タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

電車の中でのマナーの悪さが目立つ。
ここ数年とみに目立つと思うのだけれど、そう感じるのは私だけではないだろうと思う。

目の前に人が立っても平然と足を組んでいたり、浅く腰掛けしかも大股開きで車中に足を投げ出す。
車中大声で携帯電話で話すおバカは少しは減ったようだけれど、乗降口に突っ立って乗降客の邪魔をする輩は増えている。
通勤時に新聞を見開きで読んでいたり、満員電車の中にタンクトップ姿で乗り込んでくるのもどうかと思う。

マナーなんか人に教わるものではない。
他人の振り見て我が振り直す…が大前提だけど、それ以前に自分がされて迷惑なことはしなければよいだけのことだ。

という事は、上に列記したマナー違反のおバカ達は、同じ事をされても迷惑に感じないのかもしれない。

私はオトコなのでその辺の感覚は判らないけれど、公衆の面前で平然と化粧しているオンナは自分が化ける以前の顔を周囲は“他人だから”見られても気にしないのだろう。
立派な大のオトナが公衆の面前で(=車中で)分厚い漫画本を読んだりニンテンドーDSなどのゲームに興じているのと同じ感覚か?

他人の振り見て我が振り直せ…どころかどうせ周囲は見知らぬ他人ばかり、我が振り省みず他人なんか知らんぷり…ってか。

今朝も中学生のリンチ事件と女性が殺害された事件が新聞に載っていた。
どこが「美しい国ニッポン」なのだ、シンゾーさん。

宮古島まで行って来ました。

ちょっと珍しい生物(せいぶつ)の写真が撮れたのでご報告です。
レアモノだそうです。レアと言ってもナマモノ(生もの)ではありません。生物(いきもの)です。創り物でもありません笑い

まずはキイッポンウミウシ
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これを見せてもらう前、船上でのブリーフィングで「とっても珍しいのだけれど、皆さん見ると“なんだぁ?”って顔をするんですよね」と説明を受けました。

確かに指示棒で指された先を見ても判りませんでした。
だって体長わずか5?ほど。しかもくぼみの奥にいるものだから私の老眼が入った目で確認するのは至難でした。

そしてお次はコールマンピグミーシーホース
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こちらも体長は5?に満たない小ささです。
でも、嬉しかったのはこの小さい海底の住人をナント!自分で見つけることが出来たのです。
岩壁に顔を擦り付けんばかりに寄せて探しあてました。
もちろん、その辺に居るということを聞いていたから見つけられたのですけど…。

そしてもう一匹。コイツも体長は1?ほどです。
カンザシヤドカリです。100ce8dc.jpg

岩陰に隠れているバルタン星人ではありません、念のため。

ダイビング中に結構出会える機会はあるのですが、コイツは本当に臆病者で、近づくとすぐに穴の中に隠れてしまうのです。だから撮影するのはとても大変です。

今回はエアーもかなり残っていたので「いっちょう根比べをしてみるか」と、かれの住居の玄関口にカメラのレンズをドカッと構えてひたすらコイツが顔を出すのを待ってました。
3分ほどで顔を出してくれました。
ところが撮影後、周囲を見渡すと誰もいなくなっていました。我が儘な単独行動は慎まないといけませんね。反省m(_ _)m

これからますます水中写真、とくにマクロ撮影にのめり込みそうです。
ちなみにカメラは今年購入したばかりのオリンパスSP550-UZです。ガタイが大きくて重量も一般のコンパクト・デジカメよりもかさばるので片手でのシャッター操作はちょっと苦しかったです。右手親指のホールド部分に一考を要します。

ギフト・カタログを戴きました。
厚さ1?を超える立派なギフト・カタログです。

さて、何を贈ってもらおうかなぁ?とペラペラめくるうちに驚いてしまいました。
掲載商品のほとんどが中国製なのです。中にはインド製や台湾製などもあるのですが、一部の陶磁器類や生鮮食料品を除いて掲載商品のほぼ90%近くが中国製なのです。

ACEやmarie claireのバッグも、CASIOやCITIZENの時計も中国製と明記されています。

最近は中国製のドッグフードや咳止めシロップ、カップラーメンを食した人間やペットが死んだと報道されていました。
そして今朝。小学校の給食で使用したキクラゲから許容量2倍もの農薬が検出されたと報道されていました。
こんな事で中国からの輸入が全面禁止にでもなろうものなら、きっと物価は高騰するでしょう。

すでに我が家ではどんなに安くても口に入れるものだけは絶対に中国のものは買いません(死にたくないから)。
雑貨なら良いかな、とも思うのですがイメージがやっぱり悪くて時計やバッグにしても中国製…と聞くとどうも気が乗りません。

数年前に中国アッセンブリーのホンダのバイクを買ったのですが(日本製と形&性能はまるで一緒で2万円ほど安い)、やっぱり故障が多いです。
ある人は中国製扇風機を買って首振りさせたら煙が出てきた…と言ってました。

もはや中国は世界の工場なんですね。でも、このままだと中国製品不買運動が起きるのではないでしょうか? 
そしてもう一つ。こんな程度の低い輸出産業をしていて、来年のオリンピックは本当に大丈夫なんでしょうか? 

私はどうもこういう物に弱い。

写真は先週末、我が家から地元の小学校へ向かう途中で見つけた。

ご覧の通り、民家の家の前の下水口の蓋の脇からパンジーが咲いていたのだ。6380effe.jpg

こんなのは良く見かける事で、実際に一昨年あたりにも同じようなシチュエーションの画像を載せ、同じような事を書いていたと思う。

けれど、どうしても惹かれてしまうのだ。
こういう生命力の凄さに感動しない人もいないとは思うのだけれど、その度に携帯電話を取り出して写真を撮る…なんて人は少ないのだろうなぁ。

生命力…で唐突に思い出した。
むかし北海道の牧場でバイトしていたことがある。
朝起きると、寝泊まりをしていた部屋の天井は無数のハエやアブでビッシリ。夏といっても朝晩は冷え込むので彼らもジッとしているのだ。

私は朝起きるとまずは掃除機で、その天井にいるハエやアブを吸いまくる役目になった。
1ヶ月ほどのバイト期間が終わって、ボチボチ帰るか…となったある日、私は掃除機のフィルターを掃除してから帰ろうと思い立った。

毎朝やっていた事なのに、何故かその時はフィルターの中に大量のハエやアブが入っていることを忘れてしまっていた。


フィルターのカバーをパカッと開けた途端!




ブワ~ン!




数千匹はいると思われる大量のハエとアブが飛び出してきた。
心臓が止まるかと思うほどビックリした。

フィルターの中には死んでいる奴らもいたけれど、ほとんどのハエとアブが大空に飛んでいった。
少なくとも3~4週間は何も飲まず食わずだったはずだ(それとも死んだ仲間を食っていたのか?)。

もの凄い量のハエとアブの突然の飛翔に最初は驚いたのだけれど、その凄まじい生命力にもっと驚いたのだった。
(ハエとアブの凄まじい生命力の話はPart2に続く、…いつの日か…)







この著者・高野秀行という人は冒険家なのかただ単に無謀なのか……。
内容は本のタイトルそのままなので、敢えて記する必要も無いでしょう。

それにしてもマラリアに感染したり自らアヘン中毒患者になってみたり(本意ではなかったようだけど)、彼の地に足を踏み入れることすら普通なら憚れるのに、何ともすさまじいまでの探求心だ。
それがなまじ淡々と書かれているのでリアリティが増す。

しかし私が一番驚いたのは、彼が滞在する村に初めて学校が出来たくだりだ。
村で初めての学校(対象は小学生くらい)だというのに、学力に格差が出るというのだ。
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ほぼ自給自足に近い生活で唯一の収入源はアヘン。それも軍に半分以上も利益を吸い上げられて、1年掛かりの収穫でも手元には僅かな金しか残らない。

