タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2012年06月

trugilli
数日前の帰宅時のこと。
下車駅に到着し降りようと座席を立った瞬間、ちょっと括約筋への緊張感が足りなかったのか、気体が少々漏れてしまいました。
そのまま素知らぬ顔で電車を降りましたが、音声を伴っていたので周囲の人にはバレバレだったと思うのです。下車駅だったからまだ良かったようなものの、これが帰宅途上のことだったらきっと、最初に停車した駅で降りていたことでしょう。イヤハヤ、なんともお恥ずかしい話しでありまして。

毎度のことのように話しは唐突に変わるのですが、今回は意味があってのお話しです。
過去2回、ヌーディスト・ビーチに行ったことあります。初めて行ったのがニューカレドニアのクエンドビーチでした。その時は、浜辺に出た瞬間  でしたが、ものの1時間もしないうちに、むしろ着衣であった自分が恥ずかしく感じた記憶があります。
大多数が裸だと、着衣少数派の方が異様に感じられるんですね。水着着用混浴風呂と思って水着を着て入ったら、水着姿は自分一人だけだった……なんて感じです。

最近、公共の場でのマナー欠落してる人が多くなったように感じます。特に電車の中が最悪だと感じるのは私だけじゃ無いでしょう。
座席に浅く座って足を組む、大股開きする。携帯電話で大声の会話も平気の平左。しかも聞こえてくる内容がこれまたド~でもよい低レベルな会話。大きな手鏡出したと思ったら、平然と化粧を始める。車内で立ったまま何かをパクつく。車中での放屁も大変なマナー違反ではあります。反省


なんか怖いなぁと思うんですよ。
こんな些細なことでも、恥と感じないニンゲンが増えると、座席は浅く座って足を組むか大股開きしない方がおかしい……なんてことになっちゃうんじゃないかと。車中で平然と放屁する輩が増えたら大変なことになります!

恥の文化って大切だと思うのです。
人に笑われるのが恥ずかしいと思うから笑われないよう頑張るんだし(除く芸人)、人に後ろ指さされたく無いから人として恥ずかしくないように行動しようと思うわけで。
日本にはいっぱいこの“恥じる”という文化が根付いていたはずなのに、今や風前の灯火となってきた感があります。その最たるものが生活保護の不正受給でしょう。

写真はモルジブのトラギリ。
モルジブはイスラム圏なのでトップレスなんてもってのほか。水着姿だってリゾートのみOKというお国です。恥という概念ではないですが、これも宗教というひとつの文化です。人の文化レベルをみればその人の国家レベルが見えてきます。

unbachi

いまひとつピンが甘いですがニセアカホシカクレエビです。
なかなかスケルトンなお身体が色っぽい、私の好きなエビの一人でもあります。で、本日お見せしたかったのはこのエビではなくて、彼女の住み家の方です。
彼女が乗っかってるこの物体、ウンバチイソギンチャクという毒性海洋生物であります。私もかつて、撮影に夢中になるあまりコヤツの存在に気付いていながらチロッと指の付け根を触れさせてしまい、エライ目に遭ったことがあります。アレヨアレヨと腫れてきたかと思うと、今度は寒気がし、イクジット数時間後には発熱してました。
ほんのちょっと触っただけで……ですよ!
ちなみにこのウンバチイソギンチャク、この写真のような色彩ばかりではなく、灰褐色だったり黒っぽかったりするものなど様々なので、ご注意のほど。

この前行ったリロアンで聞いた話です。
スプリング(半袖・半パンのダイビングスーツ)で潜っていたベテランダイバーが、たまたま膝がコイツにぶつかってしまったそうです。ダイビング終了後、高熱と共に痙攣も出始め、救急搬送(確かへりを使ったとか)。
その後、自国の救急病院に入院したけど腎臓に毒素が廻ってしまって生死を彷徨ったそうです。オ~、コワ。

