タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

今週は何だか更新が頻繁ですが、決して仕事がヒマなわけではありません!

さて。
ラーメン屋を繁盛させるにはオープンした際にサクラを使って、しばらく行列を作ると良い……という話を何かで聞いた記憶があります。

数年前に浅草の方のラーメン屋に連れて行かれたことがあります。美味しいから、と。
お店に着いたとき、店外に行列が出来ていました。けれどその大半がその店を経営する企業の社員だったのです。社員には割引サービスがあるそうで、それで行列が出来ていました。c5904375.jpg

味は………。行列に並ぶほどではなかったです。

列に並んで待ってまで何かを食す、というのはラーメンであれ何であれ私の流儀に反するのですが、昨日はちょっと時間を持て余してしまったので、日頃から行列が目に付く右写真のラーメン屋に並んでみました。あれ? やっぱりヒマなのか? f(^_^;)

神田・小川町の『つじ田』というラーメン屋です。この時、すでに午後2時で昼のピークを過ぎていましたが、ご覧ごとくの行列です。
(店外にこの人数だと待ち時間はおよそ15分と判明)

好みの問題もあるのでしょうが、正直、美味しくなかったです。
スープは煮干し系のダシで、コッテリとしたスープでした。麺は太めのチリチリ麺。スープをお代わりしている人もいましたが、私には粉っぽくて美味しいとは思えませんでした。

  「ありっしたァァ!」


  「っしたッ!」

という難解な掛け声(ありがとうございました、と言ってるのでしょう)の、やたら店員さんの威勢の良さだけが印象に残りました。


ちなみにこのお店の数軒先に「きなり屋」というラーメン屋もあります。
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行列せずに食べられるので、何度か入ったことがありますが私はこちらの方がずっと美味しいと思います。
いわゆる正統派のラーメン屋です。

値段もごく普通のラーメンの値段です(確か普通のラーメンが600円)。

時々、トッピングを入れると1000円を超える値段のラーメン屋に出会いますが、ラーメンで1000円超えるのは、ナンダカナァ?って思いません? 高級中華料理店じゃないんですから。




昨年の暮れにゴルフ・コンペがあったのですが、その時に特別賞でデジカメを貰っちゃいました。
ニコンのクールピクスです

「何て運が悪いんだ」という人がいます。
何がどのようになって(ならなくて?)“運が悪い”のか判りませんが、申し訳ないのですが私は運が良い方だと感じてます。

しかし、ことこの件に関しては、実際のところ果たして運が良いと言ってよいのか甚だ迷ってしまいます。b7bf1279.jpg

何故ならその年(昨年)、我が家では2台のデジカメを購入したばかりだからです。

どうせ戴くなら別の物が良かったのですが……。
しかし、何も戴けず手ぶらで帰ることを考えれば“運が良い”と思わないといけないでしょうね。

こういう事で運を使いたくは無いのですが、ゴルフ・コンペなどではよく賞品を戴きます。
「タカラガイは手ぶらで帰った事がない」なんて参加者に言われることもしばしばです。
確かにそうかもしれません。

でも、先の運が良いか悪いかなんて考えようなんだと思うのですよ。
3台目を貰った私もそうですが、貰われたクールピクス側から考えても不運ですよね。もっと活用してくれる人に貰われれば良かったはずです。

でも、誰にもあげません。やっぱり私が使用します。ケチと言われようが、それが彼女(クールピクス)と私の運命なのです。だから、いつもポケットに忍ばせるお供にしようと思ってます。


            ……………閑話休題……………


首の痛みが取れないので外科に行ってきました。
薄々感づいてはいたのですが、やっぱり頸椎がガタガタになってました。
その昔、痛めた箇所がちょっとした寝違いで悲鳴をあげ始めたようです。

しばらくこの痛みと一緒の生活が続くかと思うと気が滅入ります。

寝返りを打つ度に激痛で目が覚めてしまうし、首を動かす事もままなりません。
この寒さでしばらくゴルフと縁が無くなるのがせめてもの救いです。

左に顔を向けられないので、左サイドだけしかプレー出来そうに無いのですが、今週末、サッカーをするのは無謀というものでしょうか?



本日、会社の年中行事である新年のご祈祷を受けに、神田明神へ行ってきました。

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それはさておき…………

前回チョコットだけ昔の仕事の事を書いた際に、実は過去に経験したアルバイトのことも書いたのですが、途中で削除してしまいました。

なので今日は、削除してしまったアルバイト遍歴のことなどを書き残しておこうかと思います。


初めて自分でお金を稼いだのは中学3年の時です。それまでに家の手伝いをしてお小遣いをもらったことはありますが、初めて他人様からお金をもらったのがこの時です。

家から徒歩2分ほどのところにあったゴルフ練習場でのバイトでした。学校にバレればまずい事になるのですが、私の両親は自分で金を稼ぐことは大切なことだから学校なんか気にしなくていい、と私がバイトすると言ったら嬉しそうな顔をしたのを覚えています。
ゴルフ練習場のバイトは、あまりに時給が安くて(中学生を働かせてくれるだけマシ?)結局、1年ほどで止めてしまいました。確か時給180円だったと思います。
いまではそのゴルフ練習場はマンションになってしまいました。

その次にやったのが地元の肉屋さんです。このバイトは高校?大学と冬場を中心に長く続きました。
この肉屋のバイトの合間に酒屋の配達、店内装飾(深夜のマネキン移動)、ビルの解体、家庭教師、ボッカ(山小屋への荷揚げ)、変わったところでは映画やテレビのエキストラもやりました。

映画は斎藤耕一監督の『旅の重さ』です。高橋洋子主演で与那国島にロケが来て、その時船の乗客として駆り出されました。
DVDが発売されてますので、当時の私に会えます。高橋洋子が島を離れるシーンで私も一緒に船のデッキから手を振ってるはずです。

テレビのエキストラはいくつか出たけど記憶に残ってるのは『太陽に吠えろ!』だけです。走り去る暴走族役でした。

あとは旅先で資金が底をつき、北海道の牧場で働かせてもらいました。白馬のユースホステルでも2週間ほど働かせてもらいました。

あの頃は「済みません、お金が無くなったので働かせてください」というと、結構仕事にありつけたのです。今思えば、何とものどかな良い時代だったなぁと思います。
いまの時代にオートバイに乗ってやって来た若者に「働かせて」と言われて仕事を与えてくれるところが果たしてあるでしょうか?

でも、そんな事をお願いするような若者も、いまの時代ではいないのかもしれませんね。
我が愚息達もバイトはしますが、それ以上に遊びや勉強の方が忙しそうです。勉強も大事だけれど、このような経験はもっと大切だよ、と私は言っているのですけど。

学生時代に色んな仕事を経験出来て、本当に良かったと思っています。
その時の経験が今の仕事に役立っていると思います。それは仕事の技術的な事ではなくて、人との接し方です。

全ての仕事は人との関わり合いの中で生まれるわけですから、人とのコミュニケーションが上手くいかないと仕事になりません。どんなに素晴らしい技術や企画力を持っていても、コミュニケーションが上手く取れなければ、まさに豚に真珠、ネコに小判…ですよね?
まだ私は「タカラガイに宝石」とは言われていないと思うのです、多分………。




もうずっと昔の話なんですが………。
社会人になって数年が経ち仕事が楽しくなり始めた頃に、私にはちょっと自慢できる特技が備わりました。

それは、電話の受話器を左の耳に当てて相手との話をしながら会話とは関係ない全然別の内容の原稿を書き、その時に右耳に飛び込んできた別の話題の間違いを、電話の話を中断して指摘し指示を出す…というパフォーマンスが出来たのです。

一人三役を同時にこなしていたのです。同時に3つの事を思考していたことになります。ちょっとスゴイと思いません?

今ではそんな芸当、どうやっても出来ないんですけどね。
それ以上に一つのことすら満足に出来ずに悩んでいるのが現状です。

あの若かった頃、何であんな芸当が出来たのか不思議でなりません。
しかしそれは私に限った事ではなくて、当時の職場ではその様な芸当が出来た先輩や同僚は他にもいました。

結局は環境なのかな…とも思うのですが、果たしてその様な環境に再度自分の身を投じた時に同じ事が出来るかというと自信がありません。

いまもう一度、一人で何役かこなせるようになりたいなぁ…と思う自分がいます。
しかしその一方で、そんな事が出来ていったいどんな意味がある、一つの事に集中出来る精神力を持て! という自分もいるのです。

あの頃の自分は凄くピリピリしていたように思います。
まるで全身むき出しの神経のような。

もしも私のそばにその様な人がいたら、わたしは気を許すことが出来なくて、とっても疲れてしまうだろうし、きっと近づきもしないと思います。

人から避けられるのは嫌なので、ピリピリするような事はせずに一つのことに集中できるようになろうと思うのですが、どうしても意識が集中できず散漫になってしまうのです。
ひょっとしてDNAなんでしょうか?