そんな超極貧の村なのに、村人に貧富があるのだそうだ。貧富といっても私たちからみれば大差は無い。やっと収穫したアヘンを全て僅かばかりの金に換えるか、少し残して自らの嗜好品として吸ってしまうかの差だ。
けれど、その僅かな貧富の差が子供達の学力にも反映されるというのには驚いた。

日本でも今や高収入家庭でなければ東大に入れないらしい。本来は頑張った者なら門戸を開かれるはずの国立大学なのに。私はその理由が分からなかったけど、この本を読んで理解できた。

この極貧の村の貧富は夜になると分かるのだそうだ。家にランプがあるか否か。
暗くなったら眠って、朝日が昇れば畑に出向くような生活だから、この村ではランプはまさに贅沢品となる。

ランプのある家庭の子供は夜、復習が出来るのでランプが無い家の子とは学力にグングン差がついてしまうというのだ。
いくら勉強をしたくても灯りが無ければ文字が読めない。
子供達の学力がこんな些細なことで格差に繋がるとは思いもよらなかった。

そしていまの日本。
給食費を払えない(ほとんどが意図的に払わない)家庭があるらしい。でも、電気までは止められていないだろう。子供達には頑張っただけ報われる社会であって欲しいと願う。
彼の地では頑張りたくても出来ない環境の子供が一杯いるのだ。

給食費を払えても払わないバカな親もいるし、頑張りもしないで能書き&文句ばっかり言っている若者もいる。
彼の地、ビルマ(ミャンマー)ワ州の子供の、きっとアヘンで真っ黒になっているであろう爪の垢でも煎じて飲ませてやりたくなった。

マンタ=オニイトマキエイ。。。

コイツに逢いたくて、色んな島を訪ねた。

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ポンペイ、ヤップ、ハワイ島………。
各島ではハワイ島を除いてマンタには逢えたけれど、透明度が悪かったりアッという間に飛び去ってしまったりと、決してマンタに愛されたとは言い難い出会いだった。

島によっては「絶対にマンタを追いかけないように。マンタが来なくなっちゃうから」とレクチャーを受けたりもした。
その割にはマンタはなかなか姿を現してくれなかったけれど、マンタがその島の名物となっているのだから、マンタが来なくなっては困りものなのだ。

しかしこのとても大きな海の住人は、ある時突然に、音もなく現れてこそ感動ものなのだと知った。

昨年、石垣島の川平で潜った。ここもマンタ遭遇率の高さで有名だ。
確かに潜るたびに数体のマンタに逢うことができた(時には空振りもあるらしいけど)。

しかもご覧の写真のように、マンタの方からダイバーに挨拶しに来てくれたりもするのだ。
毎日何体ものマンタに逢ううちにマンタに飽きてきてる自分に気付いた。あれほど恋いこがれていたのに…。

マンタに飽きてきた私は、皆がカメラを構える方向とは別の方へ、海底やサンゴの中を探し回っていた。何かいないかなぁ?、と。
その時、突然周囲が暗くなったと思ったら、私の頭上2?ほどをマンタが横切ったのだった。ドキリとした。

つい数分前までマンタの乱舞を観ていたのに、突然頭上をかすめるように音もなくやって来られると、流石にビックリする。


海中で「アッ!」と何かを発見したとき。それがダイビングの醍醐味だと感じた。それが決してマンタやジンベエのような大物でなくとも。

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写真はマンジュウイシモチ(体長約3?)


国の政治はその国民の顔でもある。
その国民が1票を投じた結果が今の政治だからだ。
そんな当たり前の事だけれど、果たして今の日本国民の何%が「私の国の政治は最高です!」と胸を張ることが出来るだろうか?
(私は投票に行っていませんから! なんて自慢げに言うバカもいるけど)

いま大問題になっている社会保険庁の年金問題など、関係者の応対を見る限りまるで他人事だ。
歴代の大臣に責任の擦り合いをしているどころか「いえ、私には判りませんから」と堂々と言っているバカな役人もいた。
耐震偽装で売られたマンションの販売員が「いえ建てたのは私ではありませんから」などと言えると思っているのか?

先週発売された週刊ダイヤモンドで地球温暖化の問題が取り上げられていた。
全世界の二酸化炭素排出量は265億トンで、最大排出国がアメリカで総排出量の22.1%、2番目の排出国が中国で18.1%だそうだ。ちなみに日本は4.8%

京都議定書議決から10年が経過し、何も改善されていないようだけれど、今後の国家レベルでの協議の行方がレポートされている。
アメリカと中国を中心にして世界レベル、国家レベルでの取り組みが必要なのは歴然としている。

しかしながら私たち国民レベルでも、ひとり一人が取り組むべき問題だと私は思う。
社会保険庁の関係者は、全員解雇されても文句は言えないだろう。一般企業だったら今ごろは倒産しているんだから。
だから、年金問題に真摯に取り組む政治家を、ちゃんと見極めなくてはいけないと思う。
そして企業からの献金や組織票ばかりをあてにする政治家でなくて、本気で地球温暖化に取り組んでいる政治家を応援するべきだ。

一方で温暖化防止にちゃんと取り組んでいる企業の製品を私たちは買うべきだろう。
少なくとも無駄な消費で更なる無駄な製造を促すのはもう止めよう。
温暖化防止に取り組んでいないような国家&企業の製品なぞには不買運動を起こすべきだと思う。

私たちが出来ることを、ひとり一人が自覚をもって行えば企業を、そして国家を変えることなんかたやすいはずだ。



某セミナーの親睦ゴルフ・コンペに参加した。

駐車場を見渡すとベンツやBMW、ジャガーやポルシェなど高級車ばかりが停まっていた。
私は泥で汚れた自分の中古ワーゲンが恥ずかしくて駐車場の端っこに駐車した。

ラウンド中の会話。
「どちらか会員権(ゴルフの)は持たれているんですか?」と同伴プレイヤー氏。
「いえ、持っていません」とわたし。
「この会に参加されている方でゴルフ場を買われた方もいるようですよ」と同伴氏。

会員権ではなくてゴルフ場そのものを買っちゃった、というのだ。
最近はゴルフ場が倒産し、1?2億円ほどで売買されているのだそうな。
きっと開場時には200?300億円はかかっていたんじゃなかろうかと思うけど。

倒産したゴルフ場は、今や外資の格好の餌食になっているけれど、個人的には外資に買い叩かれるくらいなら、ポンと外車でも買っちゃうような感覚でゴルフ場を買える日本人に所有してもらった方が嬉しい。

それにしてもすごい世界に住んでいる人々がいるものだ。

さて自分を振り返って、数億円を自由に出来たら何を買うだろう?
少なくてもゴルフ場は買わないなぁ。
温暖化で沈みそうな島の近所の一部を埋め立てて、島民の居住区を造ってあげてその島の大統領にでもなるってのはどうか?

