ダイビングを始めて5年目あたりから水中写真を撮るようになった。
そのきっかけは以前にこのブログでも書いたけれど、テニアン島で見つけたフタイロカエルウオだった。
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彼(彼女?)は海底に沈んだコカコーラの瓶を住みかにしていて、コーラの瓶口から顔を出し私を見ていた。その被写体としてのユニークさに私はこんな状況に出会えるなら絶対に水中写真を始めるべきだと決意した。

ところが水中写真を初めてからというもの、そのようなフォトジェニックなシーンには遭遇していない。だから…ってわけでも無いのだけれど結局大物ばかりをファインダーで追っていた。

しかし、今年11月の石垣島でマクロ撮影の面白さを知った。
石垣島には今回も大物狙い、マンタ狙いで行ったのだけれど体長わずか数ミリの小さな住人の撮影の面白さを教えてもらった。

ところが骨董品の部類に入るような私のデジカメは接写が難しい。最新のデジカメは非常に使い勝手が良く接写もし易いのだそうだ。

今回石垣島で一緒になった人はコニカミノルタの 『ディマージX?60』を使っていた。これも既に製造していないそうだけれど、被写体に1?2?まで寄ることが出来るのだそうだ。私のカメラでは10?が限界。だから同じ被写体を撮影しても仕上がりが全然違う。

しかし私の骨董品オリンパスのカメディアC40も、当時は名機だったのだ。壊れて部品が無くなり修理が出来なくなるまで使い続けてやろうと思っている。
ところが最近、デジカメを買ったと大騒ぎして何でもかんでも写してはウェッブにアップしている仲間を見て、新しいデジカメを買おうかと思案している自分もいる。

※写真はキイロサンゴハゼ(体長約1.5?)