タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2013年12月

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今年もいろんな所に行けました。オーストラリアのエスペランスを皮切りに、マラパスクア、コスメル、屋久島に石垣島、ラパス、e.t.c。なんとも幸せなことです。

訪問した先々で、いろん方にお世話になりました。その節はどうもありがとうございました。そして特にラパスでは高熱を出し、現地の方に助けて貰いました。本当にありがとうございました。

ことし訪問した中で出色だったのは屋久島でした。一日で四季を感じることが出来る島…なんて言われてますが(本当?)、海も山も私にはとても興味深い島でした。間違いなく来年再訪するでしょう。

そして計画倒れに終わった海もありました。この正月でじっくりとそれらの海へ行く計画を練りたいと思ってます。
コレが今年最後のブログになるかもしれません。皆さま、どうか良いお年をお迎えください。

写真はラパスでの夕景です。

花屋で花束買うなんて、こっ恥ずかしくて到底出来ない私ですが、ケーキ屋も一人入って買うとなると少々抵抗あります。エッ? 無いですか? 私だけ?
女性ばかりが集うような場所はどうにも苦手なんですが、昨夜はどうした気の変わりようか「たまにはケーキでも買ってってやるか」と帰宅途中でケーキ屋さんへ。ところがX’masとあって小さなケーキ屋さんは押すな押すなの大混雑。ケーキを作るのは上手かもしれんけどお客さんをさばいたことの無さげな若いお姉さんは注文受けるのも右往左往してた。
私が「奥の人から順番に注文受けたら?」と教えてあげたら、「申し訳ありません」と頭を下げられてしまった。いや謝られるような事は言っとらんよ。これでは注文さばくのも大変だわな。「いや、文句言ってるんじゃないのよ。早く処理できる方法教えてあげただけ」と返してあげる気も失せてしまった。

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ハナゴンベの赤ちゃん@屋久島・お宮前

そのケーキ屋さんで小さな子供がガラスケースに顔をベタリとくっつけて、どれを買って貰おうかと懸命に品定めしていた。ガラスに鼻の頭の油が付いちゃってた。位置が低いから大人の客には影響ないけど、角度によってはテカテカと光が反射してた。
お店のお姉さん、気付いたかなぁ。

昨日そして一昨日と、実に10数年ぶりの連チャンゴルフだった。身体、ガタガタになるかと思ってたけど、さほどでもなし。少しはスイングが良くなってるのかしら?スコアはどんどん悪くなってるけど。

日曜日は勉強仲間の親睦忘年コンペ、そして昨日の天皇誕生日はお客様に誘われての忘年ゴルフだった。

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両日共にメッチャ寒くて、昨日は朝8時時点で気温マイナス2.5℃だった。 
冷凍庫の中でプレーしてるような状態。日だまりは太陽の偉大さを感じられるほどに暖かさもあったけど、日影で風に吹かれると卒倒寸前。もうゴルフしてるどころじゃなく、同伴競技者の皆さまには大変失礼してしまったけれど、もはや他人様を見てる余裕もなく自分のスコアすら忘れる始末だった。

上の写真のコースはオリムピックゴルフ倶楽部。本当はオリンピック(Olynpic)にしたかったようだけど、あの爪楊枝さえも商標で商売にしようと目論むJOCにNo!を突き付けられ、仕方なくnをmにしオリムピックとしたらしい。
そんなワケで当然ニギリはオリンピック。ご存じでない方もいらっしゃると思うので、チロッと説明するとワンパットで沈めた人がご褒美を貰えるというもので、パットの距離が遠い人から金賞、銀賞、銅賞となり、一番近い人は鉄板だから鉄賞。
私はこのニギリが得意な方なのだけれど、今回は一つも賞を取れなかった。寒さで集中出来ないんだモン。
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空はこんなに青く抜けていたけど、寒いのは嫌だ。
そういやぁ、スキーも行かなくなって20年以上になるなぁ。若さが減るに従いニンゲンはネコに近づくようだ。確かにここ数年来、犬派だった私はネコも好きになってる。正月はコタツでゴロゴロ、が一番幸せを感じるもんなぁ。

