タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2007年01月

昨年の髄膜炎の後遺症か、はたまた単なる寄る年波によるものか、老眼が進んできた。
遠いところの物が良く見えるようになって「コリャ、サッカーには具合がいいな」と喜んでいたのだけれど、近くの物がどんどん見辛くなってきた。

通勤途上で新聞や本を読もうとすると、目から遠ざけないと文字が読めない。おのずと手を伸ばし背を後ろに反らせて読むことになる。
これは通勤で混み合う電車内では甚だ迷惑な行為だ。

メガネを掛けたり外したりも面倒になってきたので、遠近両用メガネを購入した。
最初のうちはクラクラして気持ち悪くなり、頭痛もしたりで「コリャ、駄目か?」と思ったけれど、数週間たった今ではだいぶ慣れてきた。

慣れてくると欲が出てきて、ダイビング用のマスクも遠近両用にしようかと迷いだした。迷う理由は値段がベラボーに高いのだ。マスク本体とレンズ2枚でサイパンあたりなら潜りに行けてしまう。

折角の綺麗な海の中で美しい魚たちを鑑賞したいから、一度コンタクトレンズを装着して潜った事があるけれど、これは私には向かなかった。
確かに遠くは良く見えるのだけれど、近くのものにピントが合わない。
だから、水中カメラのボタン操作やピント合わせが出来ないのだ(T_T)

今年もガンガン潜ろうと画策している。
旅費と遠近両用マスク、どちらを優先するべきか?

今日、お昼休みにiPod nano を買おうと秋葉原に出向いた。
心は既に買うことを決めていた。
ただ、1回の充電でどの位使用できるのか、他のオーディオ機器との接続は可能かを確かめたかった。

私が色とりどりの iPod nano が並ぶ陳列棚でスペックを読んでいたら店員が近寄ってきた。ちょっと可愛い女性店員だった。

早速、彼女に先の疑問点を質問した。

その時、可愛い笑顔とは裏腹に猛烈な口臭が私の鼻孔を突いた。
とっても親切に説明してくている、その可愛い店員さんの口臭は私の購入意欲をものの見事に削いでくれた。
「どうもありがとう。カタログ貰ってもいいかな?」と、早々にその場を退散した。

本当は今日にでも欲しかったのだ。だけど彼女の元を早々に離れたかった。
彼女と色や機種やアプリーケーションを選ぶのかと考えたら、出直そうと即決していた。
他の店員を捜して商品を買い求めるわけにもいかないから。

時々、猛烈な体臭を放つ人に出くわすこともある。満員電車の中などでそのような人が隣りにいたときは、まさに不運だ。

そう言う私も昨年の夏、会議中に伸びをしたら何か臭い。何だろうと思ったら私のシャツだった。
昼間の営業時にかいた汗が原因のようだった。

この時は自分で気が付いたから良いようなものの、口臭や体臭は本人がその匂いに気が付いていない場合が多いらしい。

私をご存じのみなさん、もしも私が悪臭を放っているようでしたら必ず教えて下さい。
私も営業サービス業の身。自分の口臭or体臭で大切なお客様に退散されては大問題なのです。

無言で私から離れるようなことをせずに、一言「臭うよ」と教えて下さい。
宜しくお願いしますm(_ _)m

ダイビングを知らない人のためにちょっと説明しておきますと、ダイビングではそのダイバーの経験を問うときに「始めて何年ですか?」…とはあまり聞きません。
「何本ですか?」と問います。

この“何本”とはダイビングで使用するタンクの本数のことで、今までに何本タンクを使用したか…と聞くわけです。443342fb.jpg


何年ダイビングをやっているか、ということは陸上での時間も含まれることなので、水中での滞在時間数を聞くために「何本ですか?」と聞くわけですね。
必要なのは水中での経験時間数だからです。

先日、自分のログ(ダイビング記録)を調べてみました。

ライセンスを取得した1999年は7本潜っていました。この中にはライセンス取得時の実習分も含まれています。

永年の夢だったダイビングのライセンス取得だったにもかかわらず、その翌年にはたった4本しか潜っていません。
思い返すにそれは、ライセンス取得直後で勝手が分からなかったことと仲間もいなかったためでしょう。

その後はというと、
2001年14本、2002年29本、2003年30本、2004年34本と着実に年間ダイビング本数は増えていき、2005年は20本そして昨年は25本と少し落ち着いてきました。

