タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2006年12月

旅行の際に数日間分の衣類やモロモロをバッグに詰め込まねばならない。
最近はすっかり手慣れてしまって、何を持っていこうかと悩むことも無くなった。旅行から帰った際に、衣類を洗濯したらそのままそっくり仕舞い込んでしまうので、次回はそのワンセットを詰め込めば良いだけだ。

その際のパッキングも最近は適当に詰め込んでいる。
昔は下着や衣類をクルクルとロール状にしてピッチリとボストンに入れていたけれど、なまじっかピッチリ収まってしまうと、現地でお土産などを買った際に入れる場所が無くなって困ることになる。
実際はお土産なんぞは殆ど買わないから、ボストンの空きスペースを気にする必要はあまり無いのだけれど、宿泊施設を出る際に時間が無いときなどピッチリだと焦る。ザックリの方が慌てなくて済むのだ。小を兼ねる大がやっぱり楽だ。

とはいえ大は小兼ねるもケースバイケースで、自然が相手の場合はむしろ逆になる。持ち運ぶものはなるべく小さく軽く…が鉄則。

昔、山登りに凝っていた頃は全てを自分が背負って歩くわけだからパッキングにはかなり気を使った。左右の重量バランスが少しでもずれると疲労が倍増するし、ザックの重心が下に行くと腰に負担がかかるので重いものは上の方に入れた方が良い。
急な天候変化も頻繁にあるから、防寒具や雨具を直ぐ出せる場所に入れておかないと下着やらテントやらを狭い山道に広げる羽目になる。

イーコレ○クトのテレビCMでは無いけれど“あれもこれも…”は旅行には不都合だ。昔のヨーロッパ貴族のように使用人を何人も引き連れて行くなら話は別だけど、最低必要分だけをサッと詰めて格好良く行きたい。

かつてハワイ旅行にデパートの紙袋に衣類を詰め下駄履き姿で成田空港にやって来た上司がいたそうだ。早稲田大学山岳部出身のバンカラ先輩だ。
いくら旅慣れているとは言ってもちょっとそこまでは……、流石の私も……。

芝生のグランドで数回、サッカーをしたことがある。それはそれは気持ち良くゲームを楽しむことが出来る。
転んでも痛みは少ないし、怪我もしづらい。その一番の恩恵を受けるのがゴールキーパーで思いっきり飛ぶ(セービング)ことが出来る。フィルダーとしてもボールが芝で浮くので蹴りやすい。初めて芝生の上でボールを蹴ったとき、いつもの自分のキックではないボールの跳び方に驚いた。

オーストラリアやアメリカなどではグランドといえば芝生が当たり前で、土のグランドを見た記憶が無い。
しかし、日本では芝生のグランドを探す方が大変だ。かつて子供達に一度は芝生でサッカーをさせてあげたいと、茨城県の鹿島で合宿を行ったことがあったけれど、遠征しないとなかなか芝のグランドではゲームが出来ない。

先週末、地元のサッカー関係者と飲む機会があった。その時に聞いたのだけれど世田谷区の某小学校は校庭を全面芝生にしたそうだ。
「それは素晴らしい! さぞ子供達は喜んでいるでしょうね」と言ったら、ナント! サッカーは禁止になったという。
どういう事ですか? と聞いたら「芝生が痛むからだそうです」。
そんなバカな! だったら何のために芝生にしたのか! 

このブログで以前“デモシカ先生”の事を書いたけれどそれ以下の教師がここにいた。
今どき校長の一存で事が決定できるとは思えないから、学校ぐるみ殆どの教師が“デモシカ教師”以下のアホ教師ということだ。

サッカーで芝生が痛むのは当然のことだ。それを知っていて芝を張ったのだろうか? 芝が痛むのはゴールの前だけだ。ゴールの位置をその都度変えて使用すれば芝はさほど痛むことは無い。

想像するに芝を張るのは区か都の予算。多分、その学校を卒業した代議士あたりが地元の票を集めるためにやったのではないか? ところが芝の管理費は学校負担。学校としてはそこまで予算を捻出できない…。そんなところだろう。

年間、芝生の管理費がいくら掛かるか私は知らないけれどそんなもの使用する側、学校と生徒側の全家庭で分担すればたかが知れているだろうに。
子供達から校庭を使うこと、サッカーすることを奪うくらいならサッサとそんな芝生ははがしてしまった方がいい。

