タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2010年08月

kangaku


一昨日、そして昨日と連チャンで金沢八景にある大学までサッカーの遠征試合だった。
ご覧のごとく土曜も日曜も雲ひとつ無い快晴。快晴って書くと、なんか良いイメージになっちゃうけど、実際は猛暑 太陽はジリジリと猛烈なエネルギーで肌を焦がしてくれた。でも幸いなことに浜風なのか、風は爽やかで東京にいるよりは過ごしやすかった。「どうせ明日もここに来るのだから、このままこの芝生のグランドで寝たら、さぞや寝心地よろしかろう」なんて、ちょっとマジで考えちゃった。
コーチング席が両日とも一緒で、かなりの時間を同じ位置に座っていたから身体の右半分だけが日に焼けた。夜、わたしの姿を正面から見ると左半分しか見えなくて、きっと気味悪いゾ。

土曜日は金沢八景の花火大会があって、グランドからも花火が見えた。打ち上げられる花火の横に、まん丸じゃなかったけど大きなお月さんも出ていて、ちょっと幻想的だった。
私の携帯電話カメラじゃ花火とお月さんのコラボ・ショットを写せなかったのがとっても残念(下の写真、真ん中のボヤけた丸いのがお月様)。

moon

で、本日。
朝目覚めたらやけに身体がだるい。どうも夏バテみたい 手帳をめくってみたら8月は特別練習に遠征試合そして合宿と、お休み出来たのは14日と15日の2日間だけだった。
この異常気象の夏に2日しか休まず働きづめなら、倒れない方が不思議ってもんだろう。
ということで本日、急きょお休み戴くことにしました。 

しかし………。
フツーの人は会社は休まずにボランティアの方を休むよなぁ。














我が家のトイレには馴染みのダイビングショップで戴いた『月刊ダイバー』のカレンダーが貼ってある。今月はタイ・タオ島のジンベエザメだ。
そのタオ島には8年ほど昔に行ったことがあるが、残念ながら彼には逢えなかった。
カレンダーに登場しているジンベエ君は、ギンガメアジのトルネードを従えて見事な体躯をうねらせている。真正面からとらえた見事なカットだ。著作権の問題があるのでお見せできないのが残念だ。

このジンベエザメに逢いたくて、2年前に遠路はるばるメキシコに渡った。(その詳細、ご興味あればコチラから)
ご覧のように待望のジンベエザメには逢えたのだが、写真がイマイチ(泣)。何故かと言い訳をさせてもらえば、カメラが悪かった。(腕じゃない!)

jinbe

ジンベエが大きすぎて全身を写し込めないのだ。ならば被写体(ジンベエ)から引けば良いじゃないかと思われるかもしれんが、悲しいかな透明度が悪くて引けない。プランクトンが多いために5~6mの透明度しかなかった。
上の写真のように併走して撮影するのだけど、この至近距離でシャッター押せば写ってるのは目だけだ。これで全身を写し込もうっていうほうが無理ってもんだ。
ワイドコンバージョン・レンズ購入を決意したのはこの時だった。コンデジにワイコンとは、なんともバランスの悪い組み合わせではあるけれど、その後のマナティ撮影時に威力を発揮したのは言うまでもない。

ところでこのジンベエザメ。最近じゃ伊豆あたりでも目撃されているようだが人を襲うことのないおとなしいサメだ。
彼らが軽~く泳いでるスピードは、私たちがフィンを履いて全力で泳ぐスピードくらいなので、写真撮影時は上のように併走しての全力スイムとなる。これがけっこうキツイ。あっちは散歩してるのに、こっちは全力疾走で彼の散歩を追いかけているようなものなのだ。

エビスザメと呼ばれていたこともあるらしいが、今の名前の由来はご存じの方もいるかと思う。そう、日本に古来から伝わる夏の室内着・甚兵衛の模様に似ていることから来ている。
ならばジンベエよりジンベーと記した方が正しいように思うが、これも外来語がたくさん入ってくる前に命名された故だろう。