イヤハヤ冬だから当たり前なんだけど、連日寒くて温泉にでもノ~ンビリ浸かりに行きたくなっちゃいます。
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写真は今年の8月に行った西伊豆大瀬崎のお宿のお風呂。風呂場覗いたら誰もいなかったんで、スッポンポン状態だったけど慌てて脱衣所に戻り、携帯カメラでパチリ撮っちゃいました。
普通、海辺の温泉って塩分強くてそれだけでポカポカ温まる(温まり過ぎる)けど、このお宿の温泉は海辺のそれではなく、とても良い湯だった。湯船が狭いのは民宿だからしようがないね。出来れば絵でない本物の富士山か海原など眺めながら浸りたいけど、海水浴客やダイバーで賑わうこの場所でそれやったら公然わいせつ物陳列罪で入浴客全員逮捕されちゃうか。
素朴なお宿らしくお風呂にあった桶も、昔懐かしケロリン桶。
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お風呂とケロリンの共通項が分からない。生理痛の方は男のワタシにはワカランけれど、頭痛、歯痛の人が温泉入るとはとうてい思えん。何故に風呂屋にこの桶があるのか摩訶不思議。
この桶、1500円ほどで売ってるのね。知らんかった。買う人、いるんだろうか? いるから売ってるんだろうなぁ。これまた奇怪摩訶不思議。

ところで………。

温泉に「源泉かけ流し」ってあるけど、何で“かけ流し”なんだろ? アタシ的には“たれ流し”の方がすんなりと受け止められるのだけれど。

私の友人・筋肉ムッキムキ、マッチョのPちゃんは趣味がトライアスロンなのだ。私より若いとはいえそのバイタリティーには頭が下がる。
目の前にニンジンならぬボールでも無い限り走ることなど到底出来ない私にとって、目の前の先行者の背中はニンジンの代わりにはなり得ない。ましてや先頭ならニンジン無いから走れない。Pちゃんのその精神力には本当に驚いてしまう。

そのPちゃんが先月のロタ島に続いて、今度はテニアンでのレースに参戦するという。11月のロタ島は、ロタホールでのスポットライトも綺麗に浴びることも出来ないから行かなかったけれど、テニアンとなれば話しは別だ。応援しに行ってやろうと画策した。スイムコースの下に潜って下から撮影してあげても良いかな…、なんて思ったりもしてる。
ところが………!

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トライアスロン参加者が大挙してテニアン島に行くらしく、既に飛行機は満席状態。
はてさてどうしたモノか、と思案してたらビジネスならなんとか行けそうだと判明した。エ~イ!清水の舞台からダイビングだ!
……ということで、カミさんは初めてのビジネス搭乗に今からはしゃいでる。(まさかビジネス乗るから洋服も新調するなんて言い出さんだろうな
私は先月買った100㍉マクロの初使用をしたいところだけど、テニアンではなぁ…。やっぱワイドだよなぁ…。

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写真はテニアングロット。

連日連夜続く年の瀬恒例のイベントも、明日を乗り切ればあとは来週2件のみです。さぁ、最後まで頑張るゾ~!

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ツマジロサンゴヤドカリ@屋久島・タンク下。

マンガで頭をガツンッ!と殴られて目からキラキラと星が出てくる表現あるけれど、まさにこのヤドカリ君は目が星そのものです。ジ~っと見つめられると吸い込まれそう。この目を「宇宙のようだ」と表現されたガイドさんがいたけど、確かに星と言うより宇宙のようです。

さて連日の忘年会で、帰宅時および起床時には頭の中を星が飛び交ってるのが私ではありますが、何もよりによって何で年末に集中するのかワケ分かりません。
確かにこんな時期にしかゆっくりお話し出来ない方々もいらっしゃいますが、出来れば年間通じて平均化すればみんな楽になると思うのですが………。
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よくよく考えるにワタシ、ほぼ連日、年間通じて忘年会状態でした。

昨日、入院のお見舞いに行ってたら、病室に突然「メリークリスマ~ス!」と大きな声出してこんな姿の女の子が入ってきたので驚いた。

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看護婦さんなんだそうな。
なんでも看護婦さんの有志一同でクリスマス・コンサートをやるのだとか。その案内で各病室を回ってた。白衣の天使がこの日は紅衣の天使に変身!ってワケだ。

看護婦の仕事って、とても辛い肉体労働で今では3Kに入る職種だそうだけど、彼女の屈託の無い笑顔や、激務の中でコンサートを開くような練習をいつ行っていたのかと考えると頭が下がる。
この直後に別の看護婦さんがやってきて、患者さんの体温や血圧計って行った。「ここの看護婦さん、みんな優しくてとても気のつく人たちばかりなの」。
私も入院するときはこの病院にしようと決めたのだった。

