タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2017年05月

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ボブサンウミウシ@水納島・灯台下
大きさ1㎝ほどでしょうか。まぁ、なんともチッコイ。でも名前はなんともカッコイイ。

仕事関係で木曜、そして金曜と沖縄だったので、そのまま帰るのもなんだしと潜った沖縄本島でした。
潜ることより仕事の方が優先なので、ダイビング器材はお世話になるショップさんに事前配送するものの、カメラはどうすっぺ? と悩んだあげく、「たまには写真撮るのは忘れ、初心に帰って潜ることに専念しよう」と撮影機材はTG4だけを持参したのでした。
ところがこんな被写体が現れると、あたしレベルの技量だとデジイチよりコンデジの方がちゃんと撮れてる…という悲しい現実(T_T)。
TG4の顕微鏡モード炸裂です!

ちなみにTG4のマクロモードでこんなカットも撮れました。

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何だか分かります? ヒラメです。写真中央の目の下、写真下の方に半開きの口があります。

こんなんだったらデジイチ使わない方がいいんじゃない? 重いし……。なんて声も聞こえますが(かみさんはハッキリ言ってる)、デジイチでないと味のある写真は撮れないんです!(撮れてないやん!の声が……

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久々の登場です! ブルーリングオクトパス@アンボン・LAHA1

昨夕、愚息1号が久しぶりに姿を見せました。帰ってくるなりソファーにデンッと横になりスマホいじり出すあたり、ナ~ンも変わっていません。
そんなナ~ンも変わってない愚息が帰ってきた目的は母の日のプレゼントを届けるためだったようです。ちっとは成長したのかもしれません。……が、母の日って5月14日ではなかったかしら? もう明後日は6月ですよ~!
しかも驚いたことに、愚息1号が退散したその直後、ナント!愚息2号も登場! 珍しいこともあるもんです。

この愚息たち、6月18日には帰ってくるでしょうか? きっと愚息どもに問うても「それって何の日?」なんて返されるのがオチのような気がします。

してブルーリングオクトパス君の存在は? ウ~ム。ウムムム。
アンボンでのダイビング1本目に遭遇し、とても嬉しかったのでした。その後のエキサイティングなダイビングを予感させる出会いだったのでした。

その期待を裏切らないダイビングだったことを追記しておきます。

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トゲツノガニかな?@アンボン・バツバラン

大きさは小指の先くらい。この時ちょっと流れもあって撮る方も苦労したけどコイツも必死にイソバナの先にしがみついてた。

このちっこいトゲツノガニ見て思い出したんだけど、飛行機の機内サービスで置いてあるイヤフォンって、サイズ大き過ぎない?  まぁ、滅多に使うことは無いんだけど、先日は後部座席の乗客が大声で話ししてて、うるさいから音楽でも聞いてようとした。
しかしアタシの耳穴が小さいのか、このサービスのイヤフォンがちゃんと装着出来ないのだ。大き過ぎて手で押さえていないと耳から外れて落ちる。これでは音楽聴きながら寝ることも出来ん。
持ち込んだリュックの中にはiPhoneで使用してる愛用のイヤフォンがあるので、それを取り出せばよいのだけどアタシの席は生憎の窓側。隣の人を立たせるのも気が引ける。後部座席の会話がせめてクスクス笑える内容だったら良いのに、あまりにつまらんこと話してるから結局イヤフォン手で押さえながら音楽聴いてた。到着するまでの約2時間、両手を耳に当てたままの状態保つのはかなり苦しかった。

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スルメイカの赤ちゃんでしょうか?@アンボン・LAHA1

お誘い受けて久しぶりのナイトダイブでした。
前にも書いたけど、サッカーしても山に登ってもそしてダイビングしても、その後のビールが一番の楽しみ。入浴後もだけどね。
あの最初のひと飲み後のプハ~!とやる瞬間が楽しみでサッカーも山もダイビングも入浴もしている…と言っても過言ではないのだ。
それ故にナイトダイブやっちゃうと、アタフタと機材洗ったりシャワー浴びたりして、あのプハ~!が出来るのは間違いなく20時を過ぎちゃう。希望的にはダイビング後には沈み行く太陽眺めながら、橙に色を変えていく海や空を望めるサンセット時にプハ~!するのが望ましいのだ。