島は沈んでも魚は逃げないから、漁業もダイビングも出来る。島民にも感謝されるだろう。
そう言えばイギリスの近海の人工島が売りに出てるって話を昨年聞いたけど、あれは売れたのかしら? あんな人工の島を近くに造ってあげればいいんだもの、1?2億円では無理だろうけどゴルフ場を造成するよりずっと安いはず。

こんな話は夢のまた夢ですね。実際に欲しいものも無いからなぁ。ここ数年で大枚を支払ったのはデジカメくらいだ。ホント、物欲が無い。アッ! ダイビングと旅行は別ねウインク

現実に戻ってコンペの結果。
39名中10位でした。今年最初のゴルフ・コンペにしてはまずまず…ってところかな。

イギリスの大手旅行代理店の調査によると、日本人が“世界最良の観光客”なのだそうだ。
(ウンウン、そりゃ当然)

態度&行動が素晴らしく、物静かだそうな。それで名誉ある1位という栄冠に輝いたらしい。
2番目がアメリカ人で3番はスイス人という結果だ。

驚いたのはワーストの方で、不名誉なワースト1位がフランス人なんだって!
(マジ? それは意外だよ)

その理由はフランス語に固執していて現地語を話そうとせず態度が無礼で寛大さに欠如しているからだそうだ。

フランス語に固執しているのか現地語を話せないのか、その辺は定かでないけれど、自分が会ったフランス人は社交的で楽しかったけどなぁ。ちゃんと英語で話してくれたし。
(フランス語で話されてもチンプンカンプン。ボンジュールとジュテームしか判らない)

むしろ傍若無人ぶりを目の当たりにしたのは中国人の方が多いゾ。
決して偏見などではなくて、彼らは周囲の人々に気を配ることをしない。話し声も所構わずでかくてうるさい。

数年前にタイのホテルで、フロントでキーを受け取ろうとしたら私の前に割り込み、しかも自分たちの仲間すら押しのけて我先にとキーを受け取ろうとしていた。
(キーをどちらが先にもらえるか、仲間と競争でもしてんのかね?)

レストランでも仲間のひとりがタバコを吸い、給仕に注意されているのに給仕の姿が見えなくなるや別の奴がタバコに火を着けていた。
(あんた、給仕をおちょくっとんのか? 第一、ここは店内禁煙で灰皿も置いてないだろうが!)

そんなことをするフランス人は稀な存在だろうけどなぁ。
(フランス人に限らず、こんな事を平然と出来るのは○ンピラくらいだよ)

そしてその中国人はこの調査ではワースト3位だった。ホント、意外!

ちなみに2位はインド人、4位はロシア人だって。

調査対象はホテルの経営者など1万5千人だというから、私が持ってる中国人イメージの方がおかしいのかな?
でも、やっぱり“?”が残るなぁ。イギリスの旅行代理店だっていうから、きっと中国人観光客が少ない欧州圏だけでアンケートしたのではあるまいか。

そうそう、最も騒がしい観光客はイタリア人なんだそうだ。
これは何となく納得。突然、誰彼構わず肩を組んで歌でも歌い出しそうだもん。
(でも、日本のセンセイという肩書きが付く団体さんも酒が入れば(入らなくても?)うるさいらしいよ?)

日本全国ハシカが流行しているようだけど……。

数日前に自分の母親の首を切った子供で大騒ぎしていたと思ったら、一昨日は友達の小指を切り落とした少年&少女の記事が小さく掲載されていた。
友達の小指を包丁で切り落とす…という行為は、もはや尋常では無いと思うのだけれど、僅か10数行の小さな記事だった。
そしたら今朝、赤ちゃんがゴミ収集場に捨て去られていた、と報じられていた。赤ちゃんは運良く命に別状は無いようだけれど、その子の将来を思うとやるせない。

こんな話も耳にした。
最近は頑張り屋で勉強が出来て賢い子がいじめられるのだそうだ。
頑張っている子は、「熱くてウザイ!」のだという。
じゃ、どうすりゃ良いのかというと、
子供達の間では「タルいのがちょうど良い」のだそうだ。

なんとバカげた事が罷り通っているのだ。

こんな子供達がいるのなら、格差問題だのワーキング・プアを救うだの、そんなのは最早論外だろう。

頑張っている人々にチャンスを与えることは大切だけれど、こんな子供達が成人してくるのだ。
むしろ頑張らなかったから自業自得だ、という事を知らしめるべきだと思う。

弱者を救済することは絶対に必要だ。けれど、努力もしない人間を救う必要などない。努力をしたくても出来ない人々に目を向けるべきだ。

「タルいのがいい」というなら、一生タルい人生を送らせてあげようじゃないか。異常な犯罪を起こさないでさえいてくれれば、どうぞお気のすむまま…だ。

ハシカより怖い病に日本が冒されている。



発表します。
このブログの今までで一番閲読率が高いのが、昨年の3月に書いたダイビングでのロストの話です。

Yahoo!やGoogle などの検索結果から読まれることが多いのです。
それだけダイビング事故に関する意識・注目度があるんですね。

先週、DAN JAPANから会報が届きました。
その中でダイビング事故に関する記述がありました。DANに加入していない人もいると思うので、ちょこっと無断で引用させていただこうと思います。
ダイバーの事故を防止することに繋がると思うので、無断引用してもいいですよね? 

記事によれば訴訟になる殆どがロストだそうです。ちなみに私は4回ロストを経験しています。運良く死なずにいますが。
初めてが神子元でバディと、2回目はガイドがどこかに行っちゃってバディと一緒にボートに戻りました(苦笑)。
3回目と4回目は先のブログに書いてあります。

ダイビング事故が起きる状況がまとめてありました。

1.自己の能力の把握欠如 
自分の能力以上のことをしてしまう。でも、これは非常に難しいですね。何故って海中に入ってみないと、自分の力量で事足りるか判らない。コレはダメだ! と感じたら、すぐに止める強い意志が必要になります。

2.海洋気象の把握不十分と安易な判断
私がブログに書いたロストはまさにこれです。ガイドの判断ミスです。海洋気象はプロの漁師さんでも判断ミスがあると聞きます。それほど難しいものだと思います。

3.これまで上級者とされてきた経験本数100?1500本ダイバーの技術不足
これはちょっと意外でした。でもよくよく考えれば当然のことで、経験が豊富=上手、では無いことは車の運転だってそうですよね。時には講習用プールや穏やかな海で技術のブッラシュアップをしないといけませんね。

4.体調不良&既往症などの不申告
コメントの必要ナシですね。体調悪いのに潜ってはいけません。二日酔いの状態で潜るなんてもっての他ですね。私は一度、体験してますがf(^_^;)。海中でコマセを撒くのは苦しいですよ、ってそんな時は潜ってはいけません。

5.指導員の経験不足による判断ミス
6.経験不足による安易な潜水計画の実行
(上記二つ、補足不必要なほど当たり前なのでノーコメント)

また、この記事によればオープンウォーター、アドバンス講習またはファンダイブでの死亡事故は、殆ど引率したインストラクターが送検されているそうです。
ダイビングの前に免責同意書のようなものにサインを書かされますが、訴訟になるとほとんど無効みたいですね。ダイビング・ショップやインストラクターの方々には気の毒ですが……。

【業務上過失致死事件となった判例】
・アドバンス講習生と20m以上離れて引率した{間隔不保持}
・強い流れの中を強行エントリーした{海況判断ミス}
・ブリーフィングを怠り引率者をロストした{伝達の不保持}
・講習中にもかかわらず1名をロストした{監視義務違反}

上記は確かにインストラクター側にミスがあるとは思うけれど、各地のダイビング・ショップやイントラの人が減ってしまって、一番困るのは私たちファン・ダイバーです。
だから、私たちダイバーは日頃から技術の向上を目指し、健康管理にも留意しないといけないと思うのです。ダイバーひとり一人が自覚しないといけないと思うのです。

ゴールデンウィークを利用してクック諸島へ行って来た。

8泊9日の旅行となると普通の大きさの旅行バッグ一つでは足りない。
目的地ではTシャツに短パンで充分だけれど、それ以外にダイビング
機材や着替え、それに加えて成田までの冬(春)物衣類も同行する。

わたし一人だったらバッグ一つで事足りるのだけれど、どうも女という
ものは旅先でも着飾りたいらしく、バッグが一つでは足りなくなる。
ということで我が家の旅行時は通常バッグが二つだ。

私の4~5日出張用のTUMIの旅行カバンに衣類(殆どかみさんの
着替え)を詰め、RIMOWAに私のダイビング機材とハウジングや
充電器などのハード関連および私の水着と下着、Tシャツを収める。

