タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2008年12月

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フィリピンのボラカイ島で出会った女の子です。

この島はフィリピンの大統領・グロリア・マカパガル・アロヨ女史が度々お忍びで来る島として有名だそうですが(度々ならお忍びになりませんね)、韓国人の新婚旅行のメッカでもあるそうです。

そのためか何度か「?ЧЙ√θж☆?ЖÅ∬∇Б∵Ё?」などと話しかけられました。

ナニ言ってるかサッパリ判らないから無視していると、やっと「Are you Japanese ?」と聞かれます。


あたりまえです!


確かにジャッキー・チェンに似てると言われることもありますが、私はれっきとした日本人です!

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着てる洋服(Tシャツですが)や物腰柔らかい所作(ただ歩いてるだけですが)から想像できそうなものなのに、失礼な!

実はこの島には、あわや! という嫌な思い出が私の脳裏に焼き付いてしまっているのですが、ゆっくり思い返してみれば可愛い子供たちも沢山いたし、美しい自然もいっぱい残っていました。
しかし、悲しいかな二度と行きたくない島、私にとってのワーストNo.1であることは払拭できないでしょう。

人との出逢いもそうですが、何事も最初が肝心なのですね。



下の写真はそのボラカイ島の夕景です。
一歩間違えたら死んでいたかもしれなかった日の、何とも美しい忘れられない夕陽です。


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今朝、支度をしながらテレビの音声に耳を傾けていたら「間違った事をしなければ良いのだけれど…」という、たどたどしい日本語が聞こえてきました。

なんの事だろうとテレビを見ると、中京地区での外国人労働者解雇問題に関するレポートのようで、レポーターの差し出すマイクに外国人労働者の女性が答えていたのでした。

突然の解雇に、帰国したいのだけれどその旅費すら無いのだそうです。
地元の有志が、閉鎖したホテルを居住用に申請して彼らに提供してくれているので、住まいは何とかなるもののこの先が見えません。

自国にも戻れず、日本国内で新しい仕事を見つけることも至難でしょう。
契約解除の際に帰国手当として、帰国に要する費用くらいは出せないのでしょうか?
呼ぶだけ呼んでおいて、雇用できなくなったらハイ、さようなら! とは世界を相手にしている企業としていかがなものでしょうか? 恥ずかしくないのでしょうか?
雇われていた彼らも、帰国することが念頭に無かったのでしょうか? 蓄えをせずに全て残った家族に送金していたのでしょうか?

私としては彼らの事も心配ですが、やっぱり犯罪に繋がらないかと危惧します。

今年の北京オリンピック200?背泳で銅メダルを取った中村礼子選手が、「諦めないことが大切。ダメだと思った時が始まりだと思って頑張ってきた」と言っていたけど、もうダメだからと間違った方向に進まない事を祈ります。


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写真は本文と何の関係も無いのですが、本日の東京は冬らしい寒さが戻りメチャクチャ寒いです。
少しでも暖かな気持ちになりたくてパソコンのマイピクチャから探してきました。










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昨晩、毎年年末恒例のパーティーが、これまた恒例の会場で行われました。左写真の松本楼です。
このお店は私が社会人となった時の会社の近くにあって、何度か利用していました。
名物はカレーです。その名物カレーを年に1度10円で提供する(チャリティー)ことでも有名です。チャリティー名目でも一度食して貰えればリピーターになって貰える…という計算もあるかもしれません。でも確かに美味しいのですから。

昨夜も例年のごとく人が多く、開場は満員でした。
わたしはタバコの煙が嫌なので開場の片隅に逃げました。
すると………。




臭いのです!


カビくさいような、すえたような匂いでタバコの煙以上に苦しくなり、反対側の窓際へと退散しました。
いっそのこと退場しようかと考えたほどです。

お客さんを呼ぶ商売なのに、ましてや食べ物を売る商売なのに臭いというのは何と言うことでしょう。

しかもその付近では寿司を握る職人さんもいたし、お店のスタッフも行き来しているのです。

歴史のあるレストランだけに、とても残念なことでした。




で、話しは日比谷から新宿に飛びます。

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こちらも恒例の新宿のサザンテラス・イルミネーションです。

なんとなく昨年の方が綺麗だったように感じるのですが、私だけでしょうか?


