サッカー合宿に参加してきた。
私にとって“合宿”という言葉からは地獄のという形容詞が必ずイメージされるのだけれど、この合宿は小学生サッカー小僧の(女の子もいるけど)合宿で、地獄どころか楽しい合宿だ。

山中湖で24日(金曜日)から3泊4日。
楽しいといってもコーチや引率担当者にとってはそれなりにキツいものがあって、私も今日の早朝5時に起きて合宿所を先に失礼し、会社に向かった。
合宿は今日までなのだが、どうしても休めなかったからだ。

しかしそれでも総勢77人もの子供達と一緒に過ごす4日間は楽しいものだ。
中には生意気な子供もいるけれど、それだって可愛いものだ。

コーチや引率者にとって一番の心配事が子供たちの体調と事故で、それさえなければ合宿は成功だと私は思っている。

実は私の合宿参加は10数年ぶりのことなのだけれど、かつて台風で半日しかサッカーが出来ず、合宿所で缶詰のまま合宿を終えたことがあった。
コーチも子供もこれほど残念なことは無いのだけれど、子供たちは仲間同士で過ごしたことが忘れられない想い出になる。

だから、元気で何事もなく合宿を終えることが出来ればそれで万々歳なのだ。

子供と引率者を合わせると90名近くになるので、当然バスを借り切る。
しかし途中で東京に戻らなくてはならないことが判っていたので、わたしは自分の車で合宿所に向かった。a4b17c72.jpg


山中湖へは中央道と東名のどちらからでも行けるけれど、どうせ独りを満喫できるのだからと私は東名を選択した。

このコースで山中湖に向かうと途中で明神峠、三国峠という二つの峠を越える。
道路幅も狭いワインディング・ロードなのに、走り屋達のタイヤの跡がコーナーには必ず何本も残っていた。

近くに富士スピードウェイがあるからか、きっとレーサー気取りになってバカな走りをしているのだろう。
勝手に事故ってくれるのは構わないが、他人の迷惑&巻き添えだけはご勘弁願いたい。
わたしもいつ目の前のカーブから下手くそなレーサー気取りが飛び出してくるのではないかと冷や冷やしながら峠を越えた。

その峠を越えたとき、カーブの視界から山中湖が見えた(写真)。
写真を撮ろうと車を止めて外に出たら寒かった。
山中湖は河口湖近辺より6?7℃ほど気温が低いそうだ。
それ故に合宿に適しているのだろう。「東京は今日も36℃だったらしいよ」との話を耳にしつつ、夜は半袖では過ごせなかった。
就寝前には少しアルコールも入り、当然爆睡だった。この時期、クーラー無しでも汗もかかずに眠れることの何と嬉しいことか。

さて私がいる間には健康をそこなう子も事故もなかった。
参加した子供たち全員、無事で帰ってくることを願おう。あと1時間ほどで合宿所を出るはずだ。