とは言っても水温は最低でも25度以上、気温は26度以上でないと潜りたくない私のようなナンチャッテ・リゾートダイバーにとって、このペースはかなりの本数を潜っている方だと思います。

冬でもドライスーツで伊豆でも何処でもジャンジャン潜ってしまうようなダイバーの方でしたら年間50本以上潜っている方もいらっしゃるでしょうね。
私にはサイパンあたりに移住しない限り不可能です。

通算ダイビング時間も調べ直してみました。

142時間を超えていました。ということは、

142÷24=5.9

約6日間を水中で過ごしたことになります。
海中での私は、ついさっき生まれたばかりの赤ちゃんみたいなものなのです。

海中での小学校を卒業することは無理でしょうが、せめて保育園に入園くらいはしたいと思います。

でも、それまで生きていられるかなぁ。

いままでこのブログで何度か地球の環境問題やいまある目の前の現実に気づかない人々のことを書いてきました。

しかし、1日に10?30件ほどしかアクセスのないこの私のサイトで、しかも筆力に欠ける私の文章ごときで、読んでくれた人たちが地球の環境を守るために何かを始めたかと考えれば、まず有り得ない話でしょう。

昨夜、TBSの夜の番組を見ていたら「不都合な真実」という映画が今月20日から日本でも公開されるそうです。
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その番組内で紹介されていた話にとても心惹かれるものがあったのでここで紹介しておきます。
それは、

山火事で森が燃えているとき、ハチ鳥(ハチ鳥は体長数?しかない、文字通りハチのような体躯で蜜を吸う鳥)が、一生懸命小さなクチバシで水を運んで燃えている森にかけていた。
それを見た他の動物たちは「そんな事しても何の役にも立たないだろう」と笑った。
するとハチ鳥は「私は自分が出来ることをしているだけです」と答えた。


……というお話です。

映画はアカデミー賞受賞作品らしいけれど、面白いとか賞がどうこうと言うよりも、私たちは今、地球上で起こっている現実を知る必要があります。知らなくてはならないのです。

私は必ず観ます。
是非みなさんにも観ていただきたい。上の映画タイトルにもリンクを張ってますが、是非一度サイトにアクセスしてみてください。

私は、私たちみんなが地球の現状に気付いてそれぞれが地球を守るための行動を起こせば、ひとり一人は例えハチ鳥と同じレベルでも地球は必ず元の姿に戻ってくれると信じています。

私たちが今から始められる自然を守るための行動(方法)も、上記のアドレス内で紹介されています。
繰り返し記しておきます。是非、一度アクセスしてみてください。

いやはや年が明けてからというもの猛烈な忙しさだった。

例年、年明けはクライアントへの挨拶やら加盟する団体の賀詞交換会だの新年会だのと忙しいのだけれど、今年は特に忙しかった。c5ccb459.jpg


8日の成人式の休日が多忙に拍車をかけている。

あの日が祭日でなければこんなに多忙になることは無いだろう。
休日は大歓迎だけれど、このタイミングでの休日は正直言って迷惑だなぁ(>_<);

で、やっと一息着いたところで今日は神田明神にお参りに行って来た。
こちらも毎年の行事だ。

昨年は確か境内の畳にホットカーペットが敷かれていたけど、今年は無かった。これも世界中の気候を狂わせている異常気象故か…。
確かにホットカーペット無くても寒さは感じなかった。

そしてお参りの帰り。
これも通例になっているのだけれど、皆で甘酒を飲む。

一杯400円。コーヒーもあるけど、こちらはホット、アイス共に500円。
高いですf(^_^;)9b5c60d1.jpg


でも、このお店。なかなか飽きさせない。

店内が超レトロなのだ。

ポスター、グラス、柱時計、昔の広告、そして椅子やテーブルなどなど、全てが明治、大正、昭和初期のもの。

お土産も売っていてけん玉やらビーダマ、沢庵や昔懐かしのお菓子などと下町風情満点だ。

甘酒もコーヒーも少々割高かな…とは感じるけれど、店内を見渡していいるだけで充分楽しめるから、決して高いとは言えないと思う。

ちなみにこのお店の下には地下倉庫が広がっていて、そこで甘酒の麹を寝かせているそうだ。店外にあるトイレの通路にその写真が貼ってあるので一見のほどを。
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そうそうこの神田明神、平将門が奉られていて銭形平次のお膝元で、商売繁盛の神様として有名ではあるけれど、聞くところによると縁結びでも名を馳せているそうな。

甘酒を二人ですすりつつレトロを楽しみ、明神様に二人の今後を祈念するデートもなかなかオツだとは思いませんか? 