ところが今回、行きにツーミのキャリー部分が破損し、帰国時にリモワ
のキャリー部分を航空会社に壊された。

成田空港内のバッグクレーム処理受付で、リモワのキャスター部分の
破損が多いと聞かされた。
確かに軽量化されていて使い易いけれど、その分壊れやすいのかもし
れないなぁ。カード会社の保険対象外商品にならない事を祈ろう。

共にカード会社の旅行保険で修理は出来そうだけれど、キャリー部分
が壊れると旅先での移動は、本当に大変だった。
だいたい重いからキャリーが付いているのだ。それが使用不可能にな
るということは、リフトアップして運ばなくてはならない。

たまたま重量がかさむ方のリモワが帰国時に壊れたから救われたけれ
ど、もしも行きにこっちが壊れていたら…と思うとゾッとする。



最近、身体のあちこちに故障が目立つようになってきた。

数年前から著しく視力が低下した。
冬場の来訪者だった座骨神経痛が季節に関係なく常連になってきた。

加齢と共に衰えるものといえばハメ××が代名詞のようになっているけど、こと歯に関しては、30代からちょくちょく故障した。

前歯ではなくて奥歯が傷む。
きっとサッカーやゴルフのせいではないかと思っている。共に奥歯に力を込めることが多いからだ。

敵選手とボールの奪い合いになった時。
思い切りシュートを打つ瞬間。
そしてドライバー・ショットの時。

どれもこれも、その瞬間に奥歯にかかる圧力は相当なものだ。
かつてジャンボ尾崎がマウスピースをして試合に臨むのを見たことがある。
ボクサーは当たり前のようにしてるけど、あれは奥歯に力を入れるからよりも相手のパンチで口内を痛めないためだ。

しかしサッカー選手はマウスピースをくわえてプレーするわけにはいかないなぁ。あんな物くわえて走っていたら息が切れて仕方ない。

そういえばダイビングでもマウスピースをくわえる。
昨年、ダイビング中にマウスピースが千切れた。レギがくわえ辛くて往生した。
ダイビングでは特に奥歯に力を込めるような事は無いから、マウスピースの老化だとは思うけど、ひょっとすると私は常に奥歯に力を込めているのかもしれない。

「男はやたらと歯を見せるものではない」と食事中はもとより笑うときも歯を見せることを良しとしなかった親の教育の賜物か?


4月14日付けの日経新聞「春秋」欄に以下の記載がされていた。

(…前略…)巨大な影響力を握るサイトに、最近「イルカの虐殺」と題した映像が溢れている。日本のある地方の伝統的イルカ漁の様子を残酷に描き、米欧の視聴者が反日感情むき出しの感想を寄せる。(…中略…)誰が、なぜ今、何のために投稿したのか。

天下の大新聞がこのような記述をして良いものだろうか?

“伝統的イルカ漁を残酷に描き…”とはどういうことか?
あの映像にある残酷さは厳然たる事実ではないのか? あのイルカを殺戮するシーンは誇張されたもの、と言いたいのか? 

そして“伝統的イルカ漁”とはどういうことか? 
記事中では“日本のある地方”と書かれているが、あの映像では伊豆の富戸だと言っている。

日経新聞の記事通りに解釈すれば、伊豆の富戸ではあのような残虐な漁を“伝統的”に昔から行っていたとう事になる。あのような虐殺を“伝統的”なものとして容認しているように思えるが、ならば日本でその昔(とは言っても20?30年前)に犬を食していた事実も“犬は伝統的な日本古来からの食料”と認めるのか?

あの映像では捕らえたイルカを“クジラ”と偽って売っているように描かれていた。

それが本物のクジラか否かは知らないが、現在店先で売られて食卓に上るクジラは、捕鯨禁止以降研究用として捕らえられたものが加工されていると聞いた記憶がある。それにしちゃあスーパーで売られているクジラの量がやけに多過ぎはしないか?
どこのスーパーでもクジラの肉を見かける。いくらクジラが大きいといっても、何頭研究用と称してクジラを殺しているのか? 
私はひょっとしたらあれはイルカではないかと、あの映像を見て以来感じている。

“誰が、なぜ今、何のために投稿したのか”と締めくくる天下の大新聞は、いったい何を守ろうとしているのか? イルカでない事は間違いないだろう。では伝統的イルカ漁か、はたまた地元漁民の生活か? 
まさかクジラやイルカが魚だと思っていないだろうな?



今年のゴールデン・ウィークはクック諸島行きを計画している。
ここで先月購入したオリンパスSP-550uzを海中デビューさせる予定だった。
それを楽しみにしてハウジングも予約をしていた。ところが………。

それまで利用していたのがC-40Zoom。
このデジカメの欠点はデザインがダサいのと、一番はバッテリーの持ちが悪いこと。
それさえ我慢すれば名機だと思う。da6e54c9.jpg


ところが前回のダイビング中、突然電源が落ちるようになった。軽く叩くなど衝撃を与えてやると復活する。いっそのこと廃棄処分にしようかとも思ったけれど、折角いままで共に潜ってくれた仲だから、修理に出してセカンド・カメラとして使用することにした。

昨日、オリンパス本社から電話があって不具合が出なかったので、取り敢えず部品交換だけした(無料だった)……とのこと。
「ま、セカンド・カメラだから仕方ないか」と諦めて引き取りに行った。

ところが、親切な係りの人と雑談するうちにナント!4月中旬発売予定だったSP-550uzのハウジングが5月に延期になったという事実が判明。

そりゃないでしょ、楽しみにしていたのに……(T_T) 
また今回も3台のカメラを持っていくことになりそうだ。

フラリ散策時にポケットに入れて持ち運べるコンパクト・デジカメ、
セカンド・カメラ予定が再び水中撮影専用になったC-40zoom、
そしてお気に入りのSP-550uz。

う?んオリンパスさん、何とかならんかね?

船橋カントリー倶楽部に行ってきた。

午後から雷雨になるという天気予報も外れてくれて、風さえなければ絶好のゴルフ日和だった。afd484bd.jpg


ところで、このゴルフ。始めて20年近くになるというのに上手くならない。
練習しないのだから、上手くなるはずも無いのだけれど、始めた頃は週末は必ず練習場に行っていたのだ。

けれど、いくら練習しても上手くならない自分に「ワタシハ、ゴルフニムイテイナイノダ」と練習場通いをピタッと止めた。
不思議なもので、そうしたらスコアが良くなった。

その結果に、その頃はサッカーやったり登山したりと脚を鍛えていたので「ゴルフは上半身ではなく下半身でやるものだ!」なんて思っていた。

でも、最近は違う。
余計なことを考えなくなったからではないかと思っている。

得てしてゴルフにのめりこんでいる人ほど講釈が多くて(私もそうだった)、その割には上手くない。時々、シングル・プレイヤーの講釈士もいるけど…。

止まっているボールをひっぱたくだけのことに理論も何も無いのではないか?
その昔、藤木三郎というプロゴルファーはテークバックの際、クラブを頭上で8の字に回していた。

要はいかにヘッド・スピードを上げて正確にインパクト出来るか…だけだと思うのだ。
それが出来ない時にアーだ、コーだと言っても意味がない。頭で理解できたって、それを実行できないから悩んでいるのだから。実行できない理論なぞ、それこそ絵に描いた餅のようなものだ。

※写真はNo.1ホールをティーグランドから眺めたもの。

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山崎豊子の「沈まぬ太陽」を読んだ。
会ったことはないけれど、彼女のあまりよろしくない評判を何度か耳にしている。
けれど、私は彼女の作品は概して好きな方で、会ったこともない彼女の人間性などどうでもいい。
あの並々ならぬ筆力と取材力は絶賛に値することは紛れもない事実だ。