実は私の夏の寝間着も甚兵衛だ。
                           (関係ないか





今朝、通勤途上の道路でおっさんがシケモク(煙草の吸い殻)を拾っていた。
そういやぁ私もさすがに道路に落ちたシケモクを拾うことは無かったけれど、買い置きの煙草が切れると灰皿に残った比較的長い吸い殻を見つけては吸っていた。

そんな私も3度の挫折を繰り返し、今では禁煙して12年が経過した。
初めて止めたときはブクブクと8kg近く太ってしまった。なにせ何を食べても美味しくなり、しかもお腹が減って目が覚める…という、なんとも健康優良児になってしまうのだ。ものの見事にズボンは全てはけなくなり、ウェストを広げてもらったりもしたけど結局何本かは購入した。

その後、再び煙草を吸うようになって食欲も落ち、体重は6kgほど減った。当然ながらズボンはブカブカになり再び新調するハメになった。かみさん爆発

それから2度の禁煙&喫煙を繰り返し現在に至ってる。
最後の禁煙開始と共に節食も同時に始めたので、かみさんボルケーノは噴火せずで良かったのだが、時には1日60本以上も吸っていたのに小遣いはちっとも楽にならなかったのはナゼか。
当時でも月額1万円以上は吸っていたはずなのだ。

煙草を止めて健康的になったかと問われれば、ようワカラン。少なくても食事が楽しめるから健康的ではあるとは思う。
しかし弊害もあるのだ。味覚が抜群に良くなるように嗅覚も鋭くなるのだ。昨夜も帰宅途上の電車の中で、猛烈な悪臭に悩まされた。隣の人がつり革につかまる手を動かすたびに臭いが漂ってくる。そう、腋臭。その人を挟んで向こう側の隣人は平然としてるってことは、周囲では私だけがその悪臭を察知してるようなのだ。
また先日のこと。散髪できれいなお姉さんが担当になってくれて、ちょっと嬉しかったのだけれど顔を剃ってもらう際に臭ったのだ。彼女の顔が近づいてきた雰囲気にウヒョヒョと思ったのも束の間、プ~んと香るニンニクの臭い。どうやらお昼に餃子定食でも召されたようだ

煙草を止めて良かったことの一番は、海外に行くとき機上でイライラしなくてすむようになったことくらいかもしれない。
そうそう無煙タバコってのが出回ってるようだけど、あれは飛行機や電車の中で吸っても良いのだろうか? 発売された初日に私も一口だけ吸わせてもらったけど、ちっともクラクラしなかった。きっとニコチンもほとんど入ってないと思う。でも、これならシケモク拾わずにすむなぁ。フィルターの交換が必要らしいけど、普通のタバコと違っていくら吸っていても短くなりっこないんだから。
大人のおしゃぶりだな。

















MtFuji

先日までいた山中湖サッカー合宿の宿泊所から見えた富士山です。夕方の練習を終え、私がシャワーを浴びて部屋に戻ったら、富士山は夕陽を浴びていました。

学生時代に山登りをしてました。バリバリの体育会系で、シゴキにシゴかれたので部活を止めた後はしばらく山を観るのも嫌になった時期もありましたが、社会人になってからあちこち登山に出かけました。

軍隊のようだった学生時代のバリバリ先輩は「富士は眺める山で登る山じゃない」と言ってました。
私はまだ霊峰富士には登ったことがありません。日本一の山ですから一度は登ってみたいとも思いますが、岩とガレ場ばかりを登るのは確かにつまらないだろうと想像できます。でも、あの山頂から下界を望めばさぞや達成感と優越感に浸れることだろうとも思うのです。

聞けばここ数年、山ブームなのだとか。そのためか山での遭難事故が昨年あたりから多くなってるように思います。
私はここ最近、とんと山に登っていません。なんか自信もなくなっちゃっています。山に関してはかなりしごかれもしたし数も登ってるので、知識と経験だけはいっちょまえに持ってる方だと自負するのですが、肝腎の体力の方がどうにも………。

