タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2019年11月

どうせ乗るなら玉の輿が一番なんでしょうが、アタシは仕事終わりの「一杯どう?」のお誘いに乗るのも嫌いではありません。しかし、くれぐれも悪のお誘いには乗らないようにしないとね。

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イソギンチャクモエビ on ブンブくん@石垣島・スモールワールド

いつかはこのシチュエーションでの写真を撮ってみたいと思っていたら、ガイドさんがそんなアタシの心を見透かしたようにセッティングしてくれました。
ブンブくん見つけることけっこうありますが、ソ~っと持ってもすぐに壊れちゃうんですよね。こんなに可愛いブンブくん、そうそう見つかりません。

本日、東京はシトシトと嫌~な雨が降ってます。寒いです。とうとうコート着るようになっちゃいました。

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アシビロサンゴヤドリガニ@石垣島・モエギポイント

昼間はサンゴの中に埋もれて寝ていて、夜中になるとのそのそと出てくるそうです。1㎝に満たないような小さなカニですが、よくよく観れば美しい。

石垣島では川平に滞在していたのですが、プラプラとダイビング後に散策していたらこんな像が。
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足元に目をやれば繋がれてました。
お店の屋根にも届きそうなくらいの大きさなのですが、こんな大きな像を盗む人、いるんかしら? それともこの像もアシビロサンゴヤドリガニみたいに夜半になると、徘徊したりするんでしょうか?

昨日、岩手県は釜石まで行ってきました。日帰りで。
新花巻で釜石線に乗り換えて行くのがフツーですが、目的地が釜石から山に分け入った橋野鉱山近くだったので盛岡からレンタカーで向かいました。紅葉もボチボチ終わりの遠野でした。
帰路、山越えして遠野のインターチェンジまで行こうとしたら、途中で倒木が道路をふさいでしまって通り抜け不可能に。仕方ないのでUターンして釜石まで戻り、高速道路に乗りました。1時間近いロス!

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コマチコシオリエビ@石垣島・コーラルブリッジ

カニのような姿ですがエビです。腰が曲がってます。カニには腰がありません。
それにしてもブツブツの目が怖い。眼力、迫力あります。

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岩手県遠野。遠野と言えば遠野物語が有名ですが、その物語の中に、このお社(瀧澤神社)に海から鮫が川を遡ってきて参拝にきたというお話しがあるそうです。
近隣で有名なのは橋野高炉跡くらいですが、散策したらいろいろ面白いところがあるようです。

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ミヤケテグリ@石垣島・ハナゴイリーフ

ミヤケテグリの生まれたばかりと思われる赤ちゃんです。体長1㎝ほど。100㎜マクロレンズで撮ってたんですが、あまり動かない子だったのでクローズアップレンズ(SMC-1)噛ませて撮ってみたらこんなカット撮れました。
クローズアップレンズ、被写界深度メッチャ浅くなるんでとっても難いです。
1.ウネリが無くて身体が揺れないこと
2.被写体があまり動かないこと
3.着底できてカメラをしっかり固定できること
が、アタシがクローズアップレンズ使うときの絶対条件です。
この条件が揃わないと、いくら〝下手な鉄砲数打ちゃ当たる〟方式でバシバシ撮りまくってカット数稼いでも、まともに写ってることは、まずありません。

大相撲九州場所。昔は一緒に観ることなど無かったかみさんが、同郷(=富山)の朝乃山が小結にもなったこともあってかアタシがスポーツニュース見てると一緒に観戦するようになった。
かど番の大関・高安が出てきたとき、「かど番、ってナ~ニ?」と聞いてきた。
説明するのも面倒だったので、
「女が番張るとスケバンだけど、相撲界で番張るとカドバンって言うんだよ」と言ったら、さすがにウソだと分かったようで、
「アンタはルスバンだね」だと。

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どうやらハモポントニア・フンジコーラ、という名のエビらしい@石垣島・コーラルブリッジ。
和名はまだないようです。手足に赤いツブツブがいっぱい! ジッと見てるとコッチが痒くなってきそうです。

それはそうと大相撲。炎鵬、なかなか頑張ってますね。彼が勝つとこ観てるとコッチまで気持ち良くなります。上位陣の撃破も期待大!