しかし、今回読んだ「沈まぬ太陽」は詰まらなかったなぁ。
途中で何度、挫折しかかったことか。
「アフリカ編」上・下、「御巣鷹山編」、「会長室編」上・下と全5巻なのだけれど、それぞれ「アフリカ編」、「御巣鷹山編」、「会長室編」で完結していれば良いのに…と4巻目あたりで感じていた。
きっと取材を続けるうちに、半官半民の航空会社の中に巣くう色んな問題を知り、筆を止めることが出来なくなって構成力を欠いたのだろうと。

しかし、巻末のあとがきに彼女は今回初めての手法(構成?)で書いてみた…と記されていた。
ナルホド、そういうことか。道理で今までの作品と違って全体的な大きな構成力を感じなかったわけだ。

その伝でいけば、少なくとも私にとっては失敗でしたね。
けれど政界との癒着や労組問題など、興味深かったことも事実。御巣鷹山墜落事故の描写は想像を絶していた。亡くなられた方の遺族の皆様には読むに忍びないものがあるだろうけど。

今日は暖かかったねぇ~。
ちょっと足早に歩いていたら汗ばんできて、上着を脱いでいたよ。

昼過ぎにお客さんと打ち合わせで入った喫茶店は早くも冷房を入れてた。
いや~、驚いたね! まだ3月だよ!

先々週、今年は降らないかと思っていた雪が降り、その2週間後には冷房を入れてる。
やっぱ異常ですよ、これは。

今年の夏はどうなるのでしょう?
それでなくとも東京は世界中で一番蒸し暑いって思ってるのに。
想像しただけで汗が出てきそうだ。サウナは必要無くなるね、きっと。

マッサージに行った帰りに近所のスーパーへ買い物に立ち寄りました。
そしたらこんなものを発見!(↓)
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なんだか判ります?

ブルー地のラベルに“旨いひもの”とあるのは判読できるでしょうけど、下の値段が入った商品ラベルは読めないですよね?

これ、カゴカキダイの干物です。
初めて見ました。

カゴカキダイには過去に一度だけ、伊豆の雲見でお目にかかったことがあります。

下の写真を参照ください。
黄色と黒のストライプがまことに見事な、美しいサカナなのです。

それがナント、こんな哀れな姿になってしまって……(T.T)

1枚240円。
どんな味がするのか買ってみようかとしばし思案したのですが、
流石に食べるには忍びなく、買わずにスーパーを後にしました。

 
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               (↑)これが生前のカゴカキダイくんです。

海の中では本当に美しい姿だったのに(T.T)

黙祷悲しい


モルジブに行ってきた。
表向きはアニバーサリー・トリップなのだけれど、心情的にはリベンジ・トリップの感が強い。

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一昨年、わたしはモルジブ行きを計画していた。
なかなか予約が取れない島だったので、実際にはその前年の8月ころから行動を起こしていたほど楽しみにしていたのだけれど、出発の3日前(4日前だったか?)に42度の熱を出して倒れ、緊急入院となって計画はパーになった。

4月の月末からゴールデンウィーク、そして更にその翌週まで丸3週間、天国のような南の島ではなくて病院のベッドの上で過ごしたのだ。

それ故に今回のモルジブはリベンジ・トリップだった。

この度渡ったモルジブの小島は、前回予定した島ではなくてマクヌドゥというモルジブ・ファンには知られた島だ。北マーレの更に北部に位置する。
歩いて15分ほどで1周を歩けてしまう程の小さな島だ。
島の周囲は、まさにどこもかしこも天国のような景観が広がっていた。

モルジブは私にとってベスト3に入る美しい島となった。
何処も甲乙付けがたいので、順位を挙げることは出来ないけれど、あとの二つはニュー・カレドニアのウベアとタヒチのランギロア。

これらの島はすべて1日中同じ景色を見ていて飽きることが無かった。
ウベアは「天国に一番ちかい島」で有名だけれど、どの島もまさに天国、神様が創ったような美しさだった。

さて今週末から写真の整理とウェッブの制作に取りかかろう。
写真点数が多くて、今から構成に頭を悩ませている。
きっと悩んだ割には大したページは作れないと思うけれど、自分にとっては大切な1ページになることは間違いない。



衝撃的な映像を見つけました。

イルカの大量虐殺です。
しかも、どうも伊豆の富戸漁港で行われているらしい。
直視出来ない映像が続きますが、是非見てください(↓)
http://www.glumbert.com/media/dolphin

富戸は私がダイビングのライセンスを取得するときに、海洋実習を行った場所です。
綺麗な、素晴らしい海でした。
まさか、そこでこんな事が行われているとは……。

虐殺する何かしらの理由があるのだとは思うけれど、理由の如何に関わらず酷すぎます。

しかも、ちょっと調べてみたらこの虐殺は毎年何処かで行われているようです。

人類は牛も豚も鳥も魚も、何でも食す雑食生物です。
でも、いくら何でも食すと言っても他の方法を考えられないものでしょうか?

まさか、ここの漁師さん達はイルカを魚と思っているのではないでしょうか?
どうも魚と勘違いしているとしか私には思えません。
でなければ、このような行為を子供達の目の前で行えるとは、到底、信じ難いのです。

同じ日本人として恥ずかしくてたまりません。


買ってしまいました、オリンパスSP-550uz。
ハウジングが発売されるまで待つつもりでいたのですが、前回、このカメラの事を書いたら、このカメラの検索結果からのアクセスが急増しました。

そんなに人気なのかと知り、お店に出向いて店員さんに聞くと「1日結構な台数で売れてる」とのこと。
コリャ早めに買っておかないと、イザって時に品切れになりそうだ! と思いその場で買っちゃいました。
そしてハウジングも予約しちゃいました。

で、早速試し撮りです。
1枚目のカット(下↓)は近所の道を広角で撮影したものです。
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次の(下↓)カットは同じアングルを200mmで撮りました。
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そして504mmの望遠撮影が下(↓)です。
写っている白い車が一番上のカットで何処にあるか分かりますか?
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画像サイズを単純に縮小しただけで、一番上のカットから切り抜いたものではありません、念のため。
全て同じアングルで撮影したものです。

そして最後に接写(↓)。
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我が家の沈丁花です。
素敵な香りをお届け出来ないのが残念です。

かれこれ30年近く昔、オリンパスOM2というアナログ一眼レフを使っていました(今でも時々使用してます)。
そのカメラは絞り優先シャッターだした。
このカメラに広角28mmレンズと75?150mmズーム・レンズ、そして50mmマクロ・レンズを携えて色んな写真を撮っていました。オリンパスのレンズはズイコー・レンズといって、当時結構人気だったのです。

今回購入したSP-550uzは交換レンズを持つことなく、これだけの写真を撮り分けることが出来るのです。
しかも全自動は当たり前、絞り優先、シャッター・スピード優先をそれぞれ選択できます。画質、色合い、コンストラスト、シャープネス等の設定も可能。

今まで使っていたのはC-40ZOOM。今でもお気に入りだけど、バッテリーの持ちが悪くて買い換えようかと悩んでいました。
けれど、これでお悩み解決です。後はハウジングが発売されるのを待つばかりです。

これだけオリンパス製品の良さを書いたのだから、コンバージョン・レンズくらいオリンパスさん、貰えませんか?

新聞からハラリと落ちたチラシ。宅配専門ソバ屋のチラシだった。
何の気なしに裏面のメニューを見、表に返して驚いた。

当店は使い捨てドンブリを使用しています

とキャッチコピーよろしく大書きされていた。
使い捨てドンブリをアピールするってことは、それを望む消費者がいるってことか?