来年からは私もサッカー部を卒業するので、週末に時間が出来るようになります。ぼちぼちハイクあたりから復活しようかと思ってます。今までのワイドな山行ではなくて、マクロな登山をしたいと思っています。山に入ればその山の姿は見えなくなります。頂上に立って下界を睥睨(へいげい)するような登山ではなく、木々や花や鳥や虫たちに会いに行くための登山をしたいな、と思っています。実は最近、マクロ・レンズを購入しました。
マクロ・レンズ持参で富士に登っても、被写体を見つけるのは登頂するより辛いだろうと思います。だから、富士は下界から仰ぎ眺めワイド・レンズで撮っていましょう。近所の名も無き山で、小さな小さな被写体を探す山行をしようかと画策中です。






毎年恒例のサッカー合宿に行ってきました。
私の担当は6年生なので、今年でお役御免となります。なので子供以上に思い入れもありました。gasshuku
一緒にコーチをしてる方と「あの子がこんなに(立派に)なっちゃうんだからねぇ~」と感慨もひとしおでした。
チームに入って来た頃は私の腰あたりだった身長は、既に私の肩を超えています。きっと再来年には抜かれてしまうことでしょう。
その子は止めろと言っても言うことを聞かず大広間を走り回ってせっかく敷きつめた布団をグシャグシャにしたり、泥だらけのまま風呂に飛び込んで見事なコーヒー風呂にしてくれたりと、まったく世話の焼ける子だったのに、今では後輩をまとめるリーダーです。
まことにもって年月の流れるのは早いものです。

3泊4日の合宿は、毎朝6時起床で朝練が7時スタート。その後に朝食、昼食を挟んで高学年の練習終了は17時です。
小学生をこの時期に、しかも今年のような猛暑の中で、朝から晩まで練習ってのは非常に危険と思うでしょ? でも場所は標高1000mの山中湖なので、とても涼しいのです。とは言っても猛暑の影響で、今年の山中湖はちょっと暑かったです。

夜は寒いほどなので、私も何週間ぶりに熟睡が出来ました。ところが昨日東京に戻ってきたら再び気温は35度オーバー
その日の各学年連絡と翌日のスケジュール確認などで、コーチ達の就寝は毎晩深夜の1時過ぎになります。いくら熟睡出来ても睡眠時間5時間ほどで一日グランドに出てるのは、ロートル・コーチの私には体力的にかなりキツイものがあります。それでもこの猛暑の東京に戻ってくると、あの喧しい子どもたちと一緒でも山中湖の合宿に戻りたくなったのでした。





通勤途上でいつもの見慣れた小学校を今朝見ていたら、なんとなくくすんだような暗い感じがした。なんかいつもと様子が違う。でも、すぐに気がついた。小学校はいま、夏休みだ。子どもたちがいないと学校も寂しそう。

昨夜は早々に寝るつもりだった。一昨日、しこたま飲んで帰宅し、身体が火照ってすこぶる浅い眠りだったのだ。それ故に昨日は一日中ボ~ッとしちゃって、駅の階段昇るときなんかめまいがしてちょっと怖かった。だから、昨夜は早々に寝るつもりだったし、夕食摂りながらウトウトする始末だった。
kage_natsu_imageそれなのに、この本読み出したら止まらなくなってしまって、結局今日も睡眠不足だ

大手新聞社に新卒として入社が決まった女子大生の父親は、20年前の誘拐犯だった……ってところから物語は始まるのだけど、話しのテンポがとても良く、文章も上手くて引きずり込まれた。
「んな事ないだろ~」的な結末には文句もあるけど、このジャンルの本で感動を求めるのは非常に難しいことなので、私は許しちゃう。
何より“読ませる”筆力に敬服だ。

作者の赤井三尋という方は、現在フジテレビの報道局に勤務されてるそうだ。なんか本にするネタがゴロゴロ手に入りそうな環境だけど、事実を小説のネタにするのはきっと難しいだろうな。
仕事を持ちながら(しかも報道関係というけっこうな激務セクション)執筆するのは大変なこととは思うけど、次回作を楽しみにしたい。この筆力は素晴らしい。

二日続けての睡眠不足で、きっと今夜は爆睡だろう。こっちの夏はまだ翳りそうもないけど、ちょっと気温も下がってきたし。
そういやぁ今朝は曇り空だった。だから小学校がくすんで見えたのか? それともやっぱり寝不足のせいか? 







