような、あの匂いです。

目的地まで息を止めていられるような距離でもなく、5分ほど我慢を強いられました。
(息を止めていられるような距離だったら歩いてますね)

そしてその帰路。
今度はバスで駅に向かいました。

そのバスは“後乗り、降車時前で支払い”システムのバスでした。

終点の駅に着いて、私の前にいた同行者が支払う際に、

「そこに立たないでください!」

バスの運転手が語気荒く言いました。その声は当然、インカムのマイクを通じてバス車内、多分車外にも流れました。

後にいたわたしは彼が言う“そこ”が何処を指すのか判りませんでした。同行者も困った顔をしてました。

そして今度は私が支払う番になって、私は小銭が無いことに気付きました。
乗車時に取った切符のようなものと千円札を出し、「ハイ」と運転手さんに渡そうとするとまた語気荒く、

「そこに入れて下さい!」

流石にムカッと来ました。“そこ”が何処か想像できたのですが、わざとノンビリした口調で、

「そこ、ってのは何処ですか?」と聞き返してあげました。

するとやっと運転手はハンドルから手を離し手で両替機の札入れ口を指しました。


タクシーの運転手さんは、駅のタクシー乗り場の列に並べばいつかはお客がやってきます。
このバスの運転手さんも、投書でもされない限り会社側はこんな対応をしているとは気付かず、首を切られる事も無いでしょう。
両者共に競争原理が働かない世界で生きています。

折角、競争しなくて良い世界に安住しているのだから、せめて自分の仕事くらい楽しく、そして人に喜ばれるようにすれば良いのに、と感じたのでした。

仕事をしたくても仕事にありつけない人もいるというのに、なんとももったいない事だな、と思ったのでした。