そして、さらに飛びます。

もっとグ?ンと飛んで、プラハに住む友人が送ってくれた現地のクリスマス風景です。

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歴史の重みを感じます。


で、松本楼のカビ臭さとこのクリスマス・イルミネーションとの関係なのですが………。

何もありません。

毎年恒例ですね、というだけの話しです。
カビ臭いのは今年だけにしてください、松本楼さん。



私は無宗教ですのでクリスマスには縁もないし、ましてその時期は忙しくてそれどころでは無いのですが、みなさま、



Merry Christmas !

















講演会に行くことがあります。
先週も著名な政治評論家の講演会を公聴しました。

講演開始前に「携帯電話はお切りになるかマナー・モードの設定をお願いします」との注意がありました。
そんなことはまともな大人なら言われなくとも良い事でしょうが、万が一、忘れちゃってる人への注意でしょう。

ところが、それほど注意されても出来ない人がいるんですね!

話しは佳境に入ってきて、私も興味のあった“田母神空幕長の「侵略国家はぬれぎぬ」論文”問題に移ろうとした矢先、

ピ?ッ!ピ?ッ!ピ?ッ!ピ?ッ!………!

それもハンパな音量ではないのです。
講演会場に響き渡りました。

開場の公聴者全員、音源発生場所(実は私のすぐ横)に顔を向けます。

くだんの男性、鳴ってる携帯が自分のものだと気付かないのか恥ずかしくて止められないのか、携帯の呼び出し音は鳴りっぱなしです。

評論家氏、絶句です。

評論家氏は黙り込み、開場には携帯電話の音だけが鳴り響きます。

しばらくしてその男性はやおら席を立ち、通路に出て(それでも音は聞こえている)携帯を止めると平然と元の席に戻ってきました。

信じられない度胸です!

それとも ただ単にバカ なのでしょうか?

きっと後者と思われます。



それはそうと、田母神論文は機会があったら全文を読んでみたいと思っています。
“侵略国家はぬれぎぬ”というくだりだけを取り上げてどうこう言うのは良くないと思います。

しかし、かつてミクロネシア連邦に行った際、日本人と知ると物を投げつけたり罵倒する島民もいることを知りました。

ミクロネシア連邦は国際連合から依頼を受け、かつて日本が委任統治した島々です。決して侵略したわけではありません。
殆どの島民が親日家で子供に日本人の名前を付ける人もいるほどなのですが、それでも中には半日感情を抱いている人もいるのです。

田母神論文についての議論も大切ですが、私は相手側がどう捉えているかが一番大切なのではないかと思うのです。







私は子供の頃から、どちらかといえば犬派です。
中学生の時に友人に誘われて伝書鳩を飼った際に、野良猫に大切なハトを何羽か殺され、以来、完全に犬派になりました。4fd2ad87.jpg


ところがここ最近、「ネコも良いかも…」と感じるようになってます。
あの、勝手気ままさが犬の従順さよりも気軽で良いな、と思うのです。
従順なのは嬉しい限りですが、それが重荷に感じられる時もあるのです。

この岩合光昭氏の『旅行けばネコ』(新潮文庫)を見てると、つくずくネコの気ままさが伝わってきて、ネコには旅人の原点があるかもしれない、などど思えてきます。

実際、日本を出ると犬よりネコに会う方が多いように感じます。
フィリピンやインドネシアあたりでは犬の方が多いように思えますが、彼らの殆どは皮膚病を患っていたり、下手をすると狂犬病だったりと、やたらと近づけません。
ひどいのになると吠えて威嚇してくる犬もいます。

そんな時、外国のネコは日本のネコと同様に機嫌が良ければゴロニャンしてくるから可愛いものです。

色んな島に行きました。
モルジブ、エルニド、テニアン&サイパン、そしてモアルボアルにコスメル。
思い返すに全ての地でネコに会った記憶はありますが、犬にあった記憶はモアルボアルとテニアンだけです。

この著書(写真集です)を読んでると、何処に行っても順応出来るのがネコなのだと思えてきます。



ちなみに友人が飼っているネコです。↓

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↑モデル=カイくん(出演料ナシ!)




この態度、まさにネコの本領発揮です!






