スポンサーのご子息の結婚式に招待された。披露宴会場は帝国ホテルの孔雀の間。このホテルの一番広い宴会場だ。
開宴10分前に到着すると、既にロビーはごった返していた。手渡された座席表を見ると、かなりの人数の招待客数だった。関係者に聞いてみたら、280名ほどらしいとのことだった。

私は過去にこのような豪勢な結婚式に列席したことがなかったので、圧倒された。9f5b94f2.jpg
大体、帝国ホテルの孔雀の間といえば、芸能人や名だたる著名人が式を挙げる場所だ。出版社のパーティーなどでは何度も利用しているけれど、結婚式というのは初めてだった。(列席者には議員や歌手なども来ていた)

私自身の結婚式を思い出していた。私の親族は殆どが新潟在住のため、雪の心配を押して新潟で開いた。
私も家内もマスコミ関係の仕事をしていた関係で、新潟での披露宴としては結構派手な式だったと思う。招待客も多い方だと思うのだが、それでも確か120名ほどだったのではないかと記憶する。
酒に酔った私の婆さまが踊り出し、私の名前を連呼して酒を飲めと暴れていたのが懐かしい。その祖母も昨年、他界してしまったが。

私自身としては、結婚式は女のためのセレモニーと思っている。女が一番輝きを放つ時だと思っている。その新郎など刺身のツマのようなものだ。無ければおかしいのであった方が良い…程度の存在だと思っている。
素晴らしい旦那様を得たことが一番幸せなことだろうが、昨日の新婦はあのひととき、まさに最高の輝きを放っていたに違いない。帝国ホテルの孔雀の間という最高の舞台の上で。