話は突然に変わるのですが、日曜日の朝起きると首に違和感を感じました。
左半分が張ったように鈍痛があるのです。いわゆる“寝違い”ってやつです。
昨日は我慢できる程度だったのですが、今朝になったら悪化していて左に顔を向けられないばかりか上下に動かすことも出来なくなってしまいました。

ベッドから抜け出る時は俯せになって足を降ろしてからでないと立てません。寝返りうつ事自体が激痛です。顔を洗うのも歯を磨くにも痛みが走ります。顔を動かせるのは右方向に15度ほどだけです。

借金で首が回らない…って言いますが、それは脇目もふらずに働かなくてはならない…って意味なんでしょうか?
借金したって顔くらい洗えるでしょう。でも、わたしはそれすらままならないのです。

道路横断の際には、顔が動かせないので身体全体で左右確認しなくてはなりません。まるで駅員さんの指さし確認を、ホームではなく路上でしている変なオッサンです。
周囲の人の怪訝な視線をヒシヒシと感じます。

どうすればこの症状は治るのでしょうか? 
ご存じの方いらっしゃいましたらどうか救いの手をm(_ _)m









先週、東京郊外の都市まで出向きました。
駅に降り立つと東京より1?2度気温も低く感じました。

目的の場所まで、行きはタクシーに乗りました。
同行者がいましたが私が先に乗り込んだので当然、運転手さんの後に座ることになりました。
行き先を告げ走り出すと………。

臭うのです。

ちょうど電車の座席に座った目の前に、購入して1度も洗った事の無いようなジーンズを履いた若者が立ったときのような……。
そうです、汗と体臭が入り交じりすえたような、あの匂いです。

目的地まで息を止めていられるような距離でもなく、5分ほど我慢を強いられました。
(息を止めていられるような距離だったら歩いてますね)

そしてその帰路。
今度はバスで駅に向かいました。

そのバスは“後乗り、降車時前で支払い”システムのバスでした。

終点の駅に着いて、私の前にいた同行者が支払う際に、

「そこに立たないでください!」

バスの運転手が語気荒く言いました。その声は当然、インカムのマイクを通じてバス車内、多分車外にも流れました。

後にいたわたしは彼が言う“そこ”が何処を指すのか判りませんでした。同行者も困った顔をしてました。

そして今度は私が支払う番になって、私は小銭が無いことに気付きました。
乗車時に取った切符のようなものと千円札を出し、「ハイ」と運転手さんに渡そうとするとまた語気荒く、

「そこに入れて下さい!」

流石にムカッと来ました。“そこ”が何処か想像できたのですが、わざとノンビリした口調で、

「そこ、ってのは何処ですか?」と聞き返してあげました。

するとやっと運転手はハンドルから手を離し手で両替機の札入れ口を指しました。


タクシーの運転手さんは、駅のタクシー乗り場の列に並べばいつかはお客がやってきます。
このバスの運転手さんも、投書でもされない限り会社側はこんな対応をしているとは気付かず、首を切られる事も無いでしょう。
両者共に競争原理が働かない世界で生きています。

折角、競争しなくて良い世界に安住しているのだから、せめて自分の仕事くらい楽しく、そして人に喜ばれるようにすれば良いのに、と感じたのでした。

仕事をしたくても仕事にありつけない人もいるというのに、なんとももったいない事だな、と思ったのでした。





年末、年始と例年の事ではありますが猛烈な忙しさでした。やっと一息つけて久しぶりにブログを書く時間が出来ました。

皆さんはどんなお正月を迎えられましたでしょうか。

さて表題ですが、おせち料理というものを食べなくなって随分経ちます。

おせち料理は、せめて正月くらいは炊事から解放されたいと、奥さん達が考え出したものだそうですね。
だから、単に日持ちする料理を用意するだけでは「手抜きだ!」と許されなかったのでしょう。
黒豆は“マメに生きるように”、海老は“腰が曲がるほど長寿に”、昆布巻きは“喜ぶ”で、カマボコは“板につく”…と、それぞれに無理矢理意味を持たせたのだと思います。

かみさんも私もおせち料理があまり好きではないので、共に生活をするようになって一度もおせちを用意した記憶がありません。
黒豆、昆布巻き、カズノコ、カマボコくらいは用意しますが、それだって元旦に食べきれる程度しか買いません。

重箱にしつらえたおせち料理は、見た目には綺麗ですけど3日もすると飽きてきます。
その昔「おせちも良いけどカレーもね!」というテレビCMがありましたが、まさにその通り! おせちよりもカレーの方が私は好きです。

しかし今年、正月に出てきた我が家の雑煮は豚骨味のインスタント・スープに焼き餅が入っただけのものでした。

正月くらい炊事から解放してあげたいとは私も思いますが、ここまで手抜きされると折角の正月の雑煮も、残業時の夜食のようです。
でもきっと、連日酒浸りの私の健康を気遣ってくれてのことでしょう。
(実は冷蔵庫の中が空っぽになっていたからなのですが…)

来週からは連夜、新年会が続きます。
毎朝、インスタント・スープに前夜の冷や飯が入っていないことを切に祈る今日この頃です。




ある企業の社長さんが、ブログの中で今年一年を振り返られていました。

ほぉ、そうか! 1年を振り返るなんてやったみたこと無かったな、と思い手帳をめくり今年を回顧してみました。すると…………、








    何もありませんでした。(T_T)




手帳にはその日その日のスケジュールが書き込まれていましたが、何かを成し遂げた記録なぞは残っていません。

いったい私は今年、何をしてきたのだ?
わたしは今年、何を残したのだ?

と、自問自答するうちに気が付きました。

年頭に上げた、今年の抱負がありました。
そしてその抱負は、成果は予定よりかなり小さかったけれど、実現できたのです。

それでいいじゃないか、と思います。

きっと何かを残す事なんて、そうそう出来ることでは無いのでしょうね。41354436.jpg

日々何事もなく過ぎていく中に、自分には気が付かない、大切な事があるような気がします。

今年も素敵な人々とたくさん出会いました。
私にとっては、これが一番素晴らしかったことです。

毎日同じような日々を過ごしているようですが、それでも明日は昨日とも今日とも違う日なわけで……。

昨夜のような寒風吹き荒ぶ夜、一人で歩いているとそんな大切な事を忘れがちですが……。昨晩はあまりの寒さに首をすぼめ俯いて歩いていましたが、何だか明るいな、と思って見上げたら、見事なお月さまが出ていました。

寒さに凍え下を向いてばかりいたら気付かず終えるところでした。日々を過ごすというのは、こんなものなのでしょうね。

今年はこれが最後のブログになるかもしれません。
さて来年はどんな1年になるでしょうか。

それでは皆さま、良いお年をお迎えください。



















































アレッ!? まだ見てました?


では折角なので、ちょいと早い気もしますが来年の目標なども書き添えておこうと思います。


1.自然環境保護と地球温暖化防止につながる事を自分がするだけでなく、もっと外に広げよう!

2.地元の少年サッカーだけでなく、他の子供たちにも喜んでもらえる事を何か一つ成し遂げよう!



(注) 年が明けたらコロリと忘れ、全然違うことを誓っているかもしれません。











近頃、いわゆるガキ大将の姿を見かけなくなりました。
わたしが教えているサッカー・クラブの子供たちの中にも、10年ほど前には各学年に一人くらいはガキ大将でリーダー格になる子供がいたものですが、最近はとんとお目にかかりません。

聞き分けが良く、お行儀も良い子供が多くなりました。数十名の子供たちをまとめなくてはならない私たちにとっては、とても助かることなのですが少々寂しくもあります。

それでも中にはなかなか頼もしく面白い子供もいます。本日はそんな子供を二人ほどご紹介しましょう。

まず一人目はメガネでサッカーを頑張るのび太クン。(のび太くんは私が勝手に付けた私だけの彼のあだ名です)

ある日、練習開始10分ほど前にグランドに姿を現したのび太くん。
唐突に今年オリコン1位になった秋川雅史の「千の風になって」を歌いながらグランドを走り回り始めました。
わたしのお墓の前?で?、泣かないでください?音符 ………と。

この歌を歌いながらグランドを走る、という行為そのものが十分変なのですが、なんと第2フレーズに入るや、

♪わたしの?、お尻の前で?、泣かないでください?!♪

そして、「キャハハハハにっこり」と一人で大笑いしグランドを走り続けたのです。

相手は誰もいません。のび太くん一人の自作自演です。その光景が想像できますか?

思いっきりズッコケました。



そして二人目。
彼にはあだ名は付けていません。でも発想が宇宙人のような子供です。彼の行動は、大人の想像を軽々と超えていくのです。

彼にはお兄さんがいるのですが、弟が真っ直ぐ家に帰らないからと、歩きながら弟にお菓子を一粒づつ渡しながら帰宅していた事がありました。弟の宇宙人クンは目の前に出されたお菓子に釣られて進み、帰宅するのです。まるでスズメです。

その宇宙人クン、サッカーの紅白戦の試合中に突然、走るのをピタッと止めたかと思うと空を見上げました。

そばで審判をしてた私も眼中に無く、

「変な雲?!」。

ゲームの最中ですよ。
サッカー指導者として悲しさを通り越し、絶句してしまいました。


わたしは子供たちの技術を向上させようと思って指導していません。
少しでも子供たちがサッカーを楽しんで、好きになってくれれば良いと思って子供に接しています。

サッカーを好きにさえなってくれれば、子供たちは止めろと言っても練習をし、放っておいても自ずと上手くなっていくものなのです。サッカーに限らず何でもそうでしょうが…。子供たちがそうなったら、今度は優秀な指導者が必要ですけどね。

なのでこのような場面に遭遇すると、私は自分の指導方法に自信を無くします。

自分の指導に迷いは出るのですが、でも私はこのような子供が大好きです。
このような子供に会えるからこそ、いまだにサッカー・コーチが続けられているような気がします。

こんな子供たちが卒業までにサッカーを好きになってくれれば本望なのです。そういう子が毎年何人かいるので、卒業試合はいつも涙で観戦出来なくなります。

こんな自由な発想の出来る奔放な子供たちの方が、最後にはイマジネーション溢れるロナウジーニョのような選手になれるのではないかと思っています。





一昨日、久しぶりに早く帰宅し家族揃って夕飯を摂ることが出来ました。
毎週日曜日だけは一緒に食事を摂るようにしているけれど、平日の夕食はなかなか家族揃って摂れません。
わたしの帰宅が不規則なのに輪をかけて、長男の仕事がエンジニア系で殆ど深夜帰宅なので、ますます一緒に食事をする機会が減ったこともあります。(その日は風邪で休んでました)

わたしが子供の頃は、両親は食事中にテレビを見せてくれませんでしたが、我が家はテレビを観ながら食事をします。
バカな番組を観て一緒に突っ込みを入れるのが楽しいからです。それが問題提議にもなると思うからです。
ですが、その夜はガッカリしてしまいました。

どのチャンネルに回しても、問題提議どころかあまりにくだらない番組しかやっていないのです。深夜番組ならいざ知らず、19時台のゴールデン・タイムに愚にもつかない番組ばかり。
さすがの愚息たちも「ツマらねぇ!」と結局、サッカーの総集編を観ながらの団らんになりました。

もともとあまりテレビを観る方では無く、観るのはスポーツとニュース、そして映画くらいなのですが、それでも最近のニュースときたら数日前にあった事柄を更に手を変え品を変え、根ほり葉ほりするだけの放送が目立ちます。