世界に羽ばたいていける子供たちの可能性を何故、潰してしまうのか。ロナウジーニョのような選手が生まれるかもしれない可能性を何故、奪うのか?
こんなバカ教師どもの学校に通う子供達が可哀想でならない。せめて教室での授業が素晴らしければまだ良いのだけれど、きっとそれも想像できる程度のものだろう、きっと。

学生時代、旅をするようになった頃、それは点と点を結ぶ旅だった。目的地に行くことが目的だった。地図を眺めて見知らぬ土地に思いを馳せ彼の地への思いをぶつけるように、ひたすらその場所へ行くことだけに専念していた。そして高知のはりまや橋、札幌の時計台、長崎のオランダ坂など、いわゆる「日本の3大ガッカリ」を観て点と点を結ぶ旅から離れていった。

その次は道程を楽しむようになっていた。オートバイで日本中を回ったけれど、どこに行く…という目的ではなく、ただひたすら走ってその行程を楽しんだ。蒸気機関車と並んで走ったり、時には車窓から手を振ってくれる人々にピース・サインを返して喜んでいたりした。
疲れれば適当な所で野宿をし、気が乗れば満月の月明かりを浴びて夜通し走ったこともあった。
それらは全て学生時代の旅のスタイルだった。

社会人になって、新人社会人の頃は土日も仕事のことが多く休みもなかなか取れなかったので、たまに休暇が取れたりすると分不相応な宿に泊まって温泉&豪遊を楽しんだりした。
しかし最近はボーッと出来る旅を求めている。仕事は勿論のこと時間も忘れられるような旅をしたい。
ボーッとするだけなら自宅でも出来そうだけれど、元来がジッとしていられない性分なので何も無いところに出向かないとそのような時間を得ることは私には出来ない。結果、また旅に出ることになる。
かといって本当にただ1日をボーッとして過ごしたことは無い。昨年は倒れて病院でボーッと(朦朧と?)していたけれど。

時間が止まったような南の島でもダイビングをしたりシュノーケリングをしたりバイクを借りて散策したりと結局は動き回っている。
それでもダイビング後の倦怠感漂う疲労を感じつつ、ビールを飲みながら海辺に沈む夕陽なんぞを眺めているとき、私は至福の開放感を味わっている。私にはその時が仕事も時間も関係ないひとときなのだ。
そんな時間を楽しめた場所はフィリッピン・バングラオ島のパームビーチ、タヒチのランギロア、インドネシアのメナドくらいか。これからもっともっとお気に入りの地を見つけたいなぁ。

ところで唐突に話題は変わるけれど、日本の3大ガッカリは上記以外にも姫路城や東京なら日本橋をあげる人もいるだろうけど、世界の3大ガッカリをご存じ?
シンガポールのマーライオン、ベルギー・ブリュッセルの小便小僧あたりとは思うのだけれど共に私は観たことが無い。あと一つは何だ?

ダイビングを始めて5年目あたりから水中写真を撮るようになった。
そのきっかけは以前にこのブログでも書いたけれど、テニアン島で見つけたフタイロカエルウオだった。
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彼(彼女?)は海底に沈んだコカコーラの瓶を住みかにしていて、コーラの瓶口から顔を出し私を見ていた。その被写体としてのユニークさに私はこんな状況に出会えるなら絶対に水中写真を始めるべきだと決意した。

ところが水中写真を初めてからというもの、そのようなフォトジェニックなシーンには遭遇していない。だから…ってわけでも無いのだけれど結局大物ばかりをファインダーで追っていた。

しかし、今年11月の石垣島でマクロ撮影の面白さを知った。
石垣島には今回も大物狙い、マンタ狙いで行ったのだけれど体長わずか数ミリの小さな住人の撮影の面白さを教えてもらった。

ところが骨董品の部類に入るような私のデジカメは接写が難しい。最新のデジカメは非常に使い勝手が良く接写もし易いのだそうだ。

今回石垣島で一緒になった人はコニカミノルタの 『ディマージX?60』を使っていた。これも既に製造していないそうだけれど、被写体に1?2?まで寄ることが出来るのだそうだ。私のカメラでは10?が限界。だから同じ被写体を撮影しても仕上がりが全然違う。

しかし私の骨董品オリンパスのカメディアC40も、当時は名機だったのだ。壊れて部品が無くなり修理が出来なくなるまで使い続けてやろうと思っている。
ところが最近、デジカメを買ったと大騒ぎして何でもかんでも写してはウェッブにアップしている仲間を見て、新しいデジカメを買おうかと思案している自分もいる。

※写真はキイロサンゴハゼ(体長約1.5?)

