タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2006年01月

カエルウオが好きで、水中で出逢うと大抵シャッターを押している。
あのひょうきんさが何とも愛らしくて好きなのだ。37267088.jpg


2度目のサイパンで、フタイロカエルウオって奴に出逢った。名前の通り、胴体の真ん中あたりから上半身と下半身の色が異なる。
ツートンカラーって事だけでも充分に変な奴なんだけれど、その時に出逢った奴はナント! コカコーラの瓶を住みかにしていた!
瓶の口から周囲をキョロキョロ見回しながら顔を出すその仕草に、私の顔の筋肉はすっかり弛んだ。

実はそれまで私は水中写真を撮っていなかった。カメラを水中で扱えるほどの技量も無かったし、潜れるだけで満足していて水中写真自体に興味などなかった。

そのコカコーラのフタイロカエルウオに出逢った事で、私は水中写真を始めた。あんな可愛らしいカットを残しておきたくなったのだ。
しかしあれ以来、千数百カットを撮っているけれどあの時のようなフォトジェニックなシーンには、未だに遭遇していない。カエルウオの写真で気に入っているのは1カットあるけれど、それでも満足できていない。
コカコーラ・カエルウオに出会える日はあるのだろうか?

※ちなみに写真はモンツキカエルウオです。

一昨日、東京でも降雪がありました。我が家の周辺では10?ほど積もりました。

小学1年か2年の頃だったと思うのだけれど、私の母方の実家で2階の窓から出入りした記憶があります。雪が積もって2階の窓際まで埋まってしまったのです。
降雪そのものは1?ほどでも、屋根から下ろした雪が加わってその様な積雪量になるのです。
玄関前は階段状に雪を除いているので、なにも2階の窓から出入りする事は無いのだけれど、子供だった私にはとてもワクワクする行為で「危ないから止めなさい」という祖母の言葉を無視して、何度も出入りしてました。

一昨日の東京の雪で、我が家は昼・夕方・夜と3回雪掻きをしました。
我が家に面する道路は東と北側にあって、ともに道路側に陽があたる時間が少ないのです。特に北側などはこの季節は陽はまるであたりません。だから、雪は確実に残るのです。しかもそれが車などに踏み固められてしまうとカチンコチンの氷となってしまって、1ケ月以上も根雪ならぬ“根氷”状態になってしまうのです。

そうなると、スコップでの除雪は不可能です。お湯かバーナーで溶かすしかありません。なので雪が踏み固められて氷状になる前に除雪しなくてはならないのです。酒を飲んだ後での、夜9時の除雪は結構しんどかったです(*_*)

翌日の日曜日、近隣ではカチンコチンの氷を一生懸命スコップで砕いたり、水をかけて溶かしているのを見かけました。
飲酒後の労働は辛いけれど、それでも氷を砕く作業より1日に3度の除雪の方が、きっと楽だと思うのです。

にしても少々変だ。我が家は男が他に二人もいる。
その愚息どもはゴキブリのごとく深夜に徘徊し、昼間は寝ている吸血鬼のような生活。「晩飯はヌキだ!」の呪文も今では通用しない(T.T)

遅ればせながら、映画『ALWAYS 三丁目の夕日を観てきました。
東京タワーが完成するまでの数年(昭和32年?33年)が時代背景で、両親に捨てられた男の子と売れない作家、小さな町工場の家族と出稼ぎの少女、二つの物語を軸にして、高度成長期の東京が描かれています。

CGを駆使して見事に昭和時代が再現されていました。鉄橋を渡る汽車のシーン、路面電車やオート三輪、ダイハツなどが走るシーンなどは見事です。勿論、建築途中の東京タワーや完成後の、まだビルが殆ど無い東京にそびえる東京タワーなど、一見の価値は充分にありました。

この時代がオーバーラップする…なんて書いちゃうと歳がバレバレなのですけど、正直言って若干記憶の残る場面もありました(^_^;;;  氷で冷やす冷蔵庫、ダイヤル式の黒電話など記憶に残っています。お風呂は既にガスで沸かしていたけれど“上がり湯”なんて小さな湯を溜めておくスペースがあって、その側に煙突が出ているんです。その煙突に肘などをくっつけてしまって、よく火傷をしてました。