もっと、突っ込んだ報道をして欲しいニュースがネット上には氾濫しているのですが……。

最近、気に入っているのがラジオです。
毎日聴くわけではないので比較出来ないのですが、ニュースも最新のものしか報道されないように感じます。その分、とても新鮮な驚きをもって聴くことが出来ます。

そして番組やCMも耳にしか訴えかけられないので、良く考え抜かれたものが多いと感じます。
聴いていると、見事に情景が脳裏に浮かんでくるものが多いです。

思考を停止していても視覚だけで笑わせよう、驚かせようとするテレビの番組とは違い、想像の世界を際限なく広げてくれるものがラジオにはあります。

20年ほど前は、そのテレビに関わる仕事に携わっていたのですが、当時はこれほど酷い番組はそうそう無かったと思います。

くだらない番組しか制作できないのなら、いっそ過去の秀作でも再放送してくれた方がよっぽど良いと思うのですが……。

世間があのようなくだらない番組を求めているとは、到底考えられないことで、テレビ制作側の甚だしい認識不足、勉強不足の所為だと思うのです。




ウェット・スーツを新調しました。
3ミリのリゾート用です。   リゾートしか潜らないのですがf(^_^;)
リゾート用なので濃いマリン・ブルーにしました。

ライセンス取得時に購入した、吊しのウェットは2ミリだったのですが、さすがに200回も使用すると色は褪せ、水圧及びトランク内で圧縮され、すでにペラペラ。
お店に吊してあった1ミリ・ウェットと比較しても同等の厚さでした。

そういえばアドバンス講習時には、水温18度にこのペラペラ・ウェットで潜りました。わずか数分でマグニチュード7クラスの震えが出て、13分しか潜れませんでした。

昨日、新調ウェット出来が上がったので取りに行ったのですが、手にすると5ミリじゃない?、と思えるほどの厚さ。これなら25度程度なら50分位は我慢できそうです。

ちなみにダイビング用スーツは保温が一番の目的ですが、怪我を最小限に防ぐ目的もあります。

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今年行ったラロトンガで一緒に潜ったフランス人女性ダイバーはビキニの上に、上半身だけのジャケット着用で潜っていました。→

とても色っぽくて、わたし的には好きですが、ことダイビングにおいてはあまりお勧め出来ないのです。
特にヒザなどは思わぬ怪我に見舞われることがあるものです。

このフランス人女性ダイバーは、とても上手で水中でも安定していて怪我もなくダイビングを終えましたが、イクジット後のボートの上では南の島だというのにガタガタ震えていました。

ダイビングに限らず女性は薄着が好きですよね。
今日も外出したらとっても寒いのに、コートの下はブラウス姿のOLさんを見かけました。
くれぐれもお風邪など召しませぬよう、ご自愛ください。

でも、わたしは色気のほうが有り難いです。
美しい方のババシャツ姿は頂けません。

水中でも陸上でも、女性は色気を忘れてはいけません。
色気を放棄した時点で女性はおばさんになると思うのです。
決して年齢では無いと思うのです。




え?と、ウェット・スーツの話でした。

昨夜、入浴前に着用してみました。
オーダー・スーツだけあって、さすがにピッタリ。思わず、そのままお風呂に入りたくなるほどのフィット感です。



しかし………。



ハンガーに吊した新調ウェット・スーツを見て、少し悲しくなりました。


何故かわかりますか?


そこに吊されているスーツは、


当たり前ですが、私の体型そのものなのです悲しい






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この時期になると増殖する人々です→

昨夜の帰宅途上で発見しました。終電1本前の某地下鉄です。
車内ほぼ満員状態で、数人がこのアンポンタンを起こそうと肩を揺すったり声を掛けたりしていたのですが、起きる気配ナシ。

まぁ良く見かける光景なんで、私も最初は気にも留めなかったのだけれど、途中で腹が立ったので撮影しちゃいました。

わたしはこのオッサンがこっそり自分の腕時計を見たのを目撃したのです。
って事は、このオッサン、泥酔状態ではなく意識がハッキリしていたってことで、いけしゃあしゃあと座席を占領していたのです。

忘年会が続くこの季節、酒席は無礼講でも他人にはまかり通らないマナーです。
いい大人が情けないったらありゃしない。

酒は飲んでも飲まれるな………。わたしも肝に銘じておこう。

偉そうに書いてますが、実は一昨年の最後の忘年会では、自宅の生け垣で寝込んでしまって、かみさんに見つけられなかったら凍死していたかもしれなかったのですf(^_^;)



でも、他人には迷惑かけてませんよ……………、

わたしは……………、

たぶん…………すいません








出版社のゴルフ・コンペで東京ゴルフ倶楽部へ。
この出版社のコンペは毎回、この東京ゴルフ倶楽部を使用するので昨年もこのゴルフ場の事を書いた

大手企業の社長さん達がメンバーで、お金を積んでもおいそれとはメンバーになれない名門ゴルフ場だ。

バンカーが至る所に配置されていて、バンカーが苦手な人にはことのほか難コースとなる。聞くところによれば、バンカーの数は108つ。バンカーに捕まり嘆き苦しむ、まさに人の煩悩の数と一緒。私は3回、このバンカーに捕まった。86bfd12f.jpg


16組総勢62名のコンペで、わたしはインの1組目:8時06分のスタート。
てっきりメンバーさんの組が私たちの前に一組いるのだと思っていたら、私たちが一番スタートだった。

事故も渋滞も遅刻の言い訳にしかならないので、5時に起きて6時前に家を出た。外はまだ真っ暗。
途中、関越自動車道の東松山を過ぎたあたりで朝日が顔を出した。真ん丸な太陽が右の車窓から綺麗に見えた。

世田谷の砧から狭山市に引っ越したこのゴルフ場には、関越を利用して川越で降りるのが一般的なのだけど、16号線がいつも渋滞するので今回は圏央道を利用して日高で降りた。

写真はイン10番ホール。私たちが1番スタートだからまだ誰も居ないし、コース上は霜が降りて真っ白。朝日を浴びて紅葉が綺麗だ。

しかし寒かった。日中は暖かくなったけれど、流石に師走の一番スタートでは寒い。
年内ゴルフはあと1回。その日がポカポカ陽気であることを祈ろう。

帰途、関越自動車道で再び真っ赤で真ん丸な太陽が右の車窓から見えた。
行きも帰りも大きな太陽を右手に見たことになる。

朝日も夕陽も、ものの見事に丸く大きかった。高速道路でなければ、自動車を止めて写真を撮りたかった。






昨夜は2つの忘年パーティーを掛け持ちでした。

帝国ホテルと日比谷の松本楼だったので、帝国ホテルのパーティーに顔を出して主催者への挨拶を終えると、食事も摂らずに早々とそのまま目の前の日比谷公園を横切って松本楼へ。

流石に帝国ホテルのパーティーでは居なかったけれど、松本楼では“ヤッパリ!”の海パン姿が登場。
今年の忘年会では定番・鉄板の出し物でしょう。

両パーティーに出向いて気が付いたことがありました。

きっと大量に飲み物や食べ物が残るだろうなぁ、と。
そして残った飲み物や食べ物は、捨てられてしまうのだろうなぁ、と。

それとも路上生活者の胃袋に収まるのでしょうか?

むかし訪れたタイやフィリッピンの片田舎やバヌアツの小さな島では、家はあっても(家とは呼べない代物だったけど)食べ物はとっても貧しかった。
日本では、家は無くとも帝国ホテルのローストビーフを授かることも可能でしょう。
なんだかとっても複雑な気持ちになりました。


グラス片手にそんなことを思い出していた会場では、


♪ハイッ! チントンテントン、シャン! ♪

ソレッ! ソレッ! ソレッ! ソレッ!

でも、そんなの関係ねぇ!!!





    これが今年の流行語大賞だそうです。




    笑えませんでした。




日曜の夕刻からから水曜の深夜まで、このブログ・サイトがダウンしました。
わたしのサイトだけでなく、このドリコム利用者全員だったようです。きっと他のブログ・サイトへの亡命を図る人がいっぱいいることでしょう。

それはさておき。
井上陽水の『東へ西へ』という歌があります。
♪昼寝をすれば夜中に、眠れないのはどういうワーケだ?♪ とう歌です。

でも、わたしは昼寝しても夜、熟睡出来ます。  音符どうしてダ??音符



今週、月曜から火曜、そして木曜と出張が重なりました。伊豆の修善寺と長野の伊那です。
南(南西ですが)へ行ったり北(北西ですが)へ行ったりの一週間だったのです。






バカ話しのスタートですみませんm(_ _)m





まず月曜日。
中国からのお客様が来日し、紅葉を観たいと箱根に行くのでその晩の酒席に同席してもらえないかと頼まれました。a7f74a05.jpg


午前中、一気に仕事を終えて向かった先は伊豆・修善寺の『あさば』という旅館です。
私はこの宿を知りませんでしたが、聞くところによると結構有名だそうで、お値段も良いらしい。
確かに、接客とはこうあるべき! というサービスを受けました。

温泉もわたしごのみの泉質で、なにより素晴らしいのが部屋からの眺め。
池を配した庭園の向こうに能楽堂があって、年に数回、能を堪能することも出来るそうです。(わたしは能はサッパリ…ですけど)

修善寺には2年ほど前に来たことがあるのですが、その時は散策する余裕もなく、湯に浸かって食事をし、酒を飲んで翌朝一番で会社に向かいました。
今回はチョッピリゆとりがあったので、町中をブラブラできました。
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修善寺って結構観るところがあるんですね。知りませんでした。

細い小道を抜けていくと竹林の小道に出て、そのまま川沿いに町の方へと歩いて行ったら、なかなか結構な場所に出ました。(↓)

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前日、夕刻に修善寺に着いたのですが、出来ればもう少し早く着いてもうちょっと散策出来れば最高でしたね。