割り箸をいまだに使っているのは日本くらいのものだろう。
お隣の韓国は数年前に割り箸禁止の法律が施行され、その翌日からものの見事に割り箸が消えたそうだ。
私の友人がその法律の施行日にたまたま韓国にいて、その徹底振りに驚いたそうな。

本来なら“マイ箸”を持ち歩くべきと思いながら実行に移していない私に、こんな事を書く資格は無いのは重々承知している。
けれど、使い捨てドンブリ使用をアピールするこの宅配ソバ屋の感覚には流石に驚いてしまった。

今や企業は環境保護を全面に打ち出してイメージ・アップに懸命になっているというのに、堂々と使い捨てドンブリ使用をアピールしているこのソバ屋の店主はいったいどんな人なのだろう?

むしろ宅配専門ならばこそ、
割り箸ご入り用の方はお申し付けください。1膳△円です。
の方がイメージ・アップになると思うのだけれど。
箸の1膳や2膳、普通の家なら大抵あるだろう。

使用したドンブリだって、何で食後に玄関先に置いておくのが面倒なのか、私には理解できない。
ハエやネコなどが来るからというなら、サッと洗って置いておけば良いだけのことなのに。


およそ2?3年の周期で一目惚れをしてしまいます。
と、言ってもお相手は女性ではなくて“モノ”です。

自分は物欲に関しては少ない方だと思っているのですが、
一旦、欲しいと思い始めるとどうしようもなくなります。
何が何でも手に入れたくなってしまいます。
(前回の一目惚れ菌は腕時計でした)

今回はコレ↓、デジカメです。
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オリンパスの最新デジタル・カメラ「SP-550uz」です。
広角28?レンズ搭載で28?504mmものズーム機能、高速連射、
被写体に1cmまで寄っての接写が可能です。
勿論、手ブレ防止機能も備わっています。
もう一つ、気に入ったのが単3電池使用であること。

海外に行くことが多い私の場合、
専用電池だと突然のバッテリー切れが一番困るのです。
単3電池なら大抵どこの国でも購入が可能です。

来週の金曜からモルジブに行く予定です。
どうしてもこのカメラを連れて行きたい。
しかし、残念なことに本体は発売されているのですが、
ハウジング(水中撮影用のカバー)発売は来月とのこと。
まことに残念です。

コイツと一緒に潜れば、最高の水中写真が撮れるに違いない!
などと、すっかり自分の腕のことは忘れて、
ひたすら購入を何時にしようかと思案しています。

今朝、新宿駅から中央線に乗った際に私の隣りに若いカップルが立った。
この二人、どうも中国からの留学生っぽくて日本語と中国語を混ぜ合わせて会話をしていた。

たまたま私の隣りに立った男は身長が高く、つり革につかまった彼の肘が私の顔のあたりにくる。
しかもその肘を外に開くように曲げているので、モロに私のほほに当たるのだ。

私は本を読んでいたのだけれど、その肘が気になって読書に集中できない。
しかも彼は彼女との話に夢中になり、肘ばかりか自分の靴が時々私の靴に当たっても気にも留めない。

私のイライラがどんどん増してきて、次の駅に着いたら場所を変えようと思っていたら、たまたま彼の前の席が空いた。
彼と彼女が譲り合っていたので、黙礼して私はサッサと彼の前に座った。

巷では最近“鈍感力”なるものが流行っているようだけれど、それは自分個人の事であって他人に通用する事では無いだろう。

この中国人男性だけではない。日本人も最近、周囲の人に気を配れないような鈍感な奴が増えている。

現代社会を生き抜く上で、そして子供育てる上で、この鈍感力が必要だ…みたいなことを誰かがブログに書いていたけれど、な?にをバカな事を言っているのか。ただ単に自己中心的なだけじゃないか。

そして私が下車する際、私が席を立とうとすると先の中国人男性が邪魔になった。すると彼は「ドウモスミマセン」と流暢な日本語で頭を下げ前を空けてくれた。
彼は心優しい好青年だった。ただ鈍感で周囲に気配りが出来ない男だったのだ。気配りの出来ない彼が立派に日本で、もしくは母国で頑張っていけることを祈ろう。


ミクロネシア連邦のコスラエ島に行って来た。
これでチューク(2004年),ヤップ(2004年),ポンペイ(2003年),そしてコスラエとミクロネシアの州(島)全てを訪問した事になる。
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ミクロネシア連邦は各島がそれぞれ、昔ながらの文化・風習を未だにそのまま継承しているので“連邦”といっても、それぞれまるで異なる島々だ。

コスラエの第一印象は子供達の笑顔だった。どの子も屈託がなく、人なつっこい。
昨年訪れたヴァヌアツのタンナ島の子供達も素晴らしかったけれど、タンナ島とコスラエ島では根本的に異なることがあった。
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それはタンナ島は電気が無いので、テレビもラジオも一般家庭には無い。
けれどコスラエ島は全ての家には無いけれどテレビはある。デッキもあるからビデオも観ることが出来る。
物資もタンナに比べればコスラエは充分すぎるほどあった。

それでもコスラエの子供達はテレビ・ゲームをするわけでもなく、ましてやテレビばかりを観ている子供の姿もなかった。

川で水浴びしたり落ちてる棒きれで遊んだり。そして何より驚いたのは子供達が実に仲が良いのだ。喧嘩している光景を一度も見なかった。

島の人々はみんな親切で、行く先々で随分お世話になった。
そんな島民の優しさが、そのまま子供達に現れているような島だった。


海外で暮らすの人に日本からお土産を持っていくとしたら何が一番喜ばれるか? いつも悩んでしまう。

梅干しや納豆なんかは海外で入手出来ることは稀だけど、好き嫌いがあるからなぁ。
現地で暮らす人の嗜好が分かれば悩むことも無いのだけれど……。

今日の夜からミクロネシアへ向かう。
今回、この仕事の橋渡しをしてくれた御仁にお土産を…と考えていたら、先方から希望の品の指定がきたf(^_^;)
梅干しに納豆、そしてクリームシチューの素だった。クリームシチューは「ハウス」と銘柄も指定された。

実はこの御仁、大の酒好きなので焼酎でも買っていこうと思っていた。しかし、昨年のイギリスのテロ事件以来、アメリカへのセキュリティーは更に厳しくなって液状及びチューブ状の物は機内に持ち込みが出来なくなった。マニキュアやチューブに入った歯磨きもダメ!

機内持ち込みでなく預けるボストンバッグに入れれば良いのだけれど、途中でビンが割れたり紙パックが破れたりしようものなら、向こうで酒の匂いプンプンの衣類を着なくてはならない。(現に知人はバッグの中でビンが割れてしまっていたそうだ)

指定の品は買い求めてバッグに詰めたけれど、自分の気持ちが収まらないので危険覚悟で焼酎を同梱した。

無事に御仁の元に届くことを祈ろう。

魚たちの名前が変わるらしい。
メクラ、オシ、バカ、テナシ、アシナシ、セムシ、イザリ、セッパリ、ミツクチなどを含む魚たちの和名を変更するのだそうだ。

前々から私は、この差別用語というものが良く分からなくて何でかなぁ?と今でも解せない。
私の母方の実家は農家だけれど、決して自分たちを農民とは呼んでいない。

かなり昔の事だけれど「トラック野郎」という映画(菅原文太と愛川欣也のコンビ)がロードショー公開されているとき、大型運転免許証を提示すると割引された。
列に並んで「学生二枚!」「大人一枚、子供二枚」「運転手、一枚!」に続いて「百姓一枚!」と言ってチケット購入した人がいたと誰かに聞いた笑い話(実話)を覚えている。

それほど当人は気にしていないと思うのだが。
早くに亡くなった父方の祖母は全盲だったけれど、目の不自由な人…とは呼ばれなかったけど気にも留めていなかった。

むしろ差別用語でなくても心で(酷い人は態度で)差別している方が問題だろうに。差別とはその呼称ではなくて接する人の心と態度の問題だ。まさか目の不自由な人を前にして、メクラと呼ぶ人は居ないだろう。
そのような状況下で今回、改名する魚たちの名前を言わざるを得ない場合のための改名なんだろうな。

