タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2012年07月

先週の土曜日。
私は自宅のベッドに横たわり、ボ~ッとしていました。前夜、いつものごとくの酒席で帰宅が午前2時を過ぎていたため猛烈な睡魔に襲われていたのです。
しかしあまりの暑さに眠ることも出来ず、何もせずジ~っとしていました。何もしないのに私の全身は汗みずくになってしまいました。前にも書いてますが、我が家では基本的にエアコンを使用しません。ほとんど扇風機のみで夏場を乗り切ります。その扇風機から届く風は、まさに熱風。
思わず扇風機に「お前はドライヤーか!」と怒鳴りつけたくなりました。

そして昨日の日曜日。
麻布の豪邸にお呼ばれしました。BBQに誘われたのです。
午後14時スタンバイ。下ごしらえをして16時のスタートです。当初は14時スタートの予定でしたが暑いだろうからと変更したのです。それでも猛烈な暑さでした。そんな暑さの中、私が到着した14時には、向かいのお宅でも外人さんが大勢集まってBBQやってました。ガイジンさん、身体の作りが(脳みその沸点が?)私たちとは違うようです。

BBQはとっても美味しく、そして楽しかったですが、やっぱりこんな日には海が恋しい。

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スミニャックのホテルで可愛らしい踊り子さん二人が踊りを披露してくれた。まだ若い踊り子さんで、指先の使い方や目の動かし方、首を左右に振る動作にしても、まだまだぎこちなかったけれど、可愛いかったからイイのだ。動画も撮影していたので、Youtube にアップしようかとも考えていたのだけれど、まだまだ半人前のダンスだったから彼女たちの将来のために動画アップはやめとく。(ウソ。ホントは私の撮影がヘタだったから )

踊りの後で、お客さんのテーブルひとつずつに廻っていって、お客さんと一緒に記念撮影させてくれた。私たちもせっかくだからお願いした。(もしもその写真、閲覧希望ありましたらコチラから。ページ下段の方に掲載してます)

記念撮影前から彼女たちが舞うのを見ていて、「どこかで同じような光景を見たような気がする」と、デジャブのような感じを受けていた。
なんだろなぁ、なんだったかなぁ、と思っていたけど結局そんなことを考えていたことすら忘れて帰国していた。

そして先週末、写真の整理していてそれが何だったか思い出した!





これだった。

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シマヒメノカミ@シークレットベイ。海中の舞姫。

なんだかいっつもブツブツと文句ばっかり言ってる奴、あなたの周囲にいませんか? 私の近辺にはいっぱいいます(笑)。
最近ではやたら反対論ならなんでもいいんじゃないかと思うほど、とにかく反対!反対!と言ってる輩もいます。反対するならその代替案も言わないとネ。
でも、自らの意思表示が出来ることは良いことだと思う。(自らの、ではなく他人の意見に流されてる気配が濃厚だけど)
イシヒョージするなら相手の意見も聞きましょう。相手の意志を無視したイシヒョージは単なるワガママです。どこかの国と一緒です。

ということでイシヨージ君に登場してもらいました。

???

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イシヨウジ@ムンジャンガン・ミンピチャネル。

私の周辺にいる、文句ばっかりいってる人のクチ、こんなんです(笑)。でも、イシヨウジ君は文句言っててこんなクチになったワケじゃありません。

ムンジャンガンの報告ページ、出来ました。お時間ありましたら覗いていってくださいマシ。m(_ _)m

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ムンジャンガン・ミンピリゾートには中庭に温泉のお風呂があって、周囲を塀で囲われているので堂々とフルンで庭を歩いていって浸かることが出来ます。
まぁ、普段でも自宅ではこの状態で家の中を歩き回りひんしゅくを買っているので敢えて書くこともないのですが、外国では国によっては大変なことになるので(日本でもそうか)、このような施設は有り難いです。
この施設には早朝にサルがいっぱいやって来るのですが、もしかしたらこっそりとゲストに気付かれないように温泉に入ってるんじゃないかと思い現地の人に聞いてみましたが、こちらのお猿さんは温泉には入らんそうです。レダンで会ったサルなどは、重たいサッシの窓を開けて部屋への侵入を試み室内の食べ物を盗もうとしてましたが、ここのサルはお行儀がよろしいようです。

さてこの温泉。ゲストだけが利用してるワケはないな、と思っていたのですが周辺に銭湯なぞがあるはずもありません。なんかせっかく温泉が出るというのに勿体ないなぁ、と思っていたら、ありました! リゾートの裏手に温泉が湧き出てる所がありました!