そして昨日、今度は早朝5時30分起床で長野の伊那市へ出向きました。dda97621.jpg

伊那食品という寒天を作っている会社の会長さんに会うためです。

塚越寛さんという方で素晴らしい方です。経営者として凄い人ですが、それ以前に人として素晴らしい人でした。

伊那市駅から車で10分ほどのところにあるその会社は、バスで見学に来る人も多く、その日も多くの見学者の姿がありました。

このように一般の人がわざわざ見学に来る非上場企業を、わたしは始めて知りました。(※そういえばサントリーは非上場でした。12月3日・追記)

もしも伊那の方に行かれることがあったら、ちょっと立ち寄られることをお勧めします。

工場見学だけでなく、赤松が林立する敷地内にはレストランやカフェ、フォトギャラリーや土産物売り場もあります。打ちたての蕎麦が食べられるお洒落なお店もありました。

数日前に東京がバリアフリーにほど遠い…と書きましたが、この伊那食品の敷地内や建物は全て、見事なほどのバリアフリーでした。

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寒天製造にはきれいな水が欠かせませんが、その水を一般の人に開放していました。ちょっと飲んでみましたが、南アルプスから湧き出た清水は美味しかったです。
土日は車で来て水を持ち帰る人達の行列が出来、賄い切れないからと給水口を更に増設されていました。

“めだかの学校”と名付けられた池もありました。
毎朝必ず、社員総出で掃除をしているという敷地内には落ち葉も無く、会社の中もチリ一つ見あたりませんでした。
ここは塚越会長の王国だと感じました。

「私は普通の事をしているだけなのに世間が異常だから私が注目されている」という会長の話しの中で、あるネット長者やインサイダー取引の犯罪者の名を出され、「“大志”と“野心”を混同してはいけないよ。誰も不幸にしない、人に喜ばれる結果を生むような志が大切です。不幸になる人がいるのに自分のことしか考えないような野心はいけない」と言われた言葉が忘れられません。






何だか身体が重く感じるなぁ…と思い、体重計に乗ってビックリ!

ゲッ! 4kgも太ってる!

2週連続でものの見事に土曜日に雨が降り、地元でのサッカーがなかったので、コレ幸いとゴロゴロした週末を送っていたツケが今ごろ現れた…って感じです。

そこで先週来、敢えて歩く距離を増やし、早足で歩くように心がけました。
そして先週末、風呂上がりに体重計に乗ったら2□減っていました。
「シメシメ^^」

そして先日の土曜日。
今週もサッカー練習は無いから(学校行事でグラウンドが使用中止)、昼食は散歩がてら遠出でもしてみるか…となり、我が家から2駅先のちょっと有名なイタリア料理店に競歩のごとく早足で歩いて行ってきました。98ca5d03.jpg


このお店、口コミ掲示板の書き込みも多く、雑誌で紹介されるほどの人気店なのです。

お店まで早足で歩くこと約20分。
お店に到着すると満席で「少々、お待ち願えますか?」とのこと。
店内のカウンターで待つこと約10分。サービスでコーヒーなぞも出してくれて(出来ればワインの方が良いのですけど…)、コーヒー啜りながら待つ内に店外にも人が並びだしました。

わたしはいくら美味いと聞いても行列に並んでまで食する気にはなれないタイプなので、まさにグッドタイミングの到着だったのでした。
あと数分到着が遅かったらきっとそのまま帰宅していたでしょう。


このお店の名物は“ワタリガニのスパゲティ”だそうです。

グラス・ワインを頼めばきっとお代わりしちゃうだろうから…と、ワインはデキャンタで注文。
そして名物・ワタリガニのスパゲティも折角だから…と、大盛りにしてもらいました。

食後、ワインの心地よい酔いと共に幸せいっぱいの気持ちで電車に乗り帰ったのでした。



アレェ? 
何でココまで早足に歩いてきたのでしょう???






ダイエットは道具でもビリーでもなく、まさに精神力なのだと痛感した週末でした。




人気の割には人に勧められるほど美味しく無かったので店名は記さないでおきます。




3年ほど前の話ですが、ヤップ島に行ったときに体長40㎝ほどのサカナの攻撃を受け、とても怖い思いをしました。
gomamongara
左の写真がそのサカナです。
ゴマモンガラといいます。何とも憎々しげな、性格悪そうな面構えをしてるでしょ?

気持ちよ~く海中を散策していたら、前方にコイツが頭を上にした状態でこっちを睨んでました。

その時、なんか嫌な予感がしたのだけれど、ガイドさんはコイツの存在に気が付かなかったのかどんどん進んでいきます。

コイツとの距離が10㍍ほどに近づいたとき、突然襲ってきたのです。
もの凄いスピードでアタックしてきて、私は慌てて逃げました。

気が付くとガイドさんとも離ればなれになり、わたしは水深5㍍ほどのところにいました。
アタックを受けた時は、たしか水深20㍍に満たなかったと記憶するのですが、こんな事で潜水病になってはたまりません。(注:ダイビングでの急浮上は非常に危険なのです)
この時は透明度も良かったので、その後にガイドさんとも合流出来ましたが、もしも透明度が悪ければロストしていた可能性もあります。

あるダイバーはコイツのアタックから逃げて、浮上してフィンを見たら先が食い千切られていたそうです。

ダイビングをしない人によく、
「サメに会ったりしないんですか? 怖くありませんか?」との質問を受けるのですが、ダイバーはむしろサメに会いにいったりします。
人を襲う鮫は外洋にいる一部のサメだけで、滅多にそいつらに遭遇することはありません。
なので、私たちはこのゴマモンガラの方が怖いのです。サメより怖いゴマちゃんなのです。

しかし誤解の無いように記しておきますが、ゴマモンガラが人(他のサカナも)を襲うのは抱卵期だけです。海底に卵を産み付けそれを守っている間だけです。彼らの巣はスリバチ状になっているので、注視していれば判ります。

だから、ヒラヒラと泳いでいる時は襲ってきたりしません。とはいっても、それでも私は今でもコイツに会うとアタックされた時の事が思い出され、ゾッとします。

チャンスがあったら一度、食してみたいと思ってます。
こんなゴッツイ顔の奴に限って美味だったりするものです、オコゼがそうでしょ? ハリセンボンの唐揚げなんか絶品ですから!

だからコイツも刺身、唐揚げにしたら美味いのではないかと思うのです。
カブト焼きは食す気になれませんけど。

どなたかコイツを食したという変人勇気のある人、知りませんか?






きょう通勤電車が市ヶ谷のお堀端を走り抜ける際に、車窓からヒラヒラと飛ぶ一匹の蝶が見えた。
11月も中旬というのに、蝶が飛んでいるとはまさに異常気象の所為だろう。

ヒラヒラと舞う蝶を見るうちに、唐突に“ギフチョウ”の姿が脳裏に浮かんできた。
ギフチョウをご存じか? 日本では本州の高山地帯、北海道に生息する蝶でなかなかお目にかかれない。

その昔、北海道浜頓別のベニヤ原生花園でこの蝶を初めて見つけた時に、
「アッ! ギフチョウだ!」と声を出したら、たまたま側にいた男性が、
「あなたも鳥が好きなんですね」と応えた。

前夜、同宿した民宿の主が鳥好きで、夜通し北海道の野鳥の話をしてくれていたのだ。
しかし………。ギフチョウは岐阜蝶とは書くが岐阜鳥ではない。



話は唐突に変わって先週の日曜日、バスに乗っていたら大学生らしき若者が二人乗り込んできた。わたしの後の席に座った彼らの会話。

A男「いやぁ、最近の若い奴らは何も知らないね」(君たちも十分若いよ)
B男「どうしたのさ?」
A男「前夜祭の準備をしようと言ったら、どんな野菜ですか? だって」
B男「ギャハハ、前野菜かぁ。意味、通じるジャン」(通じてません)

先のギフチョウもこのゼンヤサイも、お互いに同一の認識があって初めて会話が成立する。
単純に言葉を覚えれば済むことだろうけど、わたしは最近、どうもそれだけでは済まないコミュニケーション下手な若者が増えていると感じる。

友人に誘われてSNSに入った。アクセスすると中には数十分単位でログインしている人もいる。
彼らにとってはきっと、携帯電話メールやSNSがコミュニケーション・ツールなんだろうと思う。

それはそれで便利だと思うし(特に遠距離との意志疎通)、文字のコミュニケーションを否定する気は無いけど、やっぱりお互いの顔を見ながら会話をするのが一番だと思う。
そうすることで言葉を知り、語彙を覚えていくのではないかと思うし、相手の感情を読みとってこそ深いコミュニケーションが生まれると思うのだ。いくら顔文字を駆使しても文字のコミュニケーションでは相手の感情を読み取ることは難しい。
わたしが書くこのサイトの駄文だって、どれだけ自分の意図したことが伝わっているか甚だ疑問だ。
そして文字での自己表現は言葉に比べて強いものになりがちでもある。
文字に振り回されては、それこそ話し(対話)にならない。


乏しいボキャブラリィを駆使して英語で話す機会が時々ある。
その際にわたしの言い分は先方に伝わっても、言葉の意味が判らず先方の言い分が理解できないことがある。これでは一方的な会話であってコミュニケーションとはいえないだろう。
それでも判らない単語が出てくれば辞書で調べるし、時には意味を説明してもらってわたしは単語を覚え、そして会話が成立していく。

初めて会った見知らぬ人との会話は楽しいものだ。気心知り合った仲間との会話はもっと愉しいものだ。

これから忘年会シーズンに突入する。1年ぶりに杯を酌み交わす人もいる。

楽しみだ。







昨夜、地元・駒沢のサブ競技場がナイターで使用できるからと、サッカー・クラブの卒業生たちを呼んで交流戦を行った。

明日から仕事だという日曜日に、しかもナイターでサッカーをやるとはこの歳なら“無謀”とも言われかねないのだけれど、人工芝で出来るとあってどうしても走りたかった。
昔の人工芝はスライディングしたり転んだりすると摩擦熱で芝が熔け、痛いよりも熱い火傷をした。
しかし、いまの人工芝はとても良くできていて火傷など滅多にない。

フワフワの人工芝の上で思う存分楽しめた……と言いたいところだけれど、流石に3ゲーム目ころ(15分ハーフ)には体力の限界がきた。

しかも相手は中学生&大学生。
中学生はまだしも、大学生では歯が立たない…いや足が立たない、か?
大学生達はロートルのオッサン・サッカー・マンを気遣ってくれるけど、ドリブルされれば追いつく事は不可能。

