タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2012年09月

sanbasi

セルフと言えば讃岐うどんや小諸蕎麦を思い出すけど、表題のセルフってのはダイビングのお話し。(上の写真見ればウドンやソバを思うことはないか

もうかれこれ420本ほど潜っているのだけれど、まだセルフ・ダイビングをしたことがない。
ずっとバディ無しの独りだったし、最近じゃぁそれらしき連れも出来たけど(=かみさん)、バディを組むには心許ない連れだ。

心許ない…なんて書いてはみたが、実際のところわたし自身に自信が無いってのが一番の理由。
いっつもガイドさんに任せっぱなしのダイビングをしていたから、およそコンパスに目をやることなど必要無いから結構な本数潜っていてもスキルはてんで話しにならんのだった。
「こんな事じゃいかんゾ!」と、数年前からガイドさんの後ろをくっついて行っても、コンパス覗いて「今はどっちの方角に進んでるから陸地はアッチでボートはコッチの方角だ…」なんて考えながら潜るのだけれど、それもものの数分もすると撮影やサカナ捜すのに夢中になっちゃって、方向感覚はゼロに。

最近じゃロストして水中で自分独りきりになっても慌てる事は無くなったけれど、それでも未だにセルフの機会に恵まれないでいる。
その心許ない連れは「今度行く◯◯はセルフ出来るからやってみようネ」なんて言うこともあるけど、結局、ガイド付きのダイビングで忙しかったり時間が無くなったりビール飲んじゃったりで実現出来ていない。果たしてセルフ初体験はいつの日か。

写真はモルジブ・マクヌドゥ

anataheどうしても肌に合わない人っているもんだけど、私にとっては高倉健という役者がそれ。
確かに素晴らしい役者さんだとは感じるのだけれど、その演技が私の好みではない。性格俳優ってそれなりに作品の中で良い味を出してくれて、とっても光っているのだけれど、その性格丸出しのような演技ゆえに人によって好きずき分かれるのは致し方ないことだと思うのだ。
私が好きな個性剥き出しな役者さんは、今は亡き松田優作や下川辰平、そして佐藤允などなど。

そんなわけでいま公開中の映画『あなたへ』も観には行かない。田中裕子は好みなんだけど。
たまたまヒョコッと立ち寄った本屋でこの本が目に止まり買ってしまった。

先日の日曜日。この前のブログにも書いたけれど東京は朝から雨で、私はゴロゴロと何もせずFM聞きながら雑誌を読み、パソコン覗いたりしながら一日をダラダラと過ごした。その前の週もそうだったけれど、なんか夏バテが今ごろきたのか身体がだるいのだ……、と自分に言い訳して。
しかし、生きるって事は時間を消費してることでもあって、無為な時間を過ごすってことは自分の生を無為なものにしちゃってる、って事でもあるのだ。………とこの本で改めて教えられた。
特に感動するでもなく、ストーリーもまさに映像向きな内容ではあるけれど、自分に“喝!”を入れてくれたことに感謝。だから最近ほとんど読後感などを書いてないので書き残すことにしたのだった。本稿のタイトルはその意味です。けっして本を読んだ時間が無駄だった…という意味ではございません。

高倉健が嫌いだのと、読後感どころか本のあらすじさえ書いてないのだけれど、そこはまぁ、つまりそのぉ、行間を読んで欲しいっちゅうか、ネ? ご理解くださいマセ。m(_ _)m
ストーリーに興味のあるかたはググってくださいマセ。今なら公開中につき、いっぱい出てくると思います。

Cockatoo_flounder
昨日の東京は、朝から冷たい雨が降り続き、気温もガクンと下がって肌寒く、半袖では過ごせないほどでした。せっかくの休みだというのに雨に降られると、行動が制限されちゃってホントに嫌になります。何かに制約されるって非常に困るわけですが、人が社会生活を営む以上かならず何かしらの制約を受けるわけでして。