海の中にはこんなおっかない奴がいっぱいいます。ただ陸上と違って、襲ってくる奴は滅多にいません。

このウンバチイソギンチャク、魚にも猛威を振るってるのでしょうか? でなければ、か弱いエビさんがこんなおっかない奴を住みかにしてる理由がよ~ワカランですから。

magasumi


この方、御年どのくらいか? たぶん60歳は優に過ぎ70歳も超えているかもしれない。何度かお会いしているのだけれど、会話はほとんどない。私が話しかけても最低限の言葉がはにかんだような笑顔と共に返ってくるだけだ。
いつも独り、黙々と作業をされている。この日も独り、黙々とクワで地ならしをし、キキョウの花の手入れをしていた。
上の写真は作業をひととき中断して休息してるときのもの。なんとも絵になっていたので、思わずシャッター切らせていただいた。

私はこんな人物が好きだ。
最近の政界ニュースでは与党の造反議員の話が喧しいが、アノ話題の人は思うにいつも文句を言ってるような気がする。何かを作り上げたことはあっただろうか? ぜんぜん記憶がない。その程度の人なんだろう。

上の御仁がこの山を切り開き、多くの草木を植えてきたことは、この地の人で知らぬ者は無いだろう。文句ばっかり言っていて何も出来ない人物と、寡黙なこの御仁と比較したら、どっちの人間性が上かは明白だ。

この写真を撮った直後、生理現象が迫ってきて私は陰で失礼させていただいた。
その時、大きな蜘蛛が糸を伝って降りてきて、私の肩口に降り立った。肩に乗った蜘蛛を、「顔の方に登ってくんなよ」と横目で睨みつけつつ、なんとか生理現象作業は完了し、慌てて手で蜘蛛を払った。
ヘビが出始めたという話しをしていた直後だったので、この話を同行者にしてたら、「ヘビじゃなくて良かったね。でも蜘蛛とはいえ、よく悲鳴あげなかったね」。

その会話を聞いていた寡黙の御仁、破顔一笑。
私もなんか楽しくなって、つられて笑ってしまった。

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先回行ったリロアンでのこと。
リロアンでは目先のポイントでもボートで向かいます。上の写真のタンクの向こうに浮かぶ小さな舟がそれです。そしてこの写真の露光オーバーで飛んでしまった辺りがダイビング・ポイントでもあります。泳いで行っても5分とかからないようなポイントですが、それでもボートで行きます。
漁民ボートの往来が多くなってきたので、安全のために水面移動せずにボートで行くのだとのことでした。

このダイビングハウス目の前のポイントに向かったときのことです。
ポイントまでホンの10数秒ということで、かみさんは機材装着したタンクのバルブを開けておいたようです。ところがエントリーする間際、隣りに座った男性が、「開けてあげましょう」とバルブを廻したそうなのです。

「あの~。それって閉めてると思うんですけど」とかみさん。

するとその男性は、「アッ、そうか!」。


いやはや、「アッ、そうか!」で済まされる話しではありません。
まぁ、かみさんも一応は100本超えたダイバーではありますが、きっとそのまま潜行していたら相当パニックになったことでしょう。マウスピースと間違えてシュノーケルくわえて潜行開始しちゃうより危険性は少ないとはいえ、ダイビングで一番怖いのがパニックですから、危険であることに変わりはありません。

この男性、ダイビング本数ほぼ私と同数でした。
けっこうな本数を潜っていても、こんな初歩的なミスをやらかすのです。
ダイビング事故が初心者よりある程度の経験積んだダイバーの方が確率的に高いのは、この慢心ともいえる緊張感の欠如から起こるのだと思います。

私も気を付けよう~っと。

BlogPaint
上の写真のアクロバティックな睡眠をしているのは、リロアンのベテラン・ダイバーJくんです。バリカサグへの遠征トリップでのひとコマです。ベタナギの海を進むうち、連日の激務の疲れが出たのでしょう。バンカーボートのアームの上でご覧通りの爆睡。
私は彼が海に落ちることより、日焼けの方が心配でした。
アシスタント・ガイドのルーイ君も苦笑いです。