それにしても衰えたなぁ。
後半は走るのが精一杯で、ナイス・パスをゴール前でもらっても思うようにボールを蹴れず悔しい思いをした。

20台の後半で持久力の衰えを自覚し、30台の後半から40歳になった頃は筋力の衰えを痛切に思い知った。

そして最近は全てが衰え始めている。
筋力、体力、持久力、技術力、そして反射神経も。保っているのは柔軟性くらいだ。

土曜日、日曜日と走り回り、いまわたしが歩く姿はまるでスターウォーズのC?3PO。
下り階段、トイレ…拷問です。電車で空席があっても座る気にもなれない。
しかし、このような境遇になったことで分かった。

まだまだ東京はバリア・フリーにはほど遠い。

わたしが水中撮影を始めた経緯は何度か書いているので省略しますが、なかなか難しいものです。
数百カットを撮っても使用に耐えうるのは数カットしか無いこともあります。8e3e6b86.jpg


右の写真はトゲチョウチョウウオです。
撮影者はわたしのカミさんです。

顔が写っていませんが、名前由来の背ビレのトゲを強調したかったわけではないと思われます。

「シュノーケリングの時に使えるデジカメが欲しい! でもハウジングは面倒だからイヤ!」
というワケでオリンパスのμ770SWを購入したのですが、前回の旅行で初使用されました。

カミさんの作品集をチェックしたのですが、撮られたサカナ達はことごとく、

お尻、もしくは頭しか写っていませんでした。

ほかの作品もチェックしましたが、中には何を撮ろうとしたのか推測すら出来ないものもありました。
どう見ても海底だけしか写っていないのです。

何か意図するものがあるのかも、と画像の隅から隅まで調べてみましたが砂地しか見えず、わたしには芸術性を発見することも出来ませんでした。

チョウチョウウオの類は泳ぎが早いので、撮影が難しい部類のサカナでもあります。
このようなサカナは彼らの動きに合わせてカメラも一緒に動かし、シャッターを切りましょう。
サカナが目の前に来たときにシャッターを切ると、ご覧のごとくの写真になる可能性が高くなります。

そして被写体を明確にして、確実にシャッターを切りましょう。

電源スイッチを押しても写りません。

カメラが閉じるだけです。

決定的瞬間を撮りたければ電源スイッチ押して「アレレ?」なんて言ってる暇はありません。


こんなことならインスタント水中カメラでも十分かと思われそうですが、そんなことはありません。
カミさんが使用するときはオモチャと化しますが、わたしも使用するからです。
少々不安なのが壊されないかという点ですが、これも100?耐荷重&耐衝撃仕様なので安心です。

この前のセカンド・カメラは、彼女が山道でコケた際にショック・アブソーバーとしても使用されたのでした。



富山の義母が他界した。
享年85歳。この年齢ならば天寿を全うしたと言っても良いと思うのだけれど、私にとっては心残りが一つ。
昨年の夏にラベンダーが見たいという義母と北海道に行き、とても喜んでくれたので今年は安曇野あたりに連れて行ってあげたいと考えていたのだけれど、実現できなかったことだ。

富山へは10数年ぶりではなかろうか。2c37e65b.jpg

空港から義母の家に向かうわずかな距離をタクシーで走りながら、その変わり様に驚いた。
家の裏に広がっていた田圃は、すっかり造成されてマンションになっていた。
変わっていなかったのは義母の家と間近に見渡せる立山連邦の山々だけだった。

右の写真は火葬場の煙突。肉眼では煙突の向こうに雪化粧した山並みが見渡せたけど、流石に携帯電話のカメラではそこまで写せなかった(カメラマンの腕が悪い?)。
空はご覧のごとく雲一つない秋晴れだったけれど、その割には山の稜線がさほどクッキリしていなかったこともある。

火葬場の煙突を見上げながら、ふと気づいたことがあった。
煙が出ていないのだ。煙突を見上げるうちに、今の火葬場は煙を出さないハイテク火葬だと何かで読んだ記憶が蘇ってきた。
では、あの煙突は何のためにあるのだ?

ところで、葬儀の際にお坊さんがやって来てお経を読んでくれるけれど、あの意味が判る人はどの位いるのだろうか?

今回、通夜の席上にお経が書かれた冊子が配られていて、そこには経典の漢文にルビがふられ、下段に意味も記されていた。参列者にとっては親切なはからいだと思う。
しかし………。
死者の冥福を祈り、浄土に往生することを祈願してくれる読経だけれど、わたしには意味がサッパリ判らない。
わたしが死んで仏になったら突然理解できるようなって、有り難く成仏できるのだろうか?


こんな事を書いてるわたしは成仏出来ないかもなぁ。



今日、新聞を何気なく読んでいたら「きわどい付和雷同」のタイトルで“「手のひら返し」現象”というサブ・タイトルの付いた記事に目が止まった。

内容は横綱朝青龍や沢尻エリカ、そして巷間話題の亀田一家を例に挙げて、民衆が付和雷同型だ……と記している。

そして最後に、
「いまはタレントなどの話で済んでいるが、これが国の方向性に発展すると怖い」と結んでいた。

なにをバカなことを書いているのか!

確かに短小軽薄な輩が騒いでいるかもしれないけど、一番大騒ぎし煽っているのはあなた達マスコミの方だろう。

第一いままでの自分たちの報道を振り帰り推考したことはあるのか。朝青龍は良いとしても、あとの二人は二十そこそこの小娘と18歳の少年だ。
有頂天になった若者の(バカな…という形容詞を付けても良いけど)言動を、何で大仰に扱うのか。もっと大きく扱うべき記事がいっぱいあるでしょう。

だいたい彼らを有頂天にさせたのもあなた達ではないか。
あなた達のような人々をマッチポンプというのだよ。

付和雷同するのが大衆というものだ。それをふまえずに「これが国の方向性に発展すると怖い」と結ぶとは。
恐ろしいのはむしろあなた達、マスコミですよ。ジャーナリズムを忘れてしまったね。
何処かの政党に肩入れするのも良いけれど、記者さんは自分の、会社は社としてのジャーナリストとしての自覚と方向性をしっかり示して欲しいものです。

もっと視野を広く持って、これぞジャーナリズムだ! という記事を書いてくれることを切に願う次第です。

先週、某・スポーツ新聞社主催のコンペで茨城ゴルフ倶楽部へ。

何度かこのコースでプレーした記憶はあるけれど、あまり良い記憶は残っていない。
それはきっと、このコースの難易度が高いからだと思う。

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(決して私の腕の問題ではない………、はず……。)

ご覧のごとくの林間コースで、林に打ち込むと出すのにひと苦労する。

概ね“名門”と呼ばれるコースは、立木が立派に生長しているので幹も太くて林からの出口が狭い。
当然高さもあるから、木の上を抜けることもほぼ不可能となる。

そんな訳で林に打ち込めば、1打で出せればしめたもの…なのだ。

同伴競技者氏も林からの脱出に苦労していた。
何度も、コ?ン!と木の幹にボールが当たる音をこだまさせていた。


クラブの芯にはなかなか当たらないのに、樹木の芯に当ててドースル!
失礼m(_ _)m



ロッカー・ルームが改装されていて“名門”の趣はだいぶ削がれてしまっていたけれど、食堂は以前のままだった。

ちなみに、ここの名物料理はカレーライスだそうな。 けれど、ハヤシ・ライスにした方が良い。


だって林が鬼門なんだから、このコースは。


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失礼しましたm(_ _)m ダメ




           (写真は東コースNo.1ホールティーグランドより)







蠅………。ハエです。

何ヶ月か前に驚異的なハエやアブたちの生命力の事を書きましたが、その時に「続きは後ほど……」とお約束しました。

約束を絶対に守るのが私の流儀ですので、お約束通りハエのお話し第2弾です。
(前回のお話しを読んでいない、という方はコチラをクリック!)

画像を載せるまでの事では無いのですが、よ~くご覧ください。96523df7.jpg

昆虫というのは見れば見るほど宇宙人的ではありますが、このハエくんもよくよく観察すれば愛らしいところを発見できるかもしれません。

(いくら良く見ても愛らしさは無いですね)



北海道でハエの驚異的な生命力に遭遇したわたしは、ハエは一体どの位飛び続けることが出来るのだろう……と思ったのです。

だってそう思いませんか? ブンブンと食卓に載った食べ物にまとわりつくハエは、追い払っても追い払っても懲りずに飛んできます。
ときどきテーブルの上などに羽休みなのか着陸しますが、追い払えばまた飛んで直ぐに舞い戻ってきます。

スリッパで思いっきりひっぱいたいてやろうと、バシッと叩いても撃墜されればハイ!それまでよ! の彼らですが、空振りすれば「この下手くそめ」とばかりに、直ぐに戻ってきます。

彼らの「ケケケケ」という笑い声まで聞こえてきそうです。



そんな図太い彼らの神経に私は完全にブチ切れ、いったい彼らはどの位飛び続けることが出来るのか知りたくなったのでした。


そこで実行したのです。
ハエの連続飛行時間調査を。


ある日、1匹のハエが便所にいることに気付いた私は、ラジオとハタキを持って便所に入り込みました。
そして便座に座り込んでラジオを聞きながらハタキでハエを追ったのです。

彼が壁に止まるとハタキで追い払い続けました。

アッ! 一応、誤解の無いように記しておきますが、最近の事ではありません。学生時代の話ですよ。
この歳でこんなことやってたら要・注意人物指定されてしまいますから。



(エッ!? 学生時代でもアブない、って?)



確かに大学生がやるような事ではないですね………。


マッ、そんな些細なことに突っ込み入れないでください。先に進みましょう。

で、どの位ハエは飛び続けたと思います?