そんな制約に嫌気がさして、時に自由になろうとするならば、それは孤独の世界に飛び込むこと以外にないわけです。(過去記事
自由と孤独はまさに表裏一体なわけです。

私はときどきうつぶせで眠ることがあります。枕の下に手を入れてそのままうつぶせで寝ます。それなりに気持ちの良い眠りに着くことが出来ますが、難点なのは目覚めたときにひどい肩凝りになってることです。それでも表向きでも裏向きでも眠れることに感謝、感謝です。お尻を怪我したらうつぶせで寝なくちゃならんですから。

うつぶせで眠るというこんな芸当、ヒラメやカレイには絶対に出来ません。 

写真のカレイくん、和名を知りません。一度教えて貰ったのですが忘れてしまいました。(^^;)
英文名ではCockatoo flounder と記します。Flounder というからにカレイの仲間であるようです。口先から出ている白い数本の髭のようなものは、たぶん反対側の胸ビレが進化したのではないかと思うのですが、果たしてどうか? ご存じの方いらっしゃいましたら、和名とともにご教授いただけると幸いです。

yajikita


東京は昨夜あたりから時折涼しい風も吹いて、ようやっと秋の気配を感じられるようになってきました。夜にはコオロギ達の鳴き声が大きくなってきたし、今朝はセミの鳴き声も聞こえてきませんでした。

写真は先日フラリと行った箱根で見つけた石柱。
「これより東海道五十三次」なんて書いてあるけど、東海道のスタートは日本橋じゃなかったっけ? 調べてみれば日本橋、品川、川崎……と続き、箱根は10番目やん!  誰かこの石柱引っこ抜いて日本橋に立ててくだされ。

今朝新聞呼んでいたら、動物には退屈というものがないらしい。
確かにネコなんか、日なたで一日中寝っ転がっていたりするし、パンダなんか日がなゴロゴロしてるだけだ。確かに退屈なんて概念は無いのだろうな…なんて思っていたら、もっと凄い奴がいることに気付いた。
セミだ。彼らは7年間も土の中で生活してるのだった。モグラみたいに土中でも動き廻れるならいざ知らず、木の根っこにしがみついたまま木の汁を吸い7年間もジッとしてるのだった。
今年は例年に比べセミの鳴き声が少なかった。鳴き止んだセミたちは、無事に子孫を残せただろうか?

雨が降って1日何も出来ないだけでイライラしてくるようなアタシがセミに生まれ変わったら、きっと3日で発狂することだろう。

furo


一昨日泊まったお宿のお風呂です。こっちはちっちゃい方のお風呂でしたが、それでもわたし一人の独占状態。雨が降ってましたが露天風呂にも浸かりました。雨に打たれながらお風呂に浸るのも、なかなかおつなもんでして。
内風呂では誰も居ないのを良いことに、泳いじゃいました。

翌朝はとなりの大きい方のお風呂も独占出来ました。
平日だったってこともあるでしょうが、この日の宿泊客、たぶんわたしを入れても5人くらいだったと思います。

なんでも独占出来ちゃうのは嬉しいもんです。しかし、脅迫や武力で占拠するのは独占とは言いません。それは犯罪です。

さてさて、強引にヘリコプターで他国領土に不法入国したお隣のお偉いさん。その後の天皇に対する侮辱発言も許されざる言葉でしたが、在日さんのお店ではあれ以来売上が激減だそうです。そりゃそうだろうなぁ。
夜のお店も赤坂あたりじゃ、あちらの国のオネーサンがたくさん働いてるけど、きっと困ってるだろうと思います。
今まで親日路線だったのを、何を思ったか突然反日路線に方向転換。それをまた国民そろって右へ倣えの付和雷同。
アタシには全然興味の無い国なんでどうでも良いのだけれど、売春目的などの不法入国者も含めれば、100万人を超えるともいわれる在日韓国人。今後どうするつもりなんだろ? 