前週は土曜日まで5日レンチャン、そして今週は一昨日も、そしてその前のさきおととい(一昨々日)も一昨々々日も連日連夜の忘年会。ようやっと昨夜は開放されて久しぶりに自宅でゆっくりと晩酌できた(それでも飲むんだなぁ~)。

一昨日の忘年会会場は焼肉屋だった。その焼肉屋にゾロゾロゾロと、10名ほどのうら若き乙女の集団が入ってきた。ファッションからしてどう見ても大学生。きっと近くの大学の女子学生たちだろう。

「これが今流行の女子会ってやつか」とシゲシゲと観察してしまった。
飲み方が実に可愛らしい。焼肉屋でカクテルをオーダーしてる娘もいた。まさか焼酎のボトルを注文することは無いだろうと思って見てたけど、アタシ的にはワインのボトルくらいは頼むだろうと予測していたのだ。しかし、ワインも運ばれてはきてたたけど、グラスだった。
私ひとりでもワインのボトル1本くらいは飲んじゃうけどなぁ。さすが女子会! 飲み方も上品だ。オッサン同士の忘年会よりあちらの席にお邪魔したかった

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まぁ、こんなボタン設置してる飲食店も少ないだろうけど、飲み過ぎたからと上のボタンを押してはいけません。
それより気分悪くなるほど飲んじゃあダメよ!

この地上に存在する全てのもの、森羅万象に神が宿ると考えるのは日本固有の思想だと、何かの本で読んだような記憶もうっすらあるけど、本当に日本だけなんだろうか?
八百万(やおろず)の神がいるというこの日本、この八百万というのは神様が八百万もいるということではなくて、木々や葉っぱや縁の下や川の中など、至る所に神様は沢山いるっていう意味だけれど、それにしたって多いと思う。
すべてのモノに神が宿るという考えは、万物すべからく大切にしましょう…ってことなんだろうな、きっと。

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シマヒメヤマノカミ@レンベ。
なんでこんな名前が付いたのか? なんでも山の神は女の神様でしかもブサイクなんだそうな。だから美しい女性が山に入ると怒る。その山の神の怒りを静めるためにもっとブチャイクなオコゼを献上した。そのオコゼより美しいですよ~!ってことで、この魚にヤマノカミって名が付いたとか。ホンマカイナ? ググって調べ、裏も取らずにテキト~なこと書いてますので真に受けませぬようお願いします。

毎年この時期になると嫌なことが二つ。一つは家の大掃除、そしてもう一つが年賀状の作成。
先週末、年賀状の作成に取りかかった。しかし、今年は例年以上にアイディアが出てこない。その年に撮った写真を使ってデザインを考えるのだけれど、今年は年賀に使用できるような写真が撮れなかったことに加え、まるでアイディアが浮かんでこないのだ。ボケの兆候? 

年に一度くらいは近況など一筆書き添え「まだ生きてるよ!」と、遠い友人へ便りを送り送られることで、付き合いは細くなってしまったけれど“友人”と呼べるのだろうと思う。
デザインはネットで調べてパクることにしょう。

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メガネウオ@レンベ。

年末最後の仕事持つ身には最悪の連休(天皇誕生日)に、いつもは年賀状作成フィニッシュに持ち込んでいたのに、今年は連日ゴルフの予定が入ってしまい仕事どころか年賀作成も大掃除も出来そうにない。さて、困った。
正月くらい綺麗サッパリした家で、メガネウオのように砂ならぬ暖かな布団に潜り込み、まどろみながら過ごしたいと思うのだが……。

毎朝の通勤で、私は新宿駅の西口から乗り換えるのだけれど、ちょうど新宿駅を横断するようなカタチで西口から東口方面へと行かねばならない。その途中には総武線、山手線ほかいくつかのホームがあるから、人の波はそれぞれのホームへと流れていく。当然、その人の波には何の秩序も法則も無いわけで、川に例えるなら濁流と渦が渾然一体となったようなものだ。

毎朝、この濁流を横切るのが嫌い。前を向いて前方から来る人がどっちに行こうとしてるのかを観察しながら歩くのだけれど、それが読めない。
しかしある日気が付いた。私が前から来る人を凝視してるから、その人物は私が避けてくれるだろうと私を無視して歩いてくるのだということに。以来、私は相手の顔を見ずに足元だけ見て歩くことにした。少し人混みの中を歩くのが楽になった。