ナント! 2時間オーバー!
正確な時間をもう忘れてしまいましたが、確か2時間30分以上飛び続けました。

私の腕は途中で疲れ果て、ハエが勝つか私の腕が再起不能になるかの勝負でした(オーバーな)。
私がいい加減飽きてきた頃、突然彼はポトリと落ちました。

そして私が指で突っついても動かなかったのです。

「アッ! シンダフリヲシテルナ、コイツメ」と思い、そ~っとドアを開けライターを取りに行きました。

火であぶってやれば、きっとまた飛ぶだろうと思ったのです。

ところが火を近づけるとハエはポッと燃えてしまったのです。




考えて見ればハエに死んだ振り出来るような智恵があったら恐ろしいですよね。

バカなコトしないで今度は何時間で蘇生するか観察すれば良かったと、今では悔やんでいます。




                             合掌









ワインが好きだけど、かといってエセ・ソムリエ気取りで「何処ドコ産の何年ものが素晴らしいね」なんて会話をすることは、私には不可能。覚えないから。

第一、されても迷惑でしょ? 
わたしはうんちく聞かされながら飲むワインが嫌い。

自分の好みの味を伝えて、お勧めを出してくれればそれで充分…というかそうしていただきたい。
ソムリエと呼ばれる人に私が求めるのは味や香りの知識。
私の好みのワインを出してくれれば、フランス産だろうがチリ産だろうが甲府産だろうが、何処のワインでも結構なのだ。

とは言っても当然、味や香りに好き嫌いがあるわけで、たまたまお気に入りのワインを見つけるとしばらくはそれしか購入しなくなる。fa1cf8bd.jpg


で、最近お気に入りのワインがコレ→
シャトー・デュッグ「コート・デュ・ローヌ・グラン・レゼルヴ」というワイン。

何か意味があるのだろうけどフランス語はケ・セラ・セラとジュ・テームくらいしか判らないし、こんな長くて複雑な名前なんか覚えていられるワケがないだろ!
既に何本か空けているけど、きっと外食時にワイン・リストにこの名を見つけても、それが自分が好みだったワインだと思い出せないゾ、きっと。

ワイン・リストにボトルの写真を入れているお店も時にあるけど、あれは素晴らしいサービスだ。
素人にこんな名前を覚えろ…というのがどだい間違いなのだ。
ボトルのラベルだったら何とか記憶に残る。

うんちく語るのは嫌だけど、一応データなぞを記録として残すために書いておこう。

フランスのコート・デュ・ローヌ地方産で、発売されたその年にアシェットガイド誌から3ツ星を冠されたそうな。

フルボディだけれど軽目のクチあたりで、時間経過して酸化してくると甘みが増してくる。香りはそんなに強くない。

ゆっくりと時間をかけて、バカ話しなぞをしながら飲むと色んな味が楽しめるワインです。




先週、ロタ島からの帰り。成田空港でいつものようにバッグが出てくるのを待っていた。
しばらくするとバッグの出てくる口から見慣れた我が家の銀色のリモワが出てきた。
手元に来るまで待ち、どっこらしょ…と降ろしたら………、キャスターが壊れていた。




エッ!? ウソ……、またぁ?




これで今年2回目だ。96775e18.jpg

なんか飛行機に乗るたびに壊れてるような気分だ。折角、楽しい旅行から帰って来たときにこれでは、気分悪いことこの上ない。

航空会社(ノースウェスト)に弁償して貰おうとしたら「航空会社ではキャスター部分や取っ手などの突起部分に関しては免責になってます」とのこと。

ナンジャ、そりゃ!?

だったらリモワに無償修理をさせようかと保証書を読んだら、この手の破損は運送会社(=航空会社)の責によるもので保証は出来ないという。

だったら誰の責任なんぢゃ!

まさか私の使い方が悪い…なんて言わんだろうな。


リモワは軽量化のためにジュラルミンで造られているから、凹みが出るのは承知の上で購入している。しかし、こんなに簡単にキャスターが壊れるとは思ってもみなかった。
取っ手ハンドル部分やキャスター部分は一番重量がかかる場所だ。だからこそしっかり造っておいてくれなくては困るのだ。
重量がかさむからシッカリした旅行カバンを購入したつもりなのに……。

前回のキャスター破損の記事を検索結果から読まれる人が多いので、再度記す事にした。
前回のキャスター破損時も、クレーム・カウンターでリモワの破損が一番多いと聞いているから、きっと同様の破損で腹を立てている人が多いのだと思う。

やっぱり日本製が一番なのかなぁ。デザインを優先すると失敗するってことかなぁ。






今回のロタ島ダイビングで新しいギアを使用しました。ビーイズムです。

これまでマレスを使用していたのですが、重いし呼吸時に少し違和感を感じていたので思い切って買い換えることにしたのです。

飛行機搭乗の度に重量超過チャージを取られるのも気に入らず、少しでも渡航時の重量を減らしたかったというのが第一の理由ではあったのですが。

ビーイズムってブリジストンの子会社が造ってるそうですね。ブリジストンとダイビング………。
ちょっと不思議な感じですが………。
そのレギュレータが………、


コレです↓


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今回、使用してとても気に入りました。


8ae504d0.jpgまず、自分好みのエアー量に調節できます。=②

もう一つのお気に入りがマウス・ピース部分が360度自由回転することです=①
自由に回転してくれるおかげで、顔を左右に向ける際にホースの抵抗を全く感じません。

マウス・ピース自体は私には少~し小さかったですが、これも付け替えれば良いだけのことで、とても軽い呼吸とマウス・ピースをくわえている抵抗を感じずにダイビングが出来ました。

それにしてはエアー消費量がいつもと殆ど変わらなかったですが…f(^_^;)

追々エアー調節バルブを微調整してエアー消費も少なくなるだろうと期待してますけど。



そしてもう一つ。da945689.jpg


気に入ったのが残圧計です。コレ→

ネッ! カッコ良いでしょ?

棒状のゲージです。

撮影方向をミスっちゃったのですが、反対側の目盛りには200、100、50のところに小さな突起があるので、目視しなくとも指先で触れば残圧を知ることが出来るのです。

これは便利でしたね。
特にケーブや沈船の中など、暗いところでは効果絶大!

ロタのショップではスタッフが機材をセッティングしてくれるのですが、わたしの担当をしてくれたフィリピン人ガイドは「カッコイイ~!」と日本語で絶賛してくれました。

ちなみに今回のロタ島行きではノースウェストのサイパン直行便を利用したのですが、ノースでは重量超過料を取られませんでした。
しかしロタ島へ渡る際のフリーダム・エアーでは重量制限が50ポンド=約22.6kg。
結局、重量オーバーで空港内カウンターの前でトランクを開け、手荷物として持ち込むハメになってしまったのでした(T_T)

快適なダイビングは出来ましたが、軽量化作戦はみごと大失敗に終わったのでしたf(^_^;)

でも、ローカル航空だから……ね。

しゃ~ないっちゃあ、しゃ~ないかな。



そうそう! このレギを購入するとき「伊豆あたりで使うときは気を付けてね」と言われました。
皆さん、何故か判りますか? すぐに盗まれてしまうのだそうです。
機材洗い場でバディと話をしながら機材を洗っていたら、目の前で持って行かれそうになったこともあるそうです。

まさかダイバーが? と思いますよね。
でも、ダイバー仲間といっても悪い奴はいるもんです。

ダイビングに限らず、私たちはついつい同好の志であるとその人を信じる傾向にありますが、どこの世界にも悪者はいる…っていう事の証明ですね。

物がなんであれお互いに気を付けましょう。
ちょっとした注意を払うことで不愉快な想い出を残すことから避けられます。







先週の金曜日、遅い夏休みをもらってロタ島へ行ってきました。

結局、今年の夏は8月に子供のサッカー合宿で1日、今回で1日、あと体調崩してダウンし1日、の3日間しか休みを取りませんでした。
土日も返上してフル活動。我ながら「よう頑張るなぁ」と思ってます。

だから…ってワケでもないのですが………。

夏休みです、この時期に。


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ロタ島へは数年前から行きたいなぁ、と思っていたのですがなかなか実現に漕ぎ着けず、今回ようやっと念願が叶いました。
ロタ島へ行きたかったのはロタ・ホールというダイビング・ポイントに行ってみたかったからです。
海況が良くて太陽が真上に来ないと美しくないとのことで、なかなかチャンスをつかむのが難しいそうです。

エッ!? わたし? 潜れましたよ。

最終日の最終ダイビングで。


永年待ちこがれていたポイントだけに、潜った瞬間は感動ものでしたね。その感動の模様はウェッブの方で近日アップいたします。ea7e1f78.jpg


ロタ島は透明度が高い分、魚の数は少なかったです。でも、それでもハワイ島ほどではなく、写真のようにホソカマスの群れ&トルネードも見れたし、チョウチョウウオも多かったし、それなりに楽しめました。
けれど、やっぱりどちらかと言えば地形を楽しむ島でしょう、ここは。
なにせ透明度は60?を超えることもしばしばだそうで、私が潜った初日のポイントでは40?ほど抜けていました。

さて島での話はウェッブの方で後述しましょう。

この島の島民はみなとてもフレンドリーで、実際ビーチでくつろいでいたら、ごっつい顔の兄ちゃんが私に向かって手でカムカムしたのです。わたしの後に誰か知り合いでも居るのかと振り向いても誰もいません。そしたら今度はハッキリと「Come here!」。

数人で輪になってビールを飲んでいます。彼はわたしに「Drinki'n!」とバドワイザーを差し出しました。

この島では道を歩いていると必ず挨拶してきます。車ですれ違うときも必ず手をあげていきます。とにかくみんな親切でフレンドリーなのです。



すみません、ちょっと話を東京に飛ばさせて頂きます。

今朝、疲れの残る身体で満員電車に乗っていたら、若いサラリーマンが年老いたサラリーマンを怒鳴っていました。
若いサラリーマンが年老いたサラリーマンを怒鳴った理由をわたしは知っています。
老人が電車から降りようと私と若いサラリーマンを強引に押しのけて出ようとしたからです。私は車中に残る身でしたが、若いサラリーマンは同じ駅で降りるところでした。

何で老人は「すみません。降ります」と言わなかったのでしょう?
どうして若者は「私もこの駅で降りますよ」と言わずに怒鳴ったのでしょう?

