タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2020年05月

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書きたいことを書こうとすると、どうしてもコロナがらみの話か、情けない政治・行政の話かになっちゃうんだけど、なんでかなぁ~と考えてみたら、そもそも行動してない(ステイホーム)のだからネタが枯渇するのは当然だ。
読んだ本の読後感想でも書けば良いのかもしれんけど、こんなに時間が有り余ってるのに本をあまり読んでいない。なぜなら本屋にも行っていないから。
買い置きしてあった本を何冊か読んではいるのだけど、ここに感想書き残すような本ではなかった。

なんか今夕にでも緊急事態宣言が解除される見込みのようだけど、仮に解除されても以前のように浮かれて夜半まで遊びまくることは出来ないだろう。早くワクチン出来んかなぁ~。

写真は7年前に行ったメキシコ・コスメルでのもの。セノーテと呼ばれる淡水のダイビングスポット。淡水の湧き水ゆえに透明度は100mをオーバーする。しかし地底湖ゆえに光が乏しく、100m先まで見ることは出来ない。それゆえに幻想的な水中世界を堪能できる。
早くコロナ終息して、こんな感じにスッコーンとどこにでも行けるようになって欲しいなぁ。

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ハナイカ@アニラオ・サイムシム

検察官の定年延長するための検察庁法改正案が今国会での審議が見送りとなった。
コロナウィルスの影響でデモも出来ず、それでも審議見送りに出来たのは、TwitterなどSNSでの国民の圧力に政府が屈したと言って間違いはないだろう(アタシも一票ツィートした)。

私が覚えている限りで、こんなことは初めてと思う。やっと日本も少しはまともな民主国家になってきたのかもしれない。
同志を募ってデモをするより、数百万という数の民意を集められるSNSでの国民の意思表示の方が有効な時代になったと見るのが正解か。
何にしてもこのコロナ禍の中で、やっと胸のすく思いが出来た。
これからはもっとSNSでの発言が盛んになるだろうと思う。それはとても良いことだと思うけれど、唯々諾々、付和雷同するようなことなく、しっかりと自分の意見を発信しないといかんね。

観光業や宿泊関連、そして居酒屋さんなんかの苦しさは想像に難くないけれど、テレビ業界も大変そう。“3密厳禁”とばかりに、ドラマもスタジオ収録も、はたまたアニメすらも制作がままならなくなったらしい。

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トゲコマチガニ@石垣島・米原Wリーフ

ドラマやスタジオ収録がままならないのは想像できるが、ニュース番組もどうなっちゃったのかね。まったくもって報道になっていない。コロナの話題が多くなるのは致し方ないだろうけど、その報道の仕方・内容が情けない。外部のコメンテーターに頼ってばかりで、自力で番組作ってる感がまるでない。報道という看板を掲げているけど中身はワイドショーと大差ない。
最近じゃテレビのニュース見てると腹が立つので、ニュースはラジオで聴くようにしてる。事実だけを淡々と聞かせてくれれば、その先のことは自分で考え、判断した方がいい。くだらないコメントなど不要だ。

テレビ報道にのせられて(洗脳されて?)、コロナに対して過剰になるのも困りものだが、自粛警察なるものが横行するは恐ろしい。アタシは知らんけど、この自粛警察、戦時中の自警団に似てるそうな。まさに今はコロナ戦時下ではあるけれど、かつての愚行をまた繰り返す輩がいる。歴史は繰り返す…ってやつ? 過去に学ばないのは悲しい。

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マッシュルームコーラルシュリンプ@石垣島・名蔵湾アカパラ

一昨日の日曜日。ちょっと買い物には出たけど、それ以外にすることもなくカメラいじってみたりYouTubeで落語や講談観たりしてた。洗車しようかとも思ったけれど、なんか雨が降りそうだったので録画していた映画『プラトーン』観た。かみさんは「残酷で見てらんない」と横で寝てたが、この映画は残酷さを売りにはしていない。戦争の理不尽さと人間の狂気を伝えようとしてるのだ。それがワカランというのは悲しいゾ。

しかし、ふと思ってしまった。ステイホームはいたしかたないことであるとは理解してるが、アタシにとってこの貴重な時間を無為に費やすことはとてつもなく悔しい。なぜならあと何回潜りに行ったり、まだ行っていないかの地を訪問することが出来るのかと考えれば、高校三年生にとってたった一回のチャンスであったインターハイが中止になったのに等しいくらいなのだ。「馬鹿言うな。インハイは一回こっきりだが、アンタのチャンスはまだ何回もあるだろう!」と怒られそうだが、インハイには出られなくともやってるスポーツを続けることは出来るだろう。こちらにはもう、そんな時間(=体力も)すらが乏しいのだ。
それを思うとひたすら悲しい。
せめて少しでも長く、やりたいことが出来るような体力を残すような努力せんとあかんなぁ。

いやぁ~、我ながらよく我慢したもんだと思う。いや、我慢でもないか。ひたすら耐えた、って感じかな(ン? 同じことか?)。
先週末から5日間、一歩も家から出なかった。昨日はちょっと地元商店街の様子でも見に行こうかとも思ったのだけれど、人出数が少ないだろうと考えていた時間帯に雷雨があって、結局外に出なかった。

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玄関わきの沈丁花が枯れてしまっていたので、その処分で家屋から出たのが唯一の外出っちゃあ外出。それにしたって門から出たわけではない。

こんなゴールデンウィークは初めてだなぁ、と過去を振り返ってみたら、
2001年オーストラリア・ケアンズ、2002年オーストラリア・パース、2003年雲取山、2004年タヒチ・ランギロア、2005年(不明)、2006年ヴァヌアツ、2007年クック諸島、2008年フィリピン・モアルボアル、2009年マレーシア・マタキング島、2010年キューバ、2011年ベリーズ、2012年フィリピン・リロアン、2013年メキシコ・コスメル、2014年インドネシア・レンベ、2015年ミクロネシア・ロタ島、2016年フィリピン・ディマクヤ島・アポ島、2017年インドネシア・アンボン、2018年パプアニューギニア、2019年インドネシア・ラジャアンパット
と2005年の不明年を除き、毎年ゴールデンウィークにはどこかに行ってた。
今年のG・Wはまさにガマン・ウィークだった。

写真はウミシダに隠れるイソゴンべ@アニラオ・シークレットガーデン。
今年G・Wのワタシはまさにこんな感じ。来年の今頃は普通の生活に戻れているかしら?

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