私はまだ体験したことは無いですが、ダイビング中に鼓膜が破れると三半規管に水が入ってきて平衡感覚がなくなるらしいです。(こんな経験、したくはないですね)
陸上で平衡感覚なくなればドタッ!と倒れることになるわけですが、水中ではドタッ!はありませんから、どっちが上なのか下なのか分からなくなるそうです。この経験を話してくれた人は、水中でクルクル回っちゃったらしいです。
ですからそんな時は慌てずに、自分が吐いた泡がどっちに昇っていくかを見て判断するしかないですね。

ベニマツカサです。
あまり光の届かない暗いところがお好きなようで、洞くつなどに入ってライトを付けると天井にワラワラと群れていたりします。

benimatsukasa

さてこのベニマツカサくん達ですが、よくよく見ると上下逆さまに泳いでる奴がいるんですよね。鼓膜、破れちゃってるんでしょうか?(サカナに耳はありません)
こんな群れを見てると、見てるこっちの方が上下感覚を失っちゃいそうです。
泳ぐ進行方向は一緒なのにいったいコヤツらは、どうして上下バラバラで泳いでいるのでせうか? 泡を吐くことが出来ないから上下が判らない? ンな事は無いですよね。まったくもって不可解な奴らです。

湘南海岸にアザラシの赤ちゃんがやって来たらしい。
今年か来年にはアザラシの赤ちゃんの写真撮りに行きたいな…と思っているのだけど、湘南海岸に居着いてくれれば、なにも遠くラパスやオーストラリアの南部まで行かなくてもいいわけだ。
湘南海岸を気に入ってくれれば良いなぁ、と思っていたらニュースの続報が流れてきて、もう何処かに行っちゃったとか。残念~!

さて、先週の東北出張二泊目のこと。
泊まってみたかった民宿が運悪く満室で、仕方なく別の民宿に投宿となった。場所は岩手県山田町。その民宿に行く前に、お世話になってる山田町・瑞然寺の御住職に挨拶。

「今日はどこに泊まるんだい?」(御住職)
「山田町の民宿・◯△◇です」。
「なんだ、コイツ(住職のご親戚)の妹のトコか」。

いや~、世界は狭い。  (いや、山田町が狭いのか

住職との尽きぬ話しが長引いて、宿に着いたのは8時過ぎだった。
車から荷物を降ろして(と言ってもナップサックひとつだけど)、宿の玄関へと進むと足下の汚れに気が付いた。
玄関先が真っ白く汚れてるのだ。

そ~っと上を見上げたら、

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ツバメの巣が。
その時は夜中だったのでツバメの赤ちゃん達も早々に眠りについていたようで姿は見えなかったけど、翌朝出掛けるときに見上げたら、3匹そろってお見送りしてくれた。お母さんツバメとお父さんツバメは、朝も早よから食事の準備に出かけたようだ。
ピーともチュンとも言わず(ツバメはチュンとは鳴かないか)、静かにお母ちゃん、お父ちゃんの帰りを待っていた。
この巣がかかる軒先は、とても低くて手を伸ばせば赤ちゃんに届くような距離。それでもこの子らの親は、ここを最良の住みかと決めたわけだ。
なんか人もツバメもほのぼのしてて、やっぱ東北はいいっぺよォ。

14日早朝から宮城県山元町、南三陸、気仙沼、唐桑、そして岩手県陸前高田、山田町、重茂漁協、岩泉町と被災地を北上しながら今後の支援について打ち合わせをしてきました。仙台駅からレンタカーに乗り込み、走行距離は500㎞以上にもなりました。
二泊目の山田町の民宿から重茂に向かう前に、トドヶ崎(トドは魚へんに毛と書く)にあるという、かつての大津波の教訓から、「これより下に家を建てるな」と記された碑を見てきました。

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碑にはその大津波は明治19年にあった、と記してありました。
実はこの石碑以外にも、東北の地にはこのような禁忌が書かれたものがいくつかあったようです。それでも人々はその禁を犯し家を海に近い所に建てました。
「山を切り開くたって簡単じゃないし、重い魚をリヤカーで運んでる時代に、海辺に家を建てるなたって無理ってもんだベよ」と、漁業関係の方が言ってました。