しかし、夜の海だからこそ会えるサカナもいるわけで………。
ちなみにこのナイトダイブの時、いつもはスタッフがタンクのバルブを開けるのを目視してるのだけど、夜の船上では暗くてそれもならず、タンクを背負わせてくれる時に「バルブ、開いてくれた?」とスタッフに聞いた。するとクリクリクリと回すじゃないか。なんか嫌な気がしたんだよねぇ。
エントリーして何回か吸ううちにエアーの出が渋くなった。「アッ! アイテタバルブヲ、シメヤガッタナ!」。同行ガイド君にハンドサインでバルブ開けてもらった。
やっぱり機材のセッティングは自分でやらなイカンのだよ。

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口内保育中のジョーフィッシュ@アンボン・バツルバン

むかし食事時、口にいっぱい入れてモグモグしてると「口いっぱいに食べ物入れるもんじゃありません!」って良く怒られたもんです。しかし、ジョーフィッシュのおばあちゃんは、「もっとたくさん頬張らないとダメでしょ!」と怒りそうです。
ジョーフィッシュのお口の中のタマゴ、おわかりでしょうか? この画像(トリミングしてます)ではちょっと無理ですが、元の画像を拡大すると口の中のタマゴに赤ちゃんの目玉も確認出来るんですよ。せっかくだからトリミングついでに口元拡大カットもお見せしませう。

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魚の世界で口内保育するのは珍しくないですが、このジョーフィッシュもお口でふ化まで保育するのはオスの役目です。

そういえば先月、ビール飲んでるときにクッキー食べたらむせちゃって、ブファ~ッとテーブル向こうまでクッキー飛び散らかしてしまったんですが、ジョー君はそんなことないのかしら? もしもそんなことやらかしてしまったらエライ事ですな。

先週末、沖縄の経済特区視察、そして嘉手納や普天間、建設中の辺野古などを見学してきました。

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基地移転問題は、各報道機関が伝えていること以外に多くの問題を含んでいて、きっとこれからもずっとゴタゴタが続くのでしょう。現地の人から色んな表に出せない事情なども聞くと、まさに本音と建て前がぶつかり合い、そして更にそれを利用しようとしている人々がいるということを知りました。人々の意見がぶつかり合い、そして思惑が絡み合い、この問題をときほぐすのはかなり難しいな、と感じました。
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書きたいことはいっぱいありますが、賛否どちらの意見を書いても炎上しそうなので止めます。

けっこう考えさせられる視察旅行でした。しかし、あまり本気で考えると私の頭はパンクしてしまうのでそのまま帰京せずに2日ほど沖縄の海を潜ってきました。オーバーヒートした脳みそを冷却するためでもあります。
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天気はあまり良くなく、東京が30℃越えの日も沖縄は24℃でした。それでも海中は綺麗でした。珊瑚も元気でした。追々アップしていこうとは思いますが、その前にアンボンのアップも全然してないのでいつの日になるか分かりません。


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イレズミホタテウミヘビ@アンボン と、

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タツウミヘビかな?@アンボン 
共にポイントはLAHA1 at Night Dive。タツウミヘビの手前でボケちゃってるのはイボアシヤドカリ……と思うけど、ボケてちゃ意味なし。もっと絞り込んで両方とも写すべきでした。後悔(T_T)

ウナギもアナゴも好きだけど、ウナギは蒸してから焼く関東風より関西風のしっかりした歯ごたえの方が好きだ。アナゴも煮て甘ダレつけるのより生を塩焼きした方が好き。

ウツボも蒲焼きにされたの食べたことあるけど、でもウミヘビに食指は沸かんなぁ。沖縄ではちゃんとしたメニューとしてあるらしいけど、食したことなし。明日から沖縄出張なんで見つけたらトライしてみようかしら? ウ~ム、ウムムム。食べられないような気がする。



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オレンジバンデッドパイプフィッシュ@アンボン・バツルバン

先週末、お友達からご招待受けてゴルフに行くことになっていた。しかし、我が家からではチト距離が遠い。そんならば、ってことで仕事早めに終えて前泊することとなった。
ところが翌日はかなりの雨量の雨という天気予報。「あ~ぁ。雨男がいるからなぁ~」と視線がワタシに集中した。
私は雨男じゃありません!
昨年10ラウンドほどしてるけど、雨に祟られたのは3回ほどです! って確率3割だからやっぱり雨男なのか?