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老若男女、みんなで楽しげに入っていました。お母さん達は人が浸かってるとこで洗濯してます! しかしこのお風呂、マングローブの林の中にあります。底はドロドロの土です。身体も洗濯も、ここではちっとも綺麗にならないような気がするんですよね。
 

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ムンジャンガン・ダイビング初日。
ムンジャンガン島でのダイビングを3本終えてリゾートに戻ると、「ナイト、行きます?」のお誘い。
断るワケが無いですね。

ちょうどこの時期、ニシキテグリの産卵シーズンなんだそうです。ショップ目の前、対岸の岸辺にニシキテグリのお城(枝サンゴの群生)があるんだそうな。
他にふたり、外人さんダイバーも一緒だったけど、エントリーするなり何処かに行ってしまって、お城まるまる私たちで独占状態となりました。海中に届く光がかろうじてサンゴの位置を判らせてくれる程度になってきた頃、サンゴの根っこの方からポツリポツリとニシキテグリが姿を現してきます。

ところがこの時、私の水中マスクが曇り始めました。マスクに海水を入れてクリアするのですが、直ぐに再び曇ってしまうのです。
しかもどういうワケか、私がマスククリアしてる時に限ってニシキテグリのペア達は、シュルシュルッと枝サンゴの上に登って行って受精行為を完了してしまうのです。まるで私のマスクからボゴボゴッっと泡の出る音を合図にしてるかのように。

結局、私はまともに彼らの愛の行為を一度も見ることが出来ませんでした。
上の写真は、かみさんやガイド君が「ムオォォッ!」とマスク越しに声を上げ指をさすので、その方向に感でシャッター切ったものです(トリミングしてます)。ファインダーすら覗いていません。覗いても見えないのですから。

それでも写っていたこと驚きました。タイミングも早すぎたし(この後、もっと上の方で産卵&受精が行われる)、二匹ともアッチ向きですが。
わたしってヒョッとして天才?(腕ではなくて、カメラの機能が良いからですね

イクジットしてかみさん曰く、「すごぉ~い! 感動ものだったね!」。

私はな~んも見えてませんでしたから。

「ニシキテグリって同じカップルで何度も◯ッ◯するんだね」と、かみさん。

それだけ彼らが若いってことなのだよ。

学生達も夏休みに入ったのか少なくなってきて、通勤電車が空いてちょっと楽になってきました。このムシムシ陽気に押しくらまんじゅうのスシ詰め電車は勘弁して欲しいものです。

さて、丸一日をかけてミンピ・リゾートにようやっと到着した時はすでに太陽も傾き、もうすぐ海に沈む頃でした。
部屋に入って設備などをチェックし(これがまた凄いのです。コッチの話しは後日)、まずはダイビングショップに向かいました。日本人スタッフのメグさんに、開口一番「ピクチャードラゴネットが撮りたいんです!」とリクエスト。
すると「シークレットベイに居るけど、今は透明度は悪いし水温も低いですよ」とのこと。

透明度が悪いのはレンベだってそうだったから大丈夫だろうとタカをくくり、水温低いってどの位?と聞くと、24度くらいだとの返事。ゲッ!伊豆並みだ。この温度じゃ、3㍉ウェットじゃぁ無理だ。
インナーを借りようと思ったら、無いとのこと。結局、寒くて無理だったら上がることにして、持参の3㍉で潜ることとなりました。

ところがそのシークレットベイ。水温の低さより透明度の悪さにビックリ仰天! なんと、透明度1㍍ほど。ちょっと目を離すとバディの姿が見えなくなるのです。

水深が最大でも5㍍ほどと浅いので、どうしても見つからないときは浮上して泡の出てる場所を確認し、再潜行すれば良いので心配はないのですが、まるで味噌汁の中に潜っているような状況ですから、お目当てのサカナを捜すのもひと苦労。
仮に見つかったとしても私の技量で果たして上手くカメラに納められたか、まったく自信の持てない透明度だったのです。

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結局、ピクチャードラゴネットに会うことは叶いませんでした。
これでまた、ムンジャンガンに行く口実が出来ました。

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写真はシークレットベイに居たゴンズイ。
小さな穴に押し合いへし合いの押しくらまんじゅうです。まるで夏休み前の通勤電車を彷彿とさせます。右上端には乗り遅れた(入れなかった)奴が。

ヒョッとして水温が低いから遊んでいたのでしょうか?

