
前職場の同僚達と伊香保温泉に行って来た。
この伊香保温泉、聞くところによると温泉が枯渇しだしていて、源泉掛け流しの宿は殆ど無い…という話を耳にした。
で、それならばと名物の石段の坂を登り、神社裏手にある露天風呂まで行ってみた。
石段の両側にある店は結構開いていたけれど、一本路地裏に入ると閉店している店舗や宿が目に付いた。
さて、目的地の露天風呂。
ワタシ「シャンプーと石鹸ください」
入り口のおばさん「ありません」
ワタシ「エッ!? 身体とか洗えないんですか?」
入り口のおばさん「洗えるけど水しか出ませんよ」
ワタシ「?????」
身体を洗えないってどういうこと? と思ったけど、きつい階段をわざわざ登って来たのに、ここで引き返すのもシャクだから450円払って入りました。

ご覧のように庭の池のような風呂があって、その横にカランが二つ。そのカランの横にはシャワーもあったけれど「水しか出ない」と言われていたので蛇口をひねりもしなかった。
温度が異なる湯船以外何も無いと言って良いほどの、野趣味あふれる露天風呂でした。
富山の宇奈月温泉にある河原べりの温泉(自分で掘って入る)よりは、良いのかもしれないけれど、どうも中途半端なんだなぁ。
特別に景色を楽しめるわけでもなく(周囲は囲まれている)、湯船がとっても広いわけでもない。
それで洗髪もままならない…となると、あとは湯自体の勝負。
良い湯ではあったけれど、それほど…だったし。
熱海のようにならないことを願います。
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