タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2008年09月

フィーディング=餌付けです。

わたしは個人的にダイビングでのフィーディングが好きになれません。
するべきでは無いと思ってます。
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餌付けをしてサカナを集めるくらいなら、水族館に行って観た方が楽だし楽しめます。
それにサカナにとっても自然界のバランスを考えても良くないなぁ、と思うのです。

かつて、減圧中のダイバーに200?超もの身体をスリスリしてエサのおねだりをするボロスという愛称のジャイアント・グルーパーがいると知り、逢いたかったのですが現地の方いわく「成人病で死んだみたいだ」。

そうなんです。サカナだって摂取カロリーがオーバーすれば病気にだってなるのです。

今回、テニアンでお世話になったショップでは、あちらこちらで餌付けをしていました。

わたしは「アッ! コノショップモヤッテル」と幻滅しました。
ガイドとして餌で魚を誘き寄せて客に見せるなんてのは、ガイド業として手抜きだと思うのです。

連日の餌撒きを観ながら最終ダイビングの時に、たまたまベニゴンベを見つけました。
コイツはとってもシャイな奴でなかなかサンゴの間から出てきてくれません。

結局、良いカットをおさえられずボートに戻りその事を話していたら、このガイド氏が「むかし餌付けしていたら俺の姿を見かけるとサンゴから出てくるベニゴンベがいてね。カメラマンが初めて全身写ったカットを撮れたと喜んでいたよ」と話してくれました。

エッ!? ウッソ?、です。

そのベニゴンベはどうしたのか聞いたら、死んでしまったようだとのこと。
う?ん、残念。わたしもあいつの全身カットを撮りたかったなぁ。

しかし、だからこそベニゴンベのナイス・ショットを撮れたときは嬉しいのであって、やっぱりそれは邪道だと思うのです。
全身写ったベニゴンベのカットが貴重だからこそ、水中写真の楽しさもあるわけで、鎖に繋がれたライオンの接写写真を撮るようなものです。


とは言っても、


やっぱり、グヤジイ?!












ちょっと遅めの最後の夏休みを取らせてもらってテニアン島へ行ってきました。

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ダイビングが目的です。
テニアン周辺でのダイビングはかつてサイパンからの遠征ダイブで何度か経験していますが、テニアン島上陸&滞在は初めてです。

ダイビングの詳細は後日アップするとして、今日はちょっとだけご報告。



初日のダイビングを終えてマッタリとホテルのバスタブに浸かっていたら、

「お父さん」   と呼ばれました。


小さな声でしたがハッキリと聞こえたので、かみさんを呼びました。

「なに?」

すると「何が?」とかみさん。

「呼んだでしょ?」

「エッ、呼ばないよ」

「さっき、お父さん、って呼んだじゃない」

「呼ばないって。第一、あたしが“お父さん”なんて呼ぶわけないっしょ」










確かにその通りです。

かみさんはいつも私のことを、

普通の時はアンタ、ちょっと機嫌が悪いとオイ! もしくはンッ。

もっと機嫌が悪くなると音声は発せず、無言の横目ビームが飛んできます。

何か欲しいとき、もしくは企みのあるときは アナタ になります。

少なくともここ十数年来「お父さん」、などと呼ばれた事はありません。


さて、誰がわたしを呼んだのでしょうか?


次の日、村の中にあるレストランで昼食を摂りました。

そこそこ美味しかったので、晩ご飯もここで食べることにしようとホテルまでのピックアップをお願いしに行きました。

時刻は午後3時頃でした。

お店はちょうどお休み中で、店内の電気も消えていました。

店内を覗くと女性が柱のそばに立っていたので、私は「エクスキューズ・ミー」と言ってドアを開け、店内に入ったのですが、










女性の姿が消えていたのです。

ひょっとして店の奥に入っていったのかな、と思って更に店内奥に進んで再度、「エクスキューズ・ミー」と大きな声で呼んだのですが、誰も出てきませんでした。


信じますか? 本当なんですよ。

私はこのような事に、しばしば遭遇するのです。




この島では1945年、8000人以上もの日本兵士が亡くなりました。


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上の写真はテニアン島北部に現存するアメリカ軍のエーブル滑走路です。
ここから原爆リトルボーイを搭載したエノラ・ゲイと、ファットマンを搭載したボックスカーが広島と長崎に向かって飛び立ったのです。