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バリ島のムンジャンガンというところで潜ってきました。
11日の深夜、12日に日付が変わったその木曜に羽田を発ちシンガポールへ。チャンギで乗り継いでデンパサールへ飛び、そこから延々4時間あまり、山を越えてバリ島最北西端の村に到着しました。詳しい行程はいずれウェッブの方にまとめるとして、久々の南半球訪問です。
この地でけっこう有名らしいミンピという施設でリゾート三昧することがかみさんの最大の楽しみだったようですが、私の目的は別にありました。
事前にダイビング情報を集めたところ、ここでピクチャードラゴネットという、ニシキテグリやコウワンテグリと同じネズッポ科の、かなりフォトジェニックなサカナに逢えると知ったのです。それをカメラに納めることが最大の目的でした。

ところが驚いたことに赤道間近の地でありながら、水温は低くて3㍉ウェットではガタガタ震えるほど。気温は高いけど湿度が低くて、濡れた身体に風が当たると猛烈に寒いのです。ランチボックスのナシゴレン(インドネシア風チャーハン)をスプーンで食べようとしても、手がガタガタ震えてしまって、全部こぼれてしまって食べられませんでした。太陽はジリジリと肌を焼いてくれるんで、しばらくすれば身体も温まるんですけどね。

そんな島から昨日の早朝、成田に戻りました。到着時間は朝7時過ぎ。それなのにすでに気温は27度を超えていました。
赤道直下の南の島より東京の方が断然暑いです。暑さ通り越して熱いです。

写真の整理もままならない状態なので、追々追記していきます。
上の写真はムンジャンガン島に向かう所です。正面手前の平たい小さな島がそれで、その向こうに霞む高い富士の様な山はジャワ島です。

エッ!? それでピクチャードラゴネットは撮れたのか、ですって?
そのお話しは後日に。

spotright写真はサイパンの有名ダイビングポイント、スポットライトです。

突然スポットライトを浴びたように注目されちゃう人がいます。いえ、私のことではありません。私はせいぜい、このポイントで光を浴びる程度ですから。そうではなくて、一夜にして広く人々の注目を集めちゃう人のことです。
私の記憶するところでは、たとえばイギリスのスーザン・ボイル(古いですか?)、もうちょっと新しいところだと東電OL殺人事件で冤罪により15年間も拘留されていたネパール人のマイナリさん。ご本人より喜ぶ娘さんや奥さんの方がクローズアップされましたが…。
東電で思い出したけど、東電の社長さんも有名人になっちゃいましたね。名前、清水さんでしたっけ?

東電社長のように負のイメージでスポットライトは浴びたくないですね。

さて表題に戻って………。
明日から2日間、夏休み戴いて潜りに行ってきます。
東京はまだ梅雨明け宣言出されませんが、陽気はすっかり夏です。日焼けは嫌いですが夏の太陽は大好きです。
太陽がサンサンと降り注いでくれないと、写真のようなケーブ(洞くつ)・ダイビングはつまらないものになっちゃいます。休暇中、天気が良いことを祈るばかりです。

では、戻りましたらご報告させていただきます。











エッ!?  それで何処に行くのか?…ですって?




ナ   ・   イ   ・   ショ   !




って内緒にするほどのことでもないですナ。
バリ島の北西端にあるリゾートです。ほとんど赤道直下の国だというのに温泉があるそうです。
混浴風呂もあるそうです! ウフフフ  

nichirinまさにこの作品が後の『シェエラザード』に続いたんだろうと思われるような浅田二郎の『日輪の遺産』を、先月読んで大いに震えた。

このテの作品を書かせると、この人の筆力は本当に恐ろしい。
この作品も映画化されたようで、しかもかなりの興業収益をあげた…と何かの記事で読んだ記憶が残る。
確かにこれだけのストーリーを書き上げられたら、よほどの演出下手くそがメガホン取らない限り、よほどのダイコンが演じない限り、見応えのある映画が出来るだろうと思う。(映画の評判が良かったのは、原作の良さに加えて監督や役者さんが素晴らしかったからで、決してヘボ監督&ダイコンの映画とは思っていません)

昨夜、ちょっと知った方が出演してるので、ミュージカル『ひめゆり』を観に行ってきた。あの沖縄戦で320人中224人が悲惨な死を遂げたというひめゆり学徒隊の話しだ。
ミュージカルの方は歌を多用しすぎていて、もう少し台詞を入れればもっともっと感動的な作品になったと思う。でもこの作品、これまでに何度か行われていたらしいから、もともとが極端に台詞の少ないミュージカルなのかもしれない。

