『父親たちの星条旗』観てきました。
最初の方で何人かがストーリーに絡んでくるのだけれど、若かりし頃の登場人物と晩年の登場人物が、誰が誰やら判らなくなっちゃって困りました。

ドンパチ主体の戦争映画……ってな思い込みで観に行っちゃったものだから、軽く構えすぎて映画冒頭の話の流れをつかめなかったのですf(^_^;)

硫黄島での激戦をもとに、星条旗を掲げた5人の若者をヒーローに仕立て上げてアメリカ国債を国民に買わせようとするのだけれど、戦争でヒーローは成り得ない…という当たり前の内容です。
当たり前の内容といっても、観ればドスンと重いものが残ります。

私は日本が玉砕覚悟で36日間も硫黄島を守っていたという事実。その頃アメリカでは国民に国債を買わせて戦争に勝とうとする国家的規模の大きさと、そのアメリカ本土では戦時中に国民がベースボールなどを観戦出来るほどのどかだったという事実に愕然としました。

続編の『硫黄島からの手紙』は、今の私には少々重過ぎて観に行く気持ちになれません。