ここトドヶ崎は本州最東端の地でもあって本当はそこにも行きたかったのですが、今回の目的が遊びではないので私の我が儘は通りません。次回、折を見て独りで来ようと思ってます。そこに行けば本州全ての端っこ(下関市毘沙の鼻、和歌山県潮岬、青森県大間崎)に立ったことになるので。

このトドヶ崎に向かう途中、道路が無くなっている箇所がありました。

todogasaki


昨年の大震災で破壊された道路は沢山ありますが、ここは道路自体が完全に海に没してしまっているので、迂回路が造られていました。

最後の岩泉での打ち合わせを終えて、盛岡駅へと向かいました。
「せっかくここまで来たのだから何か名物を食べて帰ろう」ってことになり、以前に岩手出身の人が「ここは絶対のお薦めです!」と言っていた、じゃじゃ麺専門店の白龍を捜して行ってきました。スマホですぐにお店の場所は判りました。まったく便利な時代になったものです。

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カウンター席に座ると、メニューがありません。

「始めての人は小か中が良いですよ」とおばちゃんが言うので、中を頼みました。
すると、

jajamen1

湯がいたウドンの上にネギとキュウリが乗り、その上に味噌がドン!と乗っかります。皿の端には擦ったショウガ。具はそれだけです。
「麺がまんべんなく茶色になるまで掻き混ぜてください」と言われ、その指示通りにマゼ、マゼ。
「納豆じゃあるまいし、混ぜた状態で出してくれれば良いのにな」なんてブツブツ言いながら掻き混ぜましたが、掻き混ぜたらお客にやらせる理由が分かりました。
どうなるかというと、こんなん

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最初っからこんな状態で出されたら、こりゃ食えんですナ。

これを食べた後はテーブルに積み上げられてる生卵をこの皿に落とし、溶いてからまたカウンターに戻すとスープにして返してくれました。

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jajamen4狭い店内ですから、皿を二つ出さずにすみます。それより、その後に皿を洗うのが楽になります。
う~ん、お見事! 見事なビジネスモデルです。

さて、お味の方は………。
美味しかったです。が、わたし的には一度食せば充分かな。
次回は冷麺にトライしてみようと思ったタカラガイでした。

ダイビングを始めたばかりの頃、宮古島のどこのポイントだったか忘れてしまったのだけれど、洞くつを抜けていくその途中でロウニンアジと擦れ違ったことがあった。
狭い洞くつの中を奥へと進んでいたら、体長60㎝は優に超える見事な体躯のロウニンアジが奥から飛び出して来たのだった。
ちょうど私のいる位置が一番狭い場所で、そのロウニンアジはまるで私を突き飛ばさんばかりの勢いで迫ってきたのだ。正直、恐怖を覚えた。

ダイバーがロウニンアジに襲われた…なんて話しは未だかつて聞いたことはないけれど、いままた同じ状況に遭遇すれば、きっと再びあの恐怖が蘇り、もっともっと怖い思いをするんだろうと思う。私にとってロウニンアジはまさに浪人侍、宮本武蔵のような存在なのだ。

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写真はシパダンで会ったイソマグロ。
いっつも短距離ランナーのようにすっ飛んで行ってしまうのだけど、この時は悠然と私の頭上を旋回していた。これまた道場破りのような、さも「いつでも勝負するぞ!」と言ってるかのようだった。
ロウニンアジが宮本武蔵ならば、さしずめコッチは柳生十兵衛か。抱きかかえたら、きっと伊東温泉ハトヤのCMどころではないだろうな。(←意味、ワカランだろうなぁ

どうやら関東地方もとうとう梅雨入りしたようです。

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もう先々週のことなのだけど、かみさんに拉致されて国立新美術館までエルミタージュ展を観に行った(前日にサッカーやって足が痛いというのに)。
決して絵画が嫌いなわけではないけれど、あんまり興味の無い私は(いや、無いのは興味じゃなくて教養だな)電車の中で、「ところでエルミタージュって何人さ?」とかみさんに問い、「恥ずかしいわね! 大きな声でバカなこと聞かないでよ。あっち行って!」と怒られたのだった。(タカラガイ注:知ってる人がほとんどだと思うけど、エルミタージュってのはロシアの国立美術館の名前ね)