オレンジバンデッドパイプフィッシュ、初めて見ました。パイプウオの例に違わず、このオレンジバンデッドパイプフィッシュもペアでいました。2匹仲良く並んでるところを撮りたかったけど、これがまたチョ~難しい。

さてゴルフ。誰ともなしに「明日は雨だけど中止にする?」。当然ですな。中止となれば朝はのんびり出来る。結局酒宴となってたらふく飲んだ。翌朝はしっかり二日酔い。

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ミナミハコフグ赤ちゃん@アンボン・ミドルポイント

先月、アマゾンで買い物をした。ところが配達予定日を2週間過ぎても商品は届かない。代金はすでに支払ってあるので「何か手違いがあったか、詐欺に引っかかったか?」と思いつつ、購入元へ問い合わせのメールを送信。すると翌日、「大変申し訳ありませんでした。誠に不本意ではありますが返金対処いたします」との返事。
不本意ってなんよ、もしアタシが問い合わせしなかったらバックレ? それはコッチのセリフだろうと思っていたら、何とアマゾンギフト券を送ってきやがった。こっちは現金払ってるのにギフト券って何よ! アマゾンでしか使えんジャン。

まぁ、腹立ちはこの可愛いハコフグちゃん見て納めよう。

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ボロカサゴ@アンボン・リノシティ

アンボンに向かう前のことなんだけど、夕食時にアスパラと椎茸のベーコン炒めが出てきた。だと思った。が、食してみると何となく違う。
「これはベーコン?」と聞いたら、「んん、豚肉」。
豚のバラ肉炒めすぎてベーコンのようにカリッカリ。まぁ、油はほぼ全部溶けちゃってるから健康的にはその方がよろしいのかもしれん。

さて、ボロカサゴです。
ワタシ、ボロカサゴに会ったのはこれが2度目です。英名ではレーシースコーピオンフィッシュといいますが、まさしくヒレがスッケスケのボロボロ。レースのようだといえば確かにその通り。こんなスコスコのヒレで水を掻いて推進力は得られるのでしょうか? 見た目がボロボロでも、きっとヒレの役目はちゃんと果たしてるんでしょうね。

こちらもご尊顔お見せいたしませう。

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5月1日と2日に休みをもらって9レンキュ~! 人呼ぶところの、しっかりゴールデンな休日をいただいちゃいました。で、向かった先はインドネシアのアンボンという島。ここでしか発見されていないというサイケデリックフロッグフィッシュに逢いに行ったのでした。

しかし、しか~し。
アッチのパーティーで「2匹いたよ。しかも色違い」だの、コッチのパーティーで「昨日会ったよ」だのという言葉が聞かれるなか、私は4日たっても逢えず。だんだん敗戦濃厚と思われた最終日前日にやっと逢えたのでした!

ジャ~ン!


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カエルアンコウの仲間ではありますが、なんともけったいなお姿です。こんな模様の奴が赤、青、黄色といるってんだから、これまた奇々怪々なサカナです。しかも卵を胸びれの後ろに抱えて抱卵するってんだから、ますますもって奇っ怪。奇っ怪ついでに正面顔もお見せいたしませう。

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今度は抱卵中のお姿やベイビーにも逢いたいなぁ、と強く思ったタカラガイなのでした。
しかし、こんなけったいなサカナがいるダイビングポイントはというと…………。

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ゴミがたくさん浮かび油膜が広がり、そして工事による泥が舞い込むニゴニゴの、岸からわずか5㍍ほどしか離れていない水深2㍍の海中なのです。なんでよりによってこんなバッチイ海中にいらっしゃるのか? これまた不思議な奴でした。

ちなみに現地のガイドさんたちは、この地でしか見られたことが無いということでサイケデリックフロッグフィッシュとは呼ばずにアンボンフロッグフィッシュと呼んでいました。


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