7月に一日、そして今日(18日)一日。今年は夏休み、結局二日しか取れなかった。
しかも今回の夏休み。本当は先週末から四国へ潜りに行く予定だったのだ。知る人ぞ知る、知らない人はまったく知らない柏島へ。

ところがやんごとなき突発事故で出発2日前にドタキャン。
せっかく帳尻合わせて取った休みを無駄にしたくなかったので、急きょ温泉に行くことにしたのだった。
 
susuki_no_hara
家を出たのが17日の午前中。3連休の最終日だから空いているだろうと思っていたのだけど、大きな間違いだった。
最初に向かった富士山は、スバルライン入り口の掲示板には「五合目駐車場満車!」。それじゃあ、と向かった忍野八海もヒト、ひと、人、で早々に退散。
夕刻近くなればみんな帰り始めるだろうと向かった仙石原のススキの原もご覧のごとく。イヤハヤ、みんな考えることは一緒ってことですナ。

選んだ宿は箱根の重要文化財に指定されている温泉宿で、昭憲皇太后、有栖川宮熾仁親王、木戸孝充、井上肇、伊藤博文、福沢諭吉、市村羽左衛門、尾上菊五郎といった名だたるお方が逗留されたお宿なのだ。そこに私の名も列記されることになった。
私が寝ていた部屋の床の間に飾られた掛け軸も、徳川慶喜の直筆作品だってんだから驚いちゃった。食事に使われていたお盆も運慶作の鎌倉彫だそうで、アタシ、そのお盆にお酒をいっぱいこぼしてしまったのだった。 そんなこと、先に教えておいてくれれば良いのに。後世、「これがタカラガイが酒をドボドボこぼした運慶作のお盆です」とでも言い伝えられるのだろうか?(アルワケナイ!) 

hakone_bridge
特に何かを頑張った…なんてことも無いのだけれど、今年の夏はこたえた。この暑さだもんなぁ。
二日間、ノンビリではなかったけれど、久々の“行き当たりバッ旅”は楽しかった。何処に行っても突発ゲリラ豪雨に追いかけられた旅だったけど。
 

何やら自民党・安倍晋三元首相が総裁選に出馬するらしい。
あの人、一度総裁になっていながら体調芳しくなく総裁として任務を全う出来る自信が無いと、自ら辞任したはずなのに、なんでまたシャシャリ出てきたんでしょう? ご健康になられた…ってことでしょうか? 臆面もなくシャ~シャ~と出てくる奴も出てくる奴だけど、それを担ぎ上げる自民党も自民党だ。それだけ人材不足ってことなんだろうなぁ。誰でも総裁になれそうな国です、この国は。

札幌のトイレマークは男女ともにマフラーしてるそうですが、こちらは京都の公衆便所で見つけたマークです。

kyoto

手を繋いでる子供はどっちに入るのでしょうか?


で、こちらはムンジャンガンで見つけた女性トイレ前のマークです。
munjan_girl






して男性は?





munjan_man

なんともストレートな表現でございます。


私が子供のころに育った土地(練馬)には森があって川も流れていて、カブトムシやクワガタはたくさん捕まえられたし、川ではザリガニやメダカを捕ることも出来た。白蛇ですら何度か見かけたし、フクロウが飛んで来たりもしたけれど、さすがにウサギの姿を見ることはなかった。

gokayama


♪ ウサギ追いしかの山 コブナ釣りしかの川 ♪ と歌でも歌われているけど、いくら映画 『Always三丁目の夕陽』 みたいな時代であっても所詮は東京。当時わたしが暮らしていた土地では、ウサギやシカが庭先に現れるようなことはなかった。

上の写真は先々週に風の盆を見に行った際に、フラッと立ち寄った富山県は五箇山。yasuke
こんな茅葺き屋根の家に住むのは、特にこんな山奥の集落ではとても大変だろうと思う。
中に入れさせて戴いた古民家にはエアコンなんて無く、扇風機がカラカラ音をたてて回っていた。囲炉裏があったけど、冬になればその寒さはかなり堪えることだろうとも思う。
でも、こんな素敵な場所で暮らせるのは、人によっては幸せなことだろう。

都会では日々仕事に追われ、雑踏の中を人混みを掻き分けて歩き、アスファルトとコンクリで固められた大地は夏の太陽熱を含んでサウナとなり、豪雨となれば土のない大地は雨水をさばききれずに道路が河と化す。
夏ともなれば蝉も鳴くし蝶々も飛ぶけど、彼らが好んでこの地に来たのではないことは自明だ。