menu昨夜、先輩に誘われて新橋の居酒屋へ。
このお店は毎日、北海道の根室から新鮮な魚介類を取り寄せてるんで有名なお店だそうな。私も名前だけは聞いていたけど、入るのは初めてだった。

「まずは、」のお決まりビールでスタートしたけど、お酒のメニュー見たら不思議な焼酎が並んでた(→写真)。
ジャガイモもシソも、とうきび(トウモロコシ)も想像できるけど、昆布に牛乳ってのはまったくもってイメージ出来ん。
なんか悪酔いしそうな予感もしたけど、せっかくだからとオーダーしてみた。


konbu

まずは昆布。
茶色の液体を想像してたら、ご覧のごとくの透明だった。お味の方は塩昆布のダシが利いた焼酎。
じゃあ牛乳はどうかとそれも頼んだけど、牛乳焼酎も色は透明だったけど、ちっとも牛乳の味はしなかった。フツーの焼酎。

cofee_cauboy所狭しと壁にベタベタ貼られたメニューの中にも「コーヒーカウボーイ」なんてのがあったので、マトンのコーヒー味かなんかかと思ったら、ウィスキーのコーヒー牛乳割りなんだそうな。ただのカウボーイってのもあって、そっちはウィスキー牛乳割り。

北海道の方々、変わった飲み物がお好きなようだ。











しかし連日こう暑い日が続くと、仕事サボってプールにでも行きたくなりますナ。

BlogPaint

画像に「わたしの足あと」なんて落書きしましたが、本当に仕事サボってプールに行って来たわけじゃありません、念のため。
ちょっとプールの話しでも書こうと思って、昔の写真を引っ張り出してきただけです。

ダイビングを終えてそのままプールに飛び込み、身体の潮を洗い流してから一杯飲んでるあの時間が好きです。
重たい機材を降ろし、身軽になってプールを何往復か泳いでいるときの、ダイビング後にちょっと残る倦怠感と解放された気分が堪らなく良いのです。
子供は大好きだけど、この時ばかりはプールに子どもたちがいない方が望ましい。beerそして更に付け加えるならば、上の写真のように独占状態であれば文句の付けようがない。

通常、リゾートのプールで泳いでいるのは子供がほとんどで、大人が嬉々として泳いでいるのは珍しい(隣国の方に、時々いる)。
プールサイドでのんびりして、身体が火照ってきたらひと泳ぎ…ってのが一般的でしょう。私のように海水を洗い流す目的で泳ぐ人も、珍しい(笑)。
ビールや時にはカクテルなんか頼んだりしちゃって、プール・サイドの日影でボ~ッとしてる時間が、たまらなく贅沢で好きです。

私の旅先は全てかみさんが決めています。かみさんが主導権を握ってるわけですが、それでも私の好みを考慮に入れてくれてるようです。
先日も来年の旅行計画に熱中してるかみさんから、宿泊先の選択を迫られました。
「ダイビング・ショップに近い宿が良いでしょ? それともプール付きの方がいい? プールは子供用のビニール・プールみたいだけど」。

child_pool行こうとしてる先はリゾート地だってのに、まさか子供用ビニール・プールってのは無いだろうと、半信半疑でサイトを覗いたら本当に子供用のビニール・プールでした 
お宿の紹介にも「子供用のプールがありますので、お子様連れの方はどうぞご利用ください」。

いや、いくらわたしがダイビング後のプールが好きだと言っても、さすがにこれでは・・・・。大人の利用禁止とは記載されていないけど・・・・。

店主の意図は充分に理解できます。どんな家族連れが来て、どんな子どもたちがこのプールを使っているか、もしもかの地に行った際にはダイビング後に覗いてみたいな、と思ってます。

pool_resson

私がビール飲みながらくつろいでいたらダイビングのプール講習が始まりました。なんか懐かしかった。@パマリカン








わたしは二度寝して、さっきまで見ていた夢の続きを見ることが出来るという、とっても素晴らしい特技を持っていたのに、最近は目覚めた後で夢を覚えていることが少なくて、その特技を発揮することが無くなってしまった。
というか、時には続きを見たい夢も見るのだけど、二度寝する時間的余裕がない。それと、年を取ったせいか二度寝すること自体が難しくなった。一度目が覚めると寝付けないのだ。なんか悲しい。

