タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2010年11月

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上の写真は先回行ったレンベのカサワリレンベリゾートの船着き場。ボートが4艘ありますが、カサワリレンベリゾート所有ボートは3艘です。そのうちの1艘のエンジン・ラダーが壊れてしまって、レンタル・ボート(青い船)がお出ましになっていました。

ダイビングを終えたあと、プールに飛び込んで筋肉をほぐすように軽く泳ぎ、その後プールサイドでビールなんか飲むのが好きだって話しは以前に書きました。
ここカサワリレンベリゾートにもプールはあります。あるんですが………。


お手入れ、してないんですね 正月に行ったときもそうだったから、きっとズ~ッとお手入れしてないんじゃないでしょうか。海に面していて素晴らしいのにもったいないやら、残念やら…。
南の島では水は貴重ですから、じゃぶじゃぶプールに水を入れるのも大変なのかもしれません。

まぁ、確かにここに来ちゃうとダイビング、ダイビング、ダイビング、ってな調子で潜りっぱなしですからプールに浸るゆとりもないんですけどね。桟橋上がったところには温水のシャワーも完備してるし。

でも、そのプール。人間は誰も入らないですが朝はけっこう混み合うんです。ツバメたちで。


たぶん、夜半にプールに落ちた虫を拾い食べてるんだと思います。
食事に夢中でカメラにぶつかりそうになるツバメもいました。

そうそう! レンベのアルバムページ、アップしました。
       ログのページもアップ、しました。



昨日の帰宅途上のこと。
小田急線新宿駅は、ほかの主要終着駅と同様に降車と乗車がそれぞれ専用ホームで分けられている。乗車用ホームで待っていたわたしは、到着した電車のドアが開いたので乗り込んだ。
私が電車の中を歩いていると、反対側からやはり車内を歩いてくるオバサンの姿が目に入った。目には入っていたけど、私はそのオバサンを無視した。さっさと降車側のドアから降りるべきだと無言の教授を与えたのだが………。





「降りる人が先でしょ!」



彼女は私が彼女の行く先を塞ぐようにしたことが腹に据えかねたらしい。
しかし、私からすれば降車側のドアが開いてるんだから、さっさとそっちから降りれば良いものをわざわざ電車内を歩いてきてこのセリフを吐かれれば、当然ながらムカつく。
ムカッと来たからいっぱつ説教かましてやればよかったのだけど、ちょっと考え事してたのでとっさに言葉が出てこず、タイミングを逸してしまったのだった。

昔だったら追いかけて行ってでも、ひと言ぶちまけていただろうと思う。
やっぱり丸くなったのかなぁ? いや、たぶんそんな気概も無くなったんだろう。それとも頭脳判断スピードが落ちてきてるのか? 後者のような気もするが…… 

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上の写真はダンダラハゼとテッポウエビ。
砂地の穴を寝ぐらにする彼らは共生してることが多い。すなわちルーム・シェアリングですな。種族がまるで違うのだから同棲とは言えんだろうと思うのです。

お馬鹿なオバサンと知的なジェントルマン。これまた種族は違う。
その精神的厚顔さといい肉体的圧力といい、電車の中での椅子取り合戦ではオバサンに軍配が上がるだろう。
このハゼとエビのように仲良く共生する方が、お互いの精神衛生上は宜しいこと間違いないとは思うのだが、なぜか人間界では共生する、ってのは難しい。それが出来たらとても素晴らしいのに。
海の中ではこのハゼとテッポウエビ以外にも、いくつも共生生活を見ることが出来る。だけれども、こと人間界にいたっては同じ人種同士でいがみ合ってる。最近じゃぁ、朝鮮半島を分断した愚かな人々がにわかにきな臭くなってきたけど、地球上じゃいつでもあっちこっちでいがみ合ってる。








