タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2007年05月

イギリスの大手旅行代理店の調査によると、日本人が“世界最良の観光客”なのだそうだ。
(ウンウン、そりゃ当然)

態度&行動が素晴らしく、物静かだそうな。それで名誉ある1位という栄冠に輝いたらしい。
2番目がアメリカ人で3番はスイス人という結果だ。

驚いたのはワーストの方で、不名誉なワースト1位がフランス人なんだって!
(マジ? それは意外だよ)

その理由はフランス語に固執していて現地語を話そうとせず態度が無礼で寛大さに欠如しているからだそうだ。

フランス語に固執しているのか現地語を話せないのか、その辺は定かでないけれど、自分が会ったフランス人は社交的で楽しかったけどなぁ。ちゃんと英語で話してくれたし。
(フランス語で話されてもチンプンカンプン。ボンジュールとジュテームしか判らない)

むしろ傍若無人ぶりを目の当たりにしたのは中国人の方が多いゾ。
決して偏見などではなくて、彼らは周囲の人々に気を配ることをしない。話し声も所構わずでかくてうるさい。

数年前にタイのホテルで、フロントでキーを受け取ろうとしたら私の前に割り込み、しかも自分たちの仲間すら押しのけて我先にとキーを受け取ろうとしていた。
(キーをどちらが先にもらえるか、仲間と競争でもしてんのかね?)

レストランでも仲間のひとりがタバコを吸い、給仕に注意されているのに給仕の姿が見えなくなるや別の奴がタバコに火を着けていた。
(あんた、給仕をおちょくっとんのか? 第一、ここは店内禁煙で灰皿も置いてないだろうが!)

そんなことをするフランス人は稀な存在だろうけどなぁ。
(フランス人に限らず、こんな事を平然と出来るのは○ンピラくらいだよ)

そしてその中国人はこの調査ではワースト3位だった。ホント、意外!

ちなみに2位はインド人、4位はロシア人だって。

調査対象はホテルの経営者など1万5千人だというから、私が持ってる中国人イメージの方がおかしいのかな?
でも、やっぱり“?”が残るなぁ。イギリスの旅行代理店だっていうから、きっと中国人観光客が少ない欧州圏だけでアンケートしたのではあるまいか。

そうそう、最も騒がしい観光客はイタリア人なんだそうだ。
これは何となく納得。突然、誰彼構わず肩を組んで歌でも歌い出しそうだもん。
(でも、日本のセンセイという肩書きが付く団体さんも酒が入れば(入らなくても?)うるさいらしいよ?)

日本全国ハシカが流行しているようだけど……。

数日前に自分の母親の首を切った子供で大騒ぎしていたと思ったら、一昨日は友達の小指を切り落とした少年&少女の記事が小さく掲載されていた。
友達の小指を包丁で切り落とす…という行為は、もはや尋常では無いと思うのだけれど、僅か10数行の小さな記事だった。
そしたら今朝、赤ちゃんがゴミ収集場に捨て去られていた、と報じられていた。赤ちゃんは運良く命に別状は無いようだけれど、その子の将来を思うとやるせない。

こんな話も耳にした。
最近は頑張り屋で勉強が出来て賢い子がいじめられるのだそうだ。
頑張っている子は、「熱くてウザイ!」のだという。
じゃ、どうすりゃ良いのかというと、
子供達の間では「タルいのがちょうど良い」のだそうだ。

なんとバカげた事が罷り通っているのだ。

こんな子供達がいるのなら、格差問題だのワーキング・プアを救うだの、そんなのは最早論外だろう。

頑張っている人々にチャンスを与えることは大切だけれど、こんな子供達が成人してくるのだ。
むしろ頑張らなかったから自業自得だ、という事を知らしめるべきだと思う。

弱者を救済することは絶対に必要だ。けれど、努力もしない人間を救う必要などない。努力をしたくても出来ない人々に目を向けるべきだ。

「タルいのがいい」というなら、一生タルい人生を送らせてあげようじゃないか。異常な犯罪を起こさないでさえいてくれれば、どうぞお気のすむまま…だ。

ハシカより怖い病に日本が冒されている。



発表します。
このブログの今までで一番閲読率が高いのが、昨年の3月に書いたダイビングでのロストの話です。

Yahoo!やGoogle などの検索結果から読まれることが多いのです。
それだけダイビング事故に関する意識・注目度があるんですね。

先週、DAN JAPANから会報が届きました。
その中でダイビング事故に関する記述がありました。DANに加入していない人もいると思うので、ちょこっと無断で引用させていただこうと思います。
ダイバーの事故を防止することに繋がると思うので、無断引用してもいいですよね? 