夢ってやつは、さぁこれから! って時に限って目が覚めるもんだ。怖い夢でもそうだけど、嬉しい夢でも、とっても素敵な女性が登場してきて、さぁこれからムフフフだ~い!って時に目が覚める。
そんな時に続きを見られるなんて、素晴らしい特技だと思うでしょ? ところが残念至極で、その特技を発揮できても、その夢の続きが希望通りになることはまずないのです(泣)。
綺麗な女性は再び登場してくれるのだけど何処かに行ってしまうか、他のカッコいい男が登場してきてかっさらって行ったりするのだ これがわたしの潜在意識ってことも、なんか寂しい限りだ。inception

昨日、レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙の『インセプション』を観てきた。最高に面白かった!
人の夢の中に入り込んでアイディアを盗む…っていう物語の骨子は平凡だけど、夢の中で更に夢を見させて、その中の夢の中にまで入っていく…っていう、まるで深層心理のヒエラルキーを追いかけているようで、見応えがあった。
当然、夢だからしっちゃかめっちゃかなシーンもバンバン出てくるんだけど、だんだんどっちが夢の中で、どっちがリアルの世界なのか判らなくなってくる。

劇場を出てからエレベータの中で、「なんだかサッパリ判らなかったね」と話し合ってる初老のカップルがいたけど、映像だけ追っかけちゃうとこの物語にはついていけないです。あの「マトリックス」のように、リアル世界とバーチャル世界が明確じゃないから。
それと、“夢を共有する”ってところがバーチャルの世界に馴染んでいない世代には理解しづらいんだろうな。自分の夢の中に他人の夢が重なってくる…なんて、なかなか概念的に捉えづらいよなぁ。でも、私には最高に面白かったです。結末もコマの回転に含みをもたせていて、クリストファー・ノーランという監督(脚本も)は、なかなかですな。
このコマの部分はネタバレにもなっちゃうので、これ以上は書きません。

夢の世界に興味のある方は必見です。夢に興味がなくても面白いけど。





今日からお盆休みで帰郷される方も多いのだろう。今朝の電車はガラガラだった。

一昨日、お客様との会話の中で「日本人はバカンスの過ごし方がヘタだ」なんて話しになった。折角の休暇だというのにワサワサとなんであんなに忙しくするのかと。
確かにモルジブなどに来てる欧州人(アメリカ人はほとんど見かけない)を観察してると、何をするでもなく一日中プールサイドや海辺で本を読んでいる人が必ずいる(もちろんダイバーの方が多いけど)。
むかしは私もワサワサ組だったけど、最近では何もしない時間を楽しむすべも覚えた。けれどこんな遠くまで、しかも高いお金を払ってやって来て本ばかり読んでるってのも正直言って私には理解できない。まだ達観出来てないって事か。

たまたまあるメルマガを読んでいたらアメリカの白人社会では小麦色の肌ってのがクール(かっこいい)で、一種のステイタス・シンボルなんだそうな。私たちのような有色人種は日焼けなんて簡単にすぐ出来るけど、メラニン色素が極端に少ない白人はなかなか上手に日焼けできないそうだ。
だから日がな海辺で本を読んでいる人は、本当の目的は本を読むことではなくて日焼けすることなんだろう。欧州も北欧ともなれば太陽光はとっても貴重らしいから、渋谷や新宿の日サロに行くお兄ちゃん、お姉ちゃんのノリでモルジブに行ってるのだ、きっと。

moldive

日焼けをしたくない私としてはUVケアをし、必死になって日影を探して歩く。どんな細い木の影でも利用する。幹の細い椰子の木陰で、顔だけしか隠せず両肩をジリジリ焼かれて泣いてる私の姿は、彼らからすれば私が日なたで一日中本を読んでる人を見て感じる以上に奇異な光景に違いない。いや、同胞・日本人が見てもおかしな奴だと思われるな。でも、サッカーで年がら年中焼かれてる私としては、これ以上黒くなりたくはないのだ。アメリカに行けばステイタス・シンボルかもしれんけど、日本で聞かれることは大抵、「よく焼けてますな。ゴルフですか?」なのだ。最近のゴルフ事情を鑑みるに、これはちっともステイタスとは思えん。