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そして、広島では10数万人が、長崎では7万人以上もの人々が無差別殺人の犠牲になったのです。

少々判りづらいですが、左はエノラゲイにリトルボーイを搭載するときの写真です。

エーブル滑走路の外れに、二つの原爆を搭載した格納庫が、今でも保管されて展示されていました。

その格納庫の中にあったプレートを撮影したので画像が見づらくなってしまいました。

B-29に搭載するために、日本に原爆を落とすために造られた原爆専用格納庫です。(下の写真)


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写真は長崎に投下された原爆の格納庫ですが、分厚いガラス壁が誰かに破壊されていました。

壊した張本人は、未だに捕まっていないそうです。
壊した人の気持ちが判ります。
本音を言えば、わたしも壊したい気持ちでしたが、しかしこの格納庫を破壊しても意味の無いことでしょう。

むしろこれらの施設を大切に保存することで、無差別殺人の惨さを忘れないようにするべきだと思います。

それにしてもこれらを残して公開し、今でも訓練用に使用しているというエーブル滑走路を、観光用にと民間人の立ち入りを許可するアメリカという国の考え方が私にはわかりません。
少しは良心のある人がいるという事でしょうね。公開して少しは後悔してる、ってことでしょうか(駄洒落てるところではなかったです。スミマセン)

このテニアン島で、食料や家屋の心配よりもビールの在庫量を心配するという安楽な毎日を送るチャモロの人々は、今でも続くイラク戦争にアメリカ兵士として駆り出された父や息子の給金で暮らしているのだそうです。

昔も今も、いたたまれない島です。
空も海も美しく、そして島民がみな明るいだけに、とっても悲しくなります。







広島と四国の松山へ2泊3日で行ってきました。

共に学生時代にオートバイで駆け抜けただけの場所だったので、ちょっと期待にワクワクしながらの旅行でした。

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広島ではお好み焼き、四国ではうどんを食してみたけれど、どちらも特別美味しいとは思わなかったなぁ。

お好み焼きに関しては、家の近所の広島風お好み焼き屋の方が断然美味しい。5b27e4da.jpg


でも、入ったお店の問題かな?

お好み焼き屋の集合ビルのようなところで、それぞれのお店は暖簾と共に使用ソースの銘柄もデ?ンと出していたから、きっと焼き方の問題ではなくて使用するソースの問題なんだろうな。

わたしが入った「久ちゃん」使用ソースは私には甘過ぎました。

お値段はいかほどかメニューを見てたら、店主曰く「特別製だから載ってないよ」。

確かに具がバラエティーに富んでいて、豚肉はもちろんイカにホタテ、海老まで入ってた。

親爺、ゴメン。せっかくの特性お好み焼きだったのにm(_ _)m

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↑安芸の宮島です



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↑金比羅さんにも行きました


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さぬきうどんは、確かに麺のコシが東京で食すのとは全然違ったけれど、やはり私は昆布だしのつゆをつけて食べる方が好きです。

うどんは四国よりも関西、神戸で食べたうどんの方に軍配です。



今日はここまで。

後日、追加報告…………、

するかもしれません。




事務所の近所にベロンチョとかいうコーヒー・チェーンがあって、私もときどき利用するのですが、一部のカウンター席が道路に面しています。

いつもその前を通るたびに、知った人間はいないかと覗くのがクセなんですが、その際にその道路に面したカウンターで大きな口をあけて今まさにホットドッグにかぶりつく寸前のOLさんと目が合っちゃったりするんですね。

当然、「ナニ見てんのよ!」とにらみ返されるわけですが、お判りでしょうが別に彼女のノドチンコ見たいわけじゃありません。
たまたまタイミングがそうさせてるわけで……。

しかしいくらタイミングが悪いと言ったって、

1.なんであの様な人にジロジロ見られる席に座るのか?
2.はたまた何でそんな席で大口開けてホットドッグにかぶりつけるのか?