さて。
舞台上で少女役を演じる彼女たちの姿を観ていたら、私は再び『日輪の遺産』を思い出していた。
あの作品を読んだのは先月も月初の頃で、あの時の鳥肌が立つような感動の余韻もすっかり消えて無くなっていたのだけれど、戦時下の、しかも共に女学生が主人公ということもあって、脳裏をオーバーラップしてきたのだった。

himeyuriもうすぐ8月6日がやってくる。今年もまた、8月9日がやってくる。
毎年この日が来るたびに、戦争とはまるで縁もなく平和にそして豊かに生きてこられた私にも、重苦しい暑い夏の日となるのだ。
私が生まれるちょっと前に、こんな悲惨な時代があったことを、そしてその激動の時代を父母が生き延びて来れた幸運を、忘れては行けないと思うのだ。いつまでも。



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画質が悪くて恐縮だが、上の写真は八丈島のナズマド。ここは流れが強いことでも有名である。激流に飛ばされそうになるマスクを押さえるダイバーの、吐き出す泡が真横に流れている。

何度かドリフトダイブが好きだとは書いているけれど、それはひたすら潮流に身を任せドンブラコッコと流れるダイビングだ。その潮流に逆らって泳いだり、その激流に流されたままピックアップされずに漂流しちゃうようなダイビングは御免蒙るわけで。
過去、私が体験したドリフトダイブのベスト3を書き残しておこう。

1位:ランギロアのティプタパス
2位:トラギリのミドルポイント
3位:メナドのブナケン周辺

ランギロア・ティプタパスもトラギリ・ミドルポイントも、まさに激流だった。

そんな激流を、先々月もアポ島のコゴンで味わった。
アポ島はサンゴの見事さやギンガメアジの大群など確かに素晴らしかったけれど、流しっぱなしのダイビングスタイルでは無かった(イクジットポイントが決まってる)のでペケ。だからランキング外。

そのアポ島でのこと。

あまりの流れの速さに、アッという間にイクジットポイントに到達してしまい、しばらく海底に留まってギンガメアジの回遊を待つことになった。
私はガイド君から着底&待機の指示が出たので、指示棒を海底に差し込んで身体を保持していた。すると私の横を必死でフィンキックしながら前進する男性が。
彼の前方30㎝くらいの所につかまるのに手頃な岩礁があるのだ。ジリッ、ジリッと彼は前進していく。まるでカタツムリが進んでるようだった。
「そら、頑張れ!あともう少しだゾ!」と彼を見ていたら、岩礁まであと数㎝というところで突然後方に流れて行くではないか。「ん?」と後ろを見ると、ナント、他のダイバーが彼の足をつかんでいた!
二人一緒に流れて行ってしまった。



二人はすぐに離れ、それぞれ別の場所でホールドしたのだが、その彼の足を引っ張ったダイバーは………。



apo

なんと、かみさんだった。

その後、ガイド君にしっかりとファーストステージを掴まれ助けられていた。

こらこら。
ピース! なんてポーズ取ってる場合じゃないっしょ!

manatee

まぁなんとも無防備なお方です。
おヘソまで見せて仰向けで泳ぐこんな姿見てると、マナティが絶滅危惧種となるのもうなずけます。牙も持たず草食で、彼らほど平和主義者はいないでしょう。
彼らに会いたくてフロリダまで行ったとき、「デブでも(デブだから?)可愛いと言って貰えるマナティが羨ましい」と言っていた女性がいました。
確かに!

先週末、ボール蹴りに行ってきました。いつもは適当にやってるのですが、かなりマジで走ってきました。サッカー・ユーロ2012の激戦に触発されてのことではありません。自分のベストウェイトから4㎏もオーバーしちゃってるからです。
しかし……。
今までなら、ちょっと真面目に走っていれば、1ゲームもやれば冬場でも1㎏、夏場なら2㎏は確実に落ちていた体重が、たった400㌘しか減量出来ませんでした(泣)。その前週もそうだったのです。

かみさん曰く、「新陳代謝が悪くなってるんじゃない?」。
確かに!

食事も気にして腹八分目にしていて、この結果です。

もともと代謝機能は高い方で、サウナに入っても人より早く汗が出てくる体質だったのですが、そういやぁ最近は昔ほど汗をかかなくなってきてる。
年と共に代謝機能が低下してるようです。
まだまだメタボさんの仲間入りはしたくないんだけどなぁ。

hypopo
マジで走ってその結果が体重落とせずスターウォーズのC-3PO状態 。な~んか悲しいなぁ。

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