五箇山。こんな日本の原風景、いつまで残るだろうか。

そうれはそうと………。
最近、我が家の近所でタヌキが出没するのだ。愚息1号が「家の前にタヌキがいた!」と言ったのが数ヶ月前。「ンなことないだろ。お前、メタボのネコをタヌキと見間違えたんだ」とその時わたしは言ったのだけれど、先週、深夜帰宅となりタクシーで帰った際に目撃した。
まるまると太った立派なタヌキだった。
残飯漁っているうちに、こんな都会まで来てしまったのだろうと思う。どこの家に居候してるのか? まさか我が家じゃあるまいな。

卒業式に入学式、正月だったり会社の新年度だったり、毎年毎年なにかしらの節目となる日が訪れる。子どもたちにとっては夏休みが終わって新学期が始まった今の季節なんか、とっても重たい節目なんだろうと思う。だって私なんか子どものころ、夏休みが終わりに近づくにつれて毎年ノイローゼになってたから。(←ウソ
tamasima
今年の正月に訪れた、岡山県の古い町並みが未だ残る玉島地区。
先週も古い町並みが残る富山県八尾に行ったけど、この玉島地区の町並みには歴史をヒシヒシと感じた。ここを訪れる前に倉敷にも立ち寄ったのだけれど、あちらは懸命に古さや歴史を残そうとしてるのが分かちゃって、なんかちょっと“造られた”ようなイメージを受けたけど、この玉島地区はまるで時間が数十年ストップしちゃったんじゃないかと感じるほどに、昔の面影がそのまま保存されていた。

上の写真は造り酒屋の壁。風雪に耐えた板壁には無数の節が。

樹木は年輪という、目に見えるもので一年一年のおのが歴史を刻んでいくけど、ニンゲンはアルバムやこのブログのようなものに記録として残す以外にすべがない。
それでも人によってはその顔や手、そして言動の中に年輪を感じさせる人もいる。

本日、ワタシも回目の誕生日を迎えた。

何人かの人からお祝いのお言葉や贈り物を戴いた。そのお言葉や贈り物は、大変嬉しく、ありがたく戴きますが、申し訳ありません、当人にはなんの感慨も、ましてや感動もないです。
自分の手の甲や頭髪を見れば、「歳、取ったちゃったなぁ」と溜め息も出てくるから、それなりに年輪は刻まれてはいるのだけれど、意識はちっとも年輪を刻んでいない。いまでも夏休みが恋しい。そういやぁ、今年はまだ夏休みを取っていなかった。

ganp

この画像見ていっぱつで「あぁ、アレね」と答えが思いつく人、かなりの映画通です。

これはトム・ハンクスの『フォレストガンプ』ワンシーンを再現したものです。

最近まで私の携帯電話の着メロは、私が一番好きな映画『ニューシネマパラダイス』だったのですが、どうにも音質が悪くて、このフォレストガンプのテーマソングに代えました。

どなたか音質の良いニューシネマパラダイスがダウンロード出来るサイト、ご存じないでしょうか?

自転車に乗りながら携帯電話操作していたり、歩きながら携帯見ていたり、「三つ目がとおる」の三つ目クンみたいにおでこにもう一個目があるんじゃなかろうかと思われるようなアクロバチックな方々にお願いしたら見つけてくれるかもしれないですね。(注・自転車での携帯電話操作は3ヶ月以下の懲役、又は5万円以下の罰金です)

しばらくはフォレストガンプでいきます。どこかでこのメロディーが聞こえたら、そこに私がいます。

BlogPaint


どうやら尖閣諸島は国が買い取ることになったようです。
東京都で持たれると石原さんが強引に船の待避施設を島に造っちゃうだろうから、国はそれを恐れたのでしょう。外交政策としてどちらが良いのかをここで論じる気はありませんが、国民が石原氏の言動に賛同して募金した10億円を超える尖閣諸島買取金はどうなっちゃうのでしょうか?

