ある講演会に行ってサステナビリティ(Sustainability)という言葉を覚えた。“持続可能性”…といったような意味だそうだ。

現在のままの経済活動を続けていくと、2050年には地球に壊滅的な状況が訪れるのだそうだ。それは世界中の科学者の一致した研究結果で、異議の差し込まれる余地の無いものなのだそうだ。

大気中のCO2濃度を下げるために、仮に今すぐ全てのCO2排出原因をストップしても、安定化が訪れるのは十数年も先のことらしい。それは海水が地球の温暖化を吸収しているからで、上昇した水温を元に戻すのは簡単な事ではないのだそうだ。
なので地球に異変が起きてから対策を講じても、水温が下がるのには何十年もかかるわけだから、残された人類は何十年も苦しむことになる。

昨年は台風の大量発生があったし、その台風も年々巨大化している。アメリカの巨大ハリケーン「カトリーナ」被害は、かの地が海抜0?地帯だったこともあるけれど、ハリケーン自体が巨大だったからだ。

“ロハス”って言葉も生まれてきているように、自然環境を守ろうとする人々が増えているような気もするけれど、まだまだ地球レベルの意識には遠く及んでいないと思う。
安さや効率、直ぐに廃棄に結びつくようなものを買い求めるのはもう止めようと思う。まず地球環境に悪影響を与えていないか考えるようにしようと思う。もう消費の時代は終わりにして、循環的生活をするように心がけるべきだと痛切に感じます。

時間のある方、一度こちらのサイトを覗いてみてください。『サステナビリティの科学的基礎に関する調査