今朝、たまたま私の前方を、これまた私が進む同じ方向に、大股で、肩を怒らせて歩く、およそ朝の通勤時間帯には似つかわしくない御仁がいた。彼の後ろにピッタリと着いて歩いたら、これがまたと~っても楽なの! 前方から足早に来る人々はみんな彼を避けて行くから私も彼の後ろでスイスイ歩くことが出来た。

「てめえ、何で俺の後をつけて来やがる!」

と怒鳴られる前に、私が乗り換える電車のホームに到着できた。ヨカッタ、良かった! 楽に歩けたのは助かったけれど、朝っぱらから因縁着けられてはたまらん。

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ギンガメアジのトルネード@シパダン。
右回りする奴に左回りする奴もいて、まったく秩序が無いのになんでコヤツらはぶつかったりしないのだろうか不思議だ。

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一昨日は名門ゴルフコース・東京ゴルフ倶楽部でコンペだった。
このコースの事は何度か書いてるので、コース・インプレッションは書きません。今回私たちの組に着いてくれたキャディさんのこと、書こうかと思います。
そのキャディさん、何とも若い!なんとも初々しい。年齢を聞いたら20歳になったばかりで、高校卒業してこのコースのキャディになったんだそうな。就職して2年目だって! 
「ゴルフ部だったの?」と聞いたらそうではなく、別にゴルフが好きなわけでもなさそうだった。「そりゃ勿体ないよ。せっかくこんな良いコースで働いてるんだから、是非ともゴルフはやってみるべきだよ」とは言ったけれど、アタシ的にはゴルフやったことも無ければキャディは務まらんだろうと思うゆえの助言だった。 
ゴルフに限ったことじゃないけどね。

何ホール目かに3メートルほどのパットが残り、アタシはそれを沈めればパーで上がれるので必死で芝目を読んだ。それまでもその若いキャディさんに何度かグリーンを読んでもらってたけど、
「ボール一個くらいスライスかな?」とアタシ。
「いいえ。ストレートです。切れるとすればむしろフックです!」とキャディさん。
アタシの目にはどう見ても左側の方が高く見えるけど、きっと芝目がきつくてフック目なんだろうと解釈し、カップの右端を狙った。
スルスルスル~、っと転がっていったボールはカップ直前で右に大きく逸れていった。

スライスやんけ!

2年くらいで18ホール各2つあるグリーンの芝目をすべて覚えるのは難しいだろうとも思うしね。「だからこそ自分でプレーしなくちゃ!そうすればもっと早く覚えるんだよ!」と言ってやりたかったけど、アタシは彼女の若さに免じて許してあげたのだった。カップの右フチを狙ったのに、カップ一個分も右に打ち出してしまった自分のパッティングの下手さなどは棚に上げて。
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先日、ボール蹴りにグランドまで行ったら試合か何かで遠征に出ていたようで誰も居なかった。独りでリフティングしてるのもつまらないから、せっかくサッカーするために着替えたのだし、家の近所の公園を走ってきた。

すでに陽も落ちあたりは真っ暗で、公園散歩道の街路灯だけでは足元もおぼつかないほどだったけど、やけに人が多い。なんでかなぁ~?と走りながら考えてたらハタと気がついた。周囲の木々が見事に紅葉してた。
それで人出が多いのだと気付いたら、それまでは自分が吐く荒い呼吸しか耳に届いていなかったのに、落ち葉を踏みつけるカサッ、カサッ、カサッ、カサッというリズミカルな音も耳に飛び込んできた。

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リザードトリプルフィン@ラパス・サンラファエリート。
水中では自分が吐き出すエアーの音がとても大きく聞こえるのだけれど、ときにその音の存在を忘れることがある。自らが吐き出し一番耳元に近いボコボコボコ、という音が聞こえていないのに、頭上を走り去るボートのスクリュー音が聞こえたりすると再び自分のボコボコボコという音が聞こえてきたりする。

そうそう。
山の小川の側で野宿したりしたとき、その川のせせらぎの音が耳についちゃって寝付かれない事があるんだけど、眠りに落ちた翌朝、そのせせらぎの音が聞こえないんだ。で、「アレ?変だな?」と気付いた途端に音がよみがえってくる。人間の身体ってのは本当に不思議だ。

で、リザードトリプルフィンはなんで登場してきたのか? これまた不思議だ。彼が出たい!と私の潜在意識に波動を送ってきたんだ、きっと。

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