「萌え~」なんて言葉を何度も耳にしてるけど、その耳にした「萌え~」の意味は本来の草木の新芽や若葉が出てくるさまを指してるワケでは無いことは承知してる。
なんかちょっと可愛い、本来の年齢よりも若く(幼く?)見えるお姉ちゃんに良く使われていると思うのだが、その真の意味をアタシは知らん。
それでも使っちゃうノダ。
                  萌え~!

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モエギハゼ@石垣島・モエギポイント

今回の石垣島、一番のお目当てがこの娘(オスかも知らんが)。ショップさんに予約する際に「モエギハゼお願いします!」と送ったら、「ちょっと深いポイントなんで約束は出来ません」との冷たいお返事。しかし、行ってみれば、あい あんだすたんど。水深よりも海底の方が問題だった。泥ッドロの海底で、フィンどころか手を動かしても泥が巻き上がるような海底。これでは多人数では行けまへんな。
幸い、石垣島に到着したその日、ゲストはアタシとかみさん、そして深場には行かないという男性のみ。かみさんとその男性は別パーティーとなっていただき、アタシとショップのオーナーさん二人だけで行って来た。もうモエギハゼ独り占め!
なのにモエギハゼ嬢はアタシを歓待してくれませんでした。ヒレ全開のカット撮りたかったんだがなぁ。
でもまぁ、そこそこ寄せていただけたんでストロボ光も届いてキレイなカットが撮れました。デコも出ちゃったけれど、ちゃんと減圧しながらほかのお魚ともゆっくり遊べたのでした。

むかし昔のまだアタシが若かったころ。とにかく忙しくて全然遊べず、その結果、お給料だけはドンドン貯まっていて、たまたまお休みが取れたときにちょっとお高いお宿に飛び込みで宿泊をお願いしました。
すると玄関で出迎えた女将らしきおばはんは、
「お部屋は空いてますが少々お値段張りますが…」と、アタシの足元をジロリ。アタシ、ジーンズに薄汚れたスニーカーという出で立ちだったのですね。そんな身なりで一泊5万円(確かそのくらいだった)もする宿に泊まろうというのは、確かに怪しいですワナ。
人の身なりは足元から、ってことですね。

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ヒメサンゴガニの仲間@石垣島・モエギポイント

このカニさんだったら「ハイ~、どうぞどうぞ」とすぐにお部屋に通してくれたことでしょう。なんとも足元が美しい。

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ヤシャハゼとコトブキテッポウエビ@石垣島・大崎サンドガーデン

仲良く共生中のヤシャハゼとコトブキテッポウエビです。互いに協力し合いながら生活する。素晴らしいことです。人間と犬やネコとの共同生活はフツーですが、このヤシャハゼとコトブキテッポウエビの関係もそれに近いのかしら? 犬やネコは穴掘ってくれるどこか、靴も磨いてはくれないけれど。 

今日、街を歩いていたら前からチャリンコに乗ったおばはんが。その後ろから何やら黒っぽいものが飛んできた、と思ったらカラスで、そのおばはんの頭にアタックしだした。
おばはん必死にチャリンコ漕いで逃げ出したんだけど、おばはんとアタシとの距離およそ2㍍ほど。瞬間思いましたね、次はアタシが狙われるのかと。ちょっと身構えたんだけどカラスの方はアタシには見向きもしない。
おばはん、カラスになんかやったんかしら?

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カラスはさておき……。

ヤシャハゼ、ジャ~ンプ!

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オニイトマキエイ@石垣島・石崎七高の根

ログを遡ってみたら石垣島は5年振りでした。
そんなに間、あいたかなぁ? なんか頻繁に来ていたんでそんなに久しぶりの感、なかったです。でもしかし……。見覚えの無いお店がそこかしこに。川平の公園にも行ってみたけれど、かつて何度も利用していたお宿は無くなってるし……。
5年という歳月はそれなりに変化を与えてくれるんですね。5年振りに会ったショップのオーナーさんも「もう50歳ですよ」と。アタシはもっと爺さんになったってことですな。
しかしその歳月は新たな誕生も生んでくれているワケで。

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数年前までは何も無かったポイントだそうな。それが今では写真のごとく。海底がどこまでもピッキピキの珊瑚に覆われていました。
失われ去るものあれば、また生まれいづるものアリ。

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