記事によれば訴訟になる殆どがロストだそうです。ちなみに私は4回ロストを経験しています。運良く死なずにいますが。
初めてが神子元でバディと、2回目はガイドがどこかに行っちゃってバディと一緒にボートに戻りました(苦笑)。
3回目と4回目は先のブログに書いてあります。

ダイビング事故が起きる状況がまとめてありました。

1.自己の能力の把握欠如 
自分の能力以上のことをしてしまう。でも、これは非常に難しいですね。何故って海中に入ってみないと、自分の力量で事足りるか判らない。コレはダメだ! と感じたら、すぐに止める強い意志が必要になります。

2.海洋気象の把握不十分と安易な判断
私がブログに書いたロストはまさにこれです。ガイドの判断ミスです。海洋気象はプロの漁師さんでも判断ミスがあると聞きます。それほど難しいものだと思います。

3.これまで上級者とされてきた経験本数100?1500本ダイバーの技術不足
これはちょっと意外でした。でもよくよく考えれば当然のことで、経験が豊富=上手、では無いことは車の運転だってそうですよね。時には講習用プールや穏やかな海で技術のブッラシュアップをしないといけませんね。

4.体調不良&既往症などの不申告
コメントの必要ナシですね。体調悪いのに潜ってはいけません。二日酔いの状態で潜るなんてもっての他ですね。私は一度、体験してますがf(^_^;)。海中でコマセを撒くのは苦しいですよ、ってそんな時は潜ってはいけません。

5.指導員の経験不足による判断ミス
6.経験不足による安易な潜水計画の実行
(上記二つ、補足不必要なほど当たり前なのでノーコメント)

また、この記事によればオープンウォーター、アドバンス講習またはファンダイブでの死亡事故は、殆ど引率したインストラクターが送検されているそうです。
ダイビングの前に免責同意書のようなものにサインを書かされますが、訴訟になるとほとんど無効みたいですね。ダイビング・ショップやインストラクターの方々には気の毒ですが……。

【業務上過失致死事件となった判例】
・アドバンス講習生と20m以上離れて引率した{間隔不保持}
・強い流れの中を強行エントリーした{海況判断ミス}
・ブリーフィングを怠り引率者をロストした{伝達の不保持}
・講習中にもかかわらず1名をロストした{監視義務違反}

上記は確かにインストラクター側にミスがあるとは思うけれど、各地のダイビング・ショップやイントラの人が減ってしまって、一番困るのは私たちファン・ダイバーです。
だから、私たちダイバーは日頃から技術の向上を目指し、健康管理にも留意しないといけないと思うのです。ダイバーひとり一人が自覚しないといけないと思うのです。

ゴールデンウィークを利用してクック諸島へ行って来た。

8泊9日の旅行となると普通の大きさの旅行バッグ一つでは足りない。
目的地ではTシャツに短パンで充分だけれど、それ以外にダイビング
機材や着替え、それに加えて成田までの冬(春)物衣類も同行する。

わたし一人だったらバッグ一つで事足りるのだけれど、どうも女という
ものは旅先でも着飾りたいらしく、バッグが一つでは足りなくなる。
ということで我が家の旅行時は通常バッグが二つだ。

私の4~5日出張用のTUMIの旅行カバンに衣類(殆どかみさんの
着替え)を詰め、RIMOWAに私のダイビング機材とハウジングや
充電器などのハード関連および私の水着と下着、Tシャツを収める。

ところが今回、行きにツーミのキャリー部分が破損し、帰国時にリモワ
のキャリー部分を航空会社に壊された。

成田空港内のバッグクレーム処理受付で、リモワのキャスター部分の
破損が多いと聞かされた。
確かに軽量化されていて使い易いけれど、その分壊れやすいのかもし
れないなぁ。カード会社の保険対象外商品にならない事を祈ろう。

共にカード会社の旅行保険で修理は出来そうだけれど、キャリー部分
が壊れると旅先での移動は、本当に大変だった。
だいたい重いからキャリーが付いているのだ。それが使用不可能にな
るということは、リフトアップして運ばなくてはならない。

たまたま重量がかさむ方のリモワが帰国時に壊れたから救われたけれ
ど、もしも行きにこっちが壊れていたら…と思うとゾッとする。



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