人の心がギスギスしています。

もしも銃が自由に入手出来たら、そこら中でドンパチ起きても不思議無い都市です、東京は。

その後の車中で、何で東京の人々はこんなにも心が貧しいのか考えてみました。
で、思ったのですが、東京に居る人は(全てでは無いでしょうけど)お金を稼ぐことが第一の目的でここに住んでいるからではないでしょうか?
ロタ島の人々は(やっと話が元に戻りました)、お金を稼ぐことよりも人生を楽しむ事を第一の目的に、この島に住んでいるのだと感じたのです。
お金が目的なら、少なくともロタ島よりグアムやサイパンの方が仕事も多いし収入も多いでしょう。

魚種は少なくとも魚はいくらでも捕れます。果物も野菜もヤシガニだって取れます。
豚も鶏も放し飼いで育っています。
だから、きっとお金は二の次なのです。食べ物には不自由しないから、人生を楽しむことが出来ます。

物質であふれかえった日本=東京の人々と、物は無いけど自然の中で島中の人々と友だちとして毎日笑いながら生活しているロタの人々と、どちらが幸せと思いますか?

日本脱出を夢見始めて、はや10数年。
いつまでたっても東京からすら脱出できない自分が、もの凄く怖くなってきました。



















ちょっと、マジな事を書いちゃいましたがロタ・ホール、見たいですか?





ウェッブの方でバシッとお見せしようかと思っていたのですが………。





なんかそれじゃ何とかの出し惜しみ…ってヤツですよね。







では、ド~ンとお見せしましょう。













ド~ン!




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世界旅行博に行って来ました。
昨年、初めて行った際にとても楽しかったので、今回はしっかり観て来ようと決めていました。

この博覧会に行くと世界一周旅行した気分を味わえます。
出展している国の人々も楽しそうです。
それぞれの国の人たちがお互いに写真を撮りあったりしていました。

各国、各ブースはそれぞれ趣向を凝らした展示をしていて楽しめます。
音楽や踊り、航空会社では航空券や旅行券がゲームやクイズで当たったりもします。
私の前にいた女性はフィジー旅行が大当たり! フリー航空券を当てた学生もいました。
会場はその度に大騒ぎになります。
そんな光景を目の当たりにすると、わたしも一丁当ててやるか! ってな気になっちゃってトライしたのですが、そうそう当たるわけ無いですよね。


そんな話しはさておいて、では早速、世界一周の旅に出発しましょう。

ますスタートはお隣の国・韓国です。
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タイです。仮面の中のお顔も拝見したかったですね。
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どこの国か判りますか? 
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「ナマステーm(_ _)m」    こちらはインドです。
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目だけで見られるとちょっと怖いです(;^_^A
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上の男性と違いこちらの目はびゅ~てぃふぉ~!
あまりの目の美しさに見とれてしまい、どこか忘れました(;^_^A モルジブ方面の航空会社だったかと…。この後、踊りも披露してくれました。
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この方と会場で鉢合わせするとちょっと驚きます。 パプアニューギニア。
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日本からはお母さん代表。
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アフリカです。国はどこだったかなぁ(;^_^A
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この後、パシフィック・ナイト・パーティーに招待されました。
パプアニューギニア、ミクロネシア連邦、マーシャル諸島、パラオの各国大使、知事や日本からは外務省の木村仁副大臣も列席されてました。



そんなお歴々の前で披露されたダンスがコレ↓

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列席者は当然、南方系の人々です。中にはビーチサンダルにムームー、アロハだけ、真っ赤なスーツ姿といった出で立ちの人もいて、とっても不思議なパーティーでした。

でも、楽しかったぁ。


もっと色んな国の写真を撮ったのですが、ここのブログでは最大10カットしか画像をアップ出来ないそうで、お見せできないのが残念です。





エエッ!? 別にもう一つ記事をたてろ…ですって? 






それはまたの機会に……。







出来れば皆さん、ご自身の目でご覧された方が………。







明日(16日)まで東京ビッグサイトでやってます。













昨日、外国のお客様が来日。
彼は1年ぶり3度目の来日だそうなのだけど、何処で待ち合わせをしようかとメールでやり取りしていたら、どうも要領が悪い。
荷物も多いらしいし、落ち会えなかった時の事などを考えたら、私が成田まで出向いた方が確実。
結局、早朝に家を出て成田へ向かうハメになってしまった。

私の方は早朝からの豪雨で、電車が10分遅れて成田空港に9時15分到着。飛行機の方は定刻より15分早く、8時55分に到着していた。

どうせ入国審査と手荷物の引き上げ、税関で時間を食うだろうとからと、慌てはしなかったけれど、ところが1時間待っても彼は出て来ない。

まさか日本の入国に慣れていてサッサと手続きを終え、私の到着が遅れてるうちに何処かに行ってしまったのではなかろうか…と不安を感じ始めた頃にキョロキョロしながらカートを押して出てきた。

南の島の住人だ。ノンビリしてることを忘れてたf(^_^;)

彼は別の島の女性と一緒で、彼女は市ヶ谷のホテルに向かうと言う。
「どうやって行くの?」と聞いたら別に決めていないと言うので、日本語ペラペラかと思いきやまるでダメ。
市ヶ谷なら電車で行った方が早くて安いから、では途中まで一緒に行きましょう…となった。

京成に乗り込み彼女の予定表を見せてもらったら、誰が書いたのか

成田空港→リムジンバスで東京のホテルで降りる(ホテルは××か△△、もしくは○○が良い)→タクシーに乗り運転手に「◇▲◎ホテル!」と言う。
          ◇▲◎ホテルの住所と電話番号

これだけ!? (勿論、英語で書かれてます)。
初めて日本に来た外国人がこれだけのメモで成田空港から市ヶ谷のホテルに辿り着けるのでしょうか?


当然ながら彼女は切符の買い方も無人改札の通り方も知らなかった。
京成に乗るとき「もしや!」と思って振り返ったら案の定切符を置き去りにしていた。

そして、
「コレが無いと駅から出られなくなって、この電車で生活するハメになるよ」と私が言うと、ケラケラ大笑い。
さすが南方の島の住人だなぁ。何事もアッケラカン、です。彼女は私が3年前に訪れたマジュロから来たのでした。

懐かしいマジュロの話で少し盛り上がり(私の記憶が薄れていて思い出せなかったf(^_^;) )、電車の窓からお寺が見えれば「あれはお城か?」と大騒ぎしつつ電車が日暮里に近づくにつれて、ちょっと心配になってきた。
万が一の時には電話をしなさい、と私の携帯電話番号をメモってあげて秋葉原で別れた。
結局、電話はなかったのできっと無事に(なんとか?)辿り着いたのでしょう。



夜。
お寿司が食べたいというお客様と寿司をつまみ別れた。

帰る際、エレベーターに乗る時にわたしは日本人女性と一緒になった。扉が開き彼女が降りようとしたので扉を手で押さえてあげたら「ありがとうございます」と言われた。

そして、とっさに私の口から出た言葉が、


You are welcome !


この日、朝からずっと英語漬けだったせいだショック

お客様と大相撲9月場所観戦に行ってきた。
わたし個人としては相撲観戦はこれが2度目。

初めて行ったのは確か7年ほど前。国技館に一歩入った瞬間、タイムスリップしたような雰囲気に驚いた記憶があるのだけれど、今回は感じなかった。慣れなのかそれとも雰囲気そのものが変わったのか……。abb1f24d.jpg

小気味よい太鼓の音が聞こえなかったからかもしれない。

わたしは中学の頃から相撲が好きになり、一時期は結構好きな力士もいたのだけれど、ここ数年はまるで興味が無くなってテレビでも観ることがなくなってしまった。

ひいきの力士でもいればそれなりに観戦にも熱が入るのだけれど、いまでは魁皇くらいしか好きな力士がいないから、おのずと観戦よりも会話の方が優先されてしまった。周りの人達も迷惑だったかもしれないなぁ。

それでも高見盛などの人気力士が出てくれば、場内の歓声もひときわ大きくなって、関取の漫画チックな動作や表情に館内も沸く。

流石に上位三役あたりの取り組みになると、迫力も数段凄くて見栄えしたけれど、横綱・朝青龍が出てればもう少し楽しめただろうなぁ。
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それにしても朝青龍は今後、どうするのだろう? 徹底してヒール役を演じてくれれば相撲ももっと面白くなるだろうと思うのだけれど、皆さんいかがか?
彼の不謹慎さはもはや治りようがないだろうから、いっそのこと相撲界きってのヒールで歴代ワーストNo.1の横綱でいれば良いと思うのだが……。

それはそうと、外国人の姿が目立った。中にはスモウ・レスラーばりの体躯の外人もいて、聞いたところによるとオーストラリアやニュージーランドのラガー・マンだったそうな。
彼らは、相撲を観てどう思ったのだろう? 「オレノブチカマシノホウガツヨイゼ!」とでも思って観ていたのだろうか?




なんだか今回は文にメリハリが無くなってしまったf(^_^;)


今年2台目のカメラ購入です。
と、いっても買ったのは私じゃなくてかみさん。

なんでもシュノーケリング中に使用できるカメラが欲しいのだそうな。



           で、買ったのがコレ↓

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オリンパスのμ770swです。

実はずっと買おうか止めようか迷っていて、その迷いを何度も聞かされ続けてて辟易してたら、いつの間にか生産中止になっちゃったのです。

ビッグカメラでは全店売り切れ。新宿のヨドバシカメラでも残り3台。
こうなると購入意志が固まるのですね。
結局、買っちゃいました。


このカメラ、ヨドバシカメラでの売り文句が

“工事現場向き”
                  どういう意味でしょ?

水深10m防水なので、シュノーケリングどころか浅瀬のダイビングならこのままハウジング無しで使用可能なのです。
だから、泥にまみれようと、お昼のラーメンに浸そうと、水洗いOK!
だからでしょうか?

ちなみに噂では、水深10mどころか20mでも大丈夫らしいです。
試した人がいるらしくて、水深25mで完全に壊れたそうです。

こういう事にトライする人って、どんな人なんでしょうか?
モルジブでジップロックにデジカメ入れて潜った人に会いましたが……。

わたしはこのカメラ用のハウジングを買う予定です。
自分のダイビング用セカンドカメラとして使うためです。
ムフフフフ 笑顔

このカメラにハウジング付けて潜れば水没の心配ゼロです。

ここ数日、気温も下がって熟睡できます。
窓を開けたまま眠るのですが朝方なんかは寒くて上掛けが必要なほどです。
お陰でこの数日間、見事に熟睡しています。

熟睡しているわりに目覚めが悪くて、

もっと眠りたい!

