年末、年始と例年の事ではありますが猛烈な忙しさでした。やっと一息つけて久しぶりにブログを書く時間が出来ました。

皆さんはどんなお正月を迎えられましたでしょうか。

さて表題ですが、おせち料理というものを食べなくなって随分経ちます。

おせち料理は、せめて正月くらいは炊事から解放されたいと、奥さん達が考え出したものだそうですね。
だから、単に日持ちする料理を用意するだけでは「手抜きだ!」と許されなかったのでしょう。
黒豆は“マメに生きるように”、海老は“腰が曲がるほど長寿に”、昆布巻きは“喜ぶ”で、カマボコは“板につく”…と、それぞれに無理矢理意味を持たせたのだと思います。

かみさんも私もおせち料理があまり好きではないので、共に生活をするようになって一度もおせちを用意した記憶がありません。
黒豆、昆布巻き、カズノコ、カマボコくらいは用意しますが、それだって元旦に食べきれる程度しか買いません。

重箱にしつらえたおせち料理は、見た目には綺麗ですけど3日もすると飽きてきます。
その昔「おせちも良いけどカレーもね!」というテレビCMがありましたが、まさにその通り! おせちよりもカレーの方が私は好きです。

しかし今年、正月に出てきた我が家の雑煮は豚骨味のインスタント・スープに焼き餅が入っただけのものでした。

正月くらい炊事から解放してあげたいとは私も思いますが、ここまで手抜きされると折角の正月の雑煮も、残業時の夜食のようです。
でもきっと、連日酒浸りの私の健康を気遣ってくれてのことでしょう。
(実は冷蔵庫の中が空っぽになっていたからなのですが…)

来週からは連夜、新年会が続きます。
毎朝、インスタント・スープに前夜の冷や飯が入っていないことを切に祈る今日この頃です。