しかし日曜日の、しかも午前中も早い時間だというのに、国立新美術館の入り口はすでに入場者でごった返していた。
イヤハヤ驚いた! もうずっと、ズ~っと昔のことだけど、バーンズコレクションってのが上野の国立西洋美術館で開催されたとき、「一生観ることが出来ないよ」と言われて出向いたけど、これまた物凄い長蛇の列に恐れをなして退散したのだった。
昨年の暮れ。知人に誘われて六本木にあるホールへクラシック・コンサートを聴きに行ったのだけれど、その時もホールは聴衆者で溢れんばかりだった。今年2月に行ったミュージカルだって、けっこうなお値段するのに満席だったし。

フィリピンやインドネシアの片田舎でダイビングをすることが多い私は、それらの地域に暮らすとても貧しい人たちの生活を垣間見てるから、コンサートや美術展に長蛇の列が出来るというこんな光景を目の当たりにすると、「日本って国は本当に豊かで平和な国なんだ」と感じないわけにいかない。(わけのワカラン殺人事件は多いけど)

芸術にこれだけの人々が集まってくるってのは、間違いなくその国の豊かさの証左だろうと思う。電車の中で一心不乱にゲームに興じる若者や大人たちも、この国の豊かさの恩恵を享受してるのだろうとも思う。人種的には別格のように感じるけど。

さて、エルミタージュ展に戻って。
ロシア国立美術館が所蔵する名画は、時代の流れと共に変遷する技巧なども解説されていて、それなりに楽しめた。(人が多すぎることを除いて)
それにしても1400年代から1500年代初頭にかけて描かれた裸婦たちは、なんであんなにもブクブクなのか不思議だった。みんな揃ってヒップやウェストはブクブクなのに、どういうわけかオッパイは小さいのだ。
日本でもかつては腰まで届く長い黒髪とオカメのような下ぶくれ顔が美人必須条件だったというから、当時のロシアではペチャパイのデ◯が美しい女性の絶対条件だったのかもしれない。
生活が豊かになれば、人の腹周りも豊かになるものだ。その頃の王朝ロシアは、とても豊かだったのだろう。

豊かさの弊害でメタボも増えている。豊かな日本、これからは美人の条件がふくよかさに変わっていくのかしら?
おかげさまで私の胴回りは今のところまだ85㎝にはなっていないので、へルシア緑茶のお世話になることもないのだけれど、体型よりも心が豊かでありたいものだ。

なんでもフジテレビが香川真司のマンU移籍ニュースを流す際に、香川照之の顔写真を使ってしまったそうな。思わず大笑いしてしまった。まぁ香川照之も、無理すればサッカー選手に見えなくもないが……。サッカー選手と歌舞伎役者を間違えるってのは、やっぱり笑える。

大笑いしながら自分もむかし、同様のチョンボをしたことを思い出した。
駆け出しの新人記者時代に、まだ無名に近い役者さんを電話取材した。その人の顔写真を間違えて掲載してしまったのだった。自分の書いた記事が活字になるってのが嬉しくて仕方ない時期だったから、大した記事でもないのに意気揚々と掲載誌を当人に送ったら電話がきて、「記事、どうもありがとうございました。しかし、どうも顔写真が自分では無いようなんですが」と。
数週間、落ち込んだ。

さて。
下の写真、何かが写り込んでいるのだがお判りだろうか?

kaeru1

写真中央部分、うっすらと赤味をおびている辺りを注視していただきたい。

しっかり見ても分からないでしょう?
こんな奴がいるんです。近寄ってみませう。

kaeru2


エッ!? まだ判らないですって? カエルアンコウがいるんですよ。


BlogPaint











ところで………。

nanasi

この子はだれなのでしょうか?
この方のお名前を知っている方がいらっしゃいましたら教えていただけると嬉しいです。発見場所はレンベです。

ohiso水曜日から一泊二日の合宿セミナーだった。
この合宿セミナーは年に2回あるのだけれど、6月の会場は大磯プリンスホテル。夏休み前、閑散期のこの時期の、しかも平日に200人ほどの受講生が泊まるのだからプリンスホテルにしてみれば嬉しい話しだろうと思う。その割にはサービスあんまり良くないけど