あのオオモンイザリウオも、これからはオオモンカエルアンコウと呼んであげないといけないそうだ。

ま、呼ばれる魚の方は名前で私たちが呼んだところで素知らぬ振りのどうでも良いことだが、今までコツコツと作ってきた私の「海中図鑑」の修正を思い出したら気が重くなってきた悲しい

昨年の髄膜炎の後遺症か、はたまた単なる寄る年波によるものか、老眼が進んできた。
遠いところの物が良く見えるようになって「コリャ、サッカーには具合がいいな」と喜んでいたのだけれど、近くの物がどんどん見辛くなってきた。

通勤途上で新聞や本を読もうとすると、目から遠ざけないと文字が読めない。おのずと手を伸ばし背を後ろに反らせて読むことになる。
これは通勤で混み合う電車内では甚だ迷惑な行為だ。

メガネを掛けたり外したりも面倒になってきたので、遠近両用メガネを購入した。
最初のうちはクラクラして気持ち悪くなり、頭痛もしたりで「コリャ、駄目か?」と思ったけれど、数週間たった今ではだいぶ慣れてきた。

慣れてくると欲が出てきて、ダイビング用のマスクも遠近両用にしようかと迷いだした。迷う理由は値段がベラボーに高いのだ。マスク本体とレンズ2枚でサイパンあたりなら潜りに行けてしまう。

折角の綺麗な海の中で美しい魚たちを鑑賞したいから、一度コンタクトレンズを装着して潜った事があるけれど、これは私には向かなかった。
確かに遠くは良く見えるのだけれど、近くのものにピントが合わない。
だから、水中カメラのボタン操作やピント合わせが出来ないのだ(T_T)

今年もガンガン潜ろうと画策している。
旅費と遠近両用マスク、どちらを優先するべきか?

今日、お昼休みにiPod nano を買おうと秋葉原に出向いた。
心は既に買うことを決めていた。
ただ、1回の充電でどの位使用できるのか、他のオーディオ機器との接続は可能かを確かめたかった。

私が色とりどりの iPod nano が並ぶ陳列棚でスペックを読んでいたら店員が近寄ってきた。ちょっと可愛い女性店員だった。

早速、彼女に先の疑問点を質問した。

その時、可愛い笑顔とは裏腹に猛烈な口臭が私の鼻孔を突いた。
とっても親切に説明してくている、その可愛い店員さんの口臭は私の購入意欲をものの見事に削いでくれた。
「どうもありがとう。カタログ貰ってもいいかな?」と、早々にその場を退散した。

本当は今日にでも欲しかったのだ。だけど彼女の元を早々に離れたかった。
彼女と色や機種やアプリーケーションを選ぶのかと考えたら、出直そうと即決していた。
他の店員を捜して商品を買い求めるわけにもいかないから。

時々、猛烈な体臭を放つ人に出くわすこともある。満員電車の中などでそのような人が隣りにいたときは、まさに不運だ。

そう言う私も昨年の夏、会議中に伸びをしたら何か臭い。何だろうと思ったら私のシャツだった。
昼間の営業時にかいた汗が原因のようだった。

この時は自分で気が付いたから良いようなものの、口臭や体臭は本人がその匂いに気が付いていない場合が多いらしい。

私をご存じのみなさん、もしも私が悪臭を放っているようでしたら必ず教えて下さい。
私も営業サービス業の身。自分の口臭or体臭で大切なお客様に退散されては大問題なのです。

無言で私から離れるようなことをせずに、一言「臭うよ」と教えて下さい。
宜しくお願いしますm(_ _)m

ダイビングを知らない人のためにちょっと説明しておきますと、ダイビングではそのダイバーの経験を問うときに「始めて何年ですか?」…とはあまり聞きません。
「何本ですか?」と問います。

この“何本”とはダイビングで使用するタンクの本数のことで、今までに何本タンクを使用したか…と聞くわけです。443342fb.jpg


何年ダイビングをやっているか、ということは陸上での時間も含まれることなので、水中での滞在時間数を聞くために「何本ですか?」と聞くわけですね。
必要なのは水中での経験時間数だからです。

先日、自分のログ(ダイビング記録)を調べてみました。

ライセンスを取得した1999年は7本潜っていました。この中にはライセンス取得時の実習分も含まれています。

永年の夢だったダイビングのライセンス取得だったにもかかわらず、その翌年にはたった4本しか潜っていません。
思い返すにそれは、ライセンス取得直後で勝手が分からなかったことと仲間もいなかったためでしょう。

その後はというと、
2001年14本、2002年29本、2003年30本、2004年34本と着実に年間ダイビング本数は増えていき、2005年は20本そして昨年は25本と少し落ち着いてきました。

とは言っても水温は最低でも25度以上、気温は26度以上でないと潜りたくない私のようなナンチャッテ・リゾートダイバーにとって、このペースはかなりの本数を潜っている方だと思います。

冬でもドライスーツで伊豆でも何処でもジャンジャン潜ってしまうようなダイバーの方でしたら年間50本以上潜っている方もいらっしゃるでしょうね。
私にはサイパンあたりに移住しない限り不可能です。

通算ダイビング時間も調べ直してみました。

142時間を超えていました。ということは、

142÷24=5.9

約6日間を水中で過ごしたことになります。
海中での私は、ついさっき生まれたばかりの赤ちゃんみたいなものなのです。

海中での小学校を卒業することは無理でしょうが、せめて保育園に入園くらいはしたいと思います。

でも、それまで生きていられるかなぁ。

いままでこのブログで何度か地球の環境問題やいまある目の前の現実に気づかない人々のことを書いてきました。

しかし、1日に10?30件ほどしかアクセスのないこの私のサイトで、しかも筆力に欠ける私の文章ごときで、読んでくれた人たちが地球の環境を守るために何かを始めたかと考えれば、まず有り得ない話でしょう。

昨夜、TBSの夜の番組を見ていたら「不都合な真実」という映画が今月20日から日本でも公開されるそうです。
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その番組内で紹介されていた話にとても心惹かれるものがあったのでここで紹介しておきます。
それは、

山火事で森が燃えているとき、ハチ鳥(ハチ鳥は体長数?しかない、文字通りハチのような体躯で蜜を吸う鳥)が、一生懸命小さなクチバシで水を運んで燃えている森にかけていた。
それを見た他の動物たちは「そんな事しても何の役にも立たないだろう」と笑った。
するとハチ鳥は「私は自分が出来ることをしているだけです」と答えた。


……というお話です。

映画はアカデミー賞受賞作品らしいけれど、面白いとか賞がどうこうと言うよりも、私たちは今、地球上で起こっている現実を知る必要があります。知らなくてはならないのです。

私は必ず観ます。
是非みなさんにも観ていただきたい。上の映画タイトルにもリンクを張ってますが、是非一度サイトにアクセスしてみてください。

私は、私たちみんなが地球の現状に気付いてそれぞれが地球を守るための行動を起こせば、ひとり一人は例えハチ鳥と同じレベルでも地球は必ず元の姿に戻ってくれると信じています。

私たちが今から始められる自然を守るための行動(方法)も、上記のアドレス内で紹介されています。
繰り返し記しておきます。是非、一度アクセスしてみてください。

いやはや年が明けてからというもの猛烈な忙しさだった。

例年、年明けはクライアントへの挨拶やら加盟する団体の賀詞交換会だの新年会だのと忙しいのだけれど、今年は特に忙しかった。c5ccb459.jpg


8日の成人式の休日が多忙に拍車をかけている。

あの日が祭日でなければこんなに多忙になることは無いだろう。
休日は大歓迎だけれど、このタイミングでの休日は正直言って迷惑だなぁ(>_<);