昨日は町田まで遠征試合。
明け方、けっこうな雨音で目が覚めて、「今日は中止だな」と思っていたら「1時間遅れで決行します」との連絡メール。現地に向かうまではパラパラ小雨も降っていたけど、到着する頃にはすっかり晴れ上がった。でも、猛烈な北風が吹きすさぶ中での試合になった。
惜しくも決勝戦までは行けず、3位同順となった。子供たちは頑張ってくれたけど、私の方はといえばすっかり風邪をひいてしまった(泣)。

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「お~い、なんか用か?」と言ってるようなこのサカナはミナミギンポ。ひょうきんな顔してるけどなかなかどうして気の強いサカナです。ちっこいくせに、抱卵中などに近寄ると襲ってくる。
キス釣りなどに行くとときどきこのギンポの仲間が釣れてくることがある。殆どの釣人が「な~んだ、ギンポかよ」とリリース(海に戻す)しちゃうのだけれど、私は持って帰る。
だってギンポの天ぷらってキスより美味いんだもの。このミナミギンポくんのお味の方は、知らんけど。

BlogPaint先月来、慶事と弔事が交互にやって来てる感じ。
年末が近づくにつれて、例年何かしらあるのだけど、今年は特に慶弔交互にやってきて、なんだかとっても忙しい。まさに師も走るほどに忙しい。(あたしゃ師ではないけれど……)。

先週末にお呼ばれした結婚式は教会で行われた。私にとっては久しぶりの教会での結婚式だった。
いつものことだけど、参列者も賛美歌を歌わされるのはちょっと閉口だけど、本職の方々(教会での賛美歌を歌う人達のことを何と呼ぶのでしょう?)の歌声にはいつも聞き惚れてしまう。綺麗な歌声を聴きながら、ずっと昔にコスラエで信者でもないのに日曜礼拝の中に入れて貰い、島民たちの素晴らしい歌声に聞き惚れていたのを思い出していた。

朝方降っていた雨も上がって、皆から花びらを振りかけられながら初々しい二人は幸せそうだった。
毎日がこの日のように過ごせるといいね。

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式場前にこんなカッコいい車が止めてあったから、きっと披露宴後はこの車に缶カラ結びつけてガロンゴロンと派手に去っていく演出だろうと期待していたのだけど、宴会場の単なる飾り物だった



それはそうと今朝、通勤途上で用足しがしたくなって駅のトイレに駆け込んだ。珍しく使用してるのはわたし独りだけだった。
ところが、私が小用をしてるその背中、個室の中から突然子供の歌声が聞こえてきた! 
思わず出てたものも止まりそうなほど驚いたのだけど、よくよく聴くとどうもアニメの主題歌のよう。声から察するに5、6歳から10歳くらいの感じ。なんて歌なのか知らない歌だったけど、通勤時間に駅のトイレで子供がウ◯コしながら歌うたってるってのはなんとも不思議だった。

まさかトイレの花男さんじゃあるまいな。ユーレイがあんな陽気な歌を歌うわけないだろうしな。












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アンダーな写真で恐縮だけど、合宿セミナー後の親睦ゴルフ会で見かけた光景。太陽光が私たちの行く先を照らしてるようで、なんか嬉しかった。

ところがこの後に、私の友人のお父さんが亡くなられたとの報が入り、私は急ぎゴルフ場を後にした。
その葬儀会場で懐かしい人と会った。私が今の業界に転職した際にとってもお世話になった方だ。数年ぶりの再会に「ちょっと場所を変えて軽く一杯……」となった。その時、その御仁から「タカラガイ君、ずいぶんと丸くなったなぁ」と言われた。

確かに昔はピリピリしてると良く言われた。自分でもツッパってる、と自覚していた。それが自分の性格なんだから致し方ないだろ、と開き直っていた部分もある。
だから自分で丸くなろうとしたつもりはない。でも、歳月というものは人の性格を丸くするものらしい。
丸くなったね、と言われて嫌な気分はしなかったけれど、光り輝いてるね、と言われるようになりたいものだ。

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上のカットは先日のレンベ。
ポイント・TK2にエントリーし、遅れてくるかみさんはどこかと見上げたらこんなに綺麗に陽が差していた。