ずっと不思議に思っていたのですが、最近ようやく理解できました。

道路に面した席のほうが明るいのです。
奥の席や2回のボックス席などには、あまり外光が届かないのです。

ここ数年来、視力がガクンと落ちてきて、光が足りないと細かい字が見え辛くなりました。
このコーヒー・ショップで先日、たまたまそこしか席が空いてなくて、道路に面したカウンターに座ったのですが、本が読みやすいのです。

でも、わたしはコーヒーしか注文しません。
あの席で大口開けてパンにかぶりつく度胸は、男のわたしでもありません。



ところで、コーヒーで思い出しました。

数日前のことなんですけどね、朝起きたらかみさんがポコポコとコーヒーを入れていました。
我が家は毎朝、ドリップなのです。で、アイス・コーヒーが飲みたいときは、邪道ですがそれを2度ドリップして冷やします。

この日はアイスコーヒーが飲みたかったので、

「アイスにして」

とお願いしてテレビのニュースに見入りました。


トンッ! という音ともに「はい」と私の前に出てきたものは、カップ入りの


アイスクリーム  落ち込み






休日までまだ4日もある、火曜日の朝の出来事でした。






7日の日曜日から8日・月曜にかけて、北海道へ出張でした。

お世話になっている媒体さんと、スポンサーとの混成出張です。949c26c5.jpg

目的は親睦を兼ねたゴルフなんだけれど、運悪く私は出発前日の土曜日にサッカーで右足首を痛めてしまって(再び!)、くるぶしから甲にかけてパンパンに腫れ上がった足を引きずりながらのラウンド。

スコアがまとまらないのは致し方ないとしても、カート無しで二日間とも歩きでのラウンドは正直、拷問のようなゴルフでした。

しかも夜の宴会は座敷とのこと。

象の足みたいに腫れ上がった足では正座はもとよりアグラすら無理です(T_T)

早々に失礼しようと考えていたのですが、このお店の出す料理の旨いこと美味いこと!
足の痛みも忘れ、結局最後のガーリックライスまで完食し、しこたま飲んだのでした。

場所は札幌・すすきのです。
南6条西3丁目のススキノビル地下にある『竹とんぼ

新鮮な魚介類と厳選されたお酒が自慢のお店ですが、事前にお願いすればチョ?美味なステーキなど肉料理も堪能できます。

お薦めです!


しかしそれにしても、すすきのという街は本当に不思議な街です。

歓楽街であるのは周知ですが、大通りの交差点角地という一等地のビルに、デ?ンとソープの看板があれば、居酒屋やラーメン屋も入ってる雑居ビルにも同様のお店が軒を並べてる。

アッケラカン、というか節操が無いというか………。

新宿歌舞伎町だって、そのテのお店は裏通りにひっそりとあります。
それ故にお客も助かると思うのだけれど、すすきのという街はそんな素振りすら見せません。

本当に不思議な街です。

































実はこの日(7日)、私のン十数回目の誕生日でした。
今さら祝って欲しい年でもないけれど、「おめでたふ」とだけ書かれ、深夜に届いたメールはちょっと嬉しかったなぁ。



送信者は………。     愚息2号クラッカー




どうでも良い話しでしたm(_ _)m

イカの足はゲソ、ヘビの足は……、ありません………。


蛇足でしたf(^_^;)





















旅行に出て、街、もしくは町、時には村などを散策していて一番カメラを向けるのが子供たちです。
私のアルバムの中には小さな子供たちが一杯入っています。

私の知人がちょっと面白いサービスを開発したというので、その子供たちの写真集からシステムのテストを兼ねて遊びで創ってみました。

前回のメキシコ余話での写真とダブってしまうのですが、その前後に登場していた可愛い女の子です。





静止画のみならず動画もこのようにデコして遊ぶことが出来ます。

アドレスは、 http://4sla.com/ です。

お時間ありましたら遊びにいってあげてください。




 