テレビが我が家に来た日も覚えてます。電気屋さんがスイッチを入れるとブルーインパルスが東京オリンピックの五輪を空に描いている場面が映し出され(当然モノクロ)、外を見たら本物がもっと綺麗に肉眼で観られてガッカリした記憶も残ってます。

小学生2?3年生の頃、友達と東京タワーに行ってみようという事になりました。当時、私が住んでいた練馬からは、まだビルが少なかったせいか東京タワーがいつも見えたのです。
お昼過ぎに、その東京タワーを目指して自転車をこぎ始めました。でも、漕げどもこげども全然近づかないのです。当たり前ですね。練馬から港区芝公園までは直線距離にしても10?以上ありますから(^_^ゞ
結局帰宅が夜中になってしまって(それでも良く帰れたものです)、こっぴどく怒られました。映画の中でも少年が捨てられた母親に会いに行き、怒られるシーンがありますが、なんだか懐かしかったです。

主役の吉岡秀隆は、個人的にはあまり好きな役者ではないのですが、ことこの作品に関してはハマリ役でした。違和感なく観ていられました。ヒロミ役の小雪に関しては、ファッションが時代とそぐわない様な気がしましたが『ラスト・サムライ』の時よりもずっと良い演技をしてました。

きっとテレビ(日本テレビ)でも放映されると思うし、その前にDVDも発売されると思うので、是非とも一度、ご覧ください。特に昭和ヒトケタ?昭和20年位にお生まれの方は必見です! ハンカチをお忘れ無く。

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日帰り出張で大阪に行って来た。
大阪は年に1度くらいは行くことがある。けれど、いつもはチャーターバスかタクシーに乗っての移動で街中を歩くことなど殆ど無かった。
今回は徒歩及び地下鉄&JRでの移動。

懐かしく思い出される景観もあったけれど、やはりどっちがどちらなのか判らず往生することもあった。

エスカレーターで歩く人は左側…と東京と反対なのは知っていたけれど、マナー的にはどうも東京の方が良いなぁ。東京だってマナーを知らない(知ってても守らない?)輩はいるけれど。特に大阪のマナーが悪いというのではなくて、何というか秩序的なものが感じられないのだ。みんな好き勝手…というか。平然と通路の真ん中で話し込んでいたり、トロトロゆっくり歩く人がいたり…。

そういえば総体的に皆、歩くスピードが遅かった。梅田も新大阪もビジネス街だと思うけれど、商店街のような歩行スピードだった。

東京はオンとオフで歩くスピードが違うと思うけれど、大阪は一緒なのかも知れない。

写真は町中で見つけた靴屋さん。立地条件最高の大きな交差点の角地にあった。お店の看板(?)自体に“店じまい”って書いちゃうのも凄いけれど、「もうあかん やめます!」って垂れ幕、きっといつもこのまま営業しているのではあるまいか(^_^;;;  店主にいつやめるのか聞いてみたかったなぁ。

記録的な大雪に見舞われています。

私の生まれ故郷・新潟もかなりのダメージを受けているようです。幸いなことに私の親族は殆どが市内在住なので、隔離状態にならずに済んでいるようですが…。
東京で時々積もる雪の除雪ですら私にはきつい作業なのだから、高齢者の家の苦労が痛いほどよく解ります。

このドカ雪、日本海の水温上昇が原因だそうですね。海の温度が例年になく高くなっているために、蒸発する水分が多いのだそうです。それが日本列島をすっぽりと包んだ寒波によってドカ雪となって降ってきているのだそうです。
と言うことは、きっと今年も台風が多いのではないかと危惧されます。海水の温度が上がっているのは日本海だけでは無いだろうから、きっとミクロネシア周辺の海水蒸発量なんか半端じゃないはず。夏になって水温が更に上昇し、沢山の台風が発生するだろうと想像出来ます。

いま、本当に地球の温暖化を一人一人が真剣に考えるべきだと思うのです。些細なことでも一人一人が省エネ、節約! 「もったいない」の気持ちを大切にする時だと思うのです。


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