で、やっと一息着いたところで今日は神田明神にお参りに行って来た。
こちらも毎年の行事だ。

昨年は確か境内の畳にホットカーペットが敷かれていたけど、今年は無かった。これも世界中の気候を狂わせている異常気象故か…。
確かにホットカーペット無くても寒さは感じなかった。

そしてお参りの帰り。
これも通例になっているのだけれど、皆で甘酒を飲む。

一杯400円。コーヒーもあるけど、こちらはホット、アイス共に500円。
高いですf(^_^;)9b5c60d1.jpg


でも、このお店。なかなか飽きさせない。

店内が超レトロなのだ。

ポスター、グラス、柱時計、昔の広告、そして椅子やテーブルなどなど、全てが明治、大正、昭和初期のもの。

お土産も売っていてけん玉やらビーダマ、沢庵や昔懐かしのお菓子などと下町風情満点だ。

甘酒もコーヒーも少々割高かな…とは感じるけれど、店内を見渡していいるだけで充分楽しめるから、決して高いとは言えないと思う。

ちなみにこのお店の下には地下倉庫が広がっていて、そこで甘酒の麹を寝かせているそうだ。店外にあるトイレの通路にその写真が貼ってあるので一見のほどを。
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そうそうこの神田明神、平将門が奉られていて銭形平次のお膝元で、商売繁盛の神様として有名ではあるけれど、聞くところによると縁結びでも名を馳せているそうな。

甘酒を二人ですすりつつレトロを楽しみ、明神様に二人の今後を祈念するデートもなかなかオツだとは思いませんか? 

爺さん&婆さんのカップルも微笑ましいけれど、こんなレトロな場所で若いカップルのデート姿は、なんか絵になるなぁ。
私には最早、無縁の所行ではあるけれど。

年末年始をインドネシアのバリ島で過ごした。
バリ島は6年ぶり2度目の来訪となる。21世紀の幕開けを迎えたのがこのバリ島だった。当時はまだ愚息どもも小さく、親との同行旅行を拒まなかったけれど、流石に最近は一緒に行きたがらない。
男ならば当然だと思う。私もそうだったから。6992fb3b.jpg

しかし今回は無理矢理連れて行った。これからは家族で旅行などそうそう出来そうに無いと思ったからだ。
それとまだバリ島を訪れた事がないという私の母を連れて行く目的もあった。

バリ島にはこれといった見どころは少ない。ウブドゥ周辺とタナロットに代表されるいくつかの寺院、写真のライステラス、後は木彫や銀細工、細密画を作る村々などくらいが観光名所だ。
観光よりはサーフィンやダイビング、そしてゴルフやエステなどで過ごす人が大半のようだ。
その為かバリは好きだという人ともう二度と来ないという人に2分されるような気がする。

今回、ホテルで知り合った家族は毎年バリで年を越しているという。折角海外に出るのだからと私は極力日本人が利用しないホテルを好んで選ぶ。今回も日本人滞在者が少なそうなホテル(サヌール、プリ・サントリアン)を選んだけれど、2組の日本人観光客と一緒になった。
で、話を戻そう。私はバリ島に関しては後者だ。別に嫌いでは無いけれどまた来ようとは思わない。
けれど今回初めてバリでゴルフをして、このコースだったらもう一度ラウンドしてみたいと思った。79ae8db5.jpg

バリ島西部、タナロット寺院のそばにあるニルワナ・ゴルフコースだ。
フォーチュン誌が選んだ世界のゴルフ場ベスト5に入る名コースだそうだ。

プレイ当日、生憎の豪雨でスタートは2時間待ちとなったけれど、日本だったら無理矢理スタートさせられていただろう。聞くところではこの日は20数組しか予約を入れていなかったらしい。だからこそ出来たのだと思う。

それにしてもこのコースの面白さはコースの設計にある。グレッグ・ノーマンの設計だそうだけれど、何でコース内にライステラスがあるのだ(上写真)。
海越えのショットを要求するホールやコース内に寺院もある。右下写真のようにタナロット寺院を遠く眺めながら(写真左側の海岸線に建つ寺院)打っていくショートホール(No.7)もある。
とにかくトリッキーで(わたし好み)、景観も毎ホールが飽きさせない。

成田空港でゴルフのキャディ・バッグを持参する旅行客を良く見かける。いつもその度に「海外でゴルフするくらいなら日本の方が綺麗で素晴らしいのに…。わざわざあんなバッグまで持って行かなくとも…」と思っていた。
けれど、今回プレーしたニルワナではレンタル・クラブでプレーした事を悔やんだ。e4225648.jpg
こんな素晴らしいコースだったら自分のクラブでプレーするべきだった。大した道具でもないし、仮に持参したとしてもスコアは変わらずメタメタだったろうけど、自分で納得出来るゴルフをしたかった。

城趾後に出来たゴルフ場は日本でも知っているけれど、コース内にお寺や水田があるゴルフ場など初めて見た。
このニルワナ・ゴルフコースに何で水田があるのかは聞き忘れた。しかしこの周辺はライステラスで有名なエリアだとは聞いた。水田のあるところにゴルフ場を造ったのか、それとも水田が有名だからゴルフ場建設時に水田も造ったのか? 
ゴルフ場内の水田はコース管理人が管理しているのだそうだ。出来たお米は従業員が食するのかと思ったら売りに出されているという。

さて今年の年末、ニルワナ再挑戦をしてみたいなぁ。今度の年末年始はカレンダー通りなら長い休みとなる。ゴルフとダイビング三昧の休暇も良いかもしれない。
アレ? 結局わたしもバリ島の魅力に引き込まれてしまったのだろうか?

※ゴルフ場の写真はコースのホームページより無断借用(^_^;;;


旅行の際に数日間分の衣類やモロモロをバッグに詰め込まねばならない。
最近はすっかり手慣れてしまって、何を持っていこうかと悩むことも無くなった。旅行から帰った際に、衣類を洗濯したらそのままそっくり仕舞い込んでしまうので、次回はそのワンセットを詰め込めば良いだけだ。

その際のパッキングも最近は適当に詰め込んでいる。
昔は下着や衣類をクルクルとロール状にしてピッチリとボストンに入れていたけれど、なまじっかピッチリ収まってしまうと、現地でお土産などを買った際に入れる場所が無くなって困ることになる。
実際はお土産なんぞは殆ど買わないから、ボストンの空きスペースを気にする必要はあまり無いのだけれど、宿泊施設を出る際に時間が無いときなどピッチリだと焦る。ザックリの方が慌てなくて済むのだ。小を兼ねる大がやっぱり楽だ。

とはいえ大は小兼ねるもケースバイケースで、自然が相手の場合はむしろ逆になる。持ち運ぶものはなるべく小さく軽く…が鉄則。

昔、山登りに凝っていた頃は全てを自分が背負って歩くわけだからパッキングにはかなり気を使った。左右の重量バランスが少しでもずれると疲労が倍増するし、ザックの重心が下に行くと腰に負担がかかるので重いものは上の方に入れた方が良い。
急な天候変化も頻繁にあるから、防寒具や雨具を直ぐ出せる場所に入れておかないと下着やらテントやらを狭い山道に広げる羽目になる。

イーコレ○クトのテレビCMでは無いけれど“あれもこれも…”は旅行には不都合だ。昔のヨーロッパ貴族のように使用人を何人も引き連れて行くなら話は別だけど、最低必要分だけをサッと詰めて格好良く行きたい。

かつてハワイ旅行にデパートの紙袋に衣類を詰め下駄履き姿で成田空港にやって来た上司がいたそうだ。早稲田大学山岳部出身のバンカラ先輩だ。
いくら旅慣れているとは言ってもちょっとそこまでは……、流石の私も……。

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