追記:モルジブのヴァカルファリで見つけた上の鳥。なんて名のトリか知らないけど、まるで哲学者のようにズ~ッと沖合を見つめていた。
毛があるから日焼けしない。羨ましい。






べつだん人気のサイトでもないので来訪者は少ないのだけど、それでも最近は数人の方々が私のこのサイトを訪問してくださっている。ありがとうございます m(_ _)m
定期的に訪問頂いてる方はもうお気づきだと思うけど、私はだいたいこのブログをお昼休みにチョコチョコッと書いてる。時にはチョコチョコッ…で済まずにチョコチョコチョコチョコッ…、くらいかかってしまうこともあるけど、だいたい10~20分ほどで書き上げてる。(「貴重な昼休みに暇なこって…」などと言わんでください。)

私の大抵の日課は出社してメールのチェックから始まるのだけれど、今日届いたメールの中に「……(前略)……。ということでメイルで失礼させて……(後略)。」という文言が書かれてて、思わずメイルってなんぞね? と思ってしまった。すぐにメールだと気付いたけど、メイルと書く人は珍しい。

確かに Mail だから正しく表記すればメイルだろうけど、もはやメールは日本語だろう。メイルなんて書かれりゃ理解するのにちょっと時間が必要になる。滅入る…ナンチって
この人はリンゴの英語表記をするときはどうするのかと思ってしまった。まさか、アッポー って書くんだろうか。受け取った奴は読んだらきっと怒るゾ!

そうそう、もう古い話しなんだけどDQNネームってご存じか?(知らない人はリンク先をご覧ください) 
変わった名前の一覧が出てるんだけど、飛哉亜季(男の子)、羽姫芽(女の子)、希空璃(女の子)などなど不思議な名前がいっぱい! 読めますか? 飛哉亜季=ひゃあい、羽姫芽=わきが、希空璃=ふぐり、だそうな。
付けられた子どもたちは可哀相だなぁ。女の子に“わきが”って名前ないだろ。“ふぐり”って発音すれば可愛いけど、どんな意味があるか知ってて親は命名したんだろうか? この女の子が“ふぐり”の意味を知った時の事を思うと泣けてくる。

メールをメイル、アップルをアッポーと書いてくれてた方がナンボかましだと思うのだ。









ボラ、スズキ、ブリなど成長に伴って呼び名が変わる魚がいます。いわゆる出世魚、ってやつですね。
ボラはハク→オボッコ(イナッコ)→スバシリ→イナ→ボラ→トドと呼び名が変わります。“とどのつまり”という言葉はここから生まれたと記憶します。これ以上にならない、っていう意味ですね。
ブリも成長に伴い呼び名が変わるのですが、更に地方によっても呼び方が異なります。

私が想像するにもともと別物の魚と思い名前が異なっていたけど、実は同じ魚だった…って事が判明してこんな事になってしまったのではないでしょうか。
ヒラ、係長、部長、社長、そして会長。“カイチョーのつまり”って言葉が出来てもよさそうですが、その後に“天下り”なんてのもあるから、人間界では使用できないんでしょう。だいたい天下りなんて普通は有り得ません。人間の世界だけですね。

さて、この季節。夏の食材といえばけっこうありますが、無性にシンコ(コハダの子供)が食べたくなりました。

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寿司ネタとしては光り物(秋刀魚、鯵、鯖、鰯など)が好きなのですが、中でもこのシンコは大好物です。出始めの頃は身の大きさが2cmほどなので、仕込みの大変さからも本マグロの中トロよりも高くて手が出ませんが、7月も過ぎればボチボチ庶民でも手の出る値段に落ち着いてきます。


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そして関西方面で夏の食材といえばこの鱧(ハモ)でしょう。
私は鱧はやっぱりお吸い物が一番だと思うのですが、板さんのお薦めで梅肉と塩とで食べ比べてみました。関東人としてはヤッパ塩かなぁ・・・。

まだまだ猛暑は続きそうですが、ちょっと目でも舌でも夏を忘れさせていただきました。
食の世界は日本が間違いなく世界一です!










