子ども達がまだ小さい頃の姿が映るソニーの8?カセットがある。我が家のハンディカムは既に壊れてしまったので、秋葉原に再生機を探しに出かけた。
だが、液晶画面付きの再生機しかなく10万円以上もするという。私が欲しいのは単なるビデオ再生機なので、そこまで予算を捻出ことは出来ない。かといってこのままでは観ることも出来ない。結局、知人に今は生産されていないソニーの8?ハンディカムを借りて、DVDにダビングする事にした。

今は私の身長を抜いた生意気な息子達が、何とも可愛いものだ。まるで小動物がチョコチョコと動いているよう。昔を懐かしみながらダビングするのでまだ良いが、何とも大変な事になってしまった。7550691d.jpg

子ども達の成長記録をダビングし終えるには毎週末を利用しながら数週間はかかってしまうだろう。
そういえば、ベータで録画した映画も数本あるがベータを再生できるデッキは数年前に壊れてしまった。こっちは所詮、映画を録画したものだから、今更どうでも良いのだが…。そうだ、そういえば学生の頃、仲間と行ったスキーやモトクロス出場などを8?フィルムで撮影したぞ。あのテープはまだ再生できるのだろうか?

レーザー・ディスクなるものもかつて華々しく売られていたが、あれを買った人は今どうしているのだろう? レーザーディスクはフリスビーにもなりゃしない。

モツ鍋、ティラミス、ナタデココ。食品のブームは別に去ってくれても構わないが、記録が再生できなくなることは非常に困る。ハード機器が生産中止になるのは致し方ないとしても、売りっぱなしは許せないゾ。新しい記録ソフトへのダビング・サービスくらいしても良いのではないですか、ソニーさん。