足ヒレ(フィン)のお話しです。9b648749.jpg


ビーチダイブの際は先割れのアトミック・スピリットフィンを、ボートダイブの際はGULLのミューを使用していたのですが、そのミューをかみさんに取られてしまったのでワープフィンを購入しました。

先回のサイパンから使用し始めたのですが、なかなか良い感触です。

最初はミューよりも全長が数?ほど長いので、取り回しが少々心配だったのですが、ほとんど長さを気にすることなく使用できました。
むしろ気になるどころか、その数?ほどの長さが何とも良い感触なのです。
文章で説明するのが難しいのですが、先っぽの3?ほどが微妙な水かきをしてくれるのです。
足首を使って水を蹴ると、先の方で水の抵抗を感じ、その先っぽが水をかいて推進力を得ているのが判ります。

なので大きなストロークを必要としないときは、少し足首を動かしてあげるだけで推進力が得られて非常に楽チンでした。

惜しむらくはこの色です。
このフィンは堅さを色で分けていて、私の脚力に合った堅さだと右写真の色しかありません。

この堅さを使用するのはほとんど男だと思うのだけれど、なんでこんな色にしたのか開発者の色彩センスを思わず疑ってしまいます。

でも、こんな色のフィンを履いている人を過去に見たこと無いので、その意味では狭い船上などで間違いが無くて良いのかもしれません。




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中性浮力はダイビングのライセンス取得前から自信があったけど、カメラ撮影を始めてからは少々怪しくなってきてます。

シャッターを切る際は呼吸を止めるので、バランスを保つが難しいのです。

ダイビングをしない人のためにちょっと補足しておきましょう。
水中で浮かびもせず沈みもしない状態を中性浮力というのですが、それは吸気と排気を続ける状態でバランスを取っています。

だから呼吸を止めてバランスを取ると言うことは、自分の肺にどれだけ空気を入れれば良いかを知る必要があるし、第一それは水深によって異なります。

なので結果、とても難しい=ほぼ不可能に近い技術と言えます。
(あくまでも私にとって、です)

上の写真モデルはロタ島のダイブショップ「ブルーパームス」の高久めぐみさんです。

安全停止中にやおらBCを外したかと思ったらレギをくわえたまま何かを始めました。
何をしていたか私には判りませんが、水深がある程度あるところならいざしらず、安全停止水深の5mあたりでこれやったらきっと作業に夢中になって吹き上がってしまうことでしょう。
(わたしなら、デス!)

シーズン後半は自信もつくのですが、これからしばらくダイビングから遠ざかります(ドライはやりません)。

来シーズン、再び感を取り戻すのに数本のタンクを要すことでしょう。





ちなみにこのモデルの高久さんは『マリンダイビング』の2008年度ミス・ダイビングガイド部門1位に輝いた美人インストラクターさんです。
お顔を拝見したい方は、ブルーパームスのウェッブにアクセスしてください。









昨夜、仕事からの帰路渋谷を経由しました。

すると………。
















ド?ン!



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井ノ頭線に向かう途上で、ニュースで聞いていた岡本太郎氏の大壁画を見ました。

まさにド迫力の壁画です。
私の携帯電話カメラでは写しきれませんでした。

反対側から移したカットです。


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これでも入りきっていません。作品は左側にまだ続いています。

原爆炸裂の瞬間を表したというこの作品『明日の神話』を、岡本氏はメキシコで描いたそうです。

左端の方へ移動してみたら、左端が欠けていました。
この作品は未完のままメキシコの倉庫に仕舞われていたのでしょうか?


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それはそうと、お昼にラーメンを食べたときなんですが、私の向かいにちょっと美人の女性が座りました。

相席でたまたま向かいに座ったのです。

その店はテーブルにティッシュを箱ごと置いてあるのですが、その女性はラーメンの汁が顔(口元)に飛ぶたびにティッシュを取って拭くのです。

ちょこっと拭いてはラーメンをすすり、また汁が飛ぶと新たにティッシュを取って拭き……、を繰り返すのです。
終いには額の汗も拭き始めました。

彼女がラーメンを食べ終えて席を離れると、そこには大量の、丼に入りきらないほどの使用済みティッシュが山高く積まれていました。

麗しきレディー、ハンカチを忘れたのでしょうか。

それにしても常識外れの使い方に、思わず説教しそうになっちゃいました怒り




芸術の話しから一気に話題が変わって申し訳ありませんm(_ _)m

芸術は爆発してますが、私の頭も爆発寸前だったもので……。








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