今朝、ニュースを見ていたら沖縄でダイビングをしていた男性がオニダルマオコゼに刺されて亡くなられたそうです。
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ダイビングをしてるというと「サメとかに襲われないのですか?」なんて聞かれることが多いのだけど、そのたびに「ダイバーにとってはもっと怖いサカナがいるんですよ」と答えている。
右写真がオニダルマオコゼだけど、これ以外にもオニオコゼ科やフサカサゴ科のサカナは背ビレに猛毒をもっているので怖い。
そういえば毒は持ってないけど、抱卵中のゴマモンガラに襲われたこともあった。懸命に逃げる際、カシッ!カシッ!っと私に噛みつこうとする歯が噛み合わさる音が聞こえて、ホント怖かった。

この猛毒を持つオコゼやカサゴの仲間達は、みな擬態を使って身を隠すようにしているから始末に負えない。
「ホラ、そこにいるから気をつけてね」と指示棒で指し示されてもすぐには解らない。上の写真くらいの奴ならなんとか解るけど、さて下の写真、どこに居るかお解りか?

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ガイドさんの手が写っているけど、このガイドさん、ナント!オニダルマオコゼの下アゴをコチョコチョしてるのです!(子供は真似しないように! ってフツーはしないか)。
こんな所でバランス崩し、いやバランス崩さなくても知らずに手を着けば一発でアウトだ。私は基本的にグローブは装着しないけど、していても毒針は貫通するだろうなぁ(汗)。

ちなみにこのオニダルマオコゼ、食すとかなり美味らしい。こんど見つけたら捕まえてくるか。・・・・・・・無理だな、やっぱ。



亡くなられたダイバー氏には、ご冥福をお祈りします。










先々月、ある御仁から「タカラガイさん、ANAに乗るんだったらガンダム買ってきて!」と頼まれた。gumdamningyo
全日空に搭乗した人だけが購入でき、しかも期間限定の商品とのことで、先月の石垣島行きの際に申込書を入手して申し込んだら昨夜届いた。なんでも相当な人気らしくて、期日が迫った最近の申込みでは3ヶ月待ちなのだとか。

ガンダムの存在を知ってはいるが、わたしは観たことが無い。
我が家の愚息らが観なかったからだろうけど、それ故にこのガンダムの魅力も解らない。まぁ、かっこいいとは思うけど。

ところが、いつからあったか記憶は無いのだが、居間のテーブルの上にもガンダムのプラモが転がっている。愚息1号が誰かから貰ったようなのだが、パッケージをよく見るとユニクロのロゴが。
こちらもユニクロがバンダイにお願いしてコラボしてるようだ。

きっとこのガンダムの人気は相当なものなのだろう。上のANAガンダムを私に依頼した御仁も、ガンダム世代というよりは少々お年なのだけれど、ガンダムは幅広いファン層をもつに違いない。きっと面白いのだろう。いつかは観てみよう。

ガンダムは観ていなくても知っていたけど、こちらはぜんぜん知らんかった。↓ 先月行った石垣島で見つけた自販機。

jihanki

まずキャッチコピーしてからワカラン。

マブイもうるおすさんぴん花茶

さんぴん花茶は商品名だからわかる。マブイってのはこの、こち亀の両さんが変身したみたいな奴のことかと思ったら、どうも沖縄地方の言葉で魂を意味するらしい。ってことは喉ばかりか魂までも潤すお茶…ってことだ。