爺さん&婆さんのカップルも微笑ましいけれど、こんなレトロな場所で若いカップルのデート姿は、なんか絵になるなぁ。
私には最早、無縁の所行ではあるけれど。

年末年始をインドネシアのバリ島で過ごした。
バリ島は6年ぶり2度目の来訪となる。21世紀の幕開けを迎えたのがこのバリ島だった。当時はまだ愚息どもも小さく、親との同行旅行を拒まなかったけれど、流石に最近は一緒に行きたがらない。
男ならば当然だと思う。私もそうだったから。6992fb3b.jpg

しかし今回は無理矢理連れて行った。これからは家族で旅行などそうそう出来そうに無いと思ったからだ。
それとまだバリ島を訪れた事がないという私の母を連れて行く目的もあった。

バリ島にはこれといった見どころは少ない。ウブドゥ周辺とタナロットに代表されるいくつかの寺院、写真のライステラス、後は木彫や銀細工、細密画を作る村々などくらいが観光名所だ。
観光よりはサーフィンやダイビング、そしてゴルフやエステなどで過ごす人が大半のようだ。
その為かバリは好きだという人ともう二度と来ないという人に2分されるような気がする。

今回、ホテルで知り合った家族は毎年バリで年を越しているという。折角海外に出るのだからと私は極力日本人が利用しないホテルを好んで選ぶ。今回も日本人滞在者が少なそうなホテル(サヌール、プリ・サントリアン)を選んだけれど、2組の日本人観光客と一緒になった。
で、話を戻そう。私はバリ島に関しては後者だ。別に嫌いでは無いけれどまた来ようとは思わない。
けれど今回初めてバリでゴルフをして、このコースだったらもう一度ラウンドしてみたいと思った。79ae8db5.jpg

バリ島西部、タナロット寺院のそばにあるニルワナ・ゴルフコースだ。
フォーチュン誌が選んだ世界のゴルフ場ベスト5に入る名コースだそうだ。

プレイ当日、生憎の豪雨でスタートは2時間待ちとなったけれど、日本だったら無理矢理スタートさせられていただろう。聞くところではこの日は20数組しか予約を入れていなかったらしい。だからこそ出来たのだと思う。

それにしてもこのコースの面白さはコースの設計にある。グレッグ・ノーマンの設計だそうだけれど、何でコース内にライステラスがあるのだ(上写真)。
海越えのショットを要求するホールやコース内に寺院もある。右下写真のようにタナロット寺院を遠く眺めながら(写真左側の海岸線に建つ寺院)打っていくショートホール(No.7)もある。
とにかくトリッキーで(わたし好み)、景観も毎ホールが飽きさせない。

成田空港でゴルフのキャディ・バッグを持参する旅行客を良く見かける。いつもその度に「海外でゴルフするくらいなら日本の方が綺麗で素晴らしいのに…。わざわざあんなバッグまで持って行かなくとも…」と思っていた。
けれど、今回プレーしたニルワナではレンタル・クラブでプレーした事を悔やんだ。e4225648.jpg
こんな素晴らしいコースだったら自分のクラブでプレーするべきだった。大した道具でもないし、仮に持参したとしてもスコアは変わらずメタメタだったろうけど、自分で納得出来るゴルフをしたかった。

城趾後に出来たゴルフ場は日本でも知っているけれど、コース内にお寺や水田があるゴルフ場など初めて見た。
このニルワナ・ゴルフコースに何で水田があるのかは聞き忘れた。しかしこの周辺はライステラスで有名なエリアだとは聞いた。水田のあるところにゴルフ場を造ったのか、それとも水田が有名だからゴルフ場建設時に水田も造ったのか? 
ゴルフ場内の水田はコース管理人が管理しているのだそうだ。出来たお米は従業員が食するのかと思ったら売りに出されているという。

さて今年の年末、ニルワナ再挑戦をしてみたいなぁ。今度の年末年始はカレンダー通りなら長い休みとなる。ゴルフとダイビング三昧の休暇も良いかもしれない。
アレ? 結局わたしもバリ島の魅力に引き込まれてしまったのだろうか?

※ゴルフ場の写真はコースのホームページより無断借用(^_^;;;


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