さて。先週のおわら風の盆の続きです。
八尾に到着し、ちょっとだけ子どもたちの風の盆を観た後、私たちは八尾の和紙展示場を覗きに行きました。ちょうど館内を見終わったころ、雷鳴と共にどしゃ降りの雨となりました。
傘が入った荷物は料理店に置いてきてしまったので、ここで雨宿りすることにしました。ところが休んでいたら………。

館のおばちゃん「もう7時過ぎて閉める(館を)んやちゃ」。

わたしたち「……………」。

館のおばちゃん「もう小雨になっとるねっちゃ」。

わたし「傘を貸してもらえますか?」

館のおばちゃん「傘は無いがね」。

いや~、たまげました。
さて、このおばちゃん。なにゆえにこのような言葉を発したのでしょうか?

1.本当は閉館は6時だけど7時まで待ってやったっちゃ。
2.もう小雨だからこの程度だったら濡れても大したことないっちゃ。
3.私も早く家に帰って風の盆踊る用意をしなくちゃならんきに。
4.アタシャ、腹減って死にそうなんよ。

風の盆はとっても風情があって、しかも料理店の女将も素晴らしい人で、私はとっても八尾という土地を気に入ったのですが、このおばちゃんが20点マイナスにしてくれました。
外交政策は駆け引きだそうですが、どうせ雨の中へと私たちを追い返すなら、もう少し上手な言葉を使えば良いのにね。
まぁ、普通の人なら「もうすぐやむからそれまで休んでいきなさい」とお茶くらい出すとは思いますけどね、日本人なら。

踊りはやっぱりお店の外、路上での方が風情がありますが、地方さんの歌声が、喉がとっても素晴らしいのでお店の中で披露してくれた踊りも動画アップしておきます。素晴らしい歌声をご堪能ください。

bonbori

母を連れ、かみさんに連れられて、富山県八尾のおわら風の盆に行ってきました。なんでかみさんに連れられて……なのかというと、富山がかみさんの故郷であるからです。

この風の盆、一度は観てみたいと思っていたのですが、ようやっと念願叶いました。しかも母を連れて行くことまで出来ました。
しかし、毎年9月の1日、2日、3日と行われるこの行事が今年はたまたま土日にかかったことで、もの凄い人出。地元新聞の発表によれば1日で12万人もの人がこの小さな町に集まったそうです。
さて、1日。私たちは15時ころに八尾に到着しました。マイカー規制され車は特設駐車場に停めさせられて専用バスで町中に入ります。
八尾には11の町(地区)があって、それぞれ町ごとで町内を練り歩きます。私たちは諏訪町に向かいました。道路も石畳で古い街並みが残っているからです。
ところが……、町に到着したらもの凄い雷雨到来。「こりゃ、今日は中止になるかも」という町人の言葉にガックリ。
食事処も予約済みだったので、「酒飲んで帰ろう」と諦めかけていたら、

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再開してくれました!

しかもお店のはからいで、そのお店の前でしばし停止。おかみ曰く、「花、投げといたから」。
関東でも芸者さんのお代を花代と言いますが、その花代を渡しておいたってことでしょう。なんと粋なはからいでしょうか。2~3分、お店の前で踊りを魅せてくれました。デジカメ撮影の動画で画質&音質悪いですが、その模様をお届けします。(もっと綺麗な素晴らしい動画もありますので、美しいのを観たい方はそちらをどうぞ)


このおわら風の盆、地元の方に聞いた話では、女性は全員結婚前の女性だそうです。結婚してなければ60過ぎの方も踊れるそうです。みな編み笠で顔を隠して踊りますが、それはかつて手ぬぐいで顔を隠して踊っていた名残だそうです。
では何で手ぬぐいで顔を隠して踊っていたのか……。女性が恥ずかしくて顔を隠して踊っていたのが、そもそもだそうですが、私は「大切なのは顔じゃないよ、踊り(心)だよ」と言っているんじゃないかと思うんです。

さて女将の粋なはからいはまだまだありました。
なんとお店(ほとんど一般民家です)に、町を練り歩いた後で踊り手さんと地方(お囃子)さんが来てくれました!

odori

誕生日は来月ですが、母に素晴らしいプレゼントができました。

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