ミクロネシア連邦のコスラエ島に行って来た。
これでチューク(2004年),ヤップ(2004年),ポンペイ(2003年),そしてコスラエとミクロネシアの州(島)全てを訪問した事になる。
17fa7ec0.jpg

ミクロネシア連邦は各島がそれぞれ、昔ながらの文化・風習を未だにそのまま継承しているので“連邦”といっても、それぞれまるで異なる島々だ。

コスラエの第一印象は子供達の笑顔だった。どの子も屈託がなく、人なつっこい。
昨年訪れたヴァヌアツのタンナ島の子供達も素晴らしかったけれど、タンナ島とコスラエ島では根本的に異なることがあった。
ba4fb173.jpg

それはタンナ島は電気が無いので、テレビもラジオも一般家庭には無い。
けれどコスラエ島は全ての家には無いけれどテレビはある。デッキもあるからビデオも観ることが出来る。
物資もタンナに比べればコスラエは充分すぎるほどあった。

それでもコスラエの子供達はテレビ・ゲームをするわけでもなく、ましてやテレビばかりを観ている子供の姿もなかった。

川で水浴びしたり落ちてる棒きれで遊んだり。そして何より驚いたのは子供達が実に仲が良いのだ。喧嘩している光景を一度も見なかった。

島の人々はみんな親切で、行く先々で随分お世話になった。
そんな島民の優しさが、そのまま子供達に現れているような島だった。