今朝起きたら私の机の上に浅田次郎の『月のしずく』が置いてありました。

昨日、帰宅途中で本屋に立ち寄り気になっていた本をまとめ買いしたのですが、そのまとめ買いした書籍の中にこの1冊も入っていたので、思わず「しまったぁ?!」

以前、かみさんにこの本を読んでみたいと漏らしたことがあったのです。
てっきりカブってしまったと思いました。

「『月のしずく』買ってくれたの?」とかみさんに言ったら、
「豆腐屋さんでしょ」との返答。



……………………('◇')?


会話になっていません(T_T)  
多々ある事なのですが……(泣)





見えない会話に負けてはならじと、

「『月のしずく』読んだの?」と続けると、
「だから豆腐屋さんだって!」。

……………………………………(ToT)



幼稚園児と話すように優しく聞き出すと、豆腐専門店「月の雫」の事を言っていると判りました。

どうすれば浅田次郎と豆腐がリンクするのでしょう?

どういう思考回路で私の机の上に豆腐が置いてあるという発想が生まれるのでしょう?


間を置いて「東方見聞録だったよ」と私が言ったら今度はかみさんが????

しばらくして理解できたらしく、

「この狸オヤジ!」
これも意味不明ではありますが………。




私がタヌキなら、あなたはムジナです。  
一緒か!(汗)





そうそう! 狸オヤジといえば福田総理が辞任しちゃいましたね。

きっと続かないだろうなぁ、と思っていたので驚きもしなかったけれど、あの辞任会見の後半で記者の質問に「私はあなたとは違う!」と逆ギレしちゃうあたりに彼の度量というものが見えちゃいますね。その程度の器なのでしょう。

しかし、言われた記者は何で「私は途中で仕事を辞めたりしない!」って言い返さなかったのでしょうか。














※どうでもいい話なんですが、問題の『月のしずく』は既読中の一冊と勘違いして私が自分で机の上に置いたのでしたf(^_^;)








ある会の暑気払いで「身長が2?でも150?でも一律で腹周りが85?を超えたらメタボ、ってのは道理的に納得がいかん」という会話になって、それでも健康のためには肥り過ぎは良くないという結論には落ち着きました。

その延長だったかどうか定かではないのだけれど、真夏のゴルフはきついゾ!、ってな話しからダイエットも兼ねて海辺のゴルフ場へ行こう! って事になり若洲ゴルフリンクスに行ってきました。

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前日は猛烈な雷雨が関東地方を襲い、この日も一部地域では豪雨があったようだけど、若洲は予定通り(?)のドピーカン!

前日の雨がフェアウェイに残り、それが蒸発する熱気でまさに“サウナでゴルフ”の気分。

このくらい暑いと個人的には雨が降ってくれた方が助かるのだけど、今回のコンペの主旨が酷暑のゴルフなのだから文句は言えません。

でも、初めてのコースで想像以上にメンテも良いし空も青いし楽しむことが出来ました。
海辺のリンクスなんてイギリスかハワイでも行かなければ体験できないと思っていたけれど、東京都内で楽しめるとはちょっと驚きでした。

海がもっと蒼ければ更に文句なしだったけど、遠く千葉の街並みやアクアラインの排気塔が見渡せたりと景色の良さにもちょっと感動したのでした。

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表彰式をゴルフ場のレストランでなく門前仲町まで出向いて、もんじゃ焼きを食べながら、ってのも初めての経験でした。

でも考えるにこのもんじゃ焼き&お好み焼きとビールで、ゴルフで消費したカロリー以上に摂取しているんじゃないかと思うのです。

これも薄々感じていたことではあるのですが、ゴルフでダイエットしようって言うこと自体に無理があるワケで……。

ちなみにわたくし、体重は61?から63?を行ったりきたりでウエストは78?、週末はグランドで汗を流しているので、今回のような主旨のゴルフは必要ありません。

でも、付き合いが大切なんです!  (よね?)













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