さて話しを戻して……。

朝方降っていた雨は止んで、まさに小春日和の中でのゴルフだったけれど、吹いてくる風はしっかり冬のそれだった。
日だまりを求めて飛んできたトンボ達は、私がツンツンしても飛び立とうとしなかった。
彼らの一生が終わろうとしていた。

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私の友人の御尊父は、大往生だったと聞いた。きっと光り輝く一生だったに違いない。

そうあって欲しいと願う。

私もそうありたいから。







ときどき大学時代の夢を見るのですが決まって単位を落としたとか、卒業できない…って内容の嫌な夢ばかりでして………。昨夜久々に見たその夢は、ちょっと不思議でテスト中に居眠りしてしまう、って夢でした。しかも居眠りしてる自分がテスト中だと夢の中で思い出して大慌てする…って内容なんです。夢見てる自分が眠って更に夢を見てるなんて、なんか映画『インセプション』を彷彿とさせました。
「ヤバ!」ってとこで夢から目覚めるのも一緒でして、今回も「いか~ん!」と寝汗かいて目覚めたのでした。

ということでイカの話しです。昨日はタコでしたので(^^;)

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ハナイカというそうです。コイツも初めてお目にかかりました。体長は8cmほどでしたでしょうか、イッチョまえに足(手?)を2本振りかざして威嚇します。
胴の部分がネオンのように色が流れるので、動画撮影も残したかったのですが残念ながら出来ませんでした。写真より動画の方がこのイカの姿を残すには良かったと思います。

では、こつぶな奴をもう一つ。

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コイツも体長は5cmほどのコマッチョイ奴なんですが、見てください!この威嚇ぶり。あまりに変身してくれちゃうから、どこのどなただかワカランじゃないか!(コブシメの赤ちゃんでしょうか?)

レンベにはマンダリン・ポイントというニシキテグリの城のようなポイントがあるのですが、そこに行った時にサンゴの間で眠ってる(隠れてた?)イカくんも発見しました。

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こちらの体長はさらに小さくて3cmほどです。きっと食べたら美味しいんだろうけど、この可愛さ、綺麗さでは食すことは出来ませんナ。

食べちゃうといえば、タコとイカとどちらがお好きですか? どっちも好きだけど敢えてどっちかというと私はタコかなぁ? タコの刺身は飽きることなく食べることが出来るのですがイカはいっぱい食べられません。飽きちゃうんです。
今年の9月、函館に行った際にも大皿に山盛りのスルメイカのお刺身を出されたのですが、全部食べきれなかった。食べ物、残してはイカンです。

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タコです。蛸のお話しです。凧ではありません。

まずはこいつから。

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大きさは、いえ身長は15cmほどです。「なんだ、のっけから地味な奴だな」と言わんでください。
確かにこの写真を見る限りなんとも変わり映えのない、東京湾にもいるイイダコのような奴ですが、ちょっとちょっかい出して怒らせると豹変します。
こんな風になります。

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ブルーリングオクトパス(ヒョウモンダコ)といいます。
全身に青い紋を浮き上がらせて威嚇します。これが名前の由来ですね。ちっこいくせに猛毒もってるそうです。「キャー! きれい! かわいい~!」なんて言ってむやみに触らないようにしましょう。

お次はココナッツオクトパス(メジロダコ)。

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この人は、アッ、ちっがった。このタコは貝殻で身を守ってますが、半分に割れたココナッツのカラの中に隠れていることが多いそうで、この名がついたようです。ココナッツを頭に載せてる姿、見たかったです。その姿、想像しただけで笑いがこみ上げてきます。手ぬぐい頭に巻いてても不思議ないようなタコです。