先週の木曜日、11月30日の飲み会を皮切りに連日の酒宴が続く。
再来週22日の金曜日まで空いている日はたった1日しかない。まさにシーズンに突入…って感じだ。7236866a.jpg


今年お世話になった方々への御礼が一番多いけれど、クリマスパーティーか新年会かと思われるようなノリの会もある。
今年を振り返り反省をし(忘年)、来年に夢をつなげる(望年)のが本筋かと思うけれど要は酒が飲めればそれでいいジャン…ってな感じが多いなぁ。だからどうせ花より団子の酒が主体の忘年会なら、写真のように無礼講のハチャメチャ忘年会の方が楽しくていい。

昔は朝まで飲んでも大丈夫だったけれど、近年頓に弱くなって午前様になると翌日はほぼ半死状態。それでも仕事はしっかりあるのだから、コレはかなりきつい。実際、そうなると仕事にならない。

だから、最近は2次会も途中で失礼することが多くなった。
「付き合い悪いなぁ?」「年末なんだからいいじゃない」の声に、「明日も仕事がありますから…」とは言いづらいので「スミマセン、体調不調でして…」と失礼する。しかし実際はこの時点ではちっとも体調不良ではなく、むしろ二日酔いだった昼間よりも酒が入って絶好調!なのだけど、ここで突っ走ると翌日は確実に絶不調間違いナシ!なのだ。

まだソルマックの出番にはなっていない。身体をいたわりつつ楽しく今年を終えたいものだ。
そんなわけで、お誘いいただいたのに予定が一杯でお断りさせていただいた皆様。申し訳ありませんが何卒ご理解いただき、来年もご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げますm(_ _)m

先週の金曜日、某・出版社のゴルフコンペで東京ゴルフ倶楽部に行って来ました。
このコース、昔は世田谷の砧にありました。環状8号線がこのゴルフ場を分断することになってしまい、今の川越に引っ越したそうです。ちなみに環状8号線脇にある広大な緑地公園・砧ファミリーパークはこのゴルフ場の跡地です。だから、よ?く見渡すと今でもゴルフ場のコースの面影が芝生の公園内に残っています。

前にも書きましたが私はティーグランドに立ったときに「サテ、ドウヤッテセメヨウカ…」と思案するようなコースが好きです。セカンド地点でもグリーン周りでもちょっと考えさせられるコースが好きです。
なので、この東京ゴルフ倶楽部は好きなコースの一つです。でも、おいそれとプレー出来ないんですよね。

伝え聞いた話では、ここのメンバーさんはとってもマナーにうるさくて、グリーン上のボールマークを直したり、切り取ったターフを元に戻すなんてあたりませで、入浴後に桶をちゃんと洗って椅子の上に戻さないと怒られるそうです。
それはとっても良いことだとは思うけれど、なんかすごくタカビーに言われそうで嫌だなぁ。
「君キミ、桶は洗ってちゃんと椅子の上に戻しておこうネ(^_-)-☆」なんて可愛く言ってくれれば良いけれど、「コラ! なんで桶を洗って椅子の上に戻さんのかぁ!!!」なんて一喝されそうな雰囲気です(>_<);

ここに隣接する霞ヶ関カンツリー倶楽部も名門です。まだプレーしたことはありませんが。かの元・巨人軍監督の長島さんも報知新聞論客時代にメンバーになろうとして「定職に就いていない方はお断り」されたらしいですね。

話を戻して……。
その日、家を出るときに防寒具を忘れてしまってシャツ1枚しか持っていかなかったけれど、天気も良くて風も無く最高のゴルフ日和でした。紅葉も数日前が最高だったとキャディーさんは言っていたけれど、私には充分綺麗で堪能出来ました。
しかしながら流石に難コースです。予定スコアを10打もオーバーしてしまいました。
紅葉に目を奪われボールをよく見なかった…なんて言い訳は通用しませんね。

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