今回は自分としてはかなり充実した勉強会だったけれど、これが果たして身に付いたかどうかは甚だ自信がない。これまた、いつものことだけど。

この夏前の合宿セミナーが開催される日程と、私の大親友の命日がこれまた近いので、私はこのセミナーの帰路には必ずその友人の墓まで回り道をして、墓参をしてから帰ることにしてる。
今回も立ち寄ったのだけれど、お花と線香を買って彼の墓前に行ったら既に線香が。私の前に誰かが来たらしい。なんか嬉しかった。
命日が近いのだから、ちっとも不思議なことじゃないんだけどね。

今週末、彼の卒業した小学校の同窓会があるそうな。私は別の小学校卒業なので参加資格は無いのだけれど、これまた中学時代の友達から「2次会から紛れ込んじゃえよ」と、お呼びがかかってるのだ。
その亡き友人の小学校時代の仲間たちは、誰かひとりでも墓参りに行くだろうか。

ところで話しはいつものごとく唐突に変わっちゃうのだけど、大磯プリンスホテルの中でダイビングショップを発見! いっつもセミナー会場と食事会場と自分の部屋との移動で終わっていたのだけど、今回初めてホテル内を散策して見つけたのだった。
発見したのは朝の7時過ぎ。他のサービスは全てクローズだったけど、ダイビングショップの扉は開いていて、中を覗いたら若いお兄ちゃんが一人座ってた。
朝のミーティング時間が迫っていたので、そのまま素通りしちゃったけど、ちょっとお話ししてみたかったなぁ。

インドネシア・メナドの向かい側にブナケンという島があって、ガンガンのドリフトが楽しめるポイントがいくつかある。それらのポイントのひとつにフクイという日本人の名前が付いた、これまた有名なポイントがある。
そのポイントで出会える名物のひとつがコレ。↓

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巨大なシャコ貝。
どんぐらいおっきいかというと、

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ダイバー丸飲みにされそう。

しかし残念ながら、3つが死んでいた。

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8年ほど昔にここに潜ったときは、私の太モモくらいの太さがある吸水管を5体そろって元気にバッフ、バッフとさせていたのに。
死骸を見るってのは虚しいものですね。身体が溶けちゃうんじゃないかと思えるほど綺麗な青い海中も、なんだかくすんだ暗い海になっちゃう。

きっとこの貝は、ビーナスを3人誕生させ、職務をまっとうしたんだろう。
う~む。裸のビーナス誕生の瞬間も見てみたい気もするが………。やっぱり元気な巨大シャコ貝のお迎えがダイバーにはふさわしい。
裸のビーナスに会うのは海の中より、の中の方がよろしい。

先日、テレビ観てたら40台も後半に差しかかった女優が美しさの秘訣を語っていた。その努力がこれまたハンパ無く凄いのだ。
わたしにはまるで興味の無い話しなんだけど、その女優曰く、美しさを保つことは人生において大いにプラスになるし収入面でも3億円くらいの差違が出るんだとか。(ホンマかいな?)
隣りでそれを一緒に観ていたかみさんが、「確かにそうだと思うけど、美人でもドツボに落ちちゃう人っているよね」とポツリ。
そんなもんかね?とも思ったけれど、わたしは美人はやっぱりそれなりに徳だと思うし(3億円に関しては?だけど)、美しさが裏目に出たって人を知らないので、
「例えばダレ?」と聞いてみた。

すると、
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」。

どうやら単なる妬みだったようです。

purplebeauty

乱舞するパープルビューティー@スミロン島・サンクチュアリ
まさに貴婦人たちが踊っているようです。

この写真の右側はドスンと切れ落ちるドロップオフになっているのですが、彼女たちの乱舞に引き込まれてどんどん深みに落ちて行ってしまいそうです。

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