しかしそれにしちゃあ、この変身こち亀両さんの存在理由が不可解なので、右下の方にチョロっと出演してる方々のセリフを見ると………。


mabuya

「マブヤーの強さの秘密は沖縄伊藤園なのか~!?」って言ってるから、きっと変身両さんの名前はマブヤーっていうんじゃないかと調べたら、琉神マブヤーというお方で沖縄地方しか登場していないらしい。(魂の人、ってことか!)
で、右端にいる伝染病に罹ったショッカーみたいなのが「マーサン!マーサン!」って言ってるから、マーサンってのがマブヤーの秘密をバラしてる悪人みたいな奴のことかと思ったら、何のことはないマーサンってのは「美味しい」って意味だそうな。
川平という観光地に、こんなコピーの自販機置かれても観光客で理解できる人はいないと思うゾ。

nakamashouten

こちらは川平のバス停前にある仲間商店。掲げた看板の“冷やし物一切”ってのも、いかにも沖縄っぽい。

kouban

そしてこちらは石垣守るクン。   (だからナンだ!)



ウ~ム。

今日は何が書きたかったのか。










                                 暑さのせいだ。







8月に入りましたが今年はまだ、台風が来ませんね。
先月14日ころに2号だか4号だったか台風が発生してましたが、日本に向かうことなく東の方へと行ってしまいました。その直後にわたしは石垣島で潜っていたのですが、水温はどのポイントも30度を超えていました。
「このままだと(サンゴが)ヤバイんだよなぁ。台風でも来てくれないと…」と、現地のダイビングショップのお兄さんが言ってました。台風に海水をかくはんしてもらいたいのです。
daikouzui今年は雨が多いから水不足の心配は今のところ無さそうだけど、南の島では時々台風が来てくれないと害虫も増えて困るのだ、って話しも聞いたことがあります。

むかし子供の頃に住んでいた練馬では、台風のたびに石神井川が氾濫してました。ときには床上浸水することもあって、押入の中に入れられた私は、部屋の中を泳ぐ大きな鯉やオタマジャクシを捕まえたくて、何度も水の中に入ろうとしてはお袋に怒られました。当時はまだ汲み取り式の便所だったから、鯉やオタマジャクシと一緒にウ×コも流れてくるんです。
今では治水もしっかりして、石神井川の氾濫をニュースで聞くことも少なくなりました。むしろ最近では神田川の方がゲリラ豪雨で氾濫することが多いように感じます。

『東京大洪水』。
低気圧の停滞で連日雨が続いていた関東地方。その東京に二つの台風が合体し、超巨大化して襲いかかります。
荒川や隅田川が氾濫すれば、江東区や墨田区はもとより、上野そして銀座も水に没します。東京は壊滅的な打撃を被ることになるのですが、果たして・・・・・。

二つの台風がマジンガーZのように合体しちゃって、超巨大台風に変身する・・・ってところがミソなんだけど、このちょっと漫画チックな設定が少しも笑えない緊迫感でもって話しは展開していきます。
ここ数年、猛烈なゲリラ豪雨があるし、先週だって雷雨に会って、道路が冠水するのを目撃&経験してるからなぁ。この異常気象下では台風が合体しちゃたって、なんも不思議はないように思います。でも、小説の中の話しで終わっていて欲しいですな。

都内では至る所で大雨用の地下貯水施設も建設されていますが、この小説のようになったら本当に大丈夫なのかと、ちょっと心配にもなったのでした。









yukinko

ユキンコボウシガニです。正式名称はオガサワラカムリっていうみたいですが、ユキンコボウシガニって名前の方が可愛くていいですよね。

この子が帽子(家か?)としているのは、ホヤです。大きさ1cmほどのホヤを自分のお宿として改造して、いえ改築して住んでいます。ちょうど目を出す部分も、目だけが出せるようにカットしてるそうです。確かによく見りゃ昔のドイツ軍のヘルメットみたいになってる(笑)。
カニなので足が8本あるはずなのですが、画像を見る限り片側に3本しか見えません。つまり全部で6本ってことになっちゃいます。足りない2本の足は後ろ足で、それで住まいのホヤを支えているそうです。
って事は前足2本で食事をしながら4本の足で移動し、後足2本で家を支えてる…ってわけです。器用なやっちゃなぁ。
でも、やっぱりカニとしてはバランスが悪くなるようで、ときどきコテッと転ぶそうです。

コケるところ、見てみたいなぁ。




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