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こいつはちょっと地味です。スナダコでしょうか? 特になんの芸もしてくれませんでした。私のそんな心を察知したのか、カメラ構えてたら私の方に向かってきましてね。足を広げると50cmほどの大きさでして、ちょっと怖くなって逃げちゃいました。ジッとしてたら巻き付いてきたかしら? 私に巻き付いたら何をしたでしょうかね?
実は昔、小さなタコが岩の穴の中に隠れてるのを見つけて指示棒でツンツンして遊んだんです。その時、突然そのタコが怒って足を1本指示棒に絡めて私を穴の中に引きずりこもうとしたんですね。水中ですからコチラは踏ん張る事が出来ません。アチラは何たって足が8本もありますから、1本を私に使っていても残り7本の足で踏ん張れるわけです。
勝負は見えてますね。運良くアチラが途中で止めてくれたから助かりましたが、とっても怖かったです。頭の大きさ3cmほどの子タコに殺されるところでした。…………余談でした…………。

タコの話し、続けます。

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こちらのお方はワンダーパスといいます。色んな物に変身するので有名なミミックオクトパスの仲間だそうです。こちらのお方も変身するのか聞き忘れました(^^;) 身長は30cmほどでした。


で、本家本元の変身タコ、ミミックオクトパスがこちら(下)です。

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残念なことに穴の中から出ていただけませんでした。
是非とも出てきてカレイやカニに変身するところ見せて戴きたかったのですが、この時、タマゴをお抱えになられていらっしゃいまして、「お前達のリクエストに応えてる暇なんかないのだ!」とのことでした。

こんな不思議なタコたちが、こんなところ(下)にいるんです。

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港です。右端には民家も見えます。
生活排水がジョロジョロ流れてるような湾のなかでして、透明度も10mほどと決して良くはありません。
それでも、こんな不思議な連中に出会えるのがレンベの凄さです。今回リピートして、前回お会いできなかった連中に会うことが出来ましたが、まだまだ会ってみたい奴がいまして……。

次回はいつにしようかと画策してるタカラガイなのでした。








ダイビングをしていると、まるで宇宙に飛び出したような無重力感、浮遊感を楽しめるわけですが(これが最高に楽しい!)、時には未知との遭遇ばりに宇宙人みたいな奴と出くわすこともあります。

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ボビットワームという名だそうです。砂地から出ている部分の高さは5cmほどでしょうか。実際には砂中に50cm~1mもの長さがあるそうです。
指なんかを噛まれると、そのままズルズルと砂中に引きずり込まれて、指か腕を切り落とさないと脱出は出来ない…なんて恐ろしいこと聞かされました。自分の腕を切り落とすくらいなら、この宇宙人の胴体チョン切っちゃう方が良いと思うんですが、エイリアンみたいに傷つくと強烈な酸でも流れ出てくるんでしょうか?

今回、何年振りかでナイト・ダイブをしました。
わたしは基本的にダイビングや登山、そしてゴルフやサッカー(これは最近やってない)の後のビールが一番の楽しみなんで、ナイトやるとその分、一番のお楽しみタイムが遅くなるので夜は潜らなかったのです。
ところが、レンベのガイド君が「ボビットワーム、見たことあるか? スッゲー怖い奴なんだゼ! ゼッタイ見た方がいいよ!」と私に薦めるのでお付き合いしたのです。
食われると指か腕を切り落とさなくてはならない話しは、その時には教えてくれませんでした。まぁ、聞いていても怖い物見たさで潜ったでしょうが、こんなゲテな奴とは思わなんだ。
ワーム、っていうからミミズかゴカイみたいな奴だとは想像してたけど、こんな気色悪い奴とは思わんかったです。虹色に光る胴といい、ソラ来い!とばかりにパックリと口を開けて待つ姿といい、これが地球上の生き物とは思えんでしょ?

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こっちはサナダミズヒキガニだと思うのですが、ちょっと自信がありません。甲羅の部分は5mm程度しかありません。5mm以下の脳みそしか持ち合わせていないのに、こんなに長い足(推定8cm以上!)をこんがらがらせずに動けるってんだから、これも驚きです。

そういやぁ、シャコだって良く見りゃこれほど奇怪な姿もないのだけれど、アタシャ好物なもんで何の疑問も持たずにバクバク食べてる。
コイツだって宇宙人だと思うのです。正面から見れば、あのプレデターそのものじゃないですか!