と身体が言うことを聞いてくれません。
夏バテなんでしょうか?

半分しか開いていない目をこすりながらシャワーを浴びて、ようやっと目が全開になるのです。

8月に入っても土日もサッカーの練習があったり合宿があったりして、ほとんど無休状態だったから身体が少し休ませろ! と言っているのかもしれませんね。

それを如実に証明する事件が先日起こりました。

いま、奥歯の治療で歯科に通っているのですが、その治療中にナント!

爆睡してしまいましたf(^_^;)

待合い室ではありません、治療中に、です。

そう、

大きな口を開けたまま熟睡

しちゃったのです。

治療する反対の奥歯にお医者さんの指を噛まないようにする器具・バイト・ブロッカーなるものを咬まされるので、口を閉めることが出来ません。

普通だったら、いつあの激痛が襲ってくるかとビクビクしている歯の治療中に、治療台で熟睡する人って多くはないでしょうね。
しかも私は熟睡中にしっかり夢も見ていて、担当医が、

「タカラガイさん、大丈夫ですか!」

と大きな声でわたしを呼ぶ声すら夢の一部として聞いてました。

ハッ!と目覚めて爆睡してたことを話してあげたかったのですが、大口開けられたままなのでアー、エー、オー、しか言えません。とても残念でした。

私が爆睡していたことを知ったら、絶対に先生は自慢になるとおもうのですよ。
それほど心地よい治療なのだと。ウデが良いのだと。 

サッカー合宿に参加してきた。
私にとって“合宿”という言葉からは地獄のという形容詞が必ずイメージされるのだけれど、この合宿は小学生サッカー小僧の(女の子もいるけど)合宿で、地獄どころか楽しい合宿だ。

山中湖で24日(金曜日)から3泊4日。
楽しいといってもコーチや引率担当者にとってはそれなりにキツいものがあって、私も今日の早朝5時に起きて合宿所を先に失礼し、会社に向かった。
合宿は今日までなのだが、どうしても休めなかったからだ。

しかしそれでも総勢77人もの子供達と一緒に過ごす4日間は楽しいものだ。
中には生意気な子供もいるけれど、それだって可愛いものだ。

コーチや引率者にとって一番の心配事が子供たちの体調と事故で、それさえなければ合宿は成功だと私は思っている。

実は私の合宿参加は10数年ぶりのことなのだけれど、かつて台風で半日しかサッカーが出来ず、合宿所で缶詰のまま合宿を終えたことがあった。
コーチも子供もこれほど残念なことは無いのだけれど、子供たちは仲間同士で過ごしたことが忘れられない想い出になる。

だから、元気で何事もなく合宿を終えることが出来ればそれで万々歳なのだ。

子供と引率者を合わせると90名近くになるので、当然バスを借り切る。
しかし途中で東京に戻らなくてはならないことが判っていたので、わたしは自分の車で合宿所に向かった。a4b17c72.jpg


山中湖へは中央道と東名のどちらからでも行けるけれど、どうせ独りを満喫できるのだからと私は東名を選択した。

このコースで山中湖に向かうと途中で明神峠、三国峠という二つの峠を越える。
道路幅も狭いワインディング・ロードなのに、走り屋達のタイヤの跡がコーナーには必ず何本も残っていた。

近くに富士スピードウェイがあるからか、きっとレーサー気取りになってバカな走りをしているのだろう。
勝手に事故ってくれるのは構わないが、他人の迷惑&巻き添えだけはご勘弁願いたい。
わたしもいつ目の前のカーブから下手くそなレーサー気取りが飛び出してくるのではないかと冷や冷やしながら峠を越えた。

その峠を越えたとき、カーブの視界から山中湖が見えた(写真)。
写真を撮ろうと車を止めて外に出たら寒かった。
山中湖は河口湖近辺より6?7℃ほど気温が低いそうだ。
それ故に合宿に適しているのだろう。「東京は今日も36℃だったらしいよ」との話を耳にしつつ、夜は半袖では過ごせなかった。
就寝前には少しアルコールも入り、当然爆睡だった。この時期、クーラー無しでも汗もかかずに眠れることの何と嬉しいことか。

さて私がいる間には健康をそこなう子も事故もなかった。
参加した子供たち全員、無事で帰ってくることを願おう。あと1時間ほどで合宿所を出るはずだ。

居間のテレビの調子がかんばしくない。
ときどき画像が歪む。

それに加えて画面の色調がおかしくなってきていて、色調調節しても見づらくて目が疲れる。
24年前に購入したズングリムックリ大型27インチのブラウン管テレビだから、そろそろポンコツになっても不思議はないのだが。

来る地上波デジタル時代に合わせて、最新型の液晶かプラズマを購入しようと家族からの提案があったが、ニュースとスポーツくらいしか観たいものが無いから、壊れるまで使って映らなくなったらテレビ無しの生活にしてもいいんじゃない…と言ったらやっぱり家族は無いと困るらしい。あっさりと却下されてしまった。
本当はわたしも困るのだが、どうしても観たい番組はパソコンで観ればいいや…と考えていた。

実際、ふだんテレビのスイッチを入れるのは出勤前の朝食時と夕食時、そして就寝前のベッドの中くらいだ。それにしたってクソ面白くもない番組ばかりで辟易し、スイッチを切る事が多い。

ニュースとスポーツ、そして映画くらいが観たい番組だけれど、映画にしたって吹き替えだから邦画以外はDVDを借りてきた方が観やすい。
子供たちにとってはテレビ・ゲームが出来なくなるのが一番、困るだろう。

結局、今の時代、テレビは受像器ではなくなってモニターと化しているのではないだろうか?

そんな事を考えながら、家族の最新薄型テレビ購入大作戦会議を傍聴していたら、地上波デジタルは都内でも現状では映り辛い場所があって、その場合、アンテナの設置工事に100万円近くかかる場合もあるらしい。
もしも我が家がその“映り辛い場所”だったら電波でのデジタル受信は諦めて、有線テレビか光ケーブルでのデジタル放送に鞍替えする作戦のようだ。

それにしてもテレビ自体が決して安い買い物じゃないのに、アンテナ設置でまた費用がかかるとなると、果たして2011年に完全デジタル移行して大丈夫なのか?

なんだか一番テレビを必要とする人がテレビを観られなくなってしまうような気がする。

いや、それにしても連日………。









アジィ~!






外回りをするたびに背中から汗が流れてきてパンツまでびっしょり。


我が家はクーラーを年間でも20時間ほどしか使用しないので、暑さには本当は強いはずなんだけど、電車に乗っても打ち合わせでも、どこもかしこも冷房ガンガンなものだから、外に出た途端、


アジィ~!  となります。


ちょっと冷房の使いすぎではないですか? 
それでなくとも地球温暖化で日本が亜熱帯地域に格上げになりそうだというのに。

そこでちょっと、電気を使わずにしばし暑さを忘れるお手伝いをいたします。




みんなで水風呂に入りましょう!

1時間は涼しく過ごすことが出来ます。


エッ!? 勤務中にどうやって水風呂に入るのか……ですって?
そりゃそうだ。

では、小樽に泊まりに行きましょう。
泊まるのは小樽のHホテル。それも6階を指定です。





実はですね、先月北海道に行ったのです。


あっ! その事は書きましたね。


その時小樽に宿泊しまして、このHホテルの6階に投宿したのです。


なかなか寝付けませんでね、ずっと。
決して翌日のゴルフが楽しみで興奮してたワケではないのですが、結局、明け方になってうつら、うつらした頃に、


パタパタパタ…


というスリッパで廊下を走り回る音と、



「ハハハハ!」



とう子供の笑い声が聞こえたのです。

こっちはやっとこさ睡魔のベールに包まれはじめた時で、何とも迷惑な家族だなぁ…、とそれっきり忘れて深い眠りに落ちました。



そして翌朝。


私が同行者に、
「いや~、昨夜は枕が変わったせいか眠れなくて困りましたぁ」
なんて話していたら、バスの後ろの席の人が私の背中をトントンして、

「あのぅ~、確か同じ階でしたよねぇ。でしたら夜中に子供が走る音、聞きませんでしたか?」


「はい、聞きましたよ。迷惑な家族連れですよね。早朝に子供を大騒ぎさせて出かけるなんて」。


「エッ? 早朝? あれ、夜中の3時頃でしたよ」









・・・・・・・・?






3時? ワタシの記憶ではその頃窓がうっすらと明るくなっていたと記憶するのだけど………。

そう言うと、
「いえ、間違いないです。トイレから戻ったらあの音が聞こえて何でこんな夜更けに子供が走り回るのかと不安になって時計を見たんです、わたし。 間違いなく3時でした。それで私も眠れなくなったんです。怖くて…。」





あれは座敷童子(ざしきわらし)だったのでしょうか?

確かに出かけるにしたらスリッパは不自然だ。

どなたか避暑を兼ねて確かめに行きませんか?





























































おめでとうございます。
ここまで白紙状態でも読み続けた人だけがもう一つ、怖い話を読むことが出来ます。






わたしが使用している櫛は父の形見でしてね。
櫛は“苦”と“死”につながるから貰ったり拾ったりしちゃダメだと何時もお袋は言っていたのですが、わたしが父の櫛を欲しいと言ったときには反対しませんでした。


その櫛なんですけどね……。

先日の事なんですけど、シャワーを浴びてその櫛で髪をとかしたらプ~ンと父の匂いがしたのです。
その事をかみさんに言ったら、

「あんた、そりゃアンタの加齢臭ってやつだよ、アハハハ」。







(アナタいま、ひょっとして笑ったでしょ?)






その香りは私の匂いなどではなくて、懐かしい

父が愛用していたポマードの香り

だったのです。





作り話ではありませんよ、本当です。
わたしは整髪料の類は一切使用しません。
7年も使い込んで、父のポマードが残っているはずもありません。





お盆です。



父が帰って来ました。




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