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でも、美味しいんだなぁ。
こんな顔して、しかも海の中の残飯喰ってる奴なんだけど……。




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イロカエルアンコウです。
海綿の色と見事に同化してカムフラージュしてます。

このサカナの仲間はみんな、昔はイザリウオと呼ばれていました。でも、差別用語だからとカエルアンコウと改名させられたのです。差別はその人の心の中にあるもので、言葉自体には無いと思うんですけどね。
わたしの父方の母=祖母は全盲でしたが自分のことをめくらと言ってました。母方の母の実家は農家ですが、誰も自分たちのことを農民とは言いません。百姓と言ってます。差別する人はそれらの言葉を使わなくても差別してます。
だいたいからして健常人だって座ったまま移動する(例えばお茶の作法)ことがあるのに、その動作を何と表記すれば良いのでしょう? “いざる”以外にわたしは知りません。

まぁ、そんな話しは止めときましょう。
使っちゃダメと決まったんなら使うのは止めましょう。誰が決めたか知らんけど、ルールはルールです(アレ? わたし、書いちゃってますね。ルール違反か)。

わたしはこのカエルアンコウが好きです。
なんともノホホンとしてて見ていて飽きません。まるで手のように胸びれを使って移動するし(その動作が昔の名前の由来ですね)、写真のようにいつも何かにしがみついています。
なんたってこの顔ですから、にらめっこしたらこっちが負けます。水中眼鏡を擦りつけるほどに近寄って見つめても、逃げもしません(時には嫌がって逃げる奴もいますが……)。
指示棒使って腋腹あたりをコショコショしても、ちょっと身体を動かす程度で笑いもしません(当たり前か!)。

            ところが彼にも苦手があるのでした。










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脇腹くすぐっても平気な彼がある部分をコチョコチョすると、このようにビックリして大口パックリ開けます。このイロカエルアンコウに限らず、すべてのカエルアンコウの仲間がそれをやられるとビックリして大きく口を開けるのです。
いや、実は私も今回初めて知ったんですけどね。海中で大爆笑してエアー、ガッポリ浪費しちゃいました。

突然だったもので撮影位置を移動するタイミングを逸しちゃって、こんなアングルからのワンショットになっちゃったんですが、正面からパチリとやってたら、きっと胃袋の中まで撮れたんじゃないかと思われるほどの大口開きでした。

人の嫌がることをやっちゃいかんです。いえ、人じゃなくてサカナですが。
でも、面白いでしょ(笑)。

ご存じの方も多いとは思いますが、もしもどこが彼の弱点か知りたい方がいらっしゃったらメールください。
彼らの弱点をこの場で晒すのは、なんともはばかれますので(笑)。人でもサカナでも、嫌がることやっちゃいかんですから。




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今月から始業となった羽田空港の国際線出発ロビーです。まだ予定される便がすべて離発着してはいませんからロビーは閑散としてました。まぁ、時間が22時ってのもあるのでしょうが。
私はてっきり今まで羽田から韓国や中国へ飛んでいた国際線が拡張&改装されたのかと思ってましたが、今までのとは別に新設されていたんですね。知らんかった。飛行機から滑走路を見下ろしたら、今までの国内線滑走路に交差したように井げた状になってました。

シンガポール・チャンギ空港への出発が深夜の1時近くとあって、仕事終えてから荷造りしても間に合います。今回行ったインドネシアのレンベにも、今までの成田からでは1日がかりでしたがこのフライト・スケジュールだとその日の内に現地に到着できます。実際に到着したその日に潜ることが出来ました。

haneda2しかし、これでハブ化を目指すとはなかなか大胆です! 綺麗ではありますが、なんともショボい。出発便のほとんどが深夜発だってのに、24時間営業のレストラン1店舗を除いて、すべて10時でラストオーダーでした。なに考えてんだか……。
日本調の雰囲気は結構だけど、やってる内容はちっとも日本的ではないです。隣の国だってこんなバカな経営してないと思うのですが。開港間もないってことでカウンターも何もかも手続きの手際の悪さは許すとしても、営業に対する発想が根本的に間違ってます。

レンベへはシンガポール・チャンギとかインドネシアのジャカルタあたりから経由して、マナドという空港に行くのですが、先んじてハブ空港を目指したチャンギと比べると情けなくなるほど羽田はショボいです。
新しく出来たチャンギの第3ターミナル(T3)よりもショボいです。

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上の写真がチャンギ国際空港のT3です。まだ工事してるところもありましたが、それでもこれだけのスケールです。これと同等それ以上のT1、T2へも無人モノレールで直ぐにアクセスできます。規模が桁違いですね。シンガポールの国は沖縄よりも小さいのに、こと空港のスケールは凄まじくデカイです!

まぁ、今さらそんなこと言っても仕方ないですが……。便利になってくれて私は助かってますから……。

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便利になってくれたおかげで今回は、なんと15本も潜ることが出来ました。おかげさまでたっぷり窒素吸えました。ゲ~ップ! (失礼)

レンベではカサワリ・リゾートに滞在しました。ダイビングのためのような宿泊施設で、いわゆる“リゾート”と思って行くとズッコケます(笑)。ダイバーには間違いなくリゾートなんですけどね。
スウェラシ島の北部にあります。山の中の完全に孤立したような、村の外れにあります。毎朝ニワトリの雄叫びで目が覚めます。そうそう! そのニワトリの中に1羽だけ声色の異なる奴がいましてね。
ギョゲゴッゴォ~!  となんとも悲壮感あふれる雄叫びなのです。
そいつの存在に気付いた翌日、何故かその悲壮感あふれるギョゲゴッゴォ~! が聞こえません。
ハタと気付きました。
その前夜、私はチキン・ブレスト・グリル(鶏の胸肉のグリル)を注文したのでした。「日本の鶏と違って身がしまってて美味しいね」なんて言いながらワインと共に胃袋に収まったのでした。

彼だったようです。

まさにドナドナです


menadoアリャりゃ。また脱線してしまった。
空港の話しを書いてたのでした。レンベの話しはおいおい書いていきますが、ちゃんと空港の話しでまとめなくては。
マナド空港の写真も載せときます。インドネシア・スウェラシ島の玄関口ですから、それなりに綺麗です(左写真)。


トイレもとっても綺麗です。チップを要求されますけど(笑)。


【2011・2月1日追記】

2009年12月のレンベ訪問記
2010年11月のレンベ写真集ログ   
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holowin1先週の土曜日。
我が地元ではハロウィン・イベントが開催された。ところが残念なことに朝からどしゃ降り。
私の顔見知りのオバサン達がバンド出演するっていうし、子どもたちの仮装も見たかったのでちょっと楽しみしていたから、台風14号はまことにもって憎たらしい。
その前夜にはハロウィン・パーティーにもお呼ばれしたけど、そちらも仕事の都合で参加出来なかった。
しかし……。
仮装した子どもたちの意味も判らず言っているであろう「Trick or Treat !」や、顔見知りのオバサン・バンドは見たいけど、私にとってハロウィーンなんてどうでも良いことだ。きっと、イベントやパーティーやってる方も同じだろう。どうでも良い存在ではあるけど、きっとあと数年もすればクリスマスのように日本の国民的イベントになっちゃうんだろうなぁ(既に一部じゃなってるか?)。
節操なくてまさに日本国らしい、とは思う。とは思うけど、わたし個人的には好かんので、ゼッタイに自分はやらないし参加もしたくはない。だって私はキリスト教徒じゃないんだモン。だからクリスマスだって我が家には無縁だ。

翌日、買い物がてら隣町に行ったらそこでもハロウィンやってた。こっちは運が良く雨には祟られなかったから、町中に仮装子供があふれていた。
私はキリスト教徒じゃないけど、それでもやっぱり仮装した子どもたちは可愛かった。思想がどうであれ、宗教がどうあれ、